管理人アースの愛着ある考察のひとつが「巨人の耳の形」についての考察です。
当初は「能力者の出身地を表している」という考察をしていましたが、ライナーとユミルの出身地がマーレである事からこれは破綻しました。
そして最新考察では「自由を求める者とそうではない者」と考えていましたが、さらに違う考察をコメントにていただきました!
知性巨人の耳の形には、どのような意味が込められているのか?
考察を進めていくとライベルアニが正統血統者だったとの可能性が!
さらに、ファルコとガビが巨人継承となる展開!?
ここで徹底検証してみましょう!
◆名無しのカオナシさんのコメントから考察!ライベルアニは正統継承者だった?

これまでの「巨人の耳についての考察」は知性巨人の正体は耳の形から巨人の出身が分かる?にて考察しています。
103話現在までに分かっている9つの巨人の耳の形状です。
耳が尖っている巨人能力者
エレン、グリシャ、ジーク、ユミル
耳が尖っていない巨人能力者
ライナー、ベルトルト、アニ、フリーダ、ウーリ、ピーク、戦鎚の女性
これらの能力者の共通点を考察し「エレン、グリシャ、ユミル」という括りから「自由を求める者」が「尖った耳の巨人」となるのではと考察していました。
ただ、非常にアバウトな条件ですし、何よりジークがグリシャと同じように自由を求めているのか?というと何か違和感を覚えます。
そんな中、名無しのカオナシさんが非常に面白い考察をコメントしてくれました!
耳の形ですが、やはり血筋ではないでしょうか?
ある家で代々継いでいる知性巨人を、その血筋の者が継げば(つまり正統継承すれば)丸耳に、別の血筋の者が奪うなりして継げば尖耳になるのではないかと。
これ、素晴らしい考察ですよね!
これまで血統に関連しての考察はしましたが、今までには無かった考え方です!
さらにコメントは「正統継承していれば記憶と能力の継承もスムーズに行われるのでは」と続け、
そして獣の巨人を代々継いでいた家は断絶したか、“驚異の子”にその能力を与えたいマーレ軍部の思惑があったかでジークが継承することになった、とは考えられないでしょうか?
進撃に関しては、その巨人の性格上、そういう家が過去に存在していたのかどうか微妙そうですが。
とコメントされています。
面白いです!
ジークが尖り耳であることから「正統継承ではない」となるので、何らかの理由でそれまでの継承血統ではないジークが継承したのではと考察されています。
これはライナーの「任期」が残り2年、ジークが1年であり、二人の間に1年の差があることにも絡んできそうな考察です。
はじめからこの考察を検証してみましょう!
この考察ですと、尖り耳巨人である「エレン、グリシャ、ユミル、ジーク」は正統継承ではなく、「ライベルアニ、フリーダ、ウーリ、ピーク、戦鎚の女性」は正統継承であるという事になりますね。
まず、尖り耳であるエレン、グリシャ、ジークはグリシャの血統なのでもともと9つの巨人の正統継承家ではないことは分かっています。
さらに、ユミルも無垢の巨人時にマルセルから偶然巨人の力を奪って継承しているので、たしかに正統継承ではないですね。
いっぽう丸耳の方はどうでしょう?
フリーダとウーリはレイス家であり、フリッツ王家であることが分かっています。
ということは、「始祖の巨人」継承家なので正統継承家でしょう。
さらに戦鎚の巨人の女性もタイバー家であり「戦鎚の巨人」継承家なので正統継承家であることは確かでしょう。
ここまでの考察は、その通りで分かります。
現在展開している「マーレ編」にてライナー達の過去が明らかとなっています。
特に94話「壁の中の少年」あたりから、ライベルアニの戦士候補生時代が描かれており、彼らも訓練兵団のように訓練して選抜されて巨人継承者になったことが分かっています。
ここからライベルアニ、ピーク達も「血統ではない継承」だと決めつけていましたが、名無しのカオナシさんの考察では、ここに楔を打たれた事になります。
もし名無しのカオナシさんの考察通りならば、ライベルアニ、マルセル、ピークも成績で選ばれたのではなく、その家がもともと継承家だったという事になりますよね!
さらに、ライナーは「忠誠心」やマルセルの「心象操作」で選ばれたのではなく、「もともと血統で決められていた」となりそうです!
つまりは「鎧の巨人」はポルコに継承されることなく正統継承血統であるライナーが継承する予定だったということでしょう!
ライナーの父はマーレ人であることが分かっています。
となると、母カリナが正統継承血統者だったということになりますね!
そして公では父がマーレ人であることが隠されているので、カリナが「ブラウン姓」であることが察せられます。
ここから「ヨロイ・ブラウン」も回収されることになりますよね!

これはスゴイですよ!
さらにアニ父レオンハート氏も正統継承家だったということになるのかもです!
そして「顎の巨人」がもともとマルセル、ポルコのガリアード家が正統継承家だったという事にもなりそうですよね!
う~ん、これはスゴイ考察ですね!
最後に
○ガリアード家が顎の正統継承家であり、なおかつポルコ巨人が丸耳であると確認できること。
○アルミンの超大型が尖耳で登場すること。
のどちらかが登場すればこの考察は証明されるとコメントされています。
たしかにこの考察が正しければ、ユミル時では尖り耳だった顎巨人も、ポルコ時では丸耳になりますよね!
そしてベルトルト時では丸耳だった超大型巨人も、正統継承ではないアルミン時には尖り耳の超大型巨人となるでしょう!
103話現在では両方とも確認ができていませんが、これは楽しみですね!
名無しのカオナシさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
ではここで、ファルコ、コルトのグライス家を見てみましょう!
◆グライス家が獣の巨人継承血統である可能性を考察!

今回の考察で、ライベルアニ、ピーク、マルセルの家がもともとの巨人継承家だったのではと分かりました。
となると、現在獣の巨人の次期継承者とされているコルトはどうなのでしょうか?
現在獣の巨人はジークが継承していますが、先ほども述べた通り、ジークはフリッツ家血統であり、もともと獣の巨人継承家血統ではありません。
これは名無しのカオナシさんによれば「驚異の子」なのでジークに獣の巨人を継承させたのではとの理由となっていますが、同時に別に継承家があると思われます。
これ、もしかしたらコルト、ファルコのグライス家ということは無いでしょうか?
コルト、ファルコの姓はグライスであり、グリシャをエルディア復権派に引き入れた人物は二人の叔父となっています。
もしかしたら、叔父グライスがエルディア復権派にて活動し、楽園送りになっている影響で獣の巨人継承家の権利を剥奪されていたのかもしれませんね!
そして時間が経過しほとぼりが冷め、ジークの次にもともと獣の巨人継承家であるグライス家血統のコルトが選ばれた…
そんな理由があるのかもしれませんね!
これはありそうな気がしますよ!
さらに同時に気になるのはガビです。

ガビはライナーとは従兄妹という関係になります。
ということは、ガビはガビ・ブラウンであり、今回の考察が正しければ、鎧の巨人継承家の血統ということになりますね。
これって、ライナーから鎧の巨人を継承する可能性を示唆しているのでしょうか?
もしかしたらもともとの継承家血統であるガビが鎧の巨人を継承し、ファルコが獣の巨人を継承する…
そんな展開があるのでしょうか?
この辺りの展開は無いだろうと考えていた管理人アースが、今回の考察でグラつきそうです!(;´Д`)
今回の考察では、耳の形は血統を表しており、ライベルアニ達が正統血統家であるかもと考察できました!
さらにグライス家が獣の巨人の継承家であり、ファルコが獣の巨人、ガビが鎧の巨人を継承する可能性があると予想できました!
これは本当に要注目ですよ!
特にポルコ巨人、アルミン超大型巨人の耳の形は要チェックです!\(^o^)/
→ 103話考察!ジャンの「時間」を考察!
→ 103話考察!獣の巨人@ジーク死亡か!?
→ 103話考察!アニの水晶体を検証!
→ 103話考察!ジャンは撃てないと予想!







