かなり濃い濃縮された展開となっていた93話ですが、明らかになったファルコの姓が「グライス」であったことには本当に驚きました。
まさかここで「グライス」という名前が登場すると予想していた人は、皆無なのではないでしょうか!?
しかもそれが、ファルコとコルトの姓という展開には、本当に驚きました!
しかし、ここでグライスという名前が登場したことには、どのような意味があるのでしょうか?
ここからどのような展開が起こるのでしょうか?
かなり難しい予想になると思われますが、考察してみましょう!
◆グライスとは?

グライスが初めて登場したのは第86話「あの日」にて、グリシャをエルディア復権派に誘う役として登場しました。
その後もグリシャと共にエルディア復権派として活動している描写が登場しますが、最も活躍したのは第87話「境界線」です。
防波堤にて跪いているグリシャの側に、グライスはマーレ兵にて連れて来られます。
そしてグリシャに気付いたグライスは、グリシャをかなり強い勢いで罵倒します!

それを見たグロス曹長はグライスを防波堤から蹴落とし、巨人化せずに無垢の巨人を遠ざけるための餌とするため逃げさせます。
その後、巨人に追われ逃げるグライスの描写がありますが、それが最後の登場となります。
死亡した描写が無いため、グライスは壁内にたどり着き、アニ父となったのではないか?というグライス=アニ父説などが登場しています。
しかし、93話でアニがマーレ戦士候補生としてライベルと共に過ごしていた事が判明したため、この説は下火となっています。

さて、グライスについてまとめてみましたが、その役割とは何だったのでしょうか?
やはりグライスは「グリシャをエルディア復権派に導いた人物」ですよね。
彼の役割で最も大きかったの事は、ここに尽きるでしょう。
彼がいなかったらグリシャはエルディア復権派には入っておらず、ダイナとも出会わず、ジークもエレンも生まれなかった事になります。
グライスの役目が「グリシャを復権派に導く事」であったことが分かりますよね!
それではここから、ファルコ・グライスについての考察に移りましょう!
◆ファルコ・グライスからの展開を予想!

ファルコとコルトと、グリシャをエルディア復権派に導いたグライスとは、どのような関係があるのでしょうか?
誰もがパッと「ファルコとコルトはグライスの息子だったのか?」と思うでしょうが、年齢的にそれはあり得ないと考えられます。
この辺りは93話「闇夜の列車」あらすじと感想考察!にて考察していますので、見てください!
ここからおそらくグライスとファルコ、コルトは、近くても叔父と甥の関係かなと思われます。
つまり、ファルコとコルトは、グライスの子供ではないということになりそうです。
しかし、彼らには「グライス」という姓が付けられ、その名前から復権派のグライスを読者に連想させます。
そこから、どのような展開が起こると予想できるでしょうか?
管理人アースは、ファルコから、壁内人類への理解が戦士候補生達に起こるのではないかと妄想しています。
まず、ガビを代表して戦士候補生達には「壁内人類は悪魔」というイメージが抱かれています。

ここにはまだ明らかになっていない歴史なり、マーレの洗脳なりがあるのだろうと思われますが、戦士候補生達は「壁内人類は悪魔」だと考えていると察せられます。
しかし実際の壁内人類はそうではなく、彼らも被害者であるということが戦士候補生達にも明らかになっていく展開が、これから起こるのではないでしょうか?
そこでまず動くのが、「誰に対しても平等に接する」ということが92話で描かれていたファルコなのではと予想できます。

彼の性格は、壁内人類の立場に対しても真っ先に理解を示してくれそうな気がします。
そして先ほどの考察で、グライスの役目が「グリシャをエルディア復権派に導く」であった事が分かりました。
となると、その姓を受け継ぐファルコから「戦士候補生を壁内人類側に導く」という展開が起こるのではないかと予想できますよね!
しかし、その展開は破滅を導く事になりかねないようにも感じますが…(・_・;)

かなり強引な予想ですが、グライス姓からファルコが戦士候補生達を壁内人類側に導く展開が起こるのではと予想できました!
この展開ではなくとも、グライス姓には何か意味がありそうですよね!(^^)
コメントであったのですが「グライスは名前であり、姓ではなかったのでは?」というミスリードではないことを祈ります!(・_・;)
【追記】
24巻98話にてファルコがグライスの甥であることが確定しました!
考察通りとなっていました!






