105話にて終息した調査兵団とマーレの戦士達の戦い「マーレ大戦」ですが、終息したもののいくつかの謎が残っているように感じます。
ヴィリーの宣戦布告をキッカケにエレンが仕掛けた「マーレ大戦」ですが、エレンの目的は何だったのでしょうか?
ハンジ曰くの「強硬策」とは何を指しているのか?
そして調査兵団のもともとの作戦とは、どのようなものだったのでしょうか?
その中でのジーク曰くの「誤算」とは?
パラディ側からマーレ大戦を振り返り、それぞれ見て行きましょう!
◆マーレ大戦を振り返りそれぞれの目的を考察!

まずは、パラディ側からマーレ大戦の展開を見て行き、それぞれの目的を考察してみましょう!
タイバー家当主ヴィリーによる祭事の当日、エレンがファルコを利用しライナーを会場近くの建物地下に連れ込みます。
おそらくこれは当初からの作戦通りだと思われますし、少なくともジークとエレンの間では話が出来ていたと思われます。
ファルコがライナーを連れて行く時に、ジークが「いんじゃない?」と言った所からも、そのように察せられますよね!

つまり、エレンとジークの間で「エレンがライナーと会い、無力化する」と話が出来ていたということになりますね!
そして、祭事が始まるとアゴ髭マーレ兵ことイェレナがマーレの戦士を連れ出します。

その後ジークだけ正門へ行かせ

ピークとポルコを罠にかけます。

この辺りもイェレナとジークにとっては計画通りだったと思われますよね!
ジークの「…」というのがちょっと気になりますが、おそらくジークはアゴ髭マーレ兵がイェレナだと認識していると思われます。
ここから、イェレナの目的が「ピークとポルコの無力化」だと分かりますね!
そしてこの後ヴィリーの宣戦布告と同時にエレンは巨人化し、ヴィリーを捕食します!

ヴィリーが戦鎚の巨人保持者ではないことを察したエレンは、会場で大暴れをし戦鎚の巨人を呼び出します!
ここから、ライナーを無力化したエレンの次の目的が「戦鎚の巨人」であることが分かりますよね!
そしてエレンの巨人化が合図のように、調査兵団が登場します!

さらに、罠から脱出した顎の巨人と車力の巨人が登場し

獣の巨人が登場します!

そしてリヴァイが獣の巨人を倒したかのように見せ、ジークは離脱します。

ここで再び調査兵団側から見てみましょう!
このジークの離脱場面に関しては、あしゅけさんが面白い考察をコメントしてくれました!
この時のリヴァイ兵長が獣の巨人を倒したと見せかけ離脱した場面は、イェレナとの共同作業だったのではとの予想をされています。
これ、面白いですね!
ピークとポルコを罠にかけた後、イェレナは正門に移動させたジークと合流したのでしょう!
そして二人で再び祭事会場へと戻り、調査兵団と戦うフリをしながらリヴァイ兵長に倒され、そのまま予定通り離脱した…
こんな流れだったのではという考察ですね!
辻褄が合うと思いますよ!
あしゅけさん!
素晴らしい考察、ありがとうございます!m(_ _)m
ここから、イェレナの目的に「ジークの奪取」もあり、リヴァイ兵長の目的も「ジークの奪取であった」事が分かりますね!
ただリヴァイ兵長の場合は、そう動かざるを得なかったのでしょうが…(・_・;)
これは後に説明します!
そして調査兵団は、戦鎚を捕食するエレンをフォローし、登場した車力と顎を飛行船が登場するまでに無力化しようと動きます。

ここから調査兵団の目的が「エレンのフォローと飛行船到着までに安全を確保すること」だと分かりますね。
もっと言うと調査兵団の目的は「飛行船でエレンとジークを奪取する」ということになるでしょう!
その後、調査兵団が車力の巨人を無力化し、エレンが戦鎚の巨人を捕食、顎の巨人と復活した鎧の巨人を倒し飛行船に乗りエレンと調査兵団は離脱します。

先ほども述べましたが、ヴィリーが戦鎚の巨人保持者ではないことが分かると大暴れし戦鎚を呼び出し捕食していることから、エレンの目的が「戦鎚の巨人の捕食」だったことが分かりますよね!
その後、ガビとファルコが飛行船に乗り込みサシャを撃ち、マーレ大戦は終了したように見えます。

マーレ大戦をザックリと見直すとこのような展開だったかなと思われます。
それぞれの目的をまとめると、
ということになりそうです!
それぞれの思惑が絡み合い、エレンの目的と調査兵団の目的が違っていたのでややこしかったですが、こうやってまとめるとちょっとスッキリしたように感じます。
ただ、調査兵団の目的は「エレンの回収」がメインであり、ジークの奪取に関しては分かりませんよね。
ここに関してはリヴァイ兵長のセリフにも感じます。

リヴァイ兵長もジーク奪取の為に動いていましたが、「エレンとジークの思い通り」でそう動いたのだと感じられますよね!
つまりリヴァイ兵長は、そう動かざるを得なくてジークを奪取するよう動いたのでしょう!
調査兵団全体がそうだったのだろうと感じられます。
この考察から、「エレンとジークの共通の目的」が「共に飛行船に乗りパラディ島へ行く」事だとも分かります。
ハンジが「全ては計画通りってわけですか」とジークに言っている事からも、これら全てがジークの思惑で動かされていたのではとも察せられますよね!

ジークの思惑とは、この質問に「大筋で良かった」とジークが答えている事からそれは大筋で達成している事であり、やはりここからも、飛行船に乗りマーレから離脱し、エレンと共にパラディ島に行く事が目的だったのだと分かります!
このように「ジークの目的」を踏まえると、全てがジークの目的の為に動いていたようにも見受けられます。
イェレナの目的である「ピークとポルコの無力化」は飛行船が無事に離脱するためですので、離脱するジークのためです。
もうひとつの目的である「ジークの奪取」はもちろんジーク自身の目的です。
調査兵団の目的である「飛行船でエレンとジークを回収」もそうですよね!
エレンの「ライナーの無力化」はジークが離脱するために必要だったでしょう!
ただ、「戦鎚の捕食」はちょっと分かりませんね。
これが何の為に必要だったのかはこれから明らかとなるのでしょうが、ただジークとエレンが話しあって決めたことでしょうから、ジークの思惑が反映していることは間違いないと思われます。
ただ、エレンが戦鎚を捕食するために祭事を襲った事から、そのエレンを回収するために調査兵団はマーレと戦わざるを得なくなりました。
これがハンジ曰くの「エレンの強硬策」ですよね!

これもジークとの相談した結果の行動となると、これはハンジが言ったように「全てはジークの計画通り」であり、その目的は「エレンとパラディ島へ行く」なのでしょう!
そしてエレンを連れ戻したい調査兵団は、ジークもパラディ島に連れて行かざるを得なかったのでしょう!
まさに、ジークの計算どおりだったのではと感じます!
ただ、そんなジークにも誤算があったようです。
次はこのジークの誤算を見ていきましょう!
◆ジークの誤算とは?

大筋では計画通りだったジークの作戦ですが、「誤算」もあったと語っています。
その誤算とは何だったのでしょうか?
パッと分かるのは、「ファルコとガビが飛行船に乗り込んでしまった」ことでしょう!
これはジークも「誤算だ」と言い切っているので、間違いないですよね!
そしてイェレナが「私の失態だ」と言っている「ピークとポルコの無力化失敗」ですね。

これがジークにとっては一番大きな誤算だったのではないでしょうか?
本来のジークの計画では二人は落とし穴から脱出できず、つまりは顎の巨人と車力巨人は登場する予定ではなかったのでしょう!
とすると、もしかしたら正門でイェレナと合流したジークは、そのままリヴァイと合流し飛行船に離脱する予定だったのかもしれませんね!
しかし顎と車力が登場してしまい、飛行船を攻撃される可能性が出てきたので会場に戻ったのかもしれません。
もっと言うと、もしヴィリーが戦鎚の巨人継承者だったら、エレンは会場を襲わずそのまま離脱したでしょうか?
管理人アースは、マーレ軍幹部だけは襲ったかもですが、あそこまで大暴れはしなかったのではと妄想します!
つまりジークとエレンの中ではヴィリーが戦鎚の継承者でピークとポルコが登場しない展開が「全て計画通り」だったのでは、と考察します!
それでも調査兵団はエレンを回収に来るでしょうし、ジークも奪取される計画だったのでしょう!
しかしヴィリーは戦鎚継承者ではなく、さらにピークとポルコが登場してしまった…
最終的に戦鎚は捕食できジークは離脱できたので「大筋では良かったが、全てが計画通りではなかった」ということになるのでしょう!
ここから「ジークの誤算」は「ガビとファルコの飛行船同乗」と「ピークとポルコの登場」と「ヴィリーが戦鎚継承者ではなかった」事かなと考察します!
この中でも今後の展開に影響しそうな誤算は「ガビとファルコの飛行船同乗」ですよね!
どのような影響を及ぼすのか?
エレンとジークとの二人の絡みは、要必見ですよね!\(^o^)/
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