エレンの目的である地鳴らしが発動し大きく物語が転換した124話でしたが、今後の物語の進展も大きく変わっていく事は間違いないでしょう。
イェーガー兄弟が中心だった展開から、個々の物語が進展していく展開となりそうな気配です。
「アニ」「コニーとファルコ」「イェレナとジャン」…
これからの物語の展開の種がいくつか撒かれているようにも見られますが、これら以外にも伏線が仕掛けられているのではとのツイートを先日発見しました。
ライナーの休息場面です。
エレンを止める事ができなく世界が滅ぼされると絶望し力尽きたライナーが寝込んでいる場面に、伏線が仕掛けられているとのつぶやきを発見したのです。
これはどのような意味を持った伏線なのでしょうか?
今後予想できるライナーの展開とは?
検証してみましょう!
◆124話!ライナー休息場面を考察!
ひょっとしてライナーにお供えされているパンってキリストが弟子たちに与えた「5つのパン」で、リンゴは「世界を変えた3つのリンゴ」とかを暗喩してないよね
— かよこ (@tawashi___) December 11, 2019
力尽きたライナーがガビに休ませてもらったのであろう場面では、布団をかけてもらい水とリンゴとパンが用意されている描写となっていました。
この描写について、かよこさんが「福音書の5つのパン」と「世界を変えた3つのリンゴ」の暗喩では、という考察をつぶやかれていました。
管理人アースのタイムラインにこのツイートが流れて時点で、気にはなっていました。
すると、抹茶っ子さんから「良かったらこの点についても考察していただけると嬉しいです」と非常に丁寧な申し出があり、考察してみたいと思い出しました。
そしてお互いフォロワではないのですが、かよこさんにツイートの使用許諾もいただけ「よし!調べてみよう!」と決心したのです。
抹茶っ子さん!
かよこさん!
考察するキッカケを作っていただき、ありがとうございます!
恥ずかしい話ですが、かよこさんのつぶやきを見た時には「3つのリンゴ」も「5つのパン」も管理人アースは全く知りませんでした。
しかし抹茶っ子さんの申し出後に調べてみると、非常に意味深いものが含まれている事を知りました。
順番に見て行きましょう!
まず、「3つのリンゴ」とは何なのか?

これは「Eyes,JAPAN」という企業の代表取締役である、山寺純さんから生まれた言葉となっています。
会社のトップである山寺さんはよく「俺達が4番目のリンゴになりたい」と社員に言われるそうです。
2番目はニュートンが万有引力の法則を発見したリンゴ。
3番目はパーソナルコンピュータをつくったアップルのリンゴ。
3つのリンゴが世界を変えた。
そして、自分たちが4番目のリンゴになろう────。
このように言われると、たしかに世界には3つの世界を変えたリンゴが存在することが分かりますよね!
読んでみて「おお!たしかに!」と思いましたよ!
では、ここからライナーの横に供えられているリンゴにはどのような意味が含まれていると考えられるのでしょうか?
管理人アースは、「ライナーが4番目のリンゴ」くらいの意味があるのかなと感じました。
「進撃の巨人」は諫山先生のデビュー作品であり、この作品が生まれた事により諫山先生の世界は間違いなく大きく変わったでしょう。
その理由の一つには、ライナーというキャラが大きな役割を担っていたのではと感じます。
諫山先生はライナーに感謝の気持ちを込めてリンゴを3つ供えたのかなと感じました。
諫山先生の世界を大きく変えたという意味での4番目のリンゴであるライナーに、感謝の気持ちを込めて3つのリンゴを描いたのではと読み取りました。
もうひとつは来年のアニメファイナル・シーズンと今後の原作の展開に対する意気込みもあるかなと感じました。
アニメファイナル・シーズンも原作最終話が近いであろう進撃の巨人の展開も「作品を4番目のリンゴにする」くらいの決心を込めて3つのリンゴを描いたのかなと。
ライナーの3つのリンゴは「世界を変える作品にして物語を締めくくる!」という決意表面なのでは、と読めましたよ!
では次に「5つのパン」は何を表しているのでしょうか?

これは新約聖書のひとつである「ヨハネの福音書」の一節に登場する「5つのパンと2匹の魚」の事を指しています。
「5つのパンと2匹の魚で5千人の人々の空腹を満たした」というキリストが起こした奇跡の話であり、奇跡の話の中でも非常に重要な章となっています。
では、5千人の空腹を満たしたという5つのパンをライナーの枕元に供えた意味とは何なのでしょうか?
こちらにも「多くの読者の心を震わすエピソードが数多く生まれた。ありがとう」みたいな、諫山先生のライナーに対する感謝の気持ちが表れているのではないか、と管理人アースは感じます。
3つのリンゴからもそうですし、この5つのパンにも「ありがとう」「しばらくゆっくり休んでくれ」というライナーに対する感謝が感じられますよね。
全身を布団、布でくるまれているライナーからもそのような諫山先生の気持ちが感じられます。
逆に描写されていない「2匹の魚」も気になりますよね。
かよこさんもツイートで「2匹の魚…川…まさか」と連想しているように、どうしても川に飛び込んだ二人を思い起こされてしまいます。
約8ヶ月以上登場の無い二人を思い出させるような意味合いを持っていそうですよね!
今回の「3つのリンゴと5つのパン」からは
・これからの進撃を4つ目のリンゴにするという決意表明
・ハンジとリヴァイ兵長への想起
の3つの意味が含まれているのでは、と考察できました!
これは、あくまでかよこさんのツイートから管理人アースが連想した考察です。
個人的解釈なので、その点についてはよろしくです!
さて、ここで気になるのは今後のライナーですよね?
現在は諫山先生のはからいで休んでいるライナーですが、今後彼にはどのような役割が残っているのでしょうか?
さらに予想してみましょう!
◆今後のライナーの展開は?

今後の物語の展開はしばらく地鳴らしの進攻が続きながら、「アニの物語」「コニーとファルコの展開」「イェレナとフロックの展開」が続くかなと思われます。
その間にエレンの容姿、全容などが少しづつ明らかになっていくのかなとも予想できます。
そしてその間、ライナーはしばらく登場が無く休むのだろうと思われます。
ではいつ目覚め動き出すのか?
おそらく上記の展開が落ち着いてから、主要人物はマーレの撤退用の飛行船とキヨミ様の船や飛行艇で、マーレ大陸に移動するのではと管理人アースは予想しています。
もしかしたらヒィズル国に行く展開があるかもですが、やはりマーレ大陸に移動し地鳴らしを止めようとする展開となるのではと思っています。
その移動する時までは、ライナーは休んでいるのではないかなと。
そして超大型巨人が海を移動する時点で、生き残っている人々でエレンを止めに行くのかなと。
そこでライナーも再登場し同乗し、止める為に動くのではと予想します!
いつも予想の斜め上を行く諫山先生なので外れそうな気がガンガンにしますが、今のところの管理人アースのイメージはこんな感じですよ!
今回の考察で3つのリンゴと5つのパンの考察ができ、そして今後のライナーの展開を予想できました!
しばらくだけど、ライナーにはゆっくり休んで欲しいなと願う管理人アースでした!
そしてかよこさん、抹茶っ子さん、ありがとうございました!m(_ _)m
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