ライナー達が実行した壁ドンまでの経緯が明らかとなった96話でしたが、壁内に侵入した後の彼らの動きも興味深いものでした。
開拓地にて過ごした2年の間で調べていたアニの動きは、妄想していましたよね!
そんな中で、「壁の王」について検証している彼らのセリフの中に「他人種系エルディア人」という言葉が登場しました。
これはどのような人を指しているのでしょうか?
そして「百年前フリッツに媚びた」とは、どういう意味なのか?
検証してみましょう!
◆「他人種系エルディア人」とは、何なのか?

今回登場した「他人種系エルディア人」とは何なのでしょうか?
この時のアニとライナーのセリフから、「偽フリッツ王」や「壁の中央を仕切っている人間」達が他人種系エルディア人とされています。
そして、その人々は「ユミルの民」ではないので「始祖の巨人」の力が及ばないとライナーから説明もあります。
ここから、「王政編」にて登場した偽フリッツ王や王政幹部を思い出しますよね!

おそらくこの時の王政幹部達が「他人種系エルディア人」なのでしょう!
そう考えると、今思い返せばニック司祭も「他人種系エルディア人」だったと考えられますよね!

2年以上前に書いた事のニックの目的は一体何か検証!壁の秘密を知るのは記憶があるから?にて「ニック司祭は記憶を改ざんされていない血族では」と考察していましたが、当たっていたっぽいです!\(^o^)/
この時の王政幹部達の一部の血族は「記憶を改ざんされない」と63話「鎖」にて明らかとなっています。

この辺りからも、王政幹部達が「ユミルの民」ではないと分かりますよね!
「ユミルの民」ではないのならば巨人にはならないでしょうし、同時にレイス家の記憶改ざんの影響を受けない事も繋がります。
96話でライナーからは、「秘密と忠誠を守る見返りに権限を与えている」と他人種系エルディア人である王政幹部が説明されていますが、これは第65話「夢と呪い」でのケニー祖父の説明とも合致しますね!

ここから、他人種系エルディア人が王政編にて登場した王政幹部達であることが分かりますね!
そして、その王政幹部がザックレー総統の芸術品になった時にこのようなセリフを言っています。

この時には分からなかったですが、今読み返せばこのセリフから王政幹部がマーレ人であることが分かりますよね!
間違いなくザックレー総統がエルディア人であるために、見下したマーレ人のセリフだと察せられます!
ということは「他人種系エルディア人」とは、マーレ人のようにエルディア人ではない血族でありながら、エルディア帝国に住んでいた人々を指すのかなと思われます。
つまり、エルディア帝国が隆盛を誇っていた時代のエルディア帝国に支配されていた時代のマーレ人や他国の人々の末裔なのでしょう。
これまでの考察で、他人種系エルディア人とは、エルディア人の国に住んでいたマーレ人及び他人種である事が分かりました!
次にその、他人種系エルディア人が「百年前に媚びた」とは何を指すのかを考察してみましょう!
◆「百年前フリッツに媚びた」経緯を考察!

王政幹部達「他人種系エルディア人」は、「百年前にフリッツに媚びた」から王政幹部として壁の中央を仕切っているとライナーやアニは予想していました。
この「百年前にフリッツに媚びた」とは、どういう意味なのでしょう?
百年前といえば、間違いなく「巨人大戦」を指しているでしょう。
この巨人大戦にて、タイバー家をはじめ7つの巨人に寝返られ、145代フリッツ王は壁に籠もります。
その際に、大多数のエルディア人と少数の「他人種系エルディア人」がフリッツ王に同行し、壁に籠もったのだと察せられます。
「フリッツに媚びた」というのは、この「壁に籠もる時」の事をさしているのかなと管理人アースは思います。
おそらく壁に籠もり「楽園」を作りたかったフリッツ王にとって、記憶改ざんができない他人種系エルディア人は連れて行く予定はなかったのではないかと思われます。
アッカーマン家は、フリッツ王家にとって懐刀だったので連れて行ったのでしょう。
しかし、マーレ人のような他人種を連れて行く必要は無かったはずであり、それでも連れて行った理由に「媚びた」というのが当てはまりそうですよね!
おそらくは百年前に、145代フリッツ王に媚びて取り入り、王政幹部として壁内に入ったのでしょう。
少なくともライナー、アニ達はそのように予想しているようです。
こう考えると、東洋の一族はなぜ壁に入ったのかが分からなくなりますね。
…パラディ島の先住民だったのでしょうか?
この辺りは謎ですね(・_・;)
今回の考察で、フリッツ王幹部がマーレ人のような他人種だった理由が分かりました!
この考察が当たっていると嬉しいです!\(^o^)/
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