「進撃の巨人」を前半後半の二部に分けるとしたら、どう分けますか?
ほとんどの方が「マーレ編」を境にして分けるでしょう。
マーレ編前後で舞台がパラディ島とマーレで変わりますし、時間経過も一気に4年も進みます。
明らかに「マーレ編」前後で物語の前半と後半に分けられるでしょう。
つまり、23巻で作品の前半後半で分けられる、ということになります。
さらに、ここで分けられるのは物語の内容だけではありません。
コミックスの裏表紙のデザインも、ここでガラリと変わっています。
かなり思い切ったこの変更に、何かしらの伏線が仕掛けられているのでしょう?
あるとしたら、どのような意味が込められた伏線なのか?
そして、そこから最終巻の裏表紙デザインとはどんなものになるのか?
予想してみましょう!\(^o^)/
◆コミックス裏表紙を考察!

1巻から22巻までは、104期訓練兵団卒業成績10位以内キャラが背を向け敬礼しているシルエットが描写されていました。
死亡したり裏切り者だと判明する度に消えていき、5巻でマルコ、9巻でアニ、11巻でライナーとベルトルトが消えました。
そのデザインが22巻まで続きます。

当初この裏表紙にした理由は、諫山先生の頭に「全員死亡展開」があったからではないかと思われます。
少なくともこの裏表紙を見た読者に「最後は全員死亡して終わるのかもしれない」と、予想させる仕掛けのかなと。
もともと9巻でサシャが死亡予定だった事からも、10巻で裏表紙からサシャが消える可能性もあったはずです。
当初は最終巻までこのデザインで行く予定で、最後に全員いなくなる、という展開予定だったのかなと管理人アースは妄想します。
それが23巻で、一気にマーレ編仕様へと変更になります。

右側にマーレ組が描写されています。
24巻は同じですが、25巻でマーレ側に対峙するエレンが左側に登場します。

26巻ではそこに調査兵団が加わり、パラディVSマーレという形になり、同時に死亡したウドとゾフィアが消えます。

そして27巻ではサシャが消え、マーレを裏切ったジークがパラディ側に移動します。

これが30巻まで続き、31巻では死亡したコルトとポルコと退場中のエレンとジークが消えます。

ちなみに2018年に放送された諫山先生出演「情熱大陸」にて明らかとなりましたが、諫山先生はこの裏表紙のキャラクターを一人ひとり丁寧に描かれており、描写されていない部分まで描いています。

テレビでは「性分で描いてしまう」とコメントされていましたが、これは隠していた人物が退場したら隠れていた部分が出てきたり、マーレ側に移動したら見えるためであり、それを想定して描かれていたのではと思われますよね。

さらに死亡したり裏切ったりしたら消える、という部分は前半の裏表紙の時と結局は変わらないな、と感じました(笑)
この辺りは表紙の考察と共に表紙からループ説と関係を考察!でも考察しています。
ここまでの考察で、裏表紙に登場する人物が全て移動可能であり、「対峙するメンバーが左右分かれて描かれる」と分かりました。
さらに31巻時点で、エレンが一人で地鳴らしを起こしパラディ側とマーレ側が手を組み「エレン・ストッパーズ」を結成しています。
これを踏まえると、32巻ではかなり大幅なデザイン変更が登場しそうですよね!
コミックス裏表紙を考察しています。普通の東洋人。さんから「エレンとすべての人物が向かい合う構図に」とコメントが32巻の構図はどうなるのだろう、と。
31巻でコルトとポルコが消えているどころではない構図の変化があるのでは?
エレンVS全員になる?(・_・;)#進撃の巨人 pic.twitter.com/fwAyJMoL1z— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) April 19, 2020
エレン一人にエレン・ストッパーズが対峙するような描写になるかもですね!
◆裏表紙に込められたループ説を検証!

ここまでの考察で、32巻の裏表紙のデザインが「エレンVS全員になるのでは?」と分かりました。
ここからさらに「白抜きのキャラ選定」について考察したいと思います。
daichiさんが非常に面白い考察をコメントしてくれました。
見てみましょう!
漫画の裏表紙、白い絵とは別にグレーの絵が表表紙から
抜粋して描かれているのは、
ストーリーと同じ、ありえる事ならそれを裏表紙へ
ありえない事なら、ありえない事だけを裏表紙へ
抜粋してるのかなと思いました
31巻→ミカサがあの構図で飛んでるandマフラーありは本編なし
なので裏はありえないミカサ
30巻→実際に本編にユミルの民シーンあり、なので裏はエレン
29巻→全体の構成的にもありえるので、裏はエレンandピーク
28巻→ジークはあそこまで再生された状態で描かれていない
なので裏はありえないジーク
27巻→本編はエレンの目に巨人化跡はなし、なので裏はエレン
26巻→リヴァイは戦闘中あのポーズで戦闘していた可能性あり
ミカサが雷槍を4本つけてるシーンはなし、裏はミカサ
25巻→エレンが襲うシーンあり、構図も同じ
24巻→???
23巻→ガリアードの顔が描かれたシーンは銃弾後あり?だと
思うので、裏はありえないガリアード
22巻→実際に海に行くシーンあり、なので裏は3人全員
21巻→エレンとミカサの手が逆、なので裏はエレンandミカサ
20巻→リヴァイが重症をおうことは本編なし、裏はリヴァイ
19巻→エレン(巨人)とアルミンが乗ってるシーンはなし
近くにいた事は本編ありだけど、家の屋根に乗ってるかと
なので裏はエレンandアルミン
18巻→???
エレンとアルミンが眺めているシーンはないので
裏は理解できるが、それならリヴァイがいるはず?
17巻→???
16巻→ヒストリアが薬を打つことはない、なので裏はヒストリア
15巻→エレンは口枷あり、なので裏はエレン
14巻→エルヴィン、リヴァイの表情はいつも通り
この巻ではハンジが表紙のように心の底から
笑ってる描写はなし、なので裏はハンジ
13巻→???
12巻→ユミルとヒストリア共に仲間になるシーンはなし
なので裏はユミルandヒストリア
11巻→実際にあったこと、裏はそのまま
10巻→ユミルは巨人化、ヒストリアは構図的に叫んでるシーン
なので、裏はユミルandヒストリア
9巻→???
裏は獣だけでなく全員必要
8巻→???
この理論でいけば、裏はミカサのはず
7巻→???
エレンだけでなく、表表紙すべてありえない
6巻→アルミンがあんな倒れ方は本編はしない
なので裏はアルミン
5巻〜1巻は自分もってなく、確認なし
こんな風にすべてがすべてではないですが、かなり可能性は
高いかなと、これで、過去へのループ説がいつ起こったか、
確認でき、本編・裏表紙・表表紙 の3つでかなり確証
もてるかなとw
非常に面白いですね!
ここから「?」の部分を考察してみたいと思います。
24巻は「エレンがここでライベルアニの正体に気付いた」という描写で「エレンだけあり得ない」から抜粋した可能性もありますよね。
18巻は、リヴァイとエレンはこの表紙のままの場面があったのかなと。
エレンとアルミンが並んで見たシーンが「あり得ない」ので、そこだけ抜粋したのかもしれません。
エレンが壁に到着した場面を見ると、小さくリヴァイ兵長らしき人物がシガンシナ区を見下ろしている描写があるので、そこはあり得たのかもです。
なので、あり得るリヴァイ兵長は抜粋しなかったのかもです。
17巻は、ちょっと分かりませんね。
エレン、ミカサ、アルミンではなく「エレン、アルミン、ヒストリア」の抜粋というのも何か意味がありそうなのですが、ちょっと分からないですね。
この3人だけ「あり得ない」何かがあるのでしょうか?
13巻はむしろエレン、ミカサ、アルミンが選ばれているのですが、本来なら全員が選ばれなきゃですよね。
少なくとも絶対ヒストリアは「あり得ない」描写なので、ヒストリアも描写されていれば納得なのですが。
逆に10巻はどうでしょうか?
この表紙自体あり得ない場面なので、「あり得ない事を抜粋」であればエレンとミカサも裏に描写されなければと感じます。
8巻、7巻も同じですよね。
5巻はリヴァイ班を覗き込む巨人だけが抜粋されています。
本編にこの巨人は登場していないので、「あり得ない巨人だけが抜粋」でOKでしょう。
4巻はミカサを見上げるエレンが抜粋されています。
全てあり得る場面なのでエレンだけを抜粋ということでOKでしょう。
逆にエレンだけブレードが残っているということで「エレンだけあり得ない」とかも考えられます。
3巻はエレン巨人の顔だけが抜粋されています。
本来だったら見上げるアルミンが本編では登場していないので、アルミンが抜粋されるはずで、「?」と思われます。
2巻ではミカサに倒された巨人が抜粋されています。
この巨人がミカサに倒されていない巨人、と考えればOKですね。
1巻は超大型巨人の顔が抜粋されています。
全てあり得る場面なので、超大型巨人だけ抜粋で「OK」です。
こうやって見ると、かなりの確率で合致するけれど、まだそれだけでは分からないような気もしますね。
ただ非常に面白い考察ですし、白抜きのキャラの法則を考察したことが無かったので楽しかったですよ。
daichiさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
ここから32巻の裏表紙を予想してみましょう!
◆32巻以降の裏表紙を予想!

32巻の裏表紙はどのようなデザインとなるのでしょうか?
先程も少し触れましたが、「エレンVS他全員」みたいなイメージになりそうですよね。
左側に全員が来て、右側にエレンが来るでしょうか?
逆の位置ですが、イメージとしてはこんな感じですよね。

左側にパラディとマーレが来て、右側にエレン一人が…というイメージですね。
やはり読者目線側のグループが、左に来るのかなと。
さらに白抜きの描写ですが、これは表紙が分からないので予想できませんが妄想はできます(笑)
32巻表紙は「飛行艇から見下す地鳴らし巨人」と、管理人アースはイメージしています。
あくまで妄想ですが。
そこに登場する、地鳴らしを飛行艇の中から見下ろしているミカサが白抜きかな、なんて思っています。
まだ32巻は2話分内容が分かっていないので、そこを利用した適当な妄想ですが(笑)
それではそれこそ完全に妄想ですが、ここから最終巻の裏表紙を予想してみましょう!
◆最終巻の裏表紙を予想!

最終巻の裏表紙はどうなるのでしょうか?
それこそ「誰が最後まで生き残るのか?」が分からないと予想もできないですよね。
裏の主人公はライナーかナンバリング考察!で予想していますが、管理人アースはエレン、ミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ヒストリアは生き残ると考えています。
もともと全員死亡を考えていましたが、やはりこれだけ国民的人気漫画になった以上、変更してくるのではと察せられます。
ガビ、ファルコも未来を表していると考えられるため、生き残るのではないでしょうか?
そしてこれまでのコミックス裏表紙は1巻後を反映していましたが、最終巻は最後の生き残ったメンバーを表すでしょう!
エレンとその他メンバーとの対峙場面で表されるのか?
それとも全く違う描写となるのか?
この辺りは本当に分からないですね。
今回の考察で32巻以降の裏表紙は「エレンVSエレン・ストッパーズ」となり、32巻の白抜きキャラは「地鳴らしを飛行艇から見下すミカサ」と予想できました!
さらに最終巻は「エレンVSミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ヒストリア」描写となるのでは、とイメージしました!
最終巻まで要チェックですよ!\(^o^)/
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