「105話にて3人の仲違い展開が決定的に!」を追加更新しました!
101話にて初登場を果たした「戦鎚の巨人」をあっという間に倒し久々の登場を果たしたミカサの場面は、かなり衝撃的でありカッコ良いシーンでした!
そのミカサから101話最後に飛び出した「帰ってきて」というセリフには、また違った衝撃を感じた読者も多かったのではないでしょうか?
むっちゃ意味深ですよね!
このミカサの「帰ってきて」というセリフにはどのような意味が込められているのでしょうか?
そこから予想できる展開とは?
見て行きましょう!
◆ミカサの「帰ってきて」の意味を考察!

絶体絶命となったエレンを助けるために絶妙なタイミングで登場し、新型雷槍にて一瞬で戦鎚の巨人を倒したミカサの第一声は「お願い」「帰ってきて」でした。
このセリフの意味から感じられたのは、「エレンは単独でパラディ島からマーレに来た」という事でした。
つまりエレンは現在マーレに潜入している調査兵団とは別行動をしており、単独でライナーと会い、単独でヴィリーを襲撃していたという事が想像できます。
これには驚きましたよね!
アゴ髭マーレ兵が登場するまでは「エレンは単独でマーレに潜入しているのかもしれない」という可能性が残っていましたが、ピークとポルコを罠にハメたアゴ髭マーレ兵が登場した時点で、その可能性は消えたと思っていました。
しかし、このミカサの発言からアゴ髭マーレ兵とエレンは連携していない可能性が出てきました。
ここから考えられるのは「エレンも調査兵団もマーレに潜入しているけれど、別行動をしている」という展開です。
さらに、ミカサの発言の前にエレンが言った「みんな来てくれたんだな」という言葉から、もしかしたら「エレンと調査兵団は別々でマーレに来た」という可能性も出てきましたよね!

ただ管理人アースは97話考察!エレンの手紙からの展開を予想!でも考察していますが、エレンの手紙の相手はリヴァイ兵長ではないかと考察しています。

手紙はマーレ国内にてやり取りしていたと考えられるので、もし別々でマーレに来ていたとしてもエレンは「調査兵団がマーレに来ている」事は知っており、連絡を取り合っていたのではと考えられます。
どちらにしても「エレンと調査兵団は別行動をしている」ということは間違い無さそうですが!
さて、ここからどのような展開が考えられるでしょうか?
やはりコメントでも多かったのですが、「エレンと調査兵団が袂を分けた」という展開ですね。
この予想はこれまでに作者諫山創先生が言われていた「エレンとアルミンの仲違い展開がある」という意味の発言の影響が大きいと思われます。
記憶に新しいのは、昨年8月に発売された「キャラクター名鑑」での諫山先生ロングインタビューでの発言です。

諫山先生はこの中で「エレンとアルミンの気持ちの違い」について語られており、仲違い展開を思わせる発言が登場しています。
この辺りはキャラクター名鑑とは!?ネタバレ内容からミカサのモデルまで!にて取り挙げていますので、見てみてください!
さらに2016年8月に発売された公式ガイドブック「Answers」でのインタビューでも「エレンとミカサとアルミン、3人の考え方が違う方向に向かって、結果対立するという展開も構想にあります」と発言されています。
こちらではエレンとアルミンが別の方向へ歩き出す事を示唆しながら、「エレンと袂を分かつ事がミカサの成長」とも言われています。
この辺りから、諫山先生がかなり前から「エレンとミカサ、アルミンの別離」という展開を考えられていたことが分かりますよね!
この辺りの諫山先生の発言と今回のミカサの発言から、「エレンとアルミンが袂を分かち、エレンは単独行動を取っている」という展開は十分考えられます!
これまでの考察で、今回のミカサの「帰ってきて」発言は「エレンとアルミンが袂を分かち、単独行動を取っている伏線」である事が分かりました!
では、ここから今後どのような展開が起こると予想できるでしょうか?
さらに考察してみましょう!
◆仲違いしたエレン、ミカサ、アルミンの展開を予想!

ミカサの「帰ってきて」発言からエレンとミカサ、アルミンが仲違いをしているとの展開を予想できましたが、まずはこれがどのような仲違いなのかを考察したいと思います。
先ほど取り挙げたキャラクター名鑑でのロングインタビューにて、諫山先生はエレンとアルミンの仲違いを「海」を用いて語られていました。
22巻第90話にて、もともとの目的であった海に到着したエレンとアルミンでしたが、そこではは明らかに熱の差が感じられました。
砂浜で「海にしかない貝殻」を見付け、それを嬉しそうに見せるアルミンと見向きもせず海の向こう側を見るエレン。

ここに同じように海を目指していたエレンとアルミンに「壁の外にある自由を求めていたエレン」と「海を見る事が目的だったアルミン」という「エレンとアルミンの目的の違い」が表されている、というような内容を語られていました。
つまり、アルミンは海を求めていたけれど、エレンは自由を求めていたわけであり、海に到着した時点で二人には目的の乖離が生まれるということになりますね!
このような所から、エレンとアルミンの袂を分かつ展開が生まれたということでしょう。
では、ミカサはどのような立場になっているのでしょうか?
これはほとんど妄想になってしまうのですが、ミカサの目的はあくまで「エレンの無事」なのだと思っています。

その為にエレンから離れられないのでしょう。
これが「家族の情」なのか「恋愛感情」なのかは非常に判断が難しいところですが、ミカサも「自身の成長」の為に一時的にエレンから離れる事になるのではと妄想します。
なので、今回101話でエレンと合流していますが、また離れる展開になるのではないでしょうか?
しかし、これも一時の事であり、最終的には「それぞれがかけがいのない存在である」と再確認し、再び合流することは間違いないと思います。
最終的にはまた3人は合流するでしょう!
「合流するための別離」だと管理人アースは考えています!
さて、ミカサの「帰ってきて」発言から「袂を分かつ展開」からの「合流展開」を予想しましたが、ここでまた別の見方をした考察をしたいと思われます。
wミーニングが得意な諫山先生ですので、また違った意味合いの考察は必要かなと!
さらに考察を進めます!\(^o^)/
◆全く別の「帰ってきて発言」の展開を考察!

これまでの考察通りミカサの「帰ってきて」発言からは、エレン、ミカサ、アルミンが袂を分かつ「別離展開」が予想できます。
しかし管理人アース、このミカサの発言を見た時には真っ先に第6話のエレンがミカサにマフラーを巻き、「家に帰るぞ」という場面を思い出しました。
そこからさらにエレンがこの時のミカサみたいに「うん 帰る」と言う場面を妄想し、プッと笑ってしまいましたが(笑)

おそらく今回のミカサの「帰ってきて」は、この場面を踏まえての場面だと思われますよね!
この名場面を引用しているような「エレン 帰ってきて」というセリフには、これまで考察してきた「アルミンとの別離展開」を表す意味以外の、もうひとつの意味が含まれていてもおかしくはないと考えられます。
このように考えているのは管理人アースだけではないようで、そのような内容の考察も、コメントにていくつか見られました。
例えば、ハンジが好きさんからは「ミカサの『帰ってきて』は、巨人継承の記憶に支配されてしまったエレンに、自分を取り戻してという意味で言ったのでは、と思いました。もちろん4年あればエレンも変化するかもしれませんが、グリシャかクルーガーの記憶に支配されてしまったようにも見えます。」との考察コメントが寄せられました。
つまり始祖の巨人を継承したフリーダが145代フリッツ王の思想に支配されたようにエレンも支配されてしまい、マーレにて大量虐殺をしてしまったのではという考察ですね。
そんなエレンにミカサは「昔のエレンに戻って。」という意味で「帰ってきて」と言ったという考察でしょう。
これ、管理人アースも同じようなニュアンスで考えました!
ものすごく賛成です!
さらに、まさにこの記事を書いていた同日に、アミールモコタールさんから「『帰って来て』は諫山先生得意のダブルミーニングであり、単独作戦に出て一定期間帰らず、「死に急いでいる」のでは?と心配かけさせるエレンにパラディ島に早く帰って来て欲しいという感情とニヒリズム的なクルーガーによる進撃を通しての洗脳から帰って来て欲しいという気持ちを表したものではないでしょうか?」とのコメントを頂きました。
これは先ほどのハンジが好きさんの考察と繋がる考察ですよね!
管理人アース以外にもダブル・ミーニングが仕掛けられているのではと考察される方がいたのは嬉しいですよ!
ハンジが好きさん、アミールモコタールさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!m(_ _)m
管理人アースも「母親を捕食された痛みを知り、そのような行為に怒りを覚えているエレンに戻って欲しい。昔のエレンに帰ってきて」という意味も含まれている「帰ってきて」だと感じました。
さらに、以前の「いつも3人一緒にいた昔のエレンに帰ってきて」のような意味も含まれているかなと察せられます。
つまりは、「調査兵団に帰ってきて」以外に「元のエレンに戻って」という意味が含まれた「帰ってきて」だと予想できます!
これまでミカサがエレンに何かをお願いして、エレンが素直に了承した事はほとんどないので、これもスムーズに叶えられる事はまず無いように感じられますが…(;´Д`)
さて、この「帰ってきて」の予想が当たっているのか?
答え合わせが楽しみですよ!\(^o^)/
◆105話にて3人の仲違い展開が決定的に!理由を予想!

105話にて、エレンとアルミンが仲違いをしていることが決定的となりました。
さらに、リヴァイ兵長がエレンを蹴り飛ばした際にアルミンに止められ助けに行く事をやめたミカサを見ると、以前のミカサとは違うように見受けられ、ミカサもエレンと距離を置いている事が感じられました。
かなり予想通りな展開となっていましたね!
コメントでも多く見られた考察ですが、エレンとアルミンの仲違いの原因は方法論の違いだと思われます。
22巻89話でハンジはパラディ側にとっての敵は「世界」だと言い切りました。

「世界」を相手にどのように対応していくのか、ここで意見が分かれたのだと思われます。
ここからは考察ではなく管理人アースのほとんど勘になるのですが、ハンジ団長やリヴァイ兵長の今回の作戦の目的は「ジークの奪取」だけだったのではないでしょうか?
いや、それすら無かったのかもしれません。
32隻の調査船を拿捕したように、防戦するだけのつもりだったのかもしれませんし、ヒィズル国を窓口に「世界」へ「地鳴らしの脅威は無い」と訴えるつもりだったのかもしれません。
つまり、少なくとも今回の祭事での強襲を行うつもりは無かったのだと察せられます!
マーレ軍幹部が一箇所に集まる祭事を襲うというのも、相手の罠だろうとアルミンやハンジなら察していたでしょうし、それを行うことにより完全に世界を敵に回す事になるので、反対したと思われます。
このようにハンジ、リヴァイ兵長、アルミンは考え、いわゆる「穏健派」だったのだと思われます。
しかし、エレンはその相手の罠を利用してでもマーレを強襲し、ジークだけでなくマーレを裏で操るタイバー家を呼び出し、「戦鎚の巨人」を奪取しようと考え、ハンジ達に提案したのではないでしょうか?
しかし、その方法の残虐さ故にハンジ達に反対されたのだと思われます。
反対されたエレンは納得できず、自分が単独で祭事を強襲すれば調査兵団もフォローせざるを得ないという判断の元、一人パラディ島を飛び出し祭事を強襲した、という流れだと想像できます。
これでハンジ、アルミン、リヴァイ兵長達とエレンには、決定的な溝ができた事になりますね。
ミカサも、アルミンからエレンの考えは間違っていると諭されていると思われます。
それにミカサも納得しているけれど、どうしても気持ちはエレンにあるのでしょう!
エレンとアルミンの仲違いは、ミカサにとっては二人に挟まれる形になるので非常に苦しい展開だろうと察せられます。
このような流れから、表向きにはミカサもエレンをかばうことは難しいでしょう!
さて、このように溝ができ仲違いをしているエレンとアルミン、そしてエレンから離れざるを得ないミカサですが、これも最終的にはまた仲直りし心から握手をし合う場面が来ると予想できます。
完全に暴走しているエレンもいつかは自分の行動の過ちに気付き、またアルミンとミカサと心から分かり合える展開が来るでしょう!
それがいつになるのかは分かりませんが…(;´Д`)
そう遠くないと嬉しいのですが!
今回はエレンとアルミン、ミカサの現在の状況とその流れを考察しました!
106話以降に登場するであろう、パラディ島の3年間でこの辺りは明らかになると思われます!
答え合わせが楽しみですよ!(*^^*)
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