その疑問、まさに核心をついています!
115話で描かれた瀕死のジークの回想シーン。
そこにはマーレに潜伏中のエレンと再会しながらも、接触を避けるジークの姿がありました。
「進撃の巨人」の回想シーンは、これまでも重要な伏線の回収や新たな謎が仕掛けられる重要な場面。
今回も例外ではありません。
ジークの最大の目的は「エレンとの接触」のはず。それなのに、なぜあの場面では握手を避けたのか?
この行動には、物語の核心に関わる重大な理由が隠されている可能性があります。
一つずつ検証していきましょう!
◆なぜジークはエレンとの接触をさけたのか?

時期としては、エレンが負傷兵としてレベリオ地区で、ファルコと会っていた頃でしょう。
やはりジークとエレンは会っていたという展開が、115話のジークの回想シーンにて登場しました。
そこでエレンが自分と同じ「エルディア人は生まれてくるべき存在ではなかった」という考えである事が確認でき、ジークは握手しようとします。
しかし、「今接触するのはマズイ」とジークはエレンにボールを放ります。
これは、病院でファルコと会っていたエレンの横に置いてあったグローブとボールの回収場面となっていますよね!

この辺りは98話考察!エレンのボールとグローブから展開を予想!にて「エレンとジークが接触していたという伏線では」と考察していましたが、まさにその予想が当たっていたという今回の回収場面でした。
この記事では「エレンとジークが共闘するかもしれないが、ラスボスはジーク」と予想していますが、この考察は現在でもぶれていません!\(^o^)/
さて、当初の考察に戻りますが、なぜこの時のジークはエレンとの接触はマズイと握手を避けたのでしょうか?
現在のジークが本当に死ぬ思いでエレンと接触しようとしていますが、この時に接触をし、始祖の巨人を発動してしまえば「エルディア安楽死計画」は達成できたのではないでしょうか?
非常に謎ですよね!
この謎に、ネコ好きさんから考察コメントをいただいております。
これは第50話でエレンがダイナ巨人と接触し、座標が発動した時の「ビリ!」が起こるからでは、という考察ですね!

たしかにこれが起こった場合、マーレにいるのでピークやポルコ、ライナー達にも「ビリ!!」が起こりマーレ軍によりエレンとジークが会っていた事がバレて拘束されてしまうでしょう。
いっぽうで、現在のシガンシナ区でエレンとジークが接触すればイェーガー派がいるので、接触後も安全が確保されているようにも感じます。
そのため、安全が確保されるまで接触は避けよう、とのジークは考えたのかもしれませんね!
これはたしかに説明がつくような考察ですよ!
ネコ好きさん!
コメントをありがとうございます!
しかし、イェーガー派はジークとエレンの接触に「地鳴らし」という軍力を期待しており、接触後に「エルディア安楽死計画」が実行されたら二人の安全は確保されないのでは?とも予想できます。
つまり、結果的にはマーレで発動していてもパラディ島で発動していても、同じように拘束されるのではと察せられますよ!
となると、マーレでジークがエレンとの接触を拒んだのは、何か違う理由があるからのようにも感じます。
どちらかと言うと、「この時のジークはエレンを信用してなかったからでは」と管理人アースは考察します。
ここから考察してみましょう!
◆ジークはエレンを信用していないのか?

エレンとジークが接触して起こる「座標発動」は、エレンが主導権を握っており、ジークの王家血統はあくまで触媒でしかないということになっています。
これは今回115話にてジークの回想シーンで登場したクサヴァーさんからも同じように語られており、まず間違いなく確定事項として捉えて良いと思われます。
となると、二人の接触後に「座標発動」した時に「始祖の巨人」の能力を使えるのは、エレンということになります。
となると、ジークとしてはエレンに全幅の信頼を寄せなければ、とても接触はできませんよね!
最後の最後にエレンが「エルディア安楽死計画」ではない、全く別の方法を取るかもしれません。
それこそ「壁の巨人」に進攻させる「地鳴らし」を発動するかもしれないですし!
そのため、エレンがまだ完全に信用できないジークは、マーレでは握手ができなかったのかもしれません。
では、現在ではジークはエレンを完全に信用しているのでしょうか?
「俺たちにしか、分からないよな」というジークは、エレンを全面的に信用しているように見えますよね!

やはり、マーレ強襲時で大量虐殺をするエレンを見て信用したのかなと感じます。
ただ、気になる伏線もあります。
98話での「この体には難しかったが」というエレンのセリフです。

これは「ジークとキャッチボールが上手く出来なかった」という意味となり、つまりは「エレンとジークは意思確認が上手く出来なかった」という意味の伏線にも感じられますよね!
ちょっと気になりますよ!
さらに105話にて、サシャ死亡の時にエレンが歯を食いしばる表情をジークがジッと見ているように見える描写です。
コメントでサシャの最期の言葉を聞いた時にエレンが笑ったのはジークに自分を信用させるためであり、その後歯を食いしばる場面があったので本心は「生まれない=救済」だと思っていない、という考察に感動を覚えました。
エレンの本心早く知りたい。#進撃の巨人 pic.twitter.com/zpQT2BIouQ— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2019年3月11日
高飛び込みさんの考察コメントで、サシャ死亡時にエレンが笑ったのはジークを意識していたから、という考察があります。
たしかにエルディア人安楽死計画を遂行しようとしているエレンとしては、ここでサシャが死亡して悔しがるような顔を見せたらジークに怪しまれるでしょう。
となると、ジャンの「お前が巻き込んだからサシャは死んだんだぞ」という一言で歯を食いしばる表情となり、それを見つめるようなジークの描写は、ジークがエレンを怪しんでいるという描写、ということになるでしょうか?

こうやって見ると、もしかしたらジークはエレンを完全に信用していないようにも見えますよね!
そう考えると、マーレで握手を避けたのも分かります。
ただ、ジークが命をかけてエレンと接触しようとしているのは間違いないです。
しかしそれはもしかしたら、ジークが主導権を握れる奥の手を持っているから、かもですよね!
今回の考察で、ジークがエレンを完全に信用していない可能性があることが考察できました!
「ジークとエレンが接触し座標発動展開」は起こると予想できますが、そこでどのような展開となるのか?
エレンがひっくり返すのか?
それともジークが奥の手を用意しているのか?
この場面は、ひとコマも見逃せないですよ!\(^o^)/
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