99話に続き第100話では、エレンとライナーの緊張感を伴ったやり取りにかなりのページ数を割き展開していました。
その展開では怯え追い込まれるライナーが印象的であり、いっぽうのエレンは対称的にかなり落ち着き払っており、そこには4年の経過に伴う大きな精神的成長が窺えました。
さらに第100話でのエレンの成長は精神的なものだけではなく「巨人化の練度」にも見られました。
そこには、4年前にはできなかったいくつかの巨人化能力の成長が確認できています。
その成長から「始祖の巨人も発動できるのでは?」とのコメントもいくつかいただきました。
ここではそれらを踏まえ、エレンの巨人化の練度について検証してみましょう!
◆エレンの治癒能力から巨人化能力の練度を検証!

巨人化能力を得たばかりのエレンは自我を保てなかったり巨人化をしようとしても出来なかったりと、巨人化能力をコントロールすることが困難でした。
しかし、海を渡る前のシガンシナ区決戦時のエレンは巨人化を思い通りにでき、さらには硬質化能力をも可能にしており、かなり練度が上がっているように見えました。
トロスト区攻防戦に比べたら、雲泥の差がありましたよね!
著しい成長に感じました!
現在のマーレ編でのエレンは、そのシガンシナ区決戦時から4年が経過してさらに巨人化能力に磨きをかけているように見受けられます。
まずは、エレンが脚を治癒している場面を見てみましょう。

脚を治癒するためにズボンの裾を上げ、まるで自分の意志で「治癒をしようとして、スピードを上げている」ように見えます。
これは巨人の力での治癒能力なのですが、まるで自分の意志で治癒しているように見えますよね!
そして注目すべきは、脚を治癒しながらも手に負っている怪我は治癒をしていないことです。

これはいつでも巨人化できる為に「敢えて付けている傷」であり、これを確認しているためにライナーはエレンに襲いかからず、言われる通りにしている側面もあります。
つまり、エレンは「自らの意志で脚は治癒し、手の怪我はそのままにしている」のです。
これは驚くほどの巨人化能力の練度の向上ですよね!
こんなことができるのか!?と驚いてしまう程ですよ!
管理人アースは、今回のエレンの「治癒能力のコントロール」を見て、巨大樹の森での女型の巨人を思い出しました。
旧リヴァイ班に目を攻撃され、失明した女型の巨人は治癒スピードを上げる為に片目だけを回復させていました。

これ、今回のエレンと同じような感じですよね!
この時のアニもスゴかったですが、今のエレンは少なくともこの時のアニと同等以上の練度を身に着けているように見えますよね!
このようなエレンの成長を踏まえ、コメントでは「始祖の巨人をも発動できるようになっているのでは?」という考察もチラホラと見えました。
エレンは巨人化能力の練度向上とともに、「始祖の巨人」をも発動できるようになっているのでしょうか?
考察してみましょう!
◆エレンは始祖の巨人を発動できるのか?

さて、かなり巨人の力を使いこなせるようになったエレンは、その身の内には「進撃の巨人」の他に「始祖の巨人」も宿しています。
第50話にて発動したようにエレンは「始祖の巨人」も使いこなせるようになったのでしょうか?
それはまず無いだろう、と管理人アースは考えています。
まず、「始祖の巨人」は王家血統者でなければ発動することは出来ないですし、第50話でも王家血統であるダイナ巨人に偶然接触したために発動した事が分かっています。
ここから、どれだけ練度を上げたとしても「始祖の巨人」の真の力を発揮することは不可能だろうと考えられます。
さらに、「始祖の巨人」が発動できるようになっていれば「9つの巨人」も操れるようになっているはずです。

そしてそれが出来ていればピークとポルコを罠にハメずに操り、戦力として加えるのではないでしょうか?
少なくとも罠にかけ戦線から離脱させる必要はなかったのでは、と思われます。
ただ、これはエレンとピーク達を罠にかけたアゴ髭マーレ兵が繋がっていたらの話ですので確定はできませんが、まず繋がっていると考えて間違いないでしょう。
ここから、エレンは始祖の巨人を発動することは出来ないと考えられます!
やはり「始祖の巨人」の発動には王家血統であるジークとの接触が必要でしょう!
どのように接触し、どのような場面で発動するのか…
むっちゃ楽しみです!\(^o^)/
→ 100話考察!「地鳴らし」を検証!超大型は海を渡るのか?
→ 100話考察!壁の名前が始祖ユミルの娘を検証!アニメEDを今一度考察!
→ 100話考察!ヴィリーは戦槌ではない?真の継承者を検証!
→ 100話考察!マガトとキヨミ様の目的とは?ジークとの展開を予想!





