コミックス28巻と同日発売となっていた「1冊でわかる進撃の巨人ストーリーガイド」という公式ガイドブックをご存知でしょうか?
「進撃の巨人」1巻から22巻までをフォローした解説本となっています。
しかし、一口に言っても22巻までを解説するって、けっこう大変ですよね?
となると、気になるのはその内容です。
いったい、どのように22巻までを解説しているのでしょうか?
そして注目の諫山先生最新ロングインタビューの内容とは?
見てみましょう!
◆「1冊でわかる進撃の巨人ストーリーガイド」の内容を紹介!
今回の公式ガイドブック「1冊でわかるストーリーガイド」は、大きく分けるとこのような構成となっています。
まず、「1冊でわかるストーリーガイド」というタイトルの所以は、最初に登場する「物語のストーリー解説」からでしょう。
ザックリと内容が解説され、53Pで22巻までの内容が把握できるように解説されています。
面白いのは、編で分けて解説しているところですね!
こんな感じになっています。
第3話~第9話 トロスト区防衛戦編
3巻特別編~第14話 トロスト区奪還戦編
第15話~第18話 過去と決意編
第19話~第21話 調査兵団編
第22話~第30話 第57回壁外調査編
第31話~第34話 アニ拘束作戦編
第35話~第38話 ウォール・ローゼ内地編
第39話~第41話 ウトガルド城編
第42話~第45話 裏切り編
第46話~第50話 巨大樹の森決戦編
第51話~第62話 内乱編
第63話~第69話 レイス家編
第70話~第84話 シガンシナ区決戦編
第85話~第88話 グリシャの過去編
第89話~第90話 海の向こう編
このように展開で分けて解説されているので、物語の流れを把握するには構成方法だなと感じましたよ!
「進撃の巨人」をザックリと読んでいて分からない部分を見直す、という意味では良いストーリー解説だと読んで思いました。
次の「逆引きエピソードガイド」は、面白いコーナーとなっていました。
要は「伏線の紹介」ですね。
例えば巨大樹の森で女型の巨人と戦っていたエレンが、その蹴りを見た瞬間「…ア」と言っていたのはアニの姿を重ねたからだ、など振り返って見ると伏線だったと分かる場面をピックアップし解説したコーナーとなっています。
もちろん、作品内の伏線を全て紹介できている訳ではないですが、なかなか面白いコーナーだなと感じました。
次の「キャラクター紹介」は主要キャラクターの紹介となっています。
そして「9つの巨人とアイテム紹介」は9つの巨人の紹介と兵器や道具の解説となっています。
この辺りは、これまでの公式ガイドブックを少し更新したような内容となっていました。
「アニメseason2、3 設定画紹介」は、season2とseason3用のキャラクター別の設定画が紹介されていました。
これは興味のある方には、たまらないコーナーでしょう!
管理人アースとしては、ケニーの対人立体機動装置の画がけっこう印象に残っています。
このように設定されていたんだな、と感じましたよ。
ここまでのコーナーでは、「内容は知っているけれど、深く読み込んでいない」「面白く読んでいるけれど、もっと内容を把握したい」と思っている方が読むと、「なるほど!」と思えるようなストーリーガイドになっているな、と感じました。
さて、次は諫山先生の最新ロングインタビューですね。
ここはディープな進撃読者にも、気になるところですよね!
見て行きましょう!\(^o^)/
◆諫山先生最新ロングインタビュー!
19Pからなるロングインタビューとなっています。
全てを紹介することは難しいので、管理人アースが注目した部分を取り上げたいと思います!
season3最後の海のシーンに注目!
season3はコミックス22巻最後のエレン達が海に到着するシーンまでが放送されることになっています。
そのシーンについて諫山先生が制作側に「こういう感じでどうですか?」など、相談させてもらっていると語られています。
「映像よりも、音にこだわった」と説明されており、イメージとしては「海の音」かなと思われます。
season3Part2最後の場面になるであろう、海のシーンは要注目ですが、さらに諫山先生が拘ったと言われている「音」にも注目しなければですね!
車力の巨人の描写に注目!
アニメ化するにあたり諫山先生が制作側にリクエストした部分が紹介されています。
まず、原作で車力の巨人が初登場した場面では、当初「おっさんだった」事が分かっていますが、実際はピークという女性に変更されています。
しかしアニメでは最初から女性であることが分かっているので、「実は女性というていでお願いします」とリクエストしているそうです(笑)
たしかに原作での車力の巨人の顔は、当初おっさんでしたよね!
実は女性だった、という感じの顔でアニメでは登場するのでしょう!
と思ってい先日放送されたアニメ50話の車力の巨人に注目していたのですが、どちらかというと原作よりのおっさんな感じになっていました(・_・;)
これは、次回51話からは変わるのでしょうか?
ここも、要注目ですね!
エルヴィンと鎧の巨人の対峙場面の変更!
そして次は、原作75話でのエルヴィンと鎧の巨人の対峙場面についてです。
この距離感が近すぎた、と諫山先生は感じており「アニメでは距離を離した方が良さそうです」と伝えたと語られています。
たしかに、この場面は「近いな」と感じますよね!
鎧の巨人がちょっと手を伸ばせば、エルヴィンを捕まえられそうですよ!
この場面もアニメでは要チェックですね!
アニメ側からの変更リクエストの紹介!
これまでは諫山先生からアニメ制作側へのリクエストを紹介していましたが、逆にアニメ制作側からの変更リクエストも紹介されていました。
ミカサのマフラーを赤色にしたい、というリクエストがアニメ制作側からありそこからアニメではミカサのマフラーは赤色になったということです。
たしかに原作でのミカサのマフラーは黒色ですが、諫山先生はアニメの赤いマフラーを見て「原作も赤いマフラーにすれば良かった」と悔やまれたそうです。
やはり色使いに関しては、アニメ制作の方がプロですよね!
諫山先生も「荒木哲郎監督の慧眼」と絶賛されていました。
擬音遊びは「バッキャオ」から
当サイトでも紹介していますが、「擬音遊び」はベルトルトがアルミン巨人に捕食されている場面の「バッキャオ」が最初だったと説明されています。
最初は「バキッ」だけだったけれど、「これってキャオまで描いたらバッキャオになるな」と思い描いてから遊びが始まったと語られています。
「一度思っちゃったらそれをやらないことができない性分」との事です(笑)
「バッキャオ」が最初なんですね!
諫山先生の遊び心が強く感じられるエピソードですよ!(*^^*)
スクールカースト編誕生秘話!
現在では「巻末ウソ予告」にて毎回登場している「スクールカースト編」ですが、なぜウソ予告に登場することになったのか?
諫山先生は「本編が地味で巨人同士の戦闘シーンが少なかった時期だったため、キャラクターを別の形で生き生きと描けたのが楽しかった」のが、巻末ウソ予告に登場させたキッカケだったと語られています。
「2ページだけれど5ページ分の労力がかかっている」ので大変だと言いながらも「描いた後の満足感も高く、やりがいがある」とも言われています。
まだまだ、巻末ウソ予告は「スクールカースト編」が続くようですよ!\(^o^)/
さて、「1冊で分かるストーリーガイド」を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
「諫山先生のロングインタビュー」も含め、紹介しきれていない部分がかなり多いので、ぜひ手にとって読まれる事をオススメします!
これまで発売されている全ての公式ガイドブックを読んでいる管理人アースですが、「Answers」とこの「ストーリーガイド」は購入して損は無いかなと感じていますよ!
オススメの一冊です!\(^o^)/
未購入の方は、「1冊でわかる! 進撃の巨人 ストーリーガイド 」から購入できますので、検討してみてください!
→ アニメseason3のPart.2は2019年4月28日(日)24時10分より放送開始!
→ 29巻最新刊あらすじ感想と考察まとめ!
→ 【進撃の巨人】キャラクター名鑑とは!?ネタバレ内容からミカサのモデルまで!
→ 【進撃の巨人】「Answers」ネタバレ考察内容まとめ!
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擬音遊びだとマリア奪還作戦の前夜のジャンとエレンの戯れが最初だった気がするけど記憶違いだろうか…
シリアスな場面ではパッキャオだと思うけど
あ、「ドットコオイ」がありましたよね!
諫山先生の記憶違い?(・_・;)
管理人アース
アースさん お疲れ様です。
第1話の「いってらっしゃい」についてです・・・・
もし元作の中で、エレン・クルーガーがもし今も生きていたら年齢はだいたい50歳くらいでしょうか?
(グリシャに巨人を引き継いだ時が仮に28歳位だとしたら)
ここからは妄想なのですが、キヨミ様もエレン・クルーガーと同い年くらいじゃないかと感じます。
だとしたら・・・エレンが見た ミカサっぽい少女がいってらっしゃいと言うシーンは、あれは夢ではなく、実際に有った過去の誰かの記憶だったのではないでしょうか?
その記憶は、少年エレン・クルーガーの記憶であり、いってらっしゃいと言っていた少女が、幼い頃のキヨミ様という可能性です。
つまり幼少期に、キヨミ様とエレン・クルーガーは一緒に過ごしていた時期がある。
エレン・イェーガーと、エレン・クルーガーは同じエレンであり、同じ「進撃の巨人」継承者ですし、第一話のあの少女は、少女キヨミで、少年エレン・クルーガーに「いってらっしゃい」と言っていたのではと思うとゾクっとします。
ただあの薪を拾っていた少年エレン・イェーガーはあの時点では、まだ巨人を受け継いでいないのでなんとも言えないですが。
あのいってらっしゃいの少女を 私達はどうしてもミカサだと決めつけていましたけれども、これが思い込みかもしれません。
きっとキヨミ様も少女の頃は同じ東洋人ですので、ミカサっぽい少女だった可能性もあるかと思います。
そしてクルーガーとキヨミ様は年も同じ位だし、同じエレンという名前だし・・・
既出でしたらすみません。
>エレン・クルーガーがもし今も生きていたら年齢はだいたい50歳くらいでしょうか?
グリシャが49才なので、もう少し上かなと思います。
グリシャとクルーガーの年齢差は10才くらいでしょうか?
>第一話のあの少女は、少女キヨミで、少年エレン・クルーガーに「いってらっしゃい」と言っていたのでは
この考察は分かります。
クルーガーの名前がエレンというのも、この回収のためなのかなという考察ですね。
キヨミ様とクルーガーの年齢差は一緒くらいかもですよね!
また考察したいな、と思います!
ありがとうございます!
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
諌山先生のロングインタビューは、どれも興味深い内容ばかりですね。
確かに自分もエルヴィン団長と鎧の位置関係が近過ぎると感じていました。
車力@ピークを「実は女性と言うていで」も良いですね(笑)
ミカサのマフラーの色変更も含め、荒木監督のこの作品への意気込みを感じました。
そして大喜利ストである自分的には、今月の効果音の誕生が84話の「パッキャオ」だった事が一番の笑撃でした。
twitterにも挙げておきましたが、85話で兵長がミカサに「グワシ」をお見舞いしています(笑)
22巻ではそのような描写は見受けられませんでしたが、23巻以降も詳しく再チェックしてみます。
これまで効果音と言えば「コッポチャン」と「カツオ」くらいしか印象に無かったので、何か新しい発見があればと思ってます。
擬音だと、ベルトルトの「ビッグ」が印象に残っています(笑)
超大型巨人を使いこなしただろ!というライナーの言葉に「ビッグ」は笑えましたよ(笑)
諫山先生の擬音は、本当に笑えますよね!(*^^*)
管理人アース