121話「未来の記憶」にて、そのタイトル通りエレンが未来の記憶を見る、という描写が登場しました。
エレンが見た未来とは、どのようなものだったのでしょうか?
エレンが言った「あの景色」とグリシャが言った「あんな…恐ろしいこと」というエレンの未来の景色とは同じなのか?
同じなのであれば、それはどのような景色だったのか?
ここにエレンの目的がありそうな気がしますよね。
エレンが見た未来の景色から、エレンが目指す未来を予想してみます!
検証してみましょう!
◆エレンが見た未来とは?

121話に登場した「エレンが見た未来の記憶」については、レイス家襲撃を終えたグリシャの独白から始まります。
見えてはいないジークに向かい「お前の望みは叶わない」「叶うのはエレンの望みだ」と、これからのエレンとジークの結末を表すような説明を言います。
それは「エレンの先の記憶を見た」からだと説明し、その記憶を「まさかあんな…恐ろしいことになるとは」と表現します。

つまりグリシャは未来の継承者の記憶を見られる進撃の巨人の能力でこれからのエレンの記憶を見て、エレンとジークの結末は「エレンの望みが叶う」けれど「恐ろしいことになる」と説明しているのだと考えられます。
進撃の巨人の能力については121話考察!未来を見る進撃の巨人の「特性」を検証!にて検証していますので見てみてください!
このグリシャの説明についてジークがエレンに問います。
エレンは「親父の記憶から未来の自分の記憶を見た」と答え、「あの景色を…」とその時に見た記憶を思い出し何とも表現し難い表情をします。

つまりエレンが未来に見る景色をグリシャが進撃の能力で見て、エレンは巨人継承に伴う記憶継承でグリシャの記憶を継承し、その記憶を見たということになりそうです。
こうなって来ると鶏と卵のようにどちらが先なのか、という話になりますよね。
「その未来を最初に見たのはグリシャなの?エレンなの?」
「エレンが見た未来をグリシャが見たのだけれど、その未来を見てエレンは動いているんだよね?」みたいになります。
このような展開には、どうしてもこのような矛盾が含まれてしまいますが、ここでは一端置いておきます。
ここで押さえておきたいのは、「グリシャが見た未来の記憶」と「エレンが見た景色」が同一のものであるはず、という事です。
二人とも、これから先のエレンの記憶を見たはずです。
しかし同じ記憶を見たはずの二人の表情には、けっこうなギャップがありますよね。
グリシャは「あんな恐ろしこと」と言い、

エレンは感慨深そうに「あの景色を」とつぶやいています。

この差は何なのでしょうか?
同じなのに、これだけ違う反応を生む未来の景色とはどんな景色なのか?
管理人アースは「地鳴らしの景色」だと考えています。
◆エレンとグリシャが見た「未来の景色」を「地鳴らし」と予想!

118話でアルミンから、エレンの目的は「シガンシナ区の壁の数百体の巨人による地鳴らしでパラディ島を守る」と説明がありました。
これまでに重要ポイントでアルミンの予想が外れた事は無かった、と認識しているので間違いは無いと思われます。
となるとエレンの目的は「シガンシナ区巨人による小規模地鳴らし」であり、グリシャが叶うと明言したエレンの望みも地鳴らしであると言えるでしょう。
そう考えると、グリシャが「あんな恐ろしいことになるとは」と言ったのも頷けますよね。
おそらくエレンの望みが叶った「地鳴らし」の景色を見て、「恐ろしい」と表現したのでしょう。
いっぽう同じ景色でもエレンからしてみれば、これは「アルミンやミカサ、パラディ島を守る」事に繋がる光景ですし、これまでの自分の自由を奪う存在としての象徴であるシガンシナ区の壁が壊れる光景なので、このような表情になっても自然なのではと思われます。
このように見れば、エレンとグリシャは同一の記憶、景色を見ていながら全く違う発言をしていても納得できますよね!
今回の考察で「エレンとグリシャが見た未来の景色は『地鳴らしの光景』」だと予想できました!
ただこれだけですと、この後にグリシャがエレンに巨人を継承させた理由が分からないですよね?
なぜエレンに始祖・進撃の巨人を継承したら恐ろしいことになる、と分かっていながら継承したのか?
これについては121話考察!グリシャがエレンに継承した理由を検証!にて考察しているので見てみてください!!
最終話へとラストスパートに向かっている進撃の巨人!
考察も気が抜けないですよ!\(^o^)/
→ 121話考察!未来を見る「特性」を検証!タイムトラベルは進撃の能力なのか?
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