86話「あの日」では、驚くべき名前が登場しました。
それは、ユミル・フリッツです!
「ユミル」にも驚きましたし、さらに「フリッツ」とは!!!
この名前にはどのような伏線が施されているのでしょうか?
ユミル=ユミル・フリッツ!?
検証してみましょう!
◆「ユミル」と「フリッツ」とは?

ユミルと聞いて思い付くのはエレンと同期である104期生「ユミル」ですよね。
ユミルについては、ユミルの経歴プロフィールまとめ!でまとめてあります。
さらに北欧神話でのユミルとは「原初の巨人」であり、「巨人」と「神」の生みの親として登場します。
そして、フリッツとは、壁内の王家、フリッツ王を思い浮かべます。
ピクシスの話から、壁が出来る前である二千年以上続く王家であると分かっています。

ただ、調査兵団のクーデターが成功した際、このフリッツ王は偽の王であり、本当の王家はレイス家であると判明しています。
なので、フリッツ王は影武者であり、その役割は終え今後の登場はないと誰もが思っていたのではないでしょうか?
この二人の名前が合わさった、9つの知性巨人の生みの親であるユミル・フリッツとは、どのような人物なのでしょうか?
104期生ユミル=ユミル・フリッツなのでしょうか?
ここで、考察してみます!
◆ユミル・フリッツ=ユミルなのかを検証!

ここで、ユミルがユミル・フリッツなのかを検証してみます。
ユミル=ユミル・フリッツという可能性は、あるのでしょうか?
まず、さきほども書きましたが、ピクシスの話の通りであれば、フリッツ家は二千年以上続く王家なのでしょう。
そしてその姓から、ユミル・フリッツはフリッツ家の血筋の人間であると考えられます。
そのユミル・フリッツは、1820年前(グリシャ幼少時から)に巨人の力を手に入れます。
そして、その死後、その力を9つに分け、それぞれに継承させます。
ここで注目ですが、ユミル・フリッツは死亡していると書かれています。
つまり、ユミル・フリッツは、ここで死亡したのです!
ただ、ユミル・フリッツは巨人の力を持った人物です。
レイス初代王のように、継承者の中で生き続けている可能性がありますよね!

ここで、考えられるのは、フリッツ巨人継承者の中で生き続けているという可能性です。
十分、考えらえますよね!
そして、そのフリッツ巨人は、145代目でパラディ島に壁を作り、レイス巨人と中に籠ります。
この時のフリッツ巨人とレイス巨人は、ユミル・フリッツとレイス初代王と考えて良いでしょう!
しかし、壁を作って40年以上経った頃、現在から60年前に、何かが起きます。

ユミル・フリッツはレイス巨人に捕食され、「始祖の巨人」を奪われるのです。
そして、ユミル・フリッツの側近達、フリッツ家の人々は無知性巨人にされ、壁外へ追放されます。
その一人が、イルゼ・イーターなのではと思われます。
そして、ユミル・フリッツも無知性巨人化され、60年後にマルセルを捕食し人間に戻るまで壁外を彷徨い続けます。

こう考えれば、ユミルが「ニシン」を食べた事があること、「壁内文字、マーレ文字」の両方の文字を読める事、「みんなために死んであげた事」、「クリスタと似ていること」も繋がりそうですよね!
「みんなのために死んであげた事」は9つの巨人に分けるために、自らが死んだことを指しているのかなと思えます。

「クリスタと似ていること」は、フリッツ家の末裔であり、「悪魔と契約して巨人の力を得た」事が「存在しているだけで皆から憎まれた」クリスタと似ているという意味かなと考えらえます。
ただ一点、このままでは説明が付かない事があります。
それは、レイス巨人に捕食され「始祖の巨人」を奪われているのに死亡せず、無知性巨人化することに繋がらないという事ですね。
死亡しながら無知性巨人となり、壁外を彷徨うことはあり得ません。
これは、どのように説明が付くのでしょうか?
◆ユミルが無知性巨人になった経緯とは?

おそらくですが、60年前に何か考え方の食い違い、すれ違いでフリッツ巨人とレイス巨人は仲違いすることになります。
フリッツ巨人は「始祖の巨人」を持っているので、それを使用し、レイス巨人を操ろうとしたでしょう。
しかし、何かしらの理由でレイス巨人を操れなかったのだと考えられます。
それは、その時のレイス継承者にエルディア人以外の血統が混ざりすぎて効かなかったのか、はたまた操られる前にレイス巨人が記憶操作能力を使用し、逆に操ったのか…
このような展開で、レイス巨人がフリッツ巨人を捕食し、始祖の巨人を奪いながらフリッツ巨人を駆逐します。
しかし、この時フリッツ巨人は「脳機能の移行」「意識の移行」を行い、人間時の記憶、意識を巨人の脳に移行したのではないでしょうか?

ただ、80話のライナーのように成功はせず、無知性巨人化してしまった…

つまり、フリッツ巨人は脳機能、意識の移行に失敗し無知性巨人化してしまったという事ですね!
このような展開があったのかなと予想出来ます!
こうなれば、ユミル=ユミル・フリッツという展開があるでしょう!
これは、非常に楽しみですね!(^◇^)
この予想の基礎部分、大部分は東の海さんのコメントに拠ります。
東の海さんの材料と料理を、管理人アースは皿に盛り付けた程度となっています(-_-;)
東の海さん!
大変素晴らしい予想コメントをありがとうございました!
87話以降に開示されるであろう、ユミル・レターが非常に楽しみな管理人アースでした!
【追記】

第89話「会議」にてユミルの手紙が開示され、その内容が明らかになりました。
その内容から、ユミル=ユミル・フリッツとはとても思えず、その展開は無いと考えられます。
第89話「会議」あらすじ考察と感想!にて詳細が分かりますので、見てみてください!
ユミル=ユミル・フリッツの予想は外れましたが、ユミル関連の伏線はキチンと回収されているのでスッキリしている管理人アースでした!(^^)
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