ユミル

【進撃の巨人】ネタバレ122話考察!ユミルと民がフリッツに逆らわなかった理由を検証!

122話では始祖ユミルの半生が描かれていた事から様々な回収が起こり、かなり多くの考察をしてきました。

特に「ユミル民と王家血統」「2000年」について、考察を重ねてきました。

それでも122話にはまだいくつかの謎や疑問があり、考察すべきポイントが残っています。

今回はそのひとつ、「ユミルはなぜ逆らわなかったのか」について考察したいと思います。

当時大国であったはずのマーレを倒すほどの「巨人の力」を得ていた始祖ユミルは、なぜ逆らわず奴隷に甘んじていたのか?

その後、巨人の力を継承したであろう3人の娘達もなぜフリッツ家に逆らわなかったのか?

検証してみましょう!

◆始祖ユミルがフリッツ王に逆らわなかった理由を検証!

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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

始祖ユミルは、エルディア族に戦で負けた一族出身でした。

そのためエルディア族の奴隷として不遇な扱いを受けることとなったのは、本人は致し方ない事だと受け止めていたのでしょう。

ただコメントでもいくつか見られた意見ですが、なぜ巨人の力を得てからもフリッツ王に逆らわず従い続けたのでしょうか?

エルディア族の大敵マーレでさえも、ユミルの巨人にて滅ぼす事ができました。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

その力を以ってすれば、エルディア族による奴隷扱いからも脱出できたのではと考えられます。

なぜユミルは逆らわなかったのでしょうか?

これは読者によって、様々な読み方があるかなと感じます。

やはり敗戦国側の奴隷であると本人の中に刷り込まれてしまっていたからかな、と管理人アースは捉えています。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

刷り込まれ洗脳されてしまい「逆らうという選択肢がまだ幼かった少女ユミルには無かったのではないか」、と管理人アースは読みます。

さらにフリーダとヒストリアから、絵本の中の始祖ユミルが「誰にでも優しい少女」と表現されています。
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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

この表現を思い起こさせる場面を122話では確認できていませんが、もしかしたら「みんなを思いやる優しい子だから逆らわなかった」のかもしれません。

両親や同族を守る為に、とか。

ただ管理人アースはそれらを踏まえても始祖ユミルが逆らわなかったのは、やはりフリッツ王が自分の支配者だと刷り込まれ洗脳されていたからだと考えます。

そのため彼に尽くし、もしかしたらいつか「奴隷」ではなく「人」として認めてもらえる日が来ることを願っていたのではないかな、とも妄想します。

その妄想は、始祖ユミルの死亡シーンから生み出されます。

マーレの槍がフリッツ王を襲った時、ユミルは身を挺して守りました。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

ユミルはここで、奴隷ではなく一人の人として感謝の言葉をフリッツから待っていたのではないでしょうか?

しかし出てきた言葉は「奴隷として働け」でした。

さらに、ここで始祖ユミルが死亡したのが槍による傷ではないことは、フリッツ王の言葉からも察せられます。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

もしかしたらたまたま体力の限界がここだったのかもしれませんが、どちらかと言うと「報われない事からの絶望」で死亡したのでは、読み取れます。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

ここから「いつかフリッツ王に認めてもらえるのでは」と始祖ユミルが尽くしていたと妄想できますよね!

ここまでの考察で始祖ユミルが逆らわなった理由が「奴隷としての刷り込みとフリッツ王に認めらたいと願っていたから」だと予想できました!

では、その後の巨人の力を継承した3人の娘達はどうだったのでしょうか?

検証してみましょう!

◆始祖ユミル以降のユミルの民がフリッツ王になぜ逆らわなかったのか?

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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

始祖ユミルから3人の娘マリア、ローゼ、シーナへ巨人の力が継承した事は間違いないでしょう。

では、その娘達はなぜフリッツ王に逆らわなかったのでしょうか?

これはやはり実の父親だったことが大きいかな、と思われます。

さらに、床に伏せるフリッツ王に寄り添う3人の娘の画からは、その関係が始祖ユミルの時ほど酷いように見えません。

「我が奴隷ユミルよ」と「娘達よ」では、全然違いますよね!

マリアがフリッツ王の手を握っているように見えるところからも、娘達は父を悪くは思っていなかったのだろうと察せられます。

ここから、フリッツ王に逆らわなかった理由は良好な父娘関係を築いていたからだろうと予想できます。

では、フリッツ王没後はどうだったのでしょうか?

以前ツイートした考察からも、フリッツ王は初代フリッツ王としてカウントしていないことが分かります。

つまり次の2代目が「初代フリッツ王」であり、そこから13年おきに王がかわっていることが分かります。

となるとフリッツ王の次の王からは「巨人継承者」が王になったのでは、と考察できますよね!

つまりは、「マリア、ローゼ、シーナ」の誰かが王となり、その後もその継承者がフリッツ王を名乗ったのではと予想できます。

となると、その後のユミル民達が逆らわなかったのは自分たちが王となったからではと予想できますよね!

その頃からは、エルディア人とユミルの民の関係がそれほど悪くはなかったのかなと。

ただ、その後に巨人継承家同士での戦いがあったのは分かっていますが…
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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

今回の考察で「始祖ユミルがフリッツ王に逆らわなかったのは刷り込みと認めてもらいたかったら」であり、その後逆らわなかったのは「自分たちが王になったから」だと予想できました!

123話以降も、彼らの歴史は要チェックですね!

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POSTED COMMENT

  1. 摩訶般若波羅蜜 より:

    アースさんこんばんは!
    ユミル本人とユミルの娘のフリッツ王との関係の考察、実に腑に落ちる考察ですね!(小並感)
    初代フリッツ王以降の代は「巨人大戦」の描写からして大規模な内戦があったのでそれこそ反乱で王位を簒奪したり傀儡にされたりといった歴史があったのだと思います。

    脱線しますが古代エルディアはゲルマン風で古代マーレはローマ風の服装でしたね。
    壁内の建物や人名がドイツ風だと言われてましたが何か伏線なんでしょうかね?
    ライナー達が持っているマーレ軍のライフルがカルカノ風なのもローマ……の子孫としてのイタリア軍イメージなんでしょうか?

    • 管理人アース より:

      >古代エルディアはゲルマン風で古代マーレはローマ風の服装でしたね。
      諫山先生の始祖ユミル時代のイメージなのかな、と感じていました。
      ローマ帝国時代のイメージなのかな、と受け止めています。

      管理人アース

  2. 進撃の巨人にやられっぱなし より:

    素朴な疑問です。
    もし、始祖ユミルが舌を切られていたとしても、巨人になる度に、自傷行為しても再生機能があるわけですから舌も復活しているのでは?
    もしくは、初代始祖(ユミル)はコネコネさんのユミルが座標空間にいない状態だから再生機能も限られていて原始有機物との接触以前の体には戻れないとかリミットがあるのか? 
    しゃべれない(しゃべらない)のは、国破れ奴隷になり両親が殺されといった過程の精神的なショック(トラウマ)でそうなったとみなした方がいいのかなど考えてみました。しかし、さすがにここまでの詳細の答えは描かれそうもないので想像の域を越えられないかもしれません。次号で始祖ユミルがしゃべるか否か….楽しみです。

    • 管理人アース より:

      始祖ユミル自体に治癒能力があったのかどうかは悩ましいところですが、最後槍を受け倒れた際にフリッツは「槍ごときで死なぬ事は分かっておる」と言っているのである程度の治癒能力は持っていたのだろうと管理人アースは考えています。
      そうなるとやはり「精神的ショック」でしゃべられなかったのかなと察せられますね。

      管理人アース

  3. みねさん より:

    みねです。

    子供の時から奴隷だったユミルは、逆らおうという意志はやはりなかったでしょうね。
    認められたい…とか、愛されたい…とかの自己承認欲求もあまり持っているとは思えません。
    奴隷に必須な識別するための焼き印や枷の類のものがないことから、舌を切られていると思われます。(奴隷という身分を一目で識別できるようになっているはずです。)

    謁見の時にユミルより上位に(王の近くに)妃や子供の姿がないので(王の反対側にいるのは大臣と思われる男性)…臨終の際にもいない…ので、(…たまたまいなかったのかもしれませんが…)もしかしたらフリッツ王には、他に子供はいなかったのかもしれません。
    いたとしても、王家にユミルの血が入ったのはそう遠い先ではないのでしょう。

    現代を生きる私たちが、奴隷の心情を推し量る事は難しいと思いますが、「逆らわなかった」というより「逆らうことは考えられなかった」といった感じでしょうか。

    • 管理人アース より:

      >「逆らわなかった」というより「逆らうことは考えられなかった」といった感じでしょうか。
      なるほどですね。
      たしかにこのイメージの方が始祖ユミルに近い描写にも見えますよ。

      管理人アース

  4. 壁しいな より:

    フリッツ王を感情的に殺しても、その先のことを考えると…従っていた方が良いと判断してもおかしくないでしょうね

    他の方のおっしゃる通り、ユミルの手紙とたしかに重なるところが多いですね
    個人的に「再び眼を覚ますと〜」は始祖ユミル死後の道の世界のことで
    「好きに生きた」は始祖ユミルの意思で巨人を作っていたということかなと解釈しますね
    ソバカスのユミルも、壁の中の世界を自由が広がっていたと表現しているし、その後もなんだかんだで人助けに生きたし

    そうすると、始祖や王家の血に従っていたように見えた行動も全ては始祖ユミル自身の意思によるもので、ジークの言いなりになる強制力は無かったりしないかな…と期待します

    「結婚できていないこと」というのはそのままフリッツ王にかかる言葉なのかなと思います
    恋愛感情というよりは自分が人間扱いされないことや娘の立場を想う気持ちも含めて。おそらく正当な王妃がいたでしょうし、いないとしても始祖ユミルが「お妃さま」や三姉妹が「お姫様」として扱われていたことは無いでしょうから

    ところで、3つに分かれた道のうち2つは右寄り、1つは左寄りになっているのは何か意味があるのでしょうかね?
    三人娘のうち一人だけ少し枠を外れ自由になろうとする→それが進撃の巨人になるとか?

    それと始祖ユミルの妊娠中に巨人化能力を使わせていたのかも気になります!
    ヒストリアには周りは妊娠中に巨人化させない方針でしたが、始祖ユミルはおそらくガンガン巨人化していたのではないかな?
    仮に巨人化できなくなっていたら、それこそ他国がこぞって攻めてくるような…

    • 管理人アース より:

      >始祖ユミルの妊娠中に巨人化能力を使わせていたのかも気になります!
      そのように見える描写でしたよね!
      これ、ヒストリアにもかかってくるのかな?
      要注目ですね!

      管理人アース

    • 北欧の戦士 より:

      壁しいなさんへ
      枝が3つに別れている描写ですが、
      そのコマで三人の娘達が並んでいます。
      その順番で別れているとすれば、一番左の少女が[進撃]でしょうか。
      また、少女達の中に
      左から[自由][中立的][王に従順]という心があるとすると、パラディの壁に当てはまります。

      一番外側=[自由]から
      左の少女はマリア

      2枚目=[中立的]から
      真ん中の少女はローゼ

      王都の壁=[王に従順]から
      右の少女はシーナ

      という感じです。
      これで三人の少女の正体が髪型の違いで分かるようになったかもしれません。
      ナイスなコメントです。

  5. 北欧の戦士 より:

    抑止力となる存在がいたとか?
    例えばエレンが暴走したときは俺が削ぐって
    リヴァイ兵長もいってますし、
    この時代であればヘーロスの祖先とか?

  6. 始祖ユミルの特徴に “ハチマキ” があります。
    (バンダナや ヘアバンドとも言いますが、
     ハチマキの方が古風に日本的で 私的に
     好みです。(笑))
    そのハチマキで発見がありました。
    始祖ユミルに 第一子が誕生した場面では、
    ハチマキを外しているのです!

    ところが、第二子以降は ハチマキを付けて
    います。 (少し細めになりますが)
    これはどういう事なのか?
    恐らく、初めてフリッツ王の子種を授かった
    ことで役目が果たせ、奴隷の身分から解放
    された、そんな気持ちから ハチマキを外した
    のではないか。

    ところが、その直後に 巨人の姿で戦う場面と
    なります。
    つまり、フリッツ王の子を授かっても、奴隷
    として戦わねばならない事には 変わりがな
    かった。 ので、再びハチマキを付けることに
    なったのではないか。
    あのハチマキは、フリッツ王に従っていく
    定めを現しているのかもしれません。

  7. 普通に考えればー
    巨人化して フリッツ王を殺したとしても、
    エルディア国の周りは 敵だらけだったと
    思われます。
    ので、エルディアを滅ぼしたとしても、
    その敵対国に 巨人化を都合よく使われる
    だけだったと思われます。
    だったら、百歩譲っても ご縁のあった
    フリッツ王に従おうとしたのではないか
    と思います。

    普通から飛躍して考えればー
    始祖ユミルが 身を挺してフリッツ王を
    槍から守った行動は、正にアッカーマン
    のようです。
    アッカーマンは 巨人化学の副産物として
    産まれたとされます。
    が、始祖ユミルのこのような 主君を守り
    抜く性格が、アッカーマンに受け継がれた
    とも考えられるのでは?

    • 管理人アース より:

      始祖ユミルの忠誠がアッカーマンに継承されているのかもですね!

      管理人アース

  8. 巴里の恋人 より:

    団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    自分もHN忘れたさんとほぼ同意見です。
    最初の「豚を逃がした」の描写から、ユミルの手紙に書かれたユミルの半生と状況がダブります。

    始祖ユミルが一切言葉を発していないので妄想の域を出ませんが、彼女もユミル同様に「それで皆が助かるなら」と言った部分もあったと思います。
    彼女の人生は大いなる自己犠牲の精神で成り立っていたんだろうなぁと。

    3人の娘達が王に逆らわずに遺言を遵守したのは、団長殿が考察されている通りだと思います。
    個人的にはその後の残虐な民族浄化の歴史を1700年間も続けたのかと疑問に思う部分もあるのですが、これはそのままスルーされてしまうのかもしれませんね。

    • 管理人アース より:

      >ユミルの手紙に書かれたユミルの半生と状況がダブります。
      これ、スゴい考察ですよね!

      >1700年間も続けたのかと疑問に思う部分もあるのですが、これはそのままスルーされてしまうのかもしれませんね。
      何が真実か分からない、というままに展開していく可能性はありますよね。
      歴史については、リアルでもそのような事はありますし。
      もしかしたらスルーかもですね。

      管理人アース

  9. カゲ より:

    初めての考察&投稿です。

    ユミルと民がフリッツ王に逆らわなかった理由。

    ユミルにかんして。

    ただ単純に
    「他に行く所が無かったから」
    なのではないでしょうか?

    一人で逃げたとしても、
    逃亡先で巨人化能力がバレたら化け物扱いされかねません。

    その点、エルディア国は、
    ある意味ユミルの巨人化能力を受け入れてくれました。

    民が一致団結して頼れる仲間であればクーデターもあり得たでしょうが、
    無実の罪をきせた奴らですし、
    手を組むのは躊躇してしまいます。

    子どもが出来てからはなおのこと、
    奴隷とは言え自分を必要としてくれる安定した居場所を子供たちに提供し続ける為に、
    不当な扱いにも耐えたのでは?

    的はずれな考察だったらすいません。

    • 管理人アース より:

      >奴隷とは言え自分を必要としてくれる安定した居場所を子供たちに提供し続ける為に、
      不当な扱いにも耐えたのでは?

      これも分かりますしありそうですよね。
      始祖ユミルの表情が全く察せられないので、妄想が膨らみますよ(^^)

      管理人アース

  10. ぽん より:

    鎧、顎、獣、戦鎚、車力あたりはユミルの娘以外に巨人の力を分け与えられた最初の者の特徴かな?と思いました。

    ユミルの娘以外に巨人の力を継承した者が6人いるとして、それは王の命令に従い、巨人化して有益な存在でなければ、王としては継承させる意味がないですよね。

    そこで、王の身近な衛兵に継承させたら鎧の巨人になった、神輿担ぎに継承させたら車力の巨人になった・・・みたいな感じかな?とか

    あとは飼育係・・・獣、処刑人・・・戦鎚、顎は・・・料理番?とかですかね?

    ユミルの娘3人は始祖、女型、超大型かな?

    進撃は・・・まさか、エレン?(笑)

  11. リヴァイ大好き より:

    こんにちわ。

    ユミルが逆らわなかったのは、日常的な精神的、肉体的暴力による学習性無力感からだったのかなとか思いますが、王様自体も自分の暴力が常態化し過ぎていて、暴力を振るっていたことにすら気づかないでいたのだと思います。
    でも最終的に良い父親で終わったような描写を見ると、根は優しかったんじゃないかな?
    始祖ユミルも本音は、誰よりも自由を求めていたんじゃなかろうか?

    なので、始祖ユミルと王様の遺伝子を持つ3人の子どもたちは、3通りの性格になったんじゃあなかろうか?(もちろん性格の遺伝はあっても、学習性無力感の遺伝は無いはずですけど、親が子どもたちに与える影響は大ですからね)

    1人は、王様のように尊大ではあるけれど、心根は優しい子

    1人は、始祖ユミルのように我慢強くて、逆らわない子

    1人は、自由を求めて突き進む子

    尊大ではあるけれど心根は優しい子は、超大型巨人で、始祖ユミルのように我慢強くて逆らわない子が、アッカーマンの元になり、自由を求めて突き進む子は、進撃の巨人になった。

    なんてねのなんちゃって考察でした。

    • 管理人アース より:

      >1人は、王様のように尊大ではあるけれど、心根は優しい子
      1人は、始祖ユミルのように我慢強くて、逆らわない子
      1人は、自由を求めて突き進む子

      良いですね~。
      これくらい3人娘の描写が登場したら嬉しいです!
      期待しちゃいますね。

      管理人アース

  12. 通りすがり より:

    ハイペースでの更新お疲れ様ですアース団長!

    そうですね。始祖ユミルは、逆らうという選択肢を思いつきすらしなかったという可能性はありそうですね。しかし、僕があれから考えた末での結論としては、合理的に考えたとしても、そもそも逆らう必要がなかったのではないかなと考えています。

    始祖ユミル巨人の力を、戦争や建築に活用するというアイデアは、おそらく第0代フリッツ王のアイデアです。少なくとも、始祖ユミルが自発的に行動したとは思えないんですよね。あの性格ですし(笑)。巨人化したばかりのころは、こわがって泣くばかりで、巨人化の力で戦争や建築をしようなんて考えもしなかったはずです。

    戦争は、始祖ユミル巨人だけで勝てるものではありません。通常の兵士たちと始祖ユミル巨人ではさみ撃ちにするなど、始祖ユミル巨人の力を活かす戦略があって初めて勝てるものです。建築に至っては、建物の設計なしには始祖ユミル巨人の力があっても建築のしようがありません。第0代フリッツ王が設計したわけではないでしょうが、優秀な建築士を抱えていたのでしょう。

    冷静に考えてみれば、始祖ユミルが第0代フリッツ王に逆らったところで、ほとんどメリットらしいメリットがなさそうなんですよね。始祖ユミルでは、巨人化の力を持て余すだけなのが容易に想像できます。たとえ奴隷扱いであっても、アイデアマン(第0代フリッツ王)のもとで能力を発揮でき、豪華な宮廷で食に不自由することなく生きられる方がいいですよね。

    始祖ユミル巨人の力を見抜き、見事に使いこなしてみせた第0代フリッツ王は優秀な王だと考えられます。現代とは人権意識が全く異なる時代の話です。晩年に3人娘に話す絵があることから、始祖ユミルを失った後も、巨人の力なしで権力を維持しているし、マーレの反撃にも巨人の力なしで耐えきったのだと思います。ふかふかのベッド(笑)で寝ていられることから見て、国力はちゃんと維持できているように見えます。性格は苛烈すぎるとは言え、実に見事な統治能力だと思います。

    生活が苦しく、いつ異民族に殺されるかわからない時代なのですから、王に求められるのは善人であることではなくて統治能力と強さであるのだと思います。政治家の発言の揚げ足取りに一喜一憂する平和ボケした我々の感覚で見ていては、始祖ユミルが第0代フリッツ王を王として慕う気持ちは理解できないのだろうなと思いますね。

    始祖ユミルは巨人の力を手に入れながら、第0代フリッツ王に頼りっぱなしであり、思考放棄しているとも言えそうです。これは、エレンが最も嫌う不自由な奴隷そのものですよね。そこからつながるエピソードがあることも十分に考えられそうですね。

  13. 北欧の戦士 より:

    また、ユミルの巨人って9つの能力使えるんですかね、
    硬質化は分からないにしても、見た目から
    顎は育ってない、鎧無しですし。
    しかし、サイキョウノキョジン並の大きさや、
    女型の特徴、サイキョウノキョジン並の大きさがあるのにも関わらず二足歩行など特異な点もたくさんあります。
    そこから、外見的特徴のある巨人は掛け合わせられないのでは?(力は持っているが)
    エレンは作中で妙に外見的特徴のない巨人ばかりを継承していますが…
    ここから、ユミルの巨人が使える力は、
    始祖(上記の考えから)
    進撃(2000年後の君へから記憶を見ているため)
    戦槌(マーレを滅ぼしたことから)
    女型(体型から)(外見的特徴のある巨人だがユミルが女なので適応か)
    です。

    • ぽん より:

      巨人の体型ですが、フリーダの始祖、タイバー妹の戦鎚も女性的なフォルムの巨人でした。

      よって、女型の巨人だけが女性体型とゆうわけでは無いはずです。

      女型を男性が継承したらどうなる?問題は情報が少なすぎて解決の糸口すらありませんが、「ユミル巨人が女性フォルム=女型のルーツ」とゆうのも早合点なのかな?

      とか思ったり
      とか

    • ツクシ より:

      始祖ユミルから娘三人に巨人の能力が受け継がれたということは、元々始祖ユミルが持っていた能力も九つではなく三つだったのかもしれません

      始祖ユミル巨人が有していた能力は巨人の硬質化、肉体強化、精神操作の三つのみだった
      そこからマリア、ローゼ、シーナにそれぞれの能力が受け継がれ、三姉妹からその子らに受け継がれる際にさらに三つずつに分岐したのではないか?

      硬質化能力からは戦鎚、鎧、顎の巨人が生まれ、
      肉体強化能力からは超大型、獣、車力の巨人が生まれ、
      精神操作能力からは始祖、進撃、女型の巨人が生まれた
      そしてそれ以上は能力の細分化はされず、以後はその九つの能力を繰り返し継承していくことになった、的な

      そう考えると始祖ユミルの巨人が九つ全ての能力と外見を併せ持っていなくても良いことになります
      肉体的に大型で、骨状の物質に覆われ、巨人を使役する能力を有する
      この三つを併せ持っているだけでも九つの巨人のルーツとしては十分ということになるのではないでしょうか?

  14. 北欧の戦士 より:

    新しい考察お疲れ様です。
    ユミルはそれこそ始祖の力の暗示(記憶操作)で
    自分や娘たちに暗示をかけたのではないですか?
    例えば
    [私はこの人に逆らえない]
    とか
    [この人からはきっと愛を受け取れる]
    とかです。
    それを信じ続けて最後にあの言葉を言われたら
    そりゃあショックですよ。

  15. ユミル・イェーガー より:

    井筒孝庵さんのコメントに賛同します。
    先日 団長のコメントにもあったように始祖ユミルの捕食継承者は3人娘の他に6人いた可能性があります。その6人は奴隷とは限りません。
    側近かもしれないし、もしかしたら純血王位継承もいたかもしれません。
    ユミルは隷属性から王位継承権を持つ捕食継承者に始祖の能力(権限)を授けた可能性もあります。
    井筒孝庵さんのコメントにあるように、145代カール・フィリッツが初めてユミル3人娘血統の王であった可能性は大きく、それゆえの巨人大戦・不戦の契り であったとするほうが筋は通るかと。
    まぁ 全て可能性の話ではありマスが・・・
    それでも145代フィリッツ王=145代始祖継承者は崩れませんから。

  16. 井筒孝庵 より:

    こんばんは。

    お題のトピックから幾分か逸れますが、自分も上記のツクシさんと見方が似ていて、

    ユミルの境遇が事前の想像(フリーダの絵本の話)とあまりに落差があったことや、あの族長の部族集団でのこれまでのしきたり(慣習や因習、掟)が容易に変わり得るのだろうか、とか、お題の逆らおうとしない理由を考えるにつけ、

    言わば奴隷が正式に王位につくのは、時代をずっとくだって第145代フリッツ王(レイス王)の時代かなと思えています。

    そのレイス王の継承時のレイス王の家系の「当主」で数えれば、2000年の計算も変えずに維持できるので。

    フリッツ王家のxx代目をレイス家のyy代目に置き換えてしまう。

    フリッツ王家が何代続いたかは分かりませんが、世代毎に在位年数に長短があっても平均すると、当主の代数にあまり違いがないかもしれません。

    王が始祖のホルダーとなる、正確には始祖の所有をもって王位につくとした場合、在位期間は13年となるわけですが、

    《小問》 在位期間13年は
    短いだろうか?

    《小答》 知性巨人のホルダーの寿命が短いので、印象として在位期間が短く感じられても、必ずしも短いとは言えないかと。

    ちょいと調べてみたところでは、ローマ帝国の皇帝の平均在位期間は、「8年」とのことでした。意外に短い印象。

    因みに、我が国の徳川将軍家でのそれは15代265年で平均「18年」で、思いつきでそれらを足して2で割ると「13年」です(笑 ← 平均して13年というのは短くも長くもなさそうな数字かな、ということで。

    ーーーーーーーーーーーー

    • 管理人アース より:

      >《小問》 在位期間13年は短いだろうか?
      言ってみれば「平均13年」で徳川将軍家と同じことなんですよね。
      全員キッチリ在位13年と確定ではない、という事を頭に入れておかなきゃですね。
      そう考えると初代フリッツ王から巨人化能力者が王位についた、と決め付けてはいけないのかなと感じました。

      管理人アース

      • ぽん より:

        私も王位とは別に始祖継承していた説派です。

        エルディア王がたまたま平均在位約13年だったとゆうのも現実的にアリだと思います。

        もし王=始祖だとすれば、王位に就いて国を統べるには多大な知識、経験と判断力、内政能力、外交能力が必要であり、その統治者が必ず13年で代替わりするのは国家統治には非合理的な慣習ではないでしょうか?
        もし、そうだとすれば政治の安定のために側近や摂政、元老院などが王家以上に権力を握る傀儡政治が定着するはず。

        あ、フリーダはロッドの傀儡王でしたね。

  17. ツクシ より:

    何世代も経て混血が進んだ後ならともかく、奴隷の娘である事が血縁からも人々の記憶からも新しいユミルの娘たちが、いきなり王位に就くというのは考えにくいように思います
    たとえ半分は王家の血を引いていたとしても、あの傲慢な権力者であるエルディア王に正統な王妃や王子らがいないとは思えません
    そしてそうした王妃や王子らが半分奴隷の血を引いているシーナたちが王位に就く事を認めるとは到底思えません

    恐らくあのエルディア王の次の王は正統な王妃との間に産まれた王子で、その王子と3姉妹の誰か(便宜上シーナとします)を結婚させ、その子供に王位と巨人能力を継承させたのではないかと思います
    エルディア王が在位中から正統な王子であった者が設けた世継ぎ。ここまできてようやくユミルの血は王家に内包されるのでは、と考えます

    なので初代フリッツ王はあのエルディア王の嫡男であり非巨人能力者=非ユミルの民だと私は考えます
    二代目以降はシーナの血を引くユミルの民となっていく一方で、何世代か経る中で短命で終わるユミルの呪いの存在が明らかとなり、以後はロッドおウーリのように王位を継ぐ者と巨人能力を継ぐ者に別れて子孫を残していく事になるのではと予想します。なので必ずしも二代目以降のフリッツ王が始祖の巨人継承者であるとは限らないと思われます

  18. ユミル・イェーガー より:

    前出のHN忘れたさんの 104期ユミルに絡めた考察コメント。
    なんかすごくイイですねぇ。
    心に染み入ります。

    この物語には3人のユミルがいる ひとりは生まれてからずっと自由のなかった始祖ユミル ひとりは生まれ変わってから自由を手にした104期ユミル ひとりは生まれたときから自由なヒストリアの子であろうユミル
    というのを思い出しました。

    • HN忘れた より:

      ユミル・イェーガーさん

      ありがとうございます。
      当たってる自信はないですが、気に留めていただけて、すごくうれしいです♪

  19. HN忘れた より:

    追伸

    古来よりエルディアが安価な破壊兵器として利用した「無垢の巨人」って、みんなどこにいるんでしょうね。

    • 管理人アース より:

      >「私はそこから歩き出し 好きに生きた 悔いはない」
      「正直 心残りがある まだお前と結婚できていないことだ」

      面白いですね~。
      「お前と結婚できていないことだ」の回収にもなる展開見たいですよ!

      >古来よりエルディアが安価な破壊兵器として利用した「無垢の巨人」って、みんなどこにいるんでしょうね。
      始祖の巨人の能力で「土に還らす」事ができるのかもですね。

      管理人アース

    • ぽん より:

      無垢の巨人
      ・おそらく寿命ナシ
      ・最新の兵器でも倒すのは困難
      2000年の歴史の中で大陸で兵器利用され、その後、野生化した無垢の巨人が残存していないのは、あまりに不自然ですよね。強く同意です。

      始祖の力で回収(人間に戻せる?土に還せる?)
      巨人大戦の際に完全回収した?ぐらいしか思いつきませんが・・・

  20. HN忘れた より:

    ユミルがエルディアに従ったのは、「優しい子」だから部族のみんながエルディアで生きていけるように犠牲になったのだと思います。

    89話 104期ユミルからヒストリアへの手紙が、始祖ユミルの生きざまをなぞっているように思います。

    「その日からユミルと呼ばれた」
     ⇒巨人ユミルになった
    「大人たちが一斉に私を崇めた」
     ⇒族長フリッツに並んで立つまでになった
    「身なりが豪華に・・」
     ⇒エルディアが強く豊かになり族長フリッツの身なりも豪華になった
    「気が付けば悪魔とよばるように・・」
     ⇒他国からは悪魔と恐れられた
    「みなが助かるならいいと思った」
     ⇒「ユミル部族」のために「エルディア部族」の巨人となった
    「ただ存在するだけで石を投げられる人がいる」
     ⇒追いかけられ矢を浴びせられる自分がいる
    「この世界はただ肉の塊が・・・」
     ⇒肉の塊が生きる現実世界と道の世界

    状況や心情が重なります。

    ユミルの手紙の最後
    「再び目を覚ますとそこには自由が広がっていた」
     ⇒エレンの呼びかけに目を見開いた始祖ユミル

    これも、重なるのではないかと感じます。

    「私はそこから歩き出し 好きに生きた 悔いはない」
    「正直 心残りがある まだお前と結婚できていないことだ」

     ⇒ この二つが始祖ユミルとエレンにどう重なるのか、もう少し先にならないとわからない気がします。

    なお、始祖ユミルを従えたフリッツは「王」のカウントに入れないと思うので「族長」と表現しました。

  21. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    結果的に、ほとんど逆らいませんでしたが、

    逆らえない・逆らおうとしない・逆らいたいが、同居していたと思います。

    逆らおうとしない理由は、一つには、団長のご指摘の「刷り込み」で、先天的または初期(幼年期)の後天的な条件付け/動機付けになろうかと。

    また、もう一つには、権力行使の手段/統治手法としての「社会的条件付け」で、そのようになっているから、(つべこべ言わず考えず)当たり前のものとして受け容れて(結果的に)従う。

    最後の一つは、心理学でいう「防衛機制」なのでしょう。脳科学が発展の初期段階にあり、心理学が精密科学になりきれていないのでアバウトさが避けられませんが、防衛機制のうちの、1) 都合のよくない情報は遮断してないことにする(←現状否認)、2) 極度に感情を抑え込む、(← 隔離) 大きくこの二つの心理的作用とされるもの。

    自身が置かれている状況と自身の(いわゆる)気持ちとの間にギャップが広がると、悩みや《葛藤》が生じて、ギャップが少なければ、まいっかな状態で(結果的に)やり過ごせる。

    《問》ユミルの場合はどうだろう?

    《答》 結果的に表立って逆らいませんでしたが、葛藤は大きかったと推測しています。

    《理由》

    ・ 第122話の冒頭での、フリーダにユミル像は、内容とはかけ離れていて一見するとミスディレクションですが、内面的に思いやりがあって優しいとするなら、心理的葛藤がなおのこと生じるだろうから。

    ・ 心理的葛藤が相当にあり、それを防衛機制で強力に抑え込んでいたとすると、(逆らおうとする気持ちを抑えつけていたとすると) 想像として、人格にある種の《多重性》が発生してもおかしくない。

    ・ 喩えると、牢獄に入っている自分の牢番をしている自分と、その牢獄から出たいと欲している自分。

    ・ エレンに《救援信号》を発していたのが、後者の心理状態に置かれたユミルであり、単にメッセージ発信するだけでなく、《進撃の巨人》という形でこちら側の世界に、自らとユミルの民を救出する手段と手掛かりを残し、それがユミルが自分に逆らっていることでもあろうと。

    ・ 超時空通信のチャネルが2系統あること、進撃が始祖に従わないこと、進撃が正体不明な形で長年秘匿されてきたこと等々、ユミルの二重性によるものと思われ、ユミルが進撃を隠さなければならない相手とは、ユミル自身だったのかもしれない。(← ややサイコサスペンスのジャンルでの話)

    ーーーーーーーーーーーー

  22. 恥垢種 より:

    アース団長殿
    お疲れ様です。
    新考察ありがとうございます。
    巨人の力を得て、なぜ逆らわなかったか?おっしゃるとおり、刷り込みもあるとは、思います。それよりも、まだ、子供なので、反抗し、仮にエルディア部族を殲滅したとして、自分達の部族に求心力を持った人間がいるか?などなど将来のビジョンをえがけなかったのでは、と妄想します。よって、奴隷ながらエルディアと共に生きた方が未来があると思ったのかな?と思います。
    それと、どなたかも指摘してますが、ユミルの奴隷部族は、負けて奴隷にされる時、全員、舌を切られ喋れないのでは、と思ってます。よって、部族長は恐らく殺され、喋れない状態では連携した戦いは無理でしょうし、もう全員、戦意喪失状態だろうと思われ、エルディアに付き従うのは、当然かなと妄想しています。

    • 管理人アース より:

      >もう全員、戦意喪失状態だろうと思われ、エルディアに付き従うのは、当然かなと
      なるほどですね。
      諦めや絶望が奴隷に甘んじさせていたのかもしれませんね。

      管理人アース

  23. ユミル・アッカーマン より:

    始祖ユミルがフリッツ王に逆らわず(逆らえず)、命をかけて守るという行動は、アッカーマン一族が宿主を守るという行動と似てると思います。
    始祖ユミルにとってフリッツ王は宿主なんでしょう。

  24. ユミル・イェーガー より:

    追記です。

    「愛を享受したい」という思いは
    ヒストリア幼少期やジーク幼少期の他 いくつもの場面で描かれているので「2000年前・後の君」に係るメッセージにも含まれているのかもしれません。

  25. ユミル・イェーガー より:

    団長 記事更新お疲れ様です。

    結婚式のような場面を眺めているシーンがあります。
    ユミルは「自由を享受したい」という思いと同じく「愛を享受したい」という思いがあったと捉えられるのでは。

    3人娘に関しては描かれている情報は少ないので色々と妄想できますが、それこそ反抗して王位(族長の座)を奪い 初代王を名乗ったのかもしれません。

  26. 次列三・伝達 より:

    団長、新記事考察ありがとうございます☆

    私は以前にコメントした通り、体力の限界により人の姿に戻った時に命の保障が無いからだと考察しています。

    でも今は団長の「認められたいから」考察を参考に、始祖ユミル自身の安全保障から、征服者への同化する「ストックホルム症候群」と同じ心理状態だったのかなと思っています。

    娘達はそれこそ始祖ユミルの思想に染まっている事も視野に入れなければなりません。

    始祖ユミルはストックホルム症候群状態だったと仮定した場合、いくら犯人側に共感し同情する心理状態でもやがてはその状況の原因である犯行への憎しみが生じます。

    始祖ユミルであれば、平穏に暮らしていたのにエルディアに侵略行為そのものと、その結果奴隷としてしか生きられない現状です。

    ストックホルム症候群状態であれ心のどこかに解放を求める気持ちはあります。

    その気持ちが「進撃の巨人」の誕生に繋がったのでは無いかと思い信じています。

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