リヴァイ・アッカーマン

【進撃の巨人】リヴァイ兵長の傷包帯から座標でエレンと会話したか126話を検証!

「31巻コミックスで描写ミスかチェック!」を追加しました!

126話で登場した包帯ぐるぐる巻の兵長に、ショックと安堵を覚えた数多くのリヴァイファンがみえるでしょう。

管理人アースもそんな一人で「兵長が欠損した指を見ていたのは『まだ戦える』と思っている場面」と考察をし、テンションを上げたりしています(笑)

そんな126話のリヴァイ兵長ですが、ある疑惑が登場しています。

「リヴァイ兵長の顔を覆っている包帯は、誰が巻いたのか?」という問題です。

ハンジじゃないの?と思った人は、ぜひ読み返してください。

ハンジは巻いていません。

じゃあ誰が?

結論から言うと、管理人アースはエレンだと予想しています。

それも「座標で巻いたのでは」と、予想しています!

もしくは「諫山先生のミス」かも…ですが(;´Д`)

エレンなのか、諫山先生のミスなのか?

検証してみましょう!

◆126話リヴァイ兵長の包帯は誰が巻いたのか?

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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

リヴァイ兵長の包帯は誰が巻いたのか?

おそらくほとんどの方が「ハンジでしょ?」と答えるでしょうし、管理人アースもそう認識していました。

しかしフクシアさんのコメントを見て読み返し、違う事に気付いたのです。

まずはフクシアさんのコメントを見てみましょう。

エレン放送までは縫った傷が見えていた兵長が、放送後に起き上がった時には包帯でグルグル巻きになっているのは、なぜでしょう??
まぶたまでは縫っていないように見えたので、兵長の右目が無事どうかすごく心配しています。片目では戦えないですもんね。

これ、一瞬意味が分からなかったのですが、読み返して分かりました。

まず、ハンジさんが傷を縫っています。
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

この時には包帯は巻かれていません。

そしてエレン放送が起こります。
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

エレン放送が終わっていますが、まだこの時でも兵長の包帯は巻かれていません。
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

そしてハンジが振り返ると兵長の包帯が巻かれています。
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

この描写からだと、少なくともハンジが包帯を巻いてはいなかった事だけは確実だと分かります。

これ、フクシアさんに指摘されなければ、気付かなかったですよ。

フクシアさん!

素晴らしい考察をありがとうございます!

ちなみにおっしゃる通り、コマによっては兵長の右目自体が縫われていないように見える所もあるので、戦闘可能であり復活することを信じましょう!

では、ハンジさんが巻いていないのであれば、誰が巻いたのでしょうか?

可能性は二つある、と感じています。

「諫山先生の描写ミス」「エレンが巻いた」です。

それぞれ考察してみましょう!

◆リヴァイ兵長の包帯は座標でエレンが巻いた、という伏線なのか?

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「進撃の巨人」第116話「天地」より

まず「諫山先生の描写ミス」から検証してみましょう。

これまでにも「描写ミス」と言われる場面はいくつかありますし、最近では「エレンのズボン」がありましたね。
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「進撃の巨人」第119話「兄と弟」より

116話で顎の巨人に両脚を捕食されたエレンの再登場時に靴を履きズボンが切れていなかったのは、明らかな描写ミスだと言えるでしょう。

以前では本誌掲載時のキース教官には無かったヒゲが
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「進撃の巨人」第71話「傍観者」より

コミックス掲載時で修正されていたりとかもありましたね。
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「進撃の巨人」第71話「傍観者」より

もしかしたら今回のリヴァイ兵長の包帯も、単純に巻く描写を入れるのを諫山先生が忘れていただけかもしれません。

そうだとしたら、コミックス掲載時に修正が入るかもしれませんね!

いっぽうで諫山先生の描写ミスではなかった場合はどうなるでしょうか?

「伏線」ということになりますよね。

どのような意味を含んだ伏線ということになるのか?

「リヴァイ兵長が座標に行った際にエレンと会い包帯も巻いてもらった」という展開を予想します。

まず、リヴァイ兵長も座標に行っている事は間違いないでしょう。
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「進撃の巨人」第71話「傍観者」より

123話で同じアッカーマン一族のミカサも座標へ行った描写があり、エレンの声を聞いています。

ここからも、リヴァイ兵長が座標へ行きエレン放送を聞いた事は間違いないでしょう。

この時に実は、リヴァイ兵長はエレンと会った、という展開は無いでしょうか?

つまり、エレンとジークがやり取りをした座標付近の砂場で兵長とエレンが話をし、その際に包帯を巻いてもらったという展開です。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

時間を超える場所であることは明らかとなっているので、これは可能でしょう。

もしこの予想が当たったとしたら、気になるのは「急にリヴァイ兵長に包帯が巻かれている事をハンジが気にしていない」事です。

これはもう「記憶改ざん」という展開となるでしょう。

「兵長の包帯は自分が巻いた」とハンジの記憶をエレンが改ざんしたことになります。

としたら、エレンとリヴァイ兵長が会話をした事実をエレンが隠したい、内緒にしたいから改ざんしたことになるので、何か兵長とエレンの間で密約っぽいことが行われたと察せられます。

それは何かと考えると、目覚めて第一声に言った「獣のクソ野郎はどこだ」が意味深になります。
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

初読時に「エレン放送を聞いているであろうリヴァイ兵長が地鳴らしを実行するエレンよりも、ジークを倒す事を優先するなのか?」と感じましたが、座標でエレンと会話をした上で「ジークを殺す」事を目的としているのであれば納得できます。

ここからは完全に妄想ですがこれまでの考察を元に、管理人アースの座標でのエレンとリヴァイ兵長の会話をイメージしてみます。

◆座標@エレンと兵長の会話を妄想!

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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

寝転んだまま、砂浜の上でエレン放送を聞いているリヴァイ兵長

放送が終わり、エレンの目的がパラディ島の皆のために地鳴らしを実行し世界を滅ぼす事であったと分かります。

リヴァイ兵長
「誰も頼んでねぇのに一人で動きやがって…」

「あいつ…俺たちの為にクソ野郎になっていやがったのか」

飛行船で再会した際のエレンの目つきを思い出す兵長
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「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

地鳴らし自体はクソ野郎の行ないだけれど、その目的が島のためだったと分かりエレンの見方を改めたようなリヴァイ兵長。

周りにたくさんいたユミルの民はいなくなり、砂浜には自分だけが寝転がっている事に気付きます。

無音な辺りに、ザッザッっと響く足音。

誰かが近付いていきます。

エレン
「二人だけで話たかったので、兵長だけに残ってもらいました」

「お久しぶりです。兵長」

「だいぶ…重傷なようですね」

リヴァイ兵長の顔を見て話すエレン。

長髪になっているけれど、4年前と同じ真っ直ぐな瞳を見て「変わっていない」と感じる兵長。

リヴァイ兵長
「大したことはない。俺のミスだ。」

「実際、まだ戦えると俺は感じている」

欠損した指を見ながら答えるリヴァイ

そして続けます。

リヴァイ兵長
「それよりもどういうつもりだ。」

「世界を滅ぼすとは、本気で言ってるのか?」

エレンを真っ直ぐ見つめ問うリヴァイ兵長

鋭い目付きの上官の目を真っ直ぐ見つめ返し、答えるエレン

エレン
「はい。島を守るためです。」

「ただし、兵長には今後の計画も話しておきたいので、聞いてください」

今後の作戦を打ち明けるエレン

それを聞き納得する兵長

そしてエレンは最後に言います。

エレン
「これから兵長にも、皆のところに戻ってもらいます。」

「ハンジさんも戻ったばかりのタイミングに戻ります。」

「最後に、ハンジさんが縫った傷を守らせてください」

リヴァイ兵長の顔を包帯で巻くエレン

傷口が完全に見えなくなります。

エレン
「ハンジさんには違和感を覚えないよう『包帯は自分が巻いた』、と思ってもらうようにします」

「兵長、目的はジークを倒すことです。」

「エルヴィン団長との約束もですし、達成してください」

そのまま現実に戻るリヴァイ兵長

目を瞑ったまま、思います。

リヴァイ兵長
「お前に言われなくてもなぁ…俺は誓ってんだ」

「あいつと…」

エルヴィンとの約束をした場面を思い出す兵長

ハンジ
「リヴァイ!!」

自分と同じ、唯一の生き残り幹部であるハンジの声を聞く

懐かしい声に体を起こしハンジの方向をむくリヴァイ

エレンとも打ち合わせした通りの約束をつぶやきます。

「獣のクソ野郎は…どこだ」
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「進撃の巨人」第126話「矜持」より

このような展開があったのではと妄想します!

さすがに妄想が過ぎるようにも感じますが、もしリヴァイ兵長の描写ミスではなかったらこれくらいの展開を表す伏線なのではと察せられますよ。

今回の考察でリヴァイ兵長の包帯が突然登場したのは、「諫山先生の描写ミス」「座標でのエレンとリヴァイ兵長の会話伏線」であると予想できました!

さてさて、どちらの展開が来るのか?

要注目ですよ!\(^o^)/

◆31巻コミックスで描写ミスかチェック!

「進撃の巨人」第31巻より

31巻が4月9日に発売となり、リヴァイの包帯が巻かれているタイミングをチェックしました。

結果、本誌掲載時と変わっていませんでした。

つまり、エレン放送のタイミングでも巻かれておらず、起き上がったリヴァイにいきなり包帯が巻かれているという描写となっていました。

修正は入っていませんでしたね。

もちろん、エレンのズボンと靴のように修正を入れなかっただけかもしれません。

ただもしかしたら、本当にリヴァイとエレンが会話をしていた、という気もしています。

エレンのズボンと靴の修正は、もしこれを全て修正しようとするとけっこうな量の手直しになっただろうと察せられます。

そこから、「時間的に間に合わなかった」のかもしれないなと。

しかし今回のリヴァイ兵長の包帯は、一、二箇所修正を入れるだけです。

寝ているリヴァイ兵長の小さな顔に包帯を入れるだけです。

いっぽうで31巻では、エレンの表情の改変があったり

「進撃の巨人」第123話「島の悪魔」より

フロックの髪を入れたりと、かなり作画の改変と修正がありました。

「進撃の巨人」第126話「矜持」より

この辺りの改変は31巻最新刊あらすじ感想と考察まとめにてまとめてありますので、見てみて下さい!

逆にこれだけの修正と改変があったので、リヴァイ兵長の包帯を入れる時間すら無かったのかもしれませんが、どうでしょうか?

「敢えて修正しなかった」「間違いではないので修正する必要がなかった」とも感じられます。

となると…

エレンとリヴァイ兵長が座標で会っていたのか?

本当に、エレンに包帯を巻いてもらったのかも!

兵長とエレンの再会場面は、要チェックですね!\(^o^)/

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