サシャ・ブラウス

【進撃の巨人】サシャ死亡!ガビに撃たれ。エレンが笑った理由も考察

アース
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「進撃の巨人サシャ死亡アニメシーンは2月1日放送で登場!」を追加しました!

明らかとなった105話の展開で、もっともショッキングだった事はサシャの死亡でしょう。

まさかサシャがこの展開で死亡するとは…

このような展開からサシャの追悼記事をというリクエストをいくつかいただきました。

ここではサシャ死亡展開となった伏線を振り返り、これを追悼記事としたいと思います。

まずは、これまでの展開を振り返ってみましょう!

進撃の巨人サシャ死亡展開に至る伏線を考察!

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「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

105話にて死亡したサシャですが、これまでに死亡するという伏線は登場していたのでしょうか?

「マーレ編」のサシャを振り返り、検証してみましょう!

マーレ編登場時のサシャに死亡伏線あり

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「進撃の巨人」第102話「後の祭り」より

23巻から始まるマーレ編にて、サシャが初登場するのは25巻最終話となる102話でした。

門兵の二人をライフルで狙撃したサシャは、この時にガビと目が合います。

そしてこの後、ガビはサシャに撃たれ死亡した門兵のライフルを手に取り移動します。

この場面を見ると「ガビは自分を助けようとして撃たれ死亡した門兵の仇であるサシャをロックオンし、遺品のライフルで撃つ」という伏線となっていますよね!

まさに105話でのサシャ死亡展開の伏線になっていると察せられます!

サシャとコニーとジャン

その後、サシャがジャンと合流した場面で、ジャンの「生き残らねぇと」という場面でサシャとコニーが登場しています。
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「進撃の巨人」第102話「後の祭り」より

そして今回105話にてコニーがジャンとサシャを抱き「俺たちは また生き残った」と言います。
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「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

この二つの場面は繋がっており、逆の意味での伏線とも言えますよね。

「生き残らねぇと」から「生き残った」との場面は、読者に「ジャン、サシャ、コニーは生き残ったんだな」と認識させ安心させておき、後のサシャ死亡というショックを大きくする為の演出でしょう!

そういう意味でこの場面はフラグ、伏線とも言えますね。

サシャ死亡伏線は多数存在していた!

このように見返すと、「マーレ編」でサシャが死亡するという伏線は、いくつか張られていたのだなぁと感じますよね。

そしてちょっと気になったのは25巻コミックスでのサシャの画の差し替えです。
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「進撃の巨人」第102話「後の祭り」より

これは25巻最新刊あらすじ感想と考察まとめ!でも指摘していますが、どういう意味での改変なのかは分かっておらず、この記事では「今後のサシャとガビの展開の為の改変かもしれないですね!」と締めくくっていました。

この25巻は4月9日に発売となっており、今回サシャが死亡した105話掲載の別冊マガジン6月号は、5月9日発売となっていました。

105話の原稿が仕上がった時期は4月末でしょうが、もしサシャ死亡を決めたネーム段階が25巻の改稿の時期が近かったら…

この差し替えにはサシャへの哀悼の意が込められているのかもしれませんね。

非常に珍しい画の改変には、諫山先生のサシャへの気持ちが込められているのかもしれません。



進撃の巨人におけるサシャの役割とは?

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さて、ここではこれまでのサシャを振り返り、「サシャがどのような存在だったのか?」「サシャにはどのような役割が担われていたのか?」を考察したいと思います。

サシャについてはサシャ・ブラウスの経歴プロフィールまとめ!にて、その特徴や役割をまとめているので見てみてください!

ここでは、このプロフィール記事では取り上げなかったサシャの役割を考察します。

サシャの特徴はムードメーカーだけじゃない

サシャというと、どうしても「おバカキャラで食べることばかりを考えているムードメーカー」というキャラを思い浮かべます。

しかし、2巻第7話を見るとちょっと意外なサシャが見られます。

撤退の合図により、巨人がいるトロスト区から一時撤退をしたい104期訓練兵達が、ガス切れのため撤退ができなく、皆が絶望しています。
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「進撃の巨人」第7話「小さな刃」より

ジャンでさえも、コニーに「無理だろうな」と言っていますし、アルミンもエレンを死亡させた事により我を忘れています。

ただそんな中、訓練兵団同期となる皆が絶望に打ちひしがれている中、サシャは一人「さあ、立って!」「みんなが力を合わせれば成功しますよ!」と皆を鼓舞しています。
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「進撃の巨人」第7話「小さな刃」より

それでも誰も立ち上がりませんが、この後にミカサの名場面が登場し、さらにジャンが叫び、流れが変わります。

そしてサシャの「小さな発破」である「腰抜けー」「弱虫ー」に反応し、
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「進撃の巨人」第7話「小さな刃」より

104期生は立ち上がります!
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「進撃の巨人」第7話「小さな刃」より

この皆が攻め込む場面は、今読んでも寒気がするくらい熱く、震えますね!

このように見返すと、サシャが他の104期生とは違う事が分かりますよね!

たしかにムードメーカーなのですが、これだけ絶望している場面でも諦めていませんでした。

これは単におバカキャラだから、という訳ではないと思います。



サシャの名場面

名場面「走らんかい!」でも、本当に最後の最後まで諦めず巨人に立ち向かっていましたし、
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「進撃の巨人」第36話「ただいま」」より

シガンシナ区決戦最高潮となる20巻82話でもミカサ、ジャン、コニーと共に鎧の巨人に立ち向かい、「戦わないと!!」「勝てませんから!!」と叫んでいます。
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「進撃の巨人」第82話「勇者」より

この時のサシャはおそらく2巻7話のミカサの発破を思い出して言ったのかなと感じますね。
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「進撃の巨人」第7話「小さな刃」より

本当に厳しい戦いの中でも、サシャは諦めず立ち向かっていましたよね!

このように見返すと、サシャはたしかにおバカキャラというポジションだったけれど、他の皆が諦めても最後の最後まで諦めず壁内の未来のために戦った兵士だったと確認できます。

もちろんおバカキャラ、ムードメーカーとしても、非常に重要な役割を担っていましたが!(笑)
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「進撃の巨人」第70話「いつか見た夢」より

もう、こういう場面は見られないんだろうなぁ…(泣)
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「進撃の巨人」第70話「いつか見た夢」より

そう思うとたまらないですね!(´;ω;`)

これまでのサシャを振り返るとおバカキャラなムードメーカーという役割だけではなく、非常に勇敢な兵士であることが分かりました!

それを取り上げることにより、哀悼の意を表し追悼記事とさせていただきます!

これから登場するであろう「パラディ島の3年間」にてサシャは登場すると思われるので、まだまだサシャには出会えるでしょう!

その場面では、奪還した土地で牛や羊が増えており、皆と幸せそうなサシャが登場すると嬉しいなぁと妄想する管理人アースでした!(´;ω;`)



サシャ死亡シーンでエレンが笑う理由を考察

サシャの死亡シーンでは、エレンはくくくと笑っています。

なぜ仲間思いのエレンが仲間の死亡シーンで笑っているのか、不気味に思った方もいるでしょう。

サシャ死亡の際のエレンの心情を考察してみます。

エレンが笑った理由はサシャの「肉・・」?

サシャの死亡シーンでは、「肉・・・」と言い残すほど、生前のサシャの性格を表すような描写があります。

ムードメイカー的存在だったそんなサシャを思い出すかのうようにエレンは思わず笑けてしまったのでしょうか。

おそらくそれだけではないでしょう。

エレンは仲間の死で笑いがち

実はエレンが仲間の死で笑ったのはこれが初めてではありません。

過去にハンネスさんが死亡した際にも、大きな声を上げて笑っています。

もちろんエレンが笑ったのは「冷酷な性格」だからではなく、「自分の無力さ」からです。

マーレ編以降のエレンは冷酷さを持ち合わせていますが、芯の部分では仲間想いです。

エレンが今後仲間の元を離れて単独行動をするため

エレンがサシャの死亡シーンで笑ったのはエレンの決意の現れかもしれません。

レベリオ区での襲撃作戦を境に、エレンは仲間と決別して、単独行動をしようとします。

つまり、いうなれば悪役を演じて仲間の元を離れていくことを想定しているのではないかと考察できます。

エレンは仲間想いです。

サシャの死亡を本心から笑っているのではなく、そんな複雑な心情が笑いとして表現されたのではないでしょうか。



進撃の巨人サシャ死亡アニメシーンは2月1日放送で登場!

現在放送中のアニメFinalSeason。

怖い怖い、サシャ死亡シーンが近づいて参りました。

アニメタイトルから、2月1日放送でサシャ死亡シーンが登場すると予想できます。

この場面、FinalSeasonPart1にとって、大きな見どころのひとつと言えるでしょう。

原作ファンにとっては、かなりトラウマなシーンになっていると言えます。

それだけに、演出が非常に気になるところですよね。

原作シーンから、アニメの演出をイメージしてみたいと思います。

サシャ死亡シーン演出を具体的に妄想!

「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

ガビがライフルを持ち飛行船に乗り込みます。

そして狙いを定め、サシャに向け発射。

弾はサシャの左胸に着弾してしまいます。
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「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

この一連の流れを見ると、効果音が使われていません。

通常の諫山先生ならガビが乗り込んできたシーンでの「ゴロオ」と同じ様に、ライフルが発射されたシーンでは「バシュ」とか「バン」とか書きそうですよね。

サシャに着弾する場面もそうです。

敢えて効果音を書かず静かに発射され、そのままサシャが倒れる流れまでがコマ送りのように読めるよう演出されています。

これは、原作120話121話にて続いた記憶ツアーでも使われていた演出です。

この時の演出により、初めて描かれた効果音である壁が壊れる「バキ」という音が、非常に大きく印象に残ったのを覚えていますよ。

サシャ死亡シーンではサシャ倒れる場面で初めて「ドサ」と効果音が書かれ、ここも印象に残るように演出されていますね。

静かにゆっくりとサシャが倒れるまでが描かれ、ドサっと倒れた時に初めてサシャに当たったと認識するコニー、ジャンの目線のように読めるような描かれ方だと感じます。

この場面の演出が、アニメではどのように描かれるのか?

同じ様に泣き声が描かれなかったミカサとアルミンの場面の演出も気になりますよ。
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「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

やはりライフルの発射音や着弾の音は付けられず、無音で演出されるように思えますね。

ミカサとアルミンの泣き声も当てられないような気がしますよ。

様々な妄想が広がるサシャ死亡シーン。

怖いですが、覚悟をするためにも妄想しておきますよ!(;´Д`)