最近は最新話86話「あの日」の衝撃的展開に目が行きがちですが、この新しく始まった展開から、第70話より続いた「シガンシナ区決戦編」が第85話にて終了したことが確定したと思われます。
その前の王政編(13巻第43話『リヴァイ班』~17巻第69話『友人』)では、少々難解な展開な部分と壁内での展開であったために評判が悪いような書き込みもネットで見られていましたが、「シガンシナ区決戦編」は、そのような評判をふっ飛ばすような素晴らしい良編、神編と言えるでしょう!
ここでは最高に盛り上がったシガンシナ区決戦編を振り返りながら名場面、伏線回収をまとめてみました!
見てみてください!
◆「シガンシナ区決戦編」の名場面まとめ!
それでは、完全に管理人アースの独断で決める、名場面を見て行きましょう!(笑)
作戦前のリヴァイとエルヴィンのやり取りから
まず、最初の名場面ですが、ウォール・マリア奪還作戦の前の会議が終了し、皆がいなくなった後にリヴァイがエルヴィンに問いかけるシーンから始まります。
リヴァイはエルヴィンの身体を気遣い、ハンジに指揮を任すように告げます。
しかし、エルヴィンは自分の夢を叶えるため、地下室に行くためにゴネます。
私情によりゴネているのが分かっているためなのか、リヴァイは力ずくでも作戦からリタイアさせるように、脅します(笑)
しかし、エルヴィンはそれでも作戦を降りないと言い切ります!
それを聞いたリヴァイは、流石に引きます。
管理人アースもそうですし、「進撃の巨人」ファンの誰もが感じている魅力のひとつに、エルヴィンとリヴァイの会話があるでしょう。
この一連のやり取りも、その魅力が存分に表れており、最高ですよね!
リヴァイはエルヴィンの目的が私情による「地下室」だと分かっており、それを踏まえ、作戦から降りるように言っていたのだと思います。
私情が入ると冷静な判断ができなくなるでしょうし、リヴァイはそのため判断を誤り調査兵団が致命傷を負う、エルヴィンの命が危うくなる事態を懸念したのだろうと感じます。
しかし、それでもエルヴィンは「立ち会わねばならない」という強い決心に、リヴァイは「酔っ払っている」エルヴィンを感じ、止めきれなかったのではないでしょうか?
最後のリヴァイの「お前の判断を信じよう」という終わり方も最高ですよね!
管理人アースのお気に入りの名シーンです!
この二人のやり取りがもう見られないと思うと、悲しいですね(T_T)
エレンとジャンの「奪還作戦の夜」
二つ目の名場面は、同じく第72話からで、まずジャンがエレンにふっかけます。
そのジャンにエレンが乗っかります。
あれ、エレンの元気が戻ってきてる?
やるか?
二人は、やり合い始めます!!(笑)
「破けちゃうだろうが!」は最高ですね!(笑)
やり合いは続き、誰も止めに来ない事に焦りだす二人(笑)
その後、リヴァイ兵長により強制終了となります(爆)
まさに、「解散式の夜」を踏まえた、懐かしく素晴らしい名場面ですよね!
当時は本当に本気でいがみ合い、殴り合っていた二人が、凹んでいるエレンを気遣いワザとふっかけるジャン、それが分かっていて乗っかるエレン、周りもそれに気付いていて止めない…
104期生の成長を本当に感じさせる名場面ですよね!
そんなところを全く気にせず強制終了させるリヴァイ兄貴も最高です!(笑)
それぞれの個性、成長が散りばめられている、最高の名場面であると感じる管理人アースです!
獣の巨人と初対峙するエルヴィン団長!
とうとうシガンシナ区に到着し、最初に発見した戦士ライナーをリヴァイ兵長は仕留めきれませんでした。
そして、ライナーは鎧の巨人になります。
それを見たエルヴィン団長は、他のベルトルトや獣の巨人を警戒し、指示を出した瞬間、ドドドドド!と発光&爆発音が発生します!
獣の巨人登場!
とうとう調査兵団と故郷組の一騎打ちが始まった!という最高に盛り上がった名場面でした!
ここから調査兵団がほぼ全滅となる「シガンシナ区決戦」が始まりました。
エルヴィンとリヴァイの最後の会話!
シガンシナ区決戦は、獣の巨人の石つぶて攻撃により、絶体絶命となります。
そんな絶体絶命のピンチにエルヴィンはまだ策があるようですが、言うのをためらっています。
その理由をリヴァイが尋ねると、エルヴィンはため息をつきながら木箱に座り、本音をつぶやきます。
そして、これまで自分の作戦によって死なせてきた仲間たちに見られている事により、地下室に行くことを決断仕切れない心情を吐露します。
そんなエルヴィンにリヴァイは夢を諦め、団長を全うしろ、と言い切ります!
そして、エルヴィンとの最後の約束…
後に、この時のリヴァイに向けて言ったエルヴィンの言葉も明らかになります。
もう、このやり取りは最高ですよね!
決して他人には見せなかった本音を吐露するエルヴィンは、死を前に団長としての義務との間で揺れているのが分かります。
そんなエルヴィンにリヴァイは「最後まで団長として死んでくれ」と背中を押すのです。
そして、兵長としての自分の義務、役割も果たすと…
この「選択」は、これまで判断をエレンに丸投げしてきたリヴァイなりの、エルヴィンへのハナムケのようにも見えますよね!
この後のエルヴィンの「ありがとう」は、69話でのリヴァイの「ありがとうな」と被り、心からの感謝だと感じられます。
上司と部下を超えた、二人の信頼関係が窺えますよね!
二人の最後の会話になったであろうこのシーンは、管理人アースの「進撃の巨人」名場面トップ3のひとつとなっております!
リヴァイVS獣の巨人!
獣の巨人の石つぶて攻撃により、エルヴィン、マルロ達新兵は次々と倒れて行きます。
生き残った兵士達は、それでも諦めず信煙弾を放ち、向かっていきます!
しかし、その兵士達にも石つぶてを放ち、全滅させます。
全ての兵士を倒したと思ったであろう、獣の巨人の近くにいた巨人が「ドサ」っと倒れる音がします。
疑問に思った獣の巨人の肩に、アンカーが刺さります。
すると、信煙弾の煙の向こう側から、ブレードを抜いたリヴァイが飛び出してきます!
キターーーー!!!\(^o^)/
向かってくるリヴァイに、獣の巨人は鋭い爪で襲いかかります!
しかし、りヴァイのスピードに付いていけなく、ドンドン切り刻まれていきます!
足を切られ、獣の巨人は倒されます!
そしてとうとう、獣の巨人の正体ジークは、リヴァイに捕まります!
この、夢にまで見た一騎打ちは、リヴァイの圧勝という展開でした!
というか、「エルヴィンの策+新兵たち+リヴァイ」が圧勝したということでしょう!
本当に盛り上がった、素晴らしい名場面でした!
全てを納めたリヴァイ兵長!
瀕死になったエルヴィン団長とアルミンとの、どちらに巨人化注射を使用するかで、兵団幹部とエレン&ミカサとで真っ二つに意見が分かれます。
結果、リヴァイが当初の意志を曲げ、アルミンに使用し巨人化させ、ベルトルトを捕食させます。
人間に戻ったアルミンはその経緯を聞き、エルヴィン団長の代わりに自分が助かったことに耐えられないような表情をします。
エレン、ミカサも立場がないように感じています。
そして、ハンジもエルヴィンが死亡しアルミンが助かったことに口では何も言うまいと言いながらも、アルミンにかけるプレッシャ―は半端なく、どう見ても納得していません(・_・;)
そんな場を収拾したのがリヴァイの言葉でした。
プレッシャーに耐えらなさそうなアルミンに、リヴァイは言います。
「お前はお前で人には無い力を持っていることも確かだ」
「いいか? 誰も後悔させるな」
「俺も」「こいつらも」
「誰も―」
「お前自身も」
「後悔させるな」
「それがお前の使命だ」
このリヴァイの言葉で、アルミンは救われたのではないでしょうか?
生き残った兵士、全員にあったギクシャク感が、ここで消えます。
もちろん、このサシャのセリフの力も大きいですが(笑)
それまで自分に歯向かい、刃傷沙汰を起こした部下に対し救いの言葉をかけるリヴァイの器の大きさ感じさせた名場面でした!
そして、これは新たなリヴァイの名言ですね!(^^)
それでは、次にシガンシナ区決戦編で回収された伏線を見て行きましょう!
◆「シガンシナ区決戦編」での伏線回収場面まとめ!
「シガンシナ区決戦編」では、名場面とともに数多くの伏線回収が起きました!
順番に見ていきましょう!
キース・シャーディスとグリシャの関係!
まず、「シガンシナ区決戦編」第1話目となる70話にて、エレンが思い出したグリシャの記憶の中で、グリシャが訓練兵団キース教官を見ていることに気付きます。
そして、第71話「傍観者」は丸ごとキース教官とグリシャの出会い、関係が語られる回となっています!
これは、もともと第16話「必要」にて、キースがエレンの父グリシャの事を知っている伏線の回収と言えるでしょう。
そして、第62話ではエレンが思い出した記憶の中にキースの画が描かれており、この伏線回収もされていますね。
キースジャーディスの正体は?グリシャと友人の真相もにて、管理人アースはこの伏線について触れており、キースとグリシャは友人関係であることを指摘していました。
16話にて仕掛けられた伏線が、今回の「シガンシナ区決戦編」の第70話で回収されるというロングパスになっていますね!
素晴らしい回収となっていました!
マルコ死亡の真相!
そして、「キース教官の伏線回収を超える」と言っても過言ではない伏線回収が第77話にて登場しましたね!
マルコ死亡の真相です!
第18話にてマルコは死亡しており、第21話でアニの立体機動装置を見つめるアルミン、第31話でアルミンはアニにマルコの立体機動装置を指摘し、アニがマルコを殺したのかと問い詰めています。
アニがマルコを殺したのか?という謎はこの時に解決はされなく、ずっと謎に包まれていました。
そのことは、77話最新あらすじ画バレ感想と考察!でも書いていますが、管理人アースはもともと【マルコボットはなぜ死亡?】と【進撃の巨人ネタバレ18話の考察!「今、何をすべきか」の伏線ポイントまとめ!】にて、この謎、伏線について考察しています。
そして、その考察は当たっていたわけですが、まさか77話という超ロングパスにて回収されるとは予想外でした!
1話のほとんどを割いて、ここまでキチンと回収されるとは!
この伏線回収は、諫山先生が作中内の伏線、謎をどれだけキチンと回収しようとされているのかを表しているなと感じました。
素晴らしいデッドスペースを狙った、超ロングパス回収となっている伏線回収でした!
エルヴィンのうわ言にて、エルヴィンの質問の回収!
第55話にてエルヴィンは幼き日に、父親にある質問をしたとピクシスに話をします。
その質問が84話にて、虫食い状態で、うわ言として登場します。
これには驚きました!
素晴らしい演出であり、さらに素晴らしい伏線だなあと思いましたが、さらに次話にて回収されるとは、さらに驚きました!
この時のうわ言が登場するまで、55話のこのシーンが伏線として再登場するとは予想しておらず本当に驚き、諫山先生のひとつひとつの場面を丁寧に扱う持ってき方に、舌を巻きました。
これも、素晴らしいの一言ですね!
グリシャの地下室への到着!
「シガンシナ区決戦編」最終話となる85話にて、第1話から登場していた「グリシャの地下室」にとうとう到着しました!
地下室については、様々な「進撃の巨人」の考察サイトで考察され、当サイトでも地下室には何がある?グリシャの謎を検証!で考察していました。
そして、その地下室には3冊の本が隠されており、地下室での戦果は3冊のグリシャ・ノートとなりました。
正直第1話から登場し、しばしば回想シーンにて登場していたグリシャの地下室だっただけに、「ノートだけ?」という感じを禁じ得なかったのですが、次章の始まりとなる86話での内容は、そんな思いをふっ飛ばす内容となっていました!
「シガンシナ区決戦編」最終話にて回収された、作品内最大級の未回収伏線は、次章のプロローグとして、素晴らしく展開を盛り上げる回収方法となっていました!
次話である87話でも引き続きグリシャ・ノートの内容となると予想されますが、まだまだ「グリシャの地下室」伏線回収が続いていると言えるでしょう!
第1話からの、超超ロングパスとなった地下室の回収は、次章の幕開けとなる最高の回収となっています!
スピンオフからの伏線回収?
「シガンシナ区決戦編」には、スピンオフ作品「悔い無き選択」からの伏線回収?と言える場面が登場しました。
まず、第71話にて、エルヴィンがキース団長に長距離索敵陣形を提案しますが、キースは「自分が団長になったらやってみろ」と採用しませんでした。
しかし、「悔いなき選択」ではキースが団長時代に長距離索敵陣形を採用し、しかもリヴァイの壁外調査デビュー時にも行っています。
これは本編と「悔いなき選択」との間での食い違いと言えるでしょう。
その後、第76話「雷槍」にて再び「悔い無き選択」を思い出させる場面が登場します。
エルヴィンの回想時に、雨の中、リヴァイがエルヴィンにブレードを向け、それをエルヴィンが掴んでいる場面が登場します。
この場面は間違いなく「悔い無き選択」最終回にて登場した、リヴァイが調査兵団に入団する場面でしょう!
これは伏線回収と言えるか分かりませんが、本編でスピンオフ作品を思い出させる場面が登場するのは大変珍しく、思わず取り挙げました(笑)
「シガンシナ区決戦編」の名場面、伏線と振り返ってきましたが、まだまだ紹介しきれていないと感じています。
ベルトルトの「こんなにも残酷じゃないか」
エルヴィンの「兵士よ 叫べ」
アルミンの「海を―見てくれる」
エレンの「殺った」
まだまだ、名場面と呼ぶべき場面は多々あると思います。
本当に濃い編でしたよね!
まさに、「神編」と言えるでしょう!
次章がどのような編となるのかはまだ分かりかねますが、これだけ濃い一編の後なので、さらなる良編を期待させられますよね!
特に「伏線回収」「謎の回収」が気になります!
これからの展開に、これまでで最高の期待をしている管理人アースでした!\(^o^)/
→ 21巻最新刊あらすじ感想と考察まとめ!
→ アニメ2期放送日が2017年4月1日又は4月8日放送か検証!
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獣の巨人ジークが石を投げまくったのもコントロールがいいのも巨人大戦で武器をもった巨人の絵ありきで見ると 戦法の1つなのかもですね。
エレンゲリオンもベルトルに固いものを投げつければ
~とでもロッド巨人に砲撃しても効果ないのかな
ベルトル巨人は発熱中動けない に対しサイキョウノキョジン(ロッド)は発熱しながら進んだ・・となるんですかね。
ジークが叫ぶ兵団らに憤りを覚えた詳細も グリシャ達が・・と後々に回収されるのか マルコ伏線のロングパスを見るとなにが起こるかわからない作品ですね(^^;)
みなさんこんばんは。
シガンシナ区決戦編の見所のひとつに注射シーンがあると思いますが、調査兵団(人類)の勝利のためなら自ら進んで命をも捨てる事ができた兵士と、そこに躊躇いがあった兵士との差が21巻の結果に繋がった気がしました。
最終的に決断したのはリヴァイでしたが、作中で某キャラAが某キャラB達に対して抱いていた強者としての条件があの戦いでは逆転した構図になっており、読者に対しての伏線とまでは言えませんがああなるヒントを作者は与えていたと読み返していて思いました。
ネタバレ防止のためちょっと抽象的なコメントとなってしまいました。笑
はじめまして、アースさん。後れ馳せながらの進撃の巨人ファンです。毎日更新大変だと思いますが、おばさんの数少ない楽しみです!体調に気をつけて頑張ってくださいね!