アルミン・アルレルト

【進撃の巨人】ネタバレ119話考察!ライナー・ポルコの「パリ」を検証!アルミンの言い訳は真実?

「パリ」

「ビリ」

「進撃の巨人」ファンにとって、この効果音は特別でしょう。

少なくとも管理人アースは「ビリ」の「座標発動シーン」や「王家血統者接触」を連想し、考察心がざわつきます(笑)

そんな効果音が、119話にも登場しました。

しかし「座標発動」が起こったわけでも「王家血統者との接触」が登場した訳でもありません。

では「パリ」は、どうやって起こったのか?

そこにはどのような意味が隠されているのか?

検証してみましょう!

◆119話「パリ」場面を検証!

119話で登場した「パリ」。

その描写からポルコがライナーの記憶を見た展開となりましたが、いったいどのようにして登場したのでしょうか?

今一度、この場面を見直してみましょう!

まずボコボコになったポルコに代わり、鎧の巨人がエレンゲリオンのマウントを取ります。

動かない顎に向かい、「起きろ」と叫ぶライナー。

起こそうと思ったのか、鎧の巨人は顎の頭に触れようとします。

鎧と顎の間に電流のようなものが走る描写があり、ライナーの記憶であろうマルセルが弟ポルコを守りたい、と語る描写が登場します。

この場面を初めて見た時は、とにかく熱くたまらない気持ちになったのを覚えています。

タイトル「兄と弟」がココから取ったのだろう、と感じました。

ただ、その後にエレンの首が吹っ飛ぶ場面を見て、全てが吹っ飛びましたが!(笑)

そして記事作成の為に読み返した時に、この展開に違和感を覚えました。

「王家血統者が絡んでいない『パリ』ってあり得るのか?」と。

巨人継承者が他者の記憶を見る場面は、これまでに何度も登場してきました。

ポルコもユミルの記憶を見ていましたよね!

ただ、これは先代巨人継承者の記憶を自然に見た場合であり「パリ」とは違います。

「パリ」が起こり見える記憶は、何かしらの力が働き眠っていた記憶が甦らされる場合に登場します。

これまでの「パリ」場面を振り返ると、ロッドとクリスタがエレンの背中に触れた時や

エレンのヒストリア女王の掌に口づけした際に起こっています。

今回の「パリ」から記憶を見る展開は、これらと同じでしょう現象でしょう!

そしてこれらの現象は「王家血統者」と「始祖の巨人」の接触の際に起こっています。

おそらくですが、王家血統者が始祖の巨人を継承した場合に得られる記憶改ざんや記憶消去ができる能力に繋がっている現象だと思われます。

しかし、今回接触したのはライナーとポルコです。

二人とも始祖の巨人継承者でも王家血統者でもありません。

なぜ「パリ」が起こったのでしょうか?

コメントで見られた考察で、ポルコに接触している鎧の巨人はエレンゲリオンとも接触しているので間接的に始祖と接触していることになるのでは?というものがありました。

たしかにエレンゲリオンと鎧が接触しているので、間接的に始祖と顎が接触したことになりますね!

しかし、ライナーもポルコも王家血統者ではありません。

そして始祖との接触だけで記憶が甦る現象が起こるのであれば、これまで鎧の巨人も顎の巨人も接触しまくりだったので何度も「パリ」が起こっているはずです。

しかし起こってはいないので、「始祖との接触」だけでは「パリ」は起こらない事が分かります。

それなのになぜ、今回は間接的な始祖との接触だけでライナーの記憶が甦ったのでしょうか?

さらに言うと、これまでの「ビリ」からの記憶甦りは「先代継承者の記憶をエレンが思い出す現象」でした。

つまりは、エレンが忘れていた記憶や先代グリシャの記憶という、もともと持っていた記憶を思い出していたのでした。

しかし今回は「ライナーの記憶をポルコが見る」という現象となっています。

つまりポルコが持っていた記憶ではなく、ライナーが持っていた記憶をポルコが見たのです。

これ、今までの「ビリ」「パリ」とは全く違いますよね!

となると、この現象はこれまでの「ビリ」「パリ」とは別種の現象なのでしょうか?

ここからは考察ではなくほとんど妄想になりますが、管理人アースはここに「意志」が介在しているのではないか、と想像しています。

この時、ライナーはポルコに「起きろ!」と叫んでいました。

そこからライナーの記憶を見て、結果としてポルコは起きる事になります。

ライナーは自覚してはいないかもですが、ライナーの「起きろ」という意志がポルコに記憶を見せたのでは、と考察できますよね!

ロッド接触の時は「グリシャの記憶を思い出せ」というロッドの意志から思い出し

ヒストリアに口づけ場面では、エレンの「ヒストリアを犠牲にする覚悟がない」という意志から、グリシャが覚悟する場面を思い出しました。

つまりは「王家血統者」という条件よりも「意志」が鍵になり記憶を思い出しているのかもですね!

今回のライナー、ポルコの現象からは「思い出す」だけではなく「他人に見せる」ことも「意志と接触」から可能なのかなとも思われます。

ちなみに巴里の恋人さんがこのようなツイートをされていました。

たしかにこの時のアルミンの「言い訳」が真実なのであれば、今回の「パリ」も納得できますよね!
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「進撃の巨人」第110話「偽り者」より

もしかしたら、巨人化能力者同士なら始祖や王家血統すら必要なく「意志と接触」だけで記憶が見られたりするのかもですよ!

ここまでの考察で巨人化能力者同士であれば王家血統や始祖の巨人ナシでも「意志と接触」で記憶が見られる可能性がある、と分かりました。

もしこの考察が正しかった場合、どのような展開が予想できるでしょうか?

さらに考察してみましょう!

◆ライポルの「パリ」からの展開を予想!

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「進撃の巨人」第50話「叫び」より

管理人アースは119話でエレンは死亡しておらず、120話でエレンとジークの「接触」が起こると予想しています。

その時には「座標発動」となり、シガンシナ区の超大型巨人が動き出す、という現象が起こるのではと妄想しています。

その時に50話でライナー、ベルトルト、ユミルに起こった「ビリビリ」が、現在シガンシナ区にいるピーク、ライナー、ファルコ、そして無垢の巨人となったピクシス、ナイル達にも起こるのではないでしょうか?

そして座標発動の主導権を握っているとされるエレンの記憶や意志が「ビリビリ」と共に皆に伝わる、という展開ももしかしたらあり得るのかなと妄想しています。

ライナーとポルコで記憶が見られるくらいですから、王家血統+始祖の巨人で起こる座標発動からの展開であれば、シガンシナ区中にいる人々にエレンの記憶が見られてもおかしくはないですよね!

119話のライポルの記憶描写展開は、その伏線でもあったのかなと察せられますよ!

今回の考察で「ビリ」「パリ」からの記憶描写展開が王家血統ナシでも「意志と接触」で可能である可能性があり、ジーク&エレンの接触からエレンの記憶をシガンシナ区中の巨人化能力者、無垢の巨人たちが見るという展開が予想できました。

そのような展開が起こるのか?

120話の展開で「ビリ」が起こるのかどうか、要注目ですね!(*^^*)

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