125話では「アニとヒッチ」「フロックとジャン、ミカサ?」「キース教官とスルマ達新兵」「コニーとファルコ」「アルミンとガビ」「ハンジとリヴァイ、マガトとピーク」「ライナー」と、数多くのグループに分かれ展開していました。
126話ではそれらのグループのいくつかが合流するという、かなり大きな物語の進展が見られました。
特に「ハンジ&リヴァイ、マガト&ピーク」に「ジャン、イェレナ、オニャンコポン」が合流したのには驚きましたし「コニー&ファルコとアルミン&ガビ」に「ミカサ」「ライナー」が合流した展開には、あまりのスピード展開に呆気に取られるほどでした。
当サイトのコメントやネット上での感想で「展開が早い」と評されている126話ですが、もっと言うとけっこう端折られた展開が多いですよね。
それらの展開を考察し、勝手ながら端折られた展開を補足できたらなと考え記事テーマとして組みました。
126話では、どのような展開が端折られたのか?
アニとマガトやピークの再会は端折られているのか?
そして展開だけではなく、端折られたそれぞれの心情や確執は?
検証してみましょう!
◆夜のジャンのコマに映る影から端折られた展開を妄想!

夜中も進行し続ける地鳴らしの巨人たち。
地響きの影響もあるでしょうが耳を塞ぎ俯くジャンは、125話でフロックに言われたことを反芻して眠れないのだろう、と察せられる描写でした。
ミカサも同じようにフロックから言われた「ハンジさんとリヴァイ兵長死亡」という事実、そして何よりアルミンに叫ばれた事が気になって眠れないのだろう、と察せられる描写となっています。
しかし、126話を全て読み終えた後では、違う意味を持つ描写だと分かります。
ジャンはハンジから「マーレと手を組みオニャンコポンを助ける」と話が来ているはずで、この夜に決めています。
おそらくミカサも同じで、この夜にやり取りをし食料、武器を持ち脱出することを決めていると思われます。
おそらく、このコマ前後辺りでその連絡が来たのであろうと察せられます。
ジャンは「昨晩マーレと手を組むことを決めた」とオニャンコポンに答えており、何よりこの時の窓には人影が描写されています。

これ、ハンジさんじゃないかな、と思ったのは管理人アースだけではないでしょう。

15巻60話でハンジさんが新聞社に侵入した場面を連想した人も、管理人アースだけではないでしょう(笑)

立体機動装置でハンジさんがジャンの部屋を訪れる際の描写だったのかな、と管理人アースは妄想しています。
そこでマーレと手を組む事を話し、マガト元帥の条件である「イェレナを生きて引き渡す」作戦についても相談したのかな、と。
ミカサの場面は窓の影は無いけれど、その後にジャンかハンジが打ち合わせに来た場面だったのでは、と妄想しますよ!
つまり進撃で良くある「後から読むと意味が変わってくる描写」に含まれるような場面なのかなと思われます。
となると、さらに連想できるのはその前にアルミン&コニー&アニとハンジさん達が合流していたのかな、と察せられますよね?
しかしこれは読み返すとそうでも無いことが分かります(・_・;)
では、いつハンジ達とアルミン達は合流したのか?
「アニとマガトの再会ってもうあったの?」とか、この辺りは非常に妄想が広がります!
しかし妄想が広がるのは楽しいですが、逆にちょっと展開を端折りすぎなのではとも感じます。
もしかしたら127話冒頭でこの辺りの描写が登場するのかもしれませんが、その時にすぐに理解できるようにここでカットされたと思われる展開を妄想しておきましょう!
◆カットされているハンジ、アルミン達の動きを検証!

マガトと力を合わせる事に合意したハンジ。
その条件として、イェレナを生きたまま引き渡す事が条件として差し出されます。
イェレナを生きたまま引き渡すためには現在もイェーガー派と連携しているジャンの協力が必要、ジークを止める=キヨミ様の協力も必要?みたいな流れから(この辺りは妄想大)ミカサに協力を求める為にシガンシナ区支部塔へ移動するハンジ。
夜中に立体機動装置でジャンがいる部屋へ話をしに行きます。
フロックや他の兵士に見つかる訳にはいかないので、こっそりとジャンと会うハンジ。
そのままミカサの部屋にも話をしに行きます。
この辺りはジャンではなくハンジだったのかもしれないな、と妄想します。
夜が明け、コニーとアルミンがラガコ村で和解。

シガンシナ区に向かいます。
途中食事をしている際にアニと合流。

そしてアニと共にシガンシナ区へ到着します。
シガンシナ区では昨晩ミカサとジャンとに打ち合わせをしたハンジがおり、合流。
イェレナをさらう計画に便乗し、食料と武器を手に入れ脱出する算段をします。
ここではおそらくハンジだけで、もしかしたらマガトや車力はいなかったのかもと妄想します。
つまり、アニとマガト達はまだ再会していないのかも、と妄想します。
いっぽう、夜中にハンジからの指示を聞き、当分シガンシナ区を離れる事、エレンと再び話をする機会があると思い、マフラーを取り戻すためにルイーゼを探すミカサ。

ベッドで寝ているルイーゼから、マフラーを取り返します。
そしてハンジからの追加の計画で、コニー達と共に武器と食料を手に入れ脱出する算段をジャンから聞くミカサ。
その後計画を実行し、馬車で支部塔から脱出します。

そのまま当初の計画通りライナーと合流。
その後、ハンジ達と合流予定です。
このような動きだと予想できますが、かなりタイトな流れですよね?
夜にハンジさんがジャンとミカサに相談するのは全然ありえますが、翌日にコニーとアルミンが和解、アニ合流からシガンシナ区でハンジと合流、そこからさらにミカサとジャンにアルミン達との追加計画を話すのは時系列的にかなり厳しいような気がします。
この辺りからもしかしたらですが、夜中のジャンに映った影がハンジさんではないかもと感じました。
いや、描写的には間違いなくハンジさんだと思いますが…
127話で回想シーンで良いので、この辺りの展開を見たいですよ!
さらに端折られた、もしくは飛ばしていると感じる場面をピックアップしました。
妄想を続けます!
◆104期の確執は既に解消されているのか?

シガンシナ区に到着し、アニと再会したハンジ。
水晶体から出たアニを見て絶句したでしょう。
その後アルミンから地鳴らしを止めてマーレに帰り父との再会を果たす事がアニの目的だと聞いたのかなと妄想します。
おそらくパイを食べて爆笑した後にコニーとアルミンに、その辺りの事情を話ししたのではないでしょうか?
今のコニーなら「俺も母ちゃんを人間に戻す為に子供と友達を殺すところだったから…気持ちは分かるよ」と受け入れてくれそうですよね。
ただ、ハンジとアニは再会しているはずなので、この辺りの場面は見たいなと感じます。
さらに気になるのは「ミカサとアルミン」「ミカサとコニー」「ミカサとアニ」の確執です。
まあ、ミカサとアルミンの確執はある程度すんなりと両方で謝まり解消されたのかなとイメージできます。

では、ミカサとコニーとの確執はどうなったのでしょうか?

けっこう数話に渡ってエレンとの確執が描かれていたので、すんなりとはクリアできないのでは?と感じていたのですが。
しかし二人は普通にやり取りをしていました。

既に経過したのでしょうが、この二人の解消のやり取りは気になります。
ミカサとアニもそうですし…

ライナーに対してのコニーは、まだ遺恨が残っていそうですが(笑)

ハンジを中心としたジャンやアルミン達とのやり取りも気になりますが、やはりこれらの心情の変化がどのように変遷したのかの描写は欲しいですよね。
これは端折られたのではなく、間違いなく127話以降で登場すると思いますが、ここは要チェックですよね!
今回は126話で端折られた展開を妄想、心情の描写を取り挙げました。
展開はこのまま端折られるかもですが、心情の変化の描写は後に登場すると今回の考察で感じました!
この辺りの描写が127話で登場するのか?
見られるのが楽しみです!\(^o^)/
【追記】
127話にて、ジャンの影も含めかなり回収されています。
127話「終末の夜」あらすじ感想考察!にて確認できますので、見てみてください!
→ 126話考察!イェレナを条件にしたマガトの真意を予想!
→ 126話考察!リヴァイの指欠損とピークフィンガーから目的達成できるか検証!
→ 126話考察!「ミカサはどこだ」発言はフロックかエレンか検証!
→ 126話考察!窓に映っていた影はキースか検証!





