進撃の巨人

【進撃の巨人】86話ネタバレ考察!「9つの巨人」と「7つの巨人」の正体を検証!

第86話「あの日」では、マーレの主観的な見方ではあるものの、壁内での「失われた歴史」について、多くの事実が明らかになりました。

その中でも注目すべき事柄のひとつに、「9つの巨人」「7つの巨人」という単語が登場しました。

この「9つの巨人」と「7つの巨人」とは、いったい何なのでしょうか?

残された1体の正体とは?

検証してみましょう!

◆「9つの巨人」を検証!

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「進撃の巨人」86話「あの日」より

「9つの巨人」と「7つの巨人」とは、グリシャ父がエルディアとマーレの歴史について、グリシャに説明している中で登場します。

グリシャ父は「1820年前に、『大地の悪魔』から巨人の力を手に入れる」「ユミルの死後、「9つの巨人」に魂を分け、エルディア帝国が誕生した」と説明しています。

つまり、「9つの巨人」とは、もともとはユミル・フリッツが「大地の悪魔」から授かった能力なのでしょう!

そして、この「9つの巨人」については、「巨人のオプション能力」と「巨人化能力」という捉え方で意見が分かれています。

管理人アースは「巨人化能力」という意味だと考えています。

つまり、「知性巨人になれる存在は9人」と言う事でしょう!

これが分かった事は、大きな展開ですよね!

それではここで、「9つの巨人」について、まとめてみます!

9つの巨人まとめ!

① レイス初代王…ウ―リ・レイス→フリーダ・レイス→グリシャ→エレン

② ?…グリシャ→エレン

③ ベルトルト・フーバー→アルミン

④ ライナー・ブラウン

⑤ アニ・レオンハート

⑥ ジ―ク・イェーガー

⑦ 四足歩行型

⑧ マルセル→ユミル

⑨ ?

現在では8名までの巨人化能力者が分かっていますね。

最後の一人が、未だ分かっていません。

では、「7つの巨人」について、考察してみましょう!

「7つの巨人」とは?

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「進撃の巨人」第74話「作戦成功条件」より

「7つの巨人」とは、「巨人大戦」というエルディアとマーレとの戦争で、マーレ側に味方した巨人の事を指しています。

つまり、上記の「9つの巨人」の中の、「7つの巨人」がマーレに味方したということになります。

では、味方していない「2つの巨人」は、どれなのでしょう?

ひとつは、攻められたエルディア王に当たる①のレイスです。

これは、間違いないですよね!

問題はもう一体です。

③から⑧が、7つの巨人に含まれるのは間違いないと思います。

②か⑨がマーレに味方しなかった巨人の可能性が高いですよね。

②のグリシャ巨人が、どのようにグリシャに巨人化能力として移行したのかが判明すれば、どちらが7つの巨人であるのかは分かると思います!

もし、グリシャに移行した巨人が、7つの巨人の1体であり、マーレに味方した巨人ならば、⑨の巨人は壁内にいる可能性も高いかなと思います。

逆に、グリシャ巨人が7つの巨人ではなく、エルディア側の巨人であったならば、⑨が7つの巨人であり、エルディアの敵で未だ登場していない巨人がいるということになりますね。

つまり「7つの巨人」は

ベルトルト・フーバー→アルミン

ライナー・ブラウン

アニ・レオンハート

ジ―ク・イェーガー

四足歩行型

マルセル→ユミル

グリシャの元巨人 or ?巨人

となりそうです!

◆未登場の残り1体の巨人とは?

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「進撃の巨人」第75話「二つの戦局」より

それでは、未だ登場していない最後の巨人とはどのような巨人なのでしょうか?

ここで、幼いジ―クが人形で遊んでいた場面を見てみましょう。

ジ―クが遊んでいる人形は猿の人形であり、間違いなく「獣の巨人」を表していますよね。
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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

その他に、馬の人形と騎士の人形が2体あります。

猿が「獣の巨人」を表わしているのであれば、馬は「四足歩行型巨人」を表わしていると考えられるでしょう。

では、騎士は…「鎧の巨人」ですよね。

では2体あるのは…

鎧の巨人が2体存在するからではないでしょうか?

つまり、未登場の最後の一体は、もう一体存在する「鎧の巨人」なのではと考えられます!

かなり希薄な伏線からの考察ですが、頭の片隅にでも入れておいた方が良いかもですね!(^^)

今回の「猿→獣の巨人、騎士→鎧の巨人、馬→四足歩行巨人」という考察は、あぷりこっとさんからのコメントからいただきました!

あぷりこっとさん!

ありがとうございました!

そして、謎となっている最後の巨人は、いつ登場するのか?

もしかしたら、エレンがレイスとグリシャの巨人を保有しているように、他の8体の巨人の中で2体保有している巨人がいるとか、レイスがもともと2体保有しているとか…そんな展開があったら、現存している8体の巨人のみとなりますよね!

ちょっとガッカリな展開ですが、これも頭の片隅に入れておいた方が良いかもですね!

最後の一体が明らかになる展開が楽しみです!(^^)

◆最後の巨人がフリッツ巨人という可能性を検証!

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「進撃の巨人」第63話「鎖」より

管理人アースが以前から気になっている事のひとつに、「フリーダ巨人がグリシャ巨人に負けたこと」があります。

ロッド・レイスは「経験が足りなかったため」と説明していますが、巨人に詳しくないロッドの説明のため、当てにはなりません(笑)

そして、今回一体不明の巨人が明らかになり、ひとつの仮説が浮かび上がりました。

「レイス家≠初代王」という仮説です。

つまり、レイス家とフリッツ家は別モノと言う事ですね。

そうなると、レイス巨人とフリッツ巨人は別の巨人ということになり、、未だ登場していない巨人が「フリッツ巨人」であり「初代王」ということになります。

ただ、フリーダには記憶を消去する力があった事は事実で、これは「レイス家」に伝わる力だと考えられます。

そして、壁内人類の記憶は、ロッド・レイスの説明通り、レイス家の巨人により全て改竄されたのです。

ただ、それとは別で、始祖の巨人を保有する巨人、フリッツ家巨人が未登場で存在するのではと考えられます。

つまり、グリシャ巨人が勝ったレイス巨人は、「記憶改竄能力」を持つタダの巨人であり、始祖の巨人を持つフリッツ巨人ではなかったのではということですね。

ただ、第50話でエレンはライベルユミルに「座標」を感じさせました。

これは、どういう事でしょう?

この答えの可能性は、二つあります。

ひとつは、ジ―ク達が求めている「座標」は「始祖の巨人」とは別物であるという可能性です。

現在の所、「始祖の巨人」と「座標」は同じ能力として捉えられていますが、もし別物という展開があるのであれば、「座標@レイス家巨人」と「始祖の巨人@フリッツ巨人」ということもあり得るかもしれません。

もうひとつは、第50話で「座標@始祖の巨人」を発動したのがミカサであったという可能性です。

ミカサが最後の巨人で始祖の巨人持ちであり、この時エレンの隣でミカサが座標を発動したのです。

ただ、ミカサの両親は人買いに殺されており、ミカサは母親を捕食してはおらず巨人の力を継承している可能性はかなり低いです。

なので、この展開はまず無いでしょう。

となると、「座標と始祖の巨人は別物」であり、まだ未登場の始祖の巨人を保有する「フリッツ巨人」が存在するという展開があれば、レイス家がフリッツ王家では無かったということが起きるかもしれませんね。

これは、要チェックです!

【追記】

9つの巨人、そして7つの巨人の最後の一体の正体が第95話「嘘つき」にて明らかとなりました。

95話考察!9つの巨人まとめ戦槌の巨人を予想!にてまとめてありますので、見てみて下さい!

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