これまでもそうですが、126話は特に「読む側によって違う意味を持つ」場面が多く見られたように感じました。
アルミンの母巨人ダイブ。
リヴァイが欠損した指を見る場面。
支部塔窓からアニ達を見つめる影。
そして「ミカサは…どこだ」発言をした人物。
フロックが後ろを振り向き「ミカサはどこだ!?」と言った後に表情が変わり次のコマで俯きながら「ミカサは…」「…どこだ?」と言った人物は誰なのか?
フロックが何かを思い付き、リフレインした?
それとも全く違う人物で、例えばエレン?
検証してみましょう!
◆「ミカサは…」「…どこだ?」発言が誰なのか検証!

管理人アースは初見で「あ、エレンが来た!」と感じ「エレノサウルスから出て来られるのか。地鳴らしはオートマチックに発動できるんだ。となると『話し合い』も楽にできそう」と、様々な妄想が頭の中を一気に駆け巡りました(笑)
その後に「いや、これはフロックなのか?」思い直したのは、その後の展開を見た後です。
ミカサがコニーやアニ達と合流し支部塔から脱出、さらにはジャンもハンジさん達と手を組んでいた事が分かってから「ミカサもジャンも自分を裏切ったのを察してリフレインしていたのかも」と、読み方を改めました。
その後、当サイトのコメントやネット上でも様々意見が飛び交っているのを見て、Twitterで投票を募りました。
126話で2つ目に考察必須なのは「ミカサは…どこだ?」とつぶやいた人物でしょう。
あれは誰なのでしょうか?
ぜひ皆さんの考察を教えて下さい!#進撃の巨人126話— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) February 7, 2020
結果は900名以上の方に投票していただき、6割近くの方が「フロック」と認識されていた事が分かりました。
いっぽうで、3割の方が「エレン」と読んでいる事も分かりました。
投票していただいた皆様。
本当にありがとうございます!
投票数の多さから、考察好きにとっても気になるポイントであることが察せられますよね!
フロックとエレン以外では、と考えているコメントも多く見られました。
ちょっと見てみましょう。
桐堂さんは、誰とは予想していませんが「別人物では」と考察されていました。
また、フロックの耳たぶが大きめに対して、発言者はスマートな耳の形をしているように見えます。
たしかに上のフロックの耳と比べると耳たぶがシュッとしているように見られます。

たしかにフロックとは別人物のようにも見えますよね!
そして発言者の目線も気になりますよね。
もしフロックであるならば、振り向いたフロックの後に、もうひとコマ無言で俯くようなコマが挿れられるようにも感じます。

それが無く、振り向いていたはずのフロックがいきなり俯き発言するところに違和感を覚えますよね。
はと麦茶さんからは
団長は死んでしまっているので可能性は低そうですが…。
と「エルヴィン団長では」との考察をいただきました。
フロックと因縁のある人物、という意味でも「エルヴィン団長」という予想はチラホラ見られました。
たしかにフロックだけに「エルヴィン団長の亡霊」という展開も予想できますよね。
ただ、エルヴィン団長だったらミカサではなくリヴァイ兵長やハンジを探し「リヴァイは…無事か?」と言いそうな気がします(笑)
というか、そう言って欲しいなと(笑)
フロック以外と読んだ人達でも、色々な見方があるようですね。
では逆に「フロック」と読んだ方の考察も見てみましょう。
ブビまるさんは「はじっこに刈上げ部分が描かれているからフロックでは」ととツイートされていました。
たしかにエレンだったらここが刈り上げではないですし、黒く塗りつぶされるべきですよね。

絵師であるブビ丸さんらしい考察だな、と感じました。
三笠さんからは
についてですが、フロックじゃないんですかね?
ミカサもいないということは、ジャンが食べられたと見せかけてみんなグルだな、と気付いた!という表現なのかな、
とコメントをいただきました。
リフレインでフロックが言っている、という読み方ですと管理人アースもこのようなイメージで読みます。
全くの同感ですよ。
その他にも本当に紹介しきれないですが「ミカサはどこだ」考察には、非常に多くのコメントをいただきました。
いつもありがとうございます!
皆様の考察コメントでこのサイトは考察精度をキープできております。
最後までお付き合いください!
では結論として、この人物はフロックなのでしょうか?
正直「どちらでもあり得る」というのが管理人アースの本音です。
どちらか選んで、となれば「エレンでは?」と初見で判断したエレンだと答えますし、投票の「7割以上フロック」とまでのイメージはありません。
上記以外の要素でも「字体が違う」というのもあります。
「ミカサは…どこだ?」というフォントは、126話で表記されている他の太字とは、字体がちょっと違います。
普通はゴシック体のような字体で太字にするだけですが、この文字は明朝体のように見えます。
ここからも、ただのフロックのリフレインではないように見えますよね。
そのように、諫山先生が仕掛けているように見えます。
なので、いくら見直しても「フロック」か「フロック以外の人物」なのかは五分五分なように見えるのです。
では、この人物がどちらか確定した時に何が見えてくるのでしょうか?
次は、この人物が確定した時に見えてくる事象について考察したいと思います。
◆「ミカサは…どこだ?」で見えてくる事象とは?
連載完了‼︎#進撃の巨人 #諫山創 #2020年の抱負#マガジン年末交流会2019 pic.twitter.com/suKnfDo3os
— 別冊少年マガジン【公式】 (@BETSUMAGAnews) December 26, 2019
「ミカサは…どこだ?」が誰なのかが「フロック」だとしたら、単純にリフレインしていたということになり今回の描写はミスリードだった、ということになるでしょう。
つまりワザと字体を変えたり「一見フロック以外にも見える」という描写をした、ということです。
ではもし「フロック以外」だったら、どのような展開になるでしょうか?
もし「エレン」だったら?
最初にも述べた通り「エレンとの会話がしやすくなる」という展開になります。
つまり、ハンジさんや104期生達との会話がスムーズにできるようになりますよね。
そして「エレンがミカサを探している」という意味になります。
こうなって来ると、かなり展開が早くなるのではと察せられますよね!
104期との対峙、さらにはミカサとの会話が展開することになり、物語全体の回収が一気に加速するのではと予想できます。
そこに感じられるのは「年内連載完了」と言う諫山先生の抱負実現の気持ちです。
やはりここに向けて全力疾走している、という意味になるでしょう。
つまり、「ミカサは…どこだ?」の発言がフロックであればミスリード、エレンであれば年内連載完了実現展開、という意味なのではと管理人アースは考察します。
フロックかフロック以外かは五分五分でしょうし、管理人アースの個人的な見方は「エレン」だと感じますが、そこが確定した時には諫山先生の現在の気持ちが、かなり反映されるだろうと予想できます。
もし発言者がエレンであり、回収展開が早くなったとしても、諫山先生の念願通りの回収を見届けたいなと感じています!
今回の考察で「ミカサは…どこだ?」はフロックかフロック以外かは五分五分だけれど、その展開次第で展開の速さが大きく変わる、と予想できました!
どちらの展開となるのか!?
今後の展開を大きく左右するポイントですし、見逃せないですね!\(^o^)/
→ 126話考察!窓に映っていた影はキースか検証!
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