パラディ側が善戦しているように感じられる「調査兵団VSマーレの戦士」ですが、その一因には非常に考え抜かれ築き上げられた「パラディ側の作戦」にあると思われます。
「改良された立体機動装置」や、「明かりの設置」、「超大型巨人による軍艦の殲滅」から、かなり練り込まれた作戦であることが察せられます。
さらにまだ明らかとなっていない作戦があるのだろうな、と感じられるのがジャンの「時間」です。
この「時間」とは何を指して言っているのでしょうか?
撤退の時間?
それとも全く別の何かなのか?
検証してみましょう!
◆ジャンの「時間」を検証!

103話にてアルミンの超大型巨人化により港に押し寄せていた軍艦が全て壊滅された後に、ジャンから「もう『時間』が迫っている」という発言がされてました。
この発言で気になるのは「時間」という単語にわざわざ「」がされている事です。
これはこの「時間」という言葉を強調させる為だと考えられ、ここに注目しておくべきだという諫山先生からのメッセージだろうと察せられます。
間違いなく何かしらの伏線でしょうし、同時に「パラディ側の作戦」がそこにあるのでしょう!
では、このジャンの「時間」とは何の時間を指しているのでしょうか?
ジャンの「時間」というワードは前回102話にも登場しており、102話考察!コニーの明かり(ライト)を考察!では「アルミンの超大型巨人投下の時間」を指しているのではと予想しました。

ただ、今回アルミン超大型巨人が登場しているので、これは無いかもですね!
しかしいっぽうで、この時のコニーからの「作戦は順調か?」に対しての答えとして「時間までに」とジャンが答えているところから、ジャンの「時間」が作戦に絡んでいることは間違いないでしょう。
それまでに「戦鎚の巨人を無力化」が作戦の必須事項ということのようです。
そして次に、冒頭でも述べた通り、超大型巨人化の爆発により軍艦が殲滅した直後に「時間が迫ってる」とジャンが発言しています。

「それまでは何としてでも『車力』の機関銃を無力化するんだ!!」との発言からは、「その時間までは」「車力の機関銃の無力化」が必須事項のように察せられます。
ただ、前回102話では「時間までに」と言っているので、この「時間までは」も「時間までには」の意味合いであるように感じられますよね。
「戦鎚の巨人の無力化」と「車力の巨人の機関銃の無力化」の共通点からも、その「時間」までに「巨人の無力化」が作戦上必要なようです。
おそらくですが、102話では戦鎚の巨人が元気であり、ジャンとしてはこの時「戦鎚の巨人の無力化」が必須に感じたのでしょう。
その後「戦鎚の巨人」はエレンゲリオンによりある程度押さえられたとジャンは判断し、その後に登場した「車力の巨人」と「顎の巨人」の方が脅威だと感じたのかなと察せられます。
顎の巨人はミカサが対応しているため、自分達の役割は「車力の巨人」を抑えることと判断し、「何としてでも『車力』の機関銃を無力化するんだ!!」との発言に至ったように感じられますね!
ただ、この辺りはバッツさんがコメントにて「飛行できるものがやってきて、皆を乗せて退場することになっているため、それまでに遠距離攻撃ができるものを無力化しなければいけないのではないでしょうか?」と考察されています。
つまり上空からやってくる飛行物体に対し攻撃できる車力の巨人や戦鎚の巨人が邪魔であり無力化しなければいけないとジャンは判断したのでは?という考察ですね!
となると、時間とは「飛行物体がやってくる時間」という事になりますね!
これは面白いです!
バッツさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
獣の巨人がそこに入らないのは、やはりパラディ側に付いているとジャンは知っているからかなと思われますね(笑)
この辺りは103話考察!獣の巨人@ジーク死亡か!?にて考察しているので見てみてください!
さて、これまでの考察からジャンの時間とは「予め決められた巨人を無力化しなければいけない時間」という事になりますね!
それはバッツさんの考察通り上空から飛行物体がやって来る時間であり、それは「撤退するための移動手段が来る時間」という可能性が高そうですよね!
では、ここで今回103話に登場した「もうひとつの時間」を踏まえて考察してみましょう!
◆リヴァイ見ていた時計から「時間」を考察!

今回103話には、ジャンの「時間」以外にもジークがリヴァイに対し「時間がないんだろ?」と発言しています。
ここでも「時間」が登場していますよね!
103話考察!獣の巨人@ジーク死亡か!?ではこのセリフはジークがリヴァイ兵長と通じているのでは、という考察材料として取り上げましたが、ここでは「時間」を考察したいと思います。
ジークが調査兵団と通じていない、と考えればこの「時間がないんだろ?」というセリフの意味はピークが言っていたように「物量的に不利であり、長期戦では勝てない」という意味で言っていると察せられます。
ただジークが調査兵団か、少なくともリヴァイ兵長と通じているとすれば調査兵団の作戦を知っており、間違いなく「ジャンの時間」と同じ意味での「作戦上の時間」を指しているでしょう!
リヴァイ兵長が時計を見ている所からその作戦は「〇〇時までに巨人を無力化する」というように具体的に決められている時間が存在するのだと思われます。
もしかしたらこの時のリヴァイ兵長は「〇〇時にアルミンが超大型巨人化する」と決められており「そろそろアルミンが巨人化する時間のはずだが」という確認をしていたのかもしれませんね!
と考えていくと、ジャンの時間も「〇〇時」と具体的に決まっている時間なのでしょう!
そしてこの時のリヴァイ兵長の時計を見ると「6時55分」くらいを指しているように見えます。
もしかしたら「7時ちょうど」がジャンの「時間」でしょうか?
その時に上空から何かが!?
それはハンジが乗っている飛行船?
さらにコメントで良く見られる「キヨミ様も同乗」展開か?
残り5分で明らかになるかもです!(笑)
次回104話は本当に大きな展開が来るかもですね!\(^o^)/
【追記】

「ハンジが乗っている飛行船が登場する時間」という予想は当たっていました!
まさに撤退用の飛行船登場時間であり、予想通りの展開となっていました!
当たって嬉しいですよ!
リヴァイの時間に関しては微妙ですね(・_・;)
→ 103話考察!獣の巨人@ジーク死亡か!?
→ 103話考察!ピーク死亡か?
→ 103話「強襲」あらすじ感想考察!
→ 104話あらすじ!






