義勇兵を率い「イェーガー編(当サイト呼称)」では大活躍だったイェレナですが、30巻に入った辺りから影をひそめ最新話124話では意気消沈している状態でした。
現在のイェレナはどのような状態なのでしょうか?
そして「ジークの信奉者」である彼女の今後の展開は、どのようになるのでしょうか?
さらにそのイェレナに銃を突きつけていたフロックの目的とは?
予想してみましょう!
◆124話のイェレナを考察!

124話ではアニやコニーといったこれまであまり動きが無かったキャラが動き出し、新たな展開が動き出したなと感じられる回となっていました。
そして29巻まではイェーガー派の黒幕であり義勇兵を率い大いに活躍していたイェレナにも久しぶりにセリフが付き、さらにはフロックとの絡みも登場し、今後スポットが当たるのではと察せられる描写が登場していました。
実際見返してみるとイェレナは29巻前半ではピクシス司令を拘束し兵団を支配し、さらには104期達に安楽死計画を説明するという非常に重要な役割を担ったキャラとして物語の中心にいるように見えるくらいの活躍をしていました。
しかし29巻後半で「戦鎚の能力で地下から逃げろ。このまま戦っても分が悪い」とアドバイスを送ったエレンにフラレてからはアルミンに変な顔をしたのを最後に、ほとんど登場も無くなっていきました。
30巻からは、ほとんど描写も無いくらいでしたよね。
さて、そんなイェレナの今後の展開はどう予想できるでしょうか?
まず、彼女に残された伏線を見てみましょう。
トロスト区鉄道開通式時にエレンとイェレナは密会をしており、これをキッカケにエレンは単独行動を取るようになっています。
118話にてアルミンが104期の皆にエレンの目的を語っている場面で「アルミンの想像」の描写として密会場面が登場していますが、実際の会話内容は明らかとなっていません。
これについては121話考察!イェレナとエレンの密会を再考察!にて考察しています。
ただ「アルミンの想像通りの話をしていた」として、このままスルーする可能性も十分にあります。
そしてイェレナは118話にて、アルミンにかなり不気味な表情を向けていました。
この意味は未だ明らかとなっていません。
これについては118話考察!イェレナ表情を検証!不気味な意味の真相は?にて考察しています。
ただ、もしかしたら単純にジークの事が心配であり「本当に頼んだよ。アルミン」という意味での泣きそうな表情であり、このままスルーする可能性も十分にあります。
そして117話では大ピンチとなったエレンに対し「あなたは特別」と発言しています。
これは117話考察!イェレナの「エレンは特別」の意味を検証!にて考察していますが、かなり意味深な意味としても考えられますが、110話でピクシスに語ったエレンの評価が本音であり「エレンという器が始祖を継承している事実」を取り上げ「特別」と言っているとも考えられます。
となると、このままスルーする可能性は十分に考えられます。
そして当サイトではイェレナがクルーガーの娘では、と考察しています。
→ 105話考察!イェレナの意味とは?ジーク信奉者を検証!
→ 110話考察!イェレナがクルーガーの娘からエレンとの会話を予想!
上記記事でクルーガーの娘という展開からの予想をしていますが、この展開は来るのでしょうか?
そして110話考察!イェレナがクルーガーの娘からエレンとの会話を予想!で考察していますが、イェレナという名前にエレンと同じ意味が込められている事も含め、見過ごせません。
このイェレナと同じ意味の「エレン」がエレン・イェーガーを指しているのかエレン・クルーガーを指しているのかは分かりませんが、これまでの展開ではまだ回収されていないように感じます。
となると、やはりイェレナはクルーガーの娘という展開が来て、そこから「イェレナ」と名付けられたという意味で回収するように管理人アースは思いますよ!
ただ今回のイェレナが「どうしてジークは巨人を制していないの…?」というセリフからは、イェレナはエレン放送を聞いていなくユミルの民ではないのではとも察せられます。
クルーガーの娘であればユミルの民である可能性が高いので、これはイェレナ回収という意味ではかなり不利な要素ですが…(・_・;)
ただエレンの女性名(エレン子みたいな)という名前が付いている意味は回収されるかなと思いますよね!
それとももしかしたら既に回収されているのでしょうか?
この辺りを検証してみたいと思います。
◆エレン女性名であるイェレナという名の意味は回収されているのか?

イェレナはジーク信奉者としてジークのエルディア安楽死計画に協力し、義勇兵を率いパラディ島で兵団を支配しました。
この行動はとてつもない覚悟が必要であると察せられます。
マーレの目を盗み義勇兵を統率する覚悟。
時に仲間を撃ち殺し恐怖によりまとめ上げるイェレナ。
ジークを盲信し、自らの目的達成の為ならば方法を厭わない生き方はエレンを彷彿とさせると言えばそうかもしれないな、とも感じます。
もしかしたら、そういう意味でイェレナと名付けたのかもしれません。
そうも感じますが…いっぽうでは正直、管理人アースは「攻撃的で器の大きいニック司祭」というイメージを持っています。
このように考察しても、やはり「これまでの展開からは女性名エレンという意味はまだ回収されていない」ように察せられます。
となると、これからの展開から回収されそうですよね!
この辺りも頭に入れながら今後のイェレナの展開を予想してみます!
◆125話以降のイェレナの展開をフロックを交えて予想!

場面は124話のつづきから。
フロックの指示通り義勇兵を集めたイェレナ
銃を突きつけられたイェレナは無表情なまま俯いています。
フロック
「ありがとうなイェレナ。お前は新生エルディア帝国の礎を築いてくれた」
「もうお前の役割は終わりだが…その功績を讃え命は奪いやしない」
「これからも…俺達エルディア人の為に尽くしてくれ」
俯くイェレナを見下げ勝ち誇ったように言うフロック
イェレナは俯き無反応。
フロックは壁面が巨人に破壊されむき出しな外を見やり、エレノサウルスが率いる地鳴らし巨人を確認します。
フロック
「見ろよ。このままエレンは世界を平らにする。これからは新生エルディア帝国の時代だ!」
悪魔のような表情で笑うフロック
その瞬間、イェレナが隠し持っていた銃でフロックの後頭部を打ち抜きます。
悪魔のような笑顔を浮かべたまま破壊された壁から落ちていくフロック
ジャン
「な!?」
いきなりな展開で言葉を失うジャン
フロックを撃った銃口を下げ、そのままうつろにつぶやくイェレナ
イェレナ
「…全ては終わった。巨人が支配する歴史を終わらせるはずが結局は巨人が支配する世界は続く」
「ジークの安楽死計画は…潰えた」
そのままフラフラと外へ向かうイェレナ
誰もが動けずにいる中、ひとり反応したジャンが追いかけます。
ジャン
「おい!待てイェレナ」
そのまま外に出るイェレナ
すると何かを見つけたように地面にひざまずきます。
エレノサウルスの下敷きになりペッタンコになったジークを見つけ、ワナワナと震えているイェレナ
イェレナ
「ジーク…」
ジークは蒸気を発しておらず体は回復していないよう。
エレンに負けて裏切られ始祖ユミルにまでフラレて、生きる気力を失くした模様。
イェレナ
「私には分かっていた。父が…クルーガーが言ってた『進撃が目指す』未来は変えられないと」
「進撃の巨人継承者がひとつの未来に向けて力を継承していることも、父さんから聞いていた」
「だから…止めたかった。父がその未来の為に全てを犠牲にし、家族も…だから私はジークに賭けた。進撃を止められるのはジークの安楽死計画だけだって」
「だけど…どうやらそれも終わりのようだね」
フロックを撃った銃を自らのこめかみに向けるイェレナ
パン!っと辺りには乾いた音が響きます。
そのままジークに折り重なるように倒れるイェレナ
全てを見届けたジャンは、新兵に二人の遺体を民家の一室に寝かせるように指示します。
このような展開があるのではないか、と予想します!
やはりイェレナという女性名エレンはクルーガーのエレンから来ていると考え、クルーガーの娘という展開が来るのではと予想します!
そしてイェレナはエレン放送を聞いた上でもジークが負けたことを認められなかったのではないかなと。
「どうしてジークは巨人を制していないの…?」というセリフは、理由は分かっているけれど認められなかったのかなと考えました。
ジークが死亡しているという展開はちょっと迷いましたが、進撃だとあっさりとジーク級のキャラも死亡することがあるので、逆にありそうだなとも感じました。
ただフロックがここで死亡するのかは、微妙ですよね。
何となくイメージですが、フロックはエレンにその考えと行動を否定されてから退場するようにも感じています。
今回の考察で、「イェレナがクルーガーの娘であると明かされジークと共に退場する」と予想できました!
125話以降のイェレナは、要注目ですよ!\(^o^)/
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