あらすじ&感想

進撃の巨人ネタバレ28話の考察!「選択と結果」の伏線ポイントまとめ!

あらゆる場面に伏線が施されている「進撃の巨人」ですが、28話にも伏線が仕掛けられている場面があるのでしょうか?

検証してみましょう!

◆第28話「選択と結果」の見どころ!

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「進撃の巨人」第28話「選択と結果」より

女型の巨人を食わせないように、向かってくる巨人を倒しまくる調査兵団ですが、巨人の数が多すぎてどんどん食われて行きます。

その状況を見て女型の巨人を諦めたエルヴィンは撤退命令を出します。

食い尽された女型の巨人と倒された巨人の死体から発する蒸気を見てエルヴィンは、超大型巨人の正体が蒸気紛れて立体起動装置を使用し、離脱したのではないかという以前にハンジから聞いた推論を思い出します。

撤退命令が出たことに安心したリヴァイ不在のリヴァイ班は気が楽になったのか、おしゃべりをしながら立体起動でリヴァイがいる場所を目指し移動をしています。

その時、調査兵団のマントを着た人物をリヴァイだと思いグンタが近付くといきなり殺されます。

そして女型の巨人が再登場します!

エレンはグンタを殺され、今度こそと巨人化しようとしますが、エルドに「この場から離れることが最善策だ」と言われ、エレンは単独で離脱します。

その際エルヴィンが「最善策では敵は倒せない」「リスクも背負わなければ」とハンジに語っているコマがエルドの「これが最善策だ」「お前の力はリスクが大きすぎる」のコマと対比になっており、思いっ切りフラグが立っています(-_-;)
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「進撃の巨人」第28話「選択と結果」より

リヴァイ班と女型の巨人の戦いが始まり、今回もっとも盛り上がる場面です!

リヴァイ班は善戦しますが、知性巨人には適わなく、最後にオルオが殺され全滅してしまいます。

全てを見届けたエレンは単独で離れるという選択をしたことを悔い、女型の巨人に対して強い殺意を抱きながら巨人化し、終わります。



27話の考察29話の考察

◆第28話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!

28話の伏線ポイントはこのようになっています。

  • 女型の巨人アニが着ていた調査兵団のマント
  • 「お前の判断を信じよう」というリヴァイのセリフ

それではそれぞれ見て行きましょう!

女型の巨人アニが着ていた調査兵団のマント

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「進撃の巨人」第28話「選択と結果」より

エレンの居場所を知るために女型の巨人の正体であるアニは信煙弾を打っています。

リヴァイからの信煙弾だと思いグンタが信煙弾を打ち返し、それに向かって立体起動装置を使い移動しているアニの後ろ姿は調査兵団のマントが描かれています。
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「進撃の巨人」第28話「選択と結果」より

アニはどうやってこのマントを手に入れたのでしょう?

マルコの立体機動装置を持っているアニは自分の立体機動装置を使用したとしても後に怪しまれることはありません。

そのため立体機動装置は自分の物を使用していたのかもしれませんが、調査兵団のマントはどこから入手したのかは明らかになっていません。

後の第43話でベルトルトがユミルを拉致するシーンがあります。

ベルトルトは超大型巨人になり、ユミルともう一人の団員を捕まえ口から入れ食いました。

そして第46話で拉致されたエレンとユミル、拉致をしたライナー、ベルトルトが会話するシーンがありますが、その時のライナーとベルトルトは立体機動装置を着けています。

ライナーが着けていた立体機動装置はエレンの物だとユミルから説明がありましたが、ベルトルトの立体機動装置は誰の物だったのか説明はありません。

もともとライナー、ベルトルト、ユミルは立体機動装置を着けていなかったので、これらの人の物ではありません。



おそらく、ユミルを拉致する際に超大型巨人が口から入れたもう一人の団員の物だと思われます。

つまり、知性巨人が口から入れた物は体内で保存でき、後に取り出せるということが推測出来ます。

それを踏まえて考えると今回の女型の巨人の正体であるアニが着けていた調査兵団のマントは、これまでに殺した調査兵団員のマントなのかもしれませんね。

殺した調査兵団のマントを口から入れ、どこかで人間に戻り、マントを着たということでしょう。

そう考えると納得できますね!

「お前の判断を信じよう」というリヴァイのセリフ

エルヴィンの指示にリヴァイは頷き、「了解だ、エルヴィン」「お前の判断を信じよう」というセリフは名言と言えますね。

72話「奪還作戦の夜」でもこのセリフは登場します。

右腕を失ったエルヴィンに奪還作戦から降りろとリヴァイはエルヴィンに提案しますが、エルヴィンはガンとして譲らず、リヴァイは結局諦め引き下がります。

最後にリヴァイは「エルヴィン、お前の判断を信じよう」と言って部屋から出て行きました。

伏線とは言いにくいセリフですが、「伏線らしき」と言ったところでしょうか?(笑)



この時のリヴァイの気持ちはなかなか察しにくいですが、もしかしたら今回の女型との戦いを思い出して言っているのかもしれませんね。

28話は女型の巨人との戦いが大盛り上がりの回でしたが、伏線もきっちり仕掛けられている回でもありました!

小さなコマにもやはり伏線がある作品のようです!(笑)

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POSTED COMMENT

  1. バシタカ より:

    女型は拘束された時 巨人に食われて(手とかもげてる)のにすぐ再巨人化したときに再生してたんですかね?

    • 管理人アース より:

      巨人化能力者の再生能力はかなり高いので、そうかなと。

      またよろしくです!

      管理人アース

      • バシタカ より:

        でもジークやライナーはバラバラにされて 時間あいても再生してなかったですよね…。アニだけ短時間で再生できるんですかね…

        • 管理人アース より:

          欠損した部位や状態にもよるかもですね。

          練度の差もあるかもですが…

          またよろしくです!

          管理人アース

  2. Flügel der Freiheit より:

    文法的に意味…。

    返信ありがとうございます。
    リヴァイの怪我についての考察ですね。リヴァイは極端に戦闘能力が高いので、活躍しすぎるのを防ぐという意図は間違いなくあると思います。

    ただ、深読みのリスクを覚悟すれば、別の意図も一応存在するのではないか、という気もします。

    リヴァイ兵士長と女型の巨人の戦闘シーンについて、改めて考えてみました。

    女型の巨人が最後の力を振り絞って、ミカサを手で振り払おうとしていると見える描写があります。原作では、リヴァイは単純に足蹴りで女型の手を止めているように見えますが、アニメでは、まずミカサを手で掴み、その直後に足蹴りをして女型の手を止めているように見えます。

    この微妙な描写の違いについて、どれだけ意味があるのかは分かりません。ただ、アニメが原作の内容を補強していると考えれば、どうやらリヴァイはミカサを助けているだけでなく、ミカサの行動を止めているような印象も受けます。

    女型の巨人には、もはや硬化で防御する余裕はなく、せいぜいミカサを手で払いのけるのが精一杯だったように思います。もしもリヴァイが、女型の手を直接ブレードで攻撃していれば、十分ミカサを守れたと思います。その結果、ミカサが女型の巨人を仕留めたとしても、最初の目的であるエレン救出は可能だと思います。

    非常に根拠薄弱ではありますが、単にミカサを助けるためだけなら、わざわざ足蹴りのようなリスクの高い方法で女型の手を止める必要はないという見方もできるように感じます。

    そこで思い出すのが、エルヴィン団長の目的です。エルヴィンの目的は、女型の中身を切り刻むことではなく、中身を拘束した上で正体を暴き出すことにあると考えられます。もしもリヴァイがエルヴィンの判断に従っているなら、中身ごと仕留めようとしているミカサの行動は止めなければならないということになるでしょう。ですから、わざわざ手でミカサを掴んだということになります。

    ただし、これは毎度お馴染みの私の深読みです。ときにはリスクを背負い、発想を飛躍させることも重要かもしれませんが(笑)とりあえずは、ほぼ確実に読み取れる伏線を考えることが最も重要だと思っています。

    (それに、この考察が正しくても間違っていても、ストーリー上それほど重要ではないかもしれません。)

    • 管理人アース より:

      Flügel der Freiheitさん!

      コメントありがとうございます!

      いやいやアニメとの比較も取り入れ素晴らしい考察ですね!
      エルヴィンの判断に対するリヴァイの信頼の深さも考慮した考察ですね。

      深読みと言われますが、「進撃の巨人」は深読みしても斜め上を行く展開を見せますから(笑)

      またコメントよろしくお願いします!

      管理人アース

  3. Flügel der Freiheit より:

    意味上の違いは全くありませんが、引用は厳密にしておきます。

    誤「今はこれ以上損害を出さずに帰還できるように尽くす」
    正「今はこれ以上損害を出さずに帰還できるよう尽くす」

  4. Flügel der Freiheit より:

    ネットを見てみると、オルオは19歳だそうですね。おそらくリヴァイ班の他のメンバーたちも、19歳か、それに近い年齢でしょう。

    オルオは、リヴァイ兵士長よりも年上に見える容姿です。ただ、彼の言動には少し青臭さもあるので、実際のところ、19歳が相応かもしれません。(…という私も19歳なのですが。)

    若くして殉職したリヴァイ班のメンバーの名誉のために言いますと、彼らの戦闘能力は十分に高かったと思います。もしもリヴァイが、彼らに「女型の巨人には知性があること」について十分に伝えていたならば、これほど悲惨な敗北を喫することはなかったと思います。

    第30話の始めのほうで、リヴァイが、亡くなったメンバーたちを見つめるシーンがあります。これは私の憶測ですが、仲間を失ったことを深く悲しんでいると同時に、何も情報を与えずに女型の巨人と戦わせる結果になったことに申し訳なさを感じているのかもしれません。リヴァイも、エレンと同じく、厳しい選択を強いられたのかもしれませんね。

    さて、第28話で、エルヴィン団長が「今はこれ以上損害を出さずに帰還できるように尽くす」と発言した後に、「…今はな」と強調するシーンがあります。今は撤退するが、後で必ず女型の巨人を拘束するというエルヴィンの決意が現れています。

    すぐ後のシーンで、リヴァイが「お前の判断を信じよう」とエルヴィンに述べています。リヴァイは、ガスと刃を補充せよという命令の真意までは理解していないでしょうが、その命令が「いつか女型の巨人を拘束する」という目的意識に基づいていることは理解したのではないでしょうか。

    第30話で、リヴァイがミカサに「俺の判断に従え」と言っていますが、ある意味で「俺の判断」とはエルヴィンの判断だということになりそうです。

    その発言の直前に、リヴァイは、女型の巨人を仕留めようとするミカサに対して、「あの硬化させる能力がある以上は無理だ」と言っていますが、これは詭弁だと思います。一個旅団(約4000人の兵士)に匹敵する戦力を誇るリヴァイは、硬化能力の速さを上回る攻撃速度で、女型の巨人を切り刻んでいます。それでもリヴァイは、ミカサが女型の巨人を仕留めるのを阻止しています。エレンを奪還した後は、ミカサに「作戦の本質を見失うな」とも言っています。

    これらのことから考えると、リヴァイが「お前の判断を信じよう」と言ったとき、念頭にあったのは「後で必ず女型の巨人を拘束させる」ということではないかと思います。

    • 管理人アース より:

      Flügel der Freiheitさん!

      コメントありがとうございます!

      >仲間を失ったことを深く悲しんでいると同時に、何も情報を与えずに女型の巨人と戦わせる結果になったことに申し訳なさを感じているのかもしれません。
      そうですね。
      あのリヴァイの表情が何を語っているのかは読者各々の判断次第となるでしょう。
      「進撃の巨人」の特徴のひとつにこのリヴァイの表情のように、思わせぶりな表情がありますね!
      エルヴィンの微笑みなのが特に顕著ですが、作品の幅を広げるひとつの要素になっていると思います。
      考察する側としては判断に困ってしまいますが…(笑)

      作者はリヴァイという存在に困ってしまう時があったようで、女型の巨人編、後のエレン奪還編でリヴァイの絡め方と間違えると簡単に倒してしまうからだそうです(笑)
      なので、Flügel der Freiheitさんの考察通り「詭弁」だと思いますね。

      もしあの時リヴァイが「無理だ」と言った理由を挙げるとするならば、ミカサを助けた時に足を痛めているからでしょう。
      なので、エレンを救うことに徹したということです。
      ミカサを助けた時に痛めた足はこの後の「女型の巨人捕獲編」「エレン奪還編」でのリヴァイ欠場に繋がります。
      万全で登場させたらリヴァイが女型の巨人、鎧の巨人、超大型巨人を一人で倒しちゃいますからね(笑)
      リヴァイの足の怪我は作者の苦肉の策でしょう(笑)

      今回も面白い考察ありがとうございました!

      またコメントよろしくお願いします!

      管理人アース

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