進撃の巨人

進撃の巨人とはどういうストーリーなのか?2018年現在までのあらすじまとめと考察!

「『進撃の巨人』って面白いらしいけど、どんな話なの?」

そう聞かれて答えにつまった「進撃の巨人」ファンは多いのではないでしょうか?

その時はこの記事を見せてもらえば大丈夫です!

そして「進撃の巨人」ってどんな作品なんだろうと調べている方も、この記事を読んでいただければザックリと把握できると思います!

2018年現在までのあらすじをまとめてみました!

「進撃の巨人」とはどんな話なのか?

見てみましょう!

◆「進撃の巨人」とは、どんな物語なのか?

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「進撃の巨人」第1話「二千年後の君へ」より

「進撃の巨人」とは、巨人に捕食され全滅しかけていた人類が巨人に立ち向かっていく、主人公エレンを中心とした物語となっています。

約100年前。

無知性で不死な人間を捕食するためだけに存在する巨人に、人類はほとんど全滅されました。

命からがら生き残った人類は、巨人が入る事ができない3重の壁に囲まれた壁内に逃げ込みその後100年の間、平和な生活を過ごしてきました。

しかし、通常のサイズを大きく上回る60mクラスの超大型巨人の出現により再び壁が破壊され、大量の巨人が壁内に入り人間を捕食し、壁内人類は再び巨人の脅威にさらされます。

この時に母親を目の前で食い殺された主人公エレンは、全ての巨人を駆逐すると誓います。

残された2重の壁の中で暮らし、その中で巨人に支配されている壁外への調査を諦めない調査兵団に入団したエレンは、全ての巨人を駆逐するという夢を叶えるため、立ち上がります。

しかし、再び超大型巨人が現れ、2重目の壁も破壊され再び人類は巨人に食い殺され蹂躙されてしまいます!

攻め込んでくる巨人に立ち向かったエレンも捕食されかけますが、エレンの中に眠っていた「巨人の力」が発現し、エレン自身が巨人となり壁の中に入ってきた巨人を倒します!

そしてその力で超大型巨人に破壊された壁を塞ぎ、人類は初めて巨人の攻撃を退けます。

この時にエレンが発現した巨人の力は、他の巨人と違い知性と理性を保った巨人となっており、壁を破壊する超大型巨人と同じ種類のものであると分かります。

その後、超大型巨人の他に女型の巨人、鎧の巨人、獣の巨人等が登場し、エレンの巨人の力を奪うためにエレンを狙います。

壁を破壊し、壁内人類を攻撃してエレンを狙う勢力から、調査兵団はエレンと共に戦い守ります。

その都度大きな損失を生みながらもエレンを守り、人間を捕食する巨人の謎、エレンが持っている巨人の力の謎を解明していきます。

そして100年前に巨人により全滅しかけ壁の中に逃げ込んだ壁内人類の謎が、少しづつ明らかとなっていきます!

そして様々な謎を明らかにしながらエレンと調査兵団は壁の外の巨人を全て駆逐し、さらに自分たちを狙う勢力に挑むため、壁の外から海を渡り相手の本拠地に攻め込み、新たな戦いが始まります!

現在の物語は、この戦いの真っ只中となっています。

◆「進撃の巨人」の魅力とは?

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「進撃の巨人」には二つの読み方があると言えます。

「表側で進行している物語」と「伏線と回収から示される物語」です。

「表側で進行している物語」はまさに先に述べたあらすじの話であり、同時に「登場人物の魅力」も表側の魅力のひとつと言えるでしょう!

主人公エレンは、「壁の中で暮らしていれば安全で平和だ」と信じ安穏と暮らしているほとんどの人達に「異端だ」と言われながらも壁内から飛び出し、壁の外に出て自由を得るという夢を見続けます。

「進撃の巨人」は、エレンと同じ「壁外へ出て海を見る」という夢を持った、力は弱いけれど頭が良い幼馴染みのアルミンと、女の子ながら強い戦闘力を持ちエレンが気になってしょうがない幼馴染みミカサという3人で調査兵団に入り、巨人に立ち向かっていくという熱いストーリー展開となっています。

これらメインのキャラクターは非常にキチンと作られており、かなり魅力的な人物像となっています!

エレンの巨人に向かっていく折れない心は、読者の心を打つでしょう!

そのエレンを助ける為に戦うミカサはカッコよく、読者は目が離せなくなるでしょう!

この二人が助かる為に作戦を考え、そこに自分が進む道を見出すアルミンは、多くの読者を惹きつけるでしょう!

そして彼らの周りを彩る調査兵団上官である人類最強で潔癖症のリヴァイ兵長、最高なカリスマを持つエルヴィン団長、変人マッドサイエンティストのハンジ分隊長は、とんでもなくキャラが立っており、魅力的な人物ばかりとなっています。

多くの仲間や敵が登場し、それぞれのキャラが非常に魅力的な事もこの作品の大きな魅力であり、「表側で進行している物語」の大きな魅力のひとつと言えるでしょう!

そして「進撃の巨人」には、もうひとつの読み方があります。

これは作品内の各所に張り巡らされている伏線を読み解き、物語の世界を考察し展開を予想するという「裏の読み方」となっています。

例えば4巻にエレンに巨人との戦い方を教える教官であるキース・シャーディスが、エレンの父グリシャと知り合いだという伏線が登場しますが
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「進撃の巨人」第16話「必要」より

この伏線は17巻にて回収され、伏線が貼られてから約4年後の回収となっていました。
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「進撃の巨人」第71話「傍観者」より

もちろん4巻のこのひとコマの伏線を見逃してもキチンと意味が分かるように15巻にも伏線が貼られていましたが、4巻を読んだ時に気付き意味を考える読者は「グリシャとキースには関係がある」「これはエレンの巨人の力について何か知っている人物なんだ」と考察し、物語の世界観を考察することになります。

このキース教官についての考察は、当サイトでもキース・シャーディスの正体は?グリシャと友人の真相もにて考察しています。

このように考察を楽しみながら読むのが、「進撃の巨人」のもうひとつの読み方と言えるでしょう!

そしてこの伏線が回収されてから4巻を読み返すと、初見時に読み取れなかった意味が分かり、また違った見方ができるようになります。

このような伏線がアチラコチラに貼られており、気付いた読者は「いずれこの伏線が回収されるとなると、そこからどういう展開となるのか」と考え予想します。

そして回収されてから作品を読み返すと、また違った読み方ができ、同時に作者の計算された物語の構築力に驚嘆を覚えます。

これらは作者諫山創先生の物語の構築がとんでもなくシッカリしているので可能な事ですが、ほとんどの伏線に意味があり、予想外の回収をされます。

ここが「進撃の巨人」の「裏の魅力」と言えるでしょう!

「進撃の巨人」とは「表の物語」と「裏の魅力」を兼ね備えた作品と言えますね!

まずはサラリと一読し、熱い表の魅力を感じ、読み込んで「裏の魅力」を覚えましょう!

そうなったら、もう「進撃の巨人」から離れられなくなること間違いなしです!

未だ残された大きな伏線はいくつかあります。

今からでもリアルタイムで追いかけ、物語の終幕に立ち会いましょう!\(^o^)/

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POSTED COMMENT

  1. コダヌキオタヌ より:

     失礼します。コダヌキでございます。

     あらすじと魅力をまとめるのは中々に骨の折れる作業だった
    のではないでしょうか?アースさん、お疲れさまです!裏と表
    は、まさしく進撃の巨人の魅力ですね。
     先日私も「君が思うに進撃の巨人の魅力とは何ぞや?」と
    主人に質問されました。↓はその時に答えた、あくまでも個人
    的な意見です。

    「現実では有り得ない巨人という設定が、何を表現しているの
    か明確にされていないからこそ、読者は物語や巨人にあらゆる
    対象を嵌め込める。読者に「これはこういう意味だ」「こうい
    う物語を書いてくれる作家を待っていた」と思わせてくれる。
    物語の世界観が想像の範囲を広く与えてくれるからこそ、読者
    の一人一人にこれは私の物語だと思わせてくれる所が、この
    作品の魅力ではないか」と答えました。

     ちなみに【進撃の巨人】がどういう作品かと訊かれた時、
    全世界に数多いるファンの一人として、超個人的な解釈です
    が・・・
    「私達が日頃から正しいと認識している社会構造、常識、思想、
    家族観、信仰他諸々は、本当に正しい事だけで成立しているの
    だろうか?【進撃の巨人】は、そんな疑問を読者に投げかけて
    くる作品。第一話の『超大型巨人』の蹴りは、私達が抱く固定
    観念に風穴を開けた。【進撃の~】は上質な寓話」

     堅苦しい文章を長々と失礼いたしました。

    • 管理人アース より:

      進撃の魅力、作品のイメージ、スゴく上手く説明されていますね!
      この説明は本当に進撃が大好きで読み込まれているなぁと察せられました!(*^^*)

      >『超大型巨人』の蹴りは、私達が抱く固定観念に風穴を開けた。
      これ、カッコイイ説明ですよ!
      進撃の壁こそ思い込まされている社会の前提かもしれませんね。
      どこかで使わせてもらいたいなと感じる一文です!\(^o^)/

      管理人アース

  2. リヴァイ大好き より:

     こんばんわ。
     推理小説を読むときには、犯人を当てようといつも全力を尽くしますが、流れ的にこの人が犯人だよね。くらいの当たり方はありますが、その根拠を説明してみなさいといわれても明確には答えられません。犯人の登場から終盤まで2度読みしても作者が意図して表情の描写をしたりしていたり、絵で現わされていたら丸わかりなのに小説は文字だけだという利点で犯人が隠されていたりと、騙された感が残ることが多くあります。(気持ちのいい騙されもありますが)
     進撃の巨人は、漫画ゆえの表現(インパクトを重視する)もあり、理詰めでの謎解きは困難な時もありそうですが、結果がわかった時に読み直すと素直に合点がいく稀有な存在です。
     そんな進撃の巨人の考察サイトを開いていただき、リアルタイムで追いかけさせていただいているのは、とてもありがたく、楽しいです。
      

    • 管理人アース より:

      >結果がわかった時に読み直すと素直に合点がいく稀有な存在
      おお!まさにこれですね!
      ちゃんと計算され伏線も施されている事が後から読むと分かるんですよね!
      この楽しみをできる限り多くの人に感じて欲しいですよ!

      管理人アース

  3. 二度目の投稿 より:

    こんばんは。二度目の投稿です。
    表と裏というのは、絶妙な表現ですね!
    ここのところ、マーレ編では人対人の戦いに翻弄され、ジャンの台詞じゃないが、いつまで続くのか?て思ってましたが、巨人化に対する伏線回収とか、ミカサの刺青の謎とかまだまだ残ってますね。
    楽しみ楽しみ(笑)

    • 管理人アース より:

      やはり「ミカサの東洋の一族と右手首の刺青」と「二千年後の君へ」の回収は本当に楽しみですよ!
      あとは「壁の巨人の誕生」が気になっています。
      無垢の超大型巨人をどのように誕生させ、硬質化能力を得させたのか?
      地味に気になっています。

      管理人アース

      • 二度目の投稿 より:

        こんばんは。二度目の投稿です。
        そうなんですよね。
        ヴイリーが言うには数千万体あると言う壁中の超大型巨人。
        つまり、数千万人のエルディア人ですよね。
        これは当時壁中に連れて来られた人より多いと思われ、どうやって??と謎のままです。
        壁を作ったのはカールフリッツだと明かされてますし、ジーク同様に叫びの力なのか?
        いやいや、相手は数千万人だぞ。それも無理だろうと。。
        アニメ2のエンディングからの発想ですが、実は島の地中に眠ってたのでは?と思ってます。
        エンディングでは過去にも地ならしを発生させた事をイメージさせるシーンと巨人が地中から起き上がるシーンがありました。
        パラディ島は始祖ユミルフリッツが大地の悪魔と契約した地では?という考察もありますしね。

        やはり、進撃の巨人の面白さは謎への挑戦ですね!

        • 管理人アース より:

          壁の巨人は、おそらく「始祖の巨人」の「座標の力」によるものだと妄想しますが、数千万の超大型巨人を巨人化させ、穴を掘らせて硬質化させて…というのが可能なのかと。
          ただ、地中から生まれたのだとしたら穴は掘らなくて良いかもですね!

          管理人アース

  4. にこ より:

    私友人などに進撃を紹介するときに必ず言うことがあります。

    『あのね、主人公が初っぱなで最初に死んじゃうの、そんな物語ある?そっからどうなるかは読んでみて~』
    そうしてみんなはまっていきました。

    進撃のクリアファイルをもっていると、『あっ、それ好きなんだ!』からの進撃の話であーだこーだで、ぐぐっと距離ぎが近づきます。

    • 管理人アース より:

      良いですね!たしかに1巻でいきなりエレンが死亡しちゃいますよね!
      これから使わせてもらいます!(*^^*)

      管理人アース

  5. 蒼雪 より:

    ひらがな1文字だけで散々予想が盛り上がった『せー』の伏線を思い出しますね。2013年発行の11巻でユミルがしゃべりかけて止められて、解明されたのは2017年発行の22巻。
    今となっては懐かしいですが、その『せー』をなんとかどうにかするために、1巻からみんながず〜っと奮闘しているとも言えるわけで、この伏線は今でも続いているともいえます。むしろこの言葉は、最終話の最後の1コマまで、通奏低音のように効いていくのかもしれません。
    つくづく、漫画って絵と言葉の物語なんですね。

    • 管理人アース より:

      ユミルの「せー」懐かしいですね。まさにこの「せー」が今立ちはだかっている感じですよね。
      そして「二千年後の君へ」とミカサの「東洋の一族と右手首の刺青」という伏線。
      読者もまだまだずっと奮闘させてもらえそうです!(*^^*)

      管理人アース

  6. 次列三・伝達 より:

    アース団長、更新お疲れ様です☆

    3rd seasonから進撃ファンになる方達に優しい指南書ですね♬

    私は進撃の巨人の素晴らしい所は、“人間の絶望的な弱さと、強靭的な強さを、魅せつけてくれる”所です。

    また「敵」も巨人からはじまりますが、同じ人間同士だったり、国同士だったりと明確なキャラでは無く、“抽象的な恐怖が敵”であるところも素晴らしいと感じています。

    「命」一つでも、儚さや大切さを感じさせてくれて、架空の世界なのに“現実的”な感情移入をさせてくれる立派な作品です☆

    これからも団長を筆頭に皆さんと力を合わせて、あらゆる角度から考察していきましょう☆

  7. 「カツオ」「フグッ」「(イ)ワシィ」「コボチャン」
    擬音探しも楽しいです。(笑)

    そして、来月から始まる
    「進撃!巨人高校」 が楽しみです。
    マーレの新キャラたちが、どう絡んでくる
    だろうか?
    もしかすると、「進撃!巨人高校」の中で、
    パラディ島の3年間が チョコチョコと語ら
    れるのでは?

  8. サバ缶 より:

    あらすじまとめ、ありがとうございます!
    未読の友達は「怖そう」「グロい」と読まないのですが、実際読ませると、「こんな漫画とは思わなかった」と100%はまります(笑)。

    進撃の魅力には、「人間の本能に訴える恐怖」も感じます。
    巨人の正体が人間兵器?という想像はありましたが、「楽園送り」の恐ろしさは生理的な恐怖というか( TДT)
    戦闘シーンでの兵士たちの死に方なども美化なく、「世界は残酷だ」と思い知らせてくれます……。
    パラディ島とマーレ、善と悪は立場ひとつで同じで、現実世界でもどちらが勝とうが戦争の残酷さは同じなのだと教えてくれます。
    ほんとに深い物語ですよね……(T.T)

    アース隊長や皆さんの考察、いつも熱烈に拝読してます!陰ながら応援してます。これからも考察アップよろしくお願いいたします\(^^)/

    • 管理人アース より:

      ありがとうございます❗
      本能に訴える恐怖・・・本当にそうですよね❗
      将来的にも風化せずに歴史に残る作品だと思います。
      リアルタイムで読むことができる幸せを、少しでも多くの人と分かち合いたいですね!

      管理人アース

  9. 妄想を捧げよ! より:

    アース隊長

    進撃の魅力は隊長のおっしゃる通り、表側と裏側を兼ね揃えているからなんですよね^_^

    この状況とこれまでの伏線から、次はこうなるんじゃないか?
    と妄想を捧げるのが本当に楽しく、素晴らしい作品に出会えて感謝しています!

    ここで隊長はじめ隊員の皆さんの考察や感想、妄想も含めて楽しく拝見出来るのもまた、この作品が秀逸な証でしょう。

    もう一つ加えるならば、自己の人生というか、生き方も問われているような、言わば現代の哲学書のような作品だと思います!

    現代においては、進撃の世界のように人間があっさり死ぬ世界ではないですが、今も世界では争いがあり、貧困があり、日本においても暗いニュースが毎日のようにながれます。一見、平和に見えるけれども世界は残酷です。

    何が正しくて正しくないか迷う時こそ、この作品から得られるものはあると思います。

    まだ読んでいない人には是非ともオススメしたいと思いますね^_^

    • 管理人アース より:

      未読の人に「進撃の巨人」の魅力を理解してもらう際に、少しでもお役に立てたら嬉しいですよ!(*^^*)

      管理人アース

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