102話ではエレンゲリオンと戦鎚の巨人との戦いが目を引きましたが、その中でも気になったのは戦鎚の巨人の能力です。
様々な武器を硬質化能力で生み出す能力は凄まじかったですが、巨人化能力者がうなじにいないという展開にはかなり特別な印象を受けました。
これはかなり特殊な巨人ですよね!
この能力は、戦鎚の巨人独自のものなのでしょか?
それとも違う理由から生まれた能力なのでしょうか?
考察してみると、ウーリ巨人との関係が!
検証してみましょう!
◆戦鎚の巨人の能力とは?

102話では、エレンゲリオンと戦いを繰り広げている戦鎚の巨人の能力がかなり明らかとなりました。
その能力は「硬質化能力で何でも作ってしまう」というとんでもないものとなっていました!
つまりは、前回101話でエレンゲリオンを串刺しにした突起状の槍も

エレンゲリオンの脚をとらえた突起物も全て戦鎚の巨人の硬質化能力の産物だったということでしょう!
凄まじい能力ですよね!
102話では101話でエレンゲリオンの頭を潰した長い鎚以外にも刀状の武器やボウガンまでも作り出しており、もう何でも具現化できるのだろうと思わせられる能力となっていました。
まさに「戦」という文字が冠となった巨人に相応しい能力ですよね!
ここで感じたのは、「もしかしたらこの戦鎚の巨人じたいが硬質化能力の産物なのか?」という疑問です。
この本体と思われた巨人じたいも能力者が生み出した「硬質化物質なのか?」とも疑えたのです。
これは現在ではまだ答えは出せないですが、見直すと「本体の巨人が生まれ、そこから硬質化物質を作り出している」ようにも見えるので、巨人自体は硬質化物質ではなく、やはりそこは「通常の知性巨人」なのかなと思い直しています。
最後のエレンゲリオンを拘束する場面も、巨人本体から硬質化物質が発生しており、この辺りも「本体の巨人から硬質化物質が生み出されている」ように見えます。

やはりここはこれまでの他の巨人と同じのようですね!
ただ、最もあり得ないと感じられた能力は「うなじに能力者がいない」という能力でした。

この遠隔操作の能力はスゴイですよね!
本体の巨人から離れ、遠隔操作で巨人を戦わせるというのはこれまで登場した巨人には無い戦い方でした。
うなじが弱点という「巨人の常識」を覆すものでしたよね!
これはやはり巨人同士の戦いを前提に踏まえた能力に感じられ、「戦」が冠となった巨人ならではの能力でしょう。
つまり、戦鎚の巨人の能力は「硬質化物質で何でも生み出せる」と「うなじから離脱し巨人を遠隔操作できる」という事でしょうか?
「硬質化物質で何でも生み出せる」というのはエレンが解説した通りであり、これは戦鎚の巨人の能力だと思われますが、「うなじから離脱して巨人を遠隔操作できる」という能力はどうでしょうか?
管理人アースが連想したのはフリッツ家であるレイス家の、始祖の巨人を継承していたウーリ巨人です。
さらに考察してみましょう!
◆ウーリ巨人から戦鎚の巨人の能力を検証!血統者の能力は特別なのか?
第69話「友人」では冒頭にて、始祖の巨人を継承しているウーリの巨人が登場しています。
この時はおそらくケニーを捕らえる事が目的であり、巨人として動いているのは手だけで本体は寝転がったままでした。
これまでは目的に対して「手だけを巨人化」と判断してそのようにしたのだと判断していましたが、102話での戦鎚の巨人の「遠隔操作」を見返すと「うなじにはいない」という部分で共通点が感じられます。

ここでウーリ巨人もうなじにいない状態で巨人を操っている事から、遠隔操作という能力は戦鎚のオリジナルの能力ではなく「練度」によって他の巨人にも会得可能な能力かもと感じたのです。
ただ、これまで他の巨人がこの能力を見せたことはなく、さらにこのウーリ巨人とタイバー家の戦鎚の巨人には「代々血統者が継承してきた」という共通点があります。
そして同じ血統の者が巨人を継承することには「記憶の継承に強い影響がある」と分かっています。

もしかすると血統者が継承することにより影響するのは記憶だけではなく、巨人の力の練度にもあるのかもしれませんね!
この辺りはもう少し巨人化能力と血統についての関係が明らかにならないと分かりませんが!
今回の考察からは、戦鎚の遠隔操作の能力が血統に関係があるのかもと分かりました!
作中での巨人科学研究学会の登場が待ち遠しいです!\(^o^)/
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