127話では、ハンジからミカサに協力を求める場面が登場しています。
ハンジからのミカサの勧誘は決して強制的ではなかったですし、何より最後まで説明を聞かずに「やります」とミカサは了承しています。
ここにみなさんは、違和感を覚えませんでしたか?
ミカサがエレンを止める、という決心をあっさりとミカサが明言したことをです。
これまでのミカサだったらどうでしょうか?
これほどあっさり「エレンを止めたい」と言い切れなかったのようにも感じますが…
何かミカサの心情に変化があったのか?
そこから予想できる今後の展開とは?
考察し続けていくと当初とは違った予想に着地に!?(・_・;)
検証してみましょう!
◆127話で見せたミカサの決心が心の変化か検証!

27巻、28巻あたりでは、ハンジや調査兵団には迷いがありました。
ハンジも世界に対してどのように対応するべきか迷いがありましたし、104期たちにも迷いがありました。
その中心にはエレンがいましたし、現在エレンを止める事で結束したハンジたちを見ると迷いは消え、「エレンを止める事に決めた」という形に固まったように見えます。
つまり、それぞれの中でエレンに対してどのように対応すべきか迷っていたけれど、「まずは彼を止める」という形に収まり、迷いが消えた、という感じに見えます。
ハンジも激動する世界に対してエレンが見せた方法を超える提案ができず、迷っていました。

しかし現在では、ハッキリと方向性を示しているように見えます。

これはエレンが動いたことにより迷いが吹っ切れた、と捉える事もできますが、ハンジが真っ直ぐひとつの方向性を見出した事には間違いはないでしょう。
アルミンもハンジと同じように迷い、光を見出す事が出来ていなかったですね。

しかし、コニーとのやり取りからアルミンらしさが出てきたように見えます。

「団長の代わりになれなかった…」という言葉から、まだちょっと引っかかっているところはあるようですが…
少なくとも以前に比べたら、前に進む方向性が定まったように見えます。
ジャンもフロックとのやり取りから矜持を見失い迷い、自分の方向性を見失いそうになっていましたが

マルコの亡霊と会い、「今なにをすべきか」を判断して行動し、ジャンらしさを取り戻したように感じます。

コニーも自分の気持ちを優先しファルコを母巨人に捕食させようとしましたが、アルミンの行動からその行いが母の為ではなく自分の為だったと察し、自分が進むべき方向を取り戻しました。

これまで世界に対してどのように動けば良いのか迷い動けずにいた調査兵団メンバーでしたが、それぞれが迷いを振り切り動き始めたように見えます。
さて、このような物語の流れの中でミカサはどうなのでしょうか?
ミカサもずっと支えてきたエレンに暴言を吐かれ

アルミンからも突き放され、自分がどのように動けば良いのか分からず止まっていました。

エレンから言われたアッカーマン一族の習性である「宿主」の賛否は置いておいても、ミカサの「自主性」が問われている展開には、間違いないでしょう。
先ほど挙げたハンジ、ジャン、コニー、アルミンの迷いも彼らの自主性を再確認する展開であったと察せられます。
リヴァイ兵長の矜持も、その意志を示す場面でしょう。

では、今回ハンジからの要請に即答で了承したミカサには自主性が伴ってきたと見るべきでしょうか?

ここは管理人アースには「NO」に見えます。
これまでにもミカサは再三エレンに「取り返しがつかないことをした」と警告してきました。

この描写からも、ミカサはエレンがやることを全て受け入れているわけではなく、エレンに虐殺は止めて欲しい、世界を滅ぼすのは止めて欲しい、と願っていたと察せられます。
つまり、今回のハンジへの返答、そしてエレンを止めるという姿勢は以前からのミカサからも一貫していると言えるのです。
エレンに暴言を吐かれてからのミカサがとんでもなく迷っているように見え、いっぽうで今回のハンジへの即答から吹っ切れたように見えましたが、エレンを止めたいという姿勢は以前からミカサは持っていたのでしょう。
では、他の調査兵団メンバーとは違い、ミカサの心境は何も変わっておらず迷ったままなのでしょうか?
どのように行動すれば良いのか分からないままで、吹っ切れていないのかもしれません。
それではミカサの矜持とは、何なのでしょうか?
ここからはほとんど妄想でありイメージになるかもですが、管理人アースは「これから心境が変わるのでは」と予想しています。
◆キヨミ様がキッカケで変わり決心するのか?

エレンから暴言を吐かれてから、ミカサはエレンと会話をしていません。
さらに次のエレンとの会話の時には「別の答えを出すのでは」と考えられる伏線が、123話にて登場しています。
そこから「違った結果が登場」するという展開になるのでは、とも予想できますよね。
別の答えを出す以上、その時のミカサは変わっている事になるのでしょう。
どのような変化が考えられるでしょうか?
もちろん「エレンからの自立」というイメージですが、具体的に言うと「宿主からの脱却」という形を取るのでは、と妄想します。
エレンに殴りかかるアルミンを無意識に止めていたので、ミカサにはエレンに対する宿主設定がインストールされているのでしょう。

それを破るキッカケに、キヨミ様の東洋の一族が絡んでくるのではないでしょうか?
これは考察ではなく妄想ですが…(・_・;)
キヨミ様との接触から宿主設定が解除され、「エレンに対する依存が無くなったミカサ」となるのではと予想します。
その上でもエレンを想うミカサがエレンと再会し会話をし、違う答えを提示するという展開を予想しますよ!
もしかしたら、アッカーマンの宿主設定を解除した証拠を見せるために、いきなりエレンを殴りつけるかもしれませんね(笑)
そこに自立したミカサを見せ、その上で「家族」とは違う答えを言う…
「あなたの家族であり恋人」みたいな答えはどうでしょうか?
そこから「違う結果」である「地鳴らしストップ」となったら最高ですが!
ちょっと妄想が過ぎましたが(・_・;)
今回の考察で、ミカサが宿主設定を解除し自立する展開となり、エレンに違う答えを提示し地鳴らしが止まる、という展開を予想できました!
ハンジ、ジャン、コニー、アルミンに続いて迷いを吹っ切るミカサを見たいですよ!\(^o^)/
→ 127話考察!始祖エレンの地鳴らし進路とは?
→ 127話考察!アンカ死亡確定からリコ、キッツ再登場を検証!
→ 127話考察!ジャンのアニ「私は?」スルーを検証!
→ 127話考察!マガトが差し出した手を検証!親子関係か?





