114話分を追加更新しました!
113話「暴悪」が発表され、ネット上では様々な反響が見られています。
「ピクッ」「スルマ」「ジークとエレンだけが分かる真意」・・・
まだまだいろいろな考察ポイントはありますが、やはり筆頭はこの人「クサヴァーさん」でしょう!
クサヴァーさんとは、どのような人物なのでしょうか?
22巻87話に初登場し、今回回収され再登場したクサヴァーさんにはどのような意味が込められているのか!?
その正体とは!!??
検証してみましょう!
◆眼鏡の男「クサヴァーさん」まとめ!

113話にて判明したクサヴァーさんの事実からまとめ、考察しています!
113話!クサヴァーさんまとめ!

今回名前が明らかになった「クサヴァーさん」ですが、もともとは22巻87話で登場していました。
87話考察!ジークの隣にいたメガネの男の正体を検証!で考察していますので、見てみてください!
この時の管理人アースは、「ジークの眼鏡はこの男の眼鏡であり、獣の巨人の先代では?」と予想していました。
この予想は、現在でも変わっていません。
そのように現在見直すと、87話で登場しているクサヴァーさんの左腕は少年ジークの陰に隠れており、名誉マーレ人の腕章が見えないような描写になっていたんですよね!

これ、上手い構図ですよね!
今回の描写でクサヴァーさんが名誉マーレ人であり、そこから獣の巨人の先代という可能性が高くなっていますが、87話では上手く分からないように描写していたんだなと感じましたよ!
さて、今回再登場したクサヴァーさんからは、何が分かったでしょうか?
「クサヴァーという名前」と「少年ジークとキャッチボールをしていた」事が判明しましたよね。

それぞれ順番に見て行きましょう!
まず、クサヴァーという名前には、どのような意味があるのでしょうか?
この名前については「兄冷温鳩さん」と、「とものりこさん」がコメントしてくれています。
『Xaver』のドイツ語読みは『クサヴァー』なんだそうです!
兄冷温鳩さんのコメントから「クサヴァーはドイツ語読み」であり「フランシスコ・ザビエル」から来ている事が分かりますね!
これまでにジャンを始め、進撃にはドイツ名はかなり登場しているので納得です。
そしてフランシスコ・ザビエルに繋がるんですね!

これについては、とものりこさんからコメントをいただいています。
諌山先生は「ジークを導いた聖職者・殉教者」をイメージして名づけられたんですかね。。。
兄冷温鳩さんと同じくザビエルに行き着き、そこから「ジークを導いた聖職者・殉教者」という役割を予想されています。
すごく納得できますよね!
このイメージは、管理人アースも同感です!
兄冷温鳩さん!
とものりこさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!m(_ _)m
そしてリヴァイ大好きさんからは、「クサヴァーさんって、『草葉の陰から見守る』の草葉からのネーミングでしょうか?」とのコメントをいただきました。
諫山先生はWミーニングが得意なので、聖職者・殉教者という意味と共に「草葉の陰からジークを見守る存在」という意味も込められていそうですよね!
リヴァイ大好きさん!
面白い考察をありがとうございます!
「クサヴァー」という名前からは、「死亡した後もジークを見守り、導いた聖職者・殉教者」という考察ができました。
さて、次に「ジークとキャッチボールをしていた」場面から考察してみましょう!
まずここからは、「獣の巨人の投球術がクサヴァーさんから生まれた」と予想できますよね。
しかしこの予想に、ただのヒィズル国民さんが否定的なコメントをされています。
95話でマーレ軍が言っていた、この場面ですね!

ここから、これまでの獣の巨人継承者で投球術を駆使する者はいなかった、と考察できます。
となると、ジークに投球術を教えたであろうクサヴァーさんは、「先代の獣の巨人ではない」か「猿ではない獣の巨人だったのでは?」ということになります。
非常に面白いですね!
この展開は、あり得ますよ!
ただのヒィズル国民さん!
面白い考察をありがとうございます!
ただ、この展開もあり得ると思いますが、管理人アースは「獣の巨人が違う動物の容姿になる」という、これまでにもあった考察に対しずっと否定してきていますし、今もそう感じています。
なので、先代の獣の巨人であると思われるクサヴァ―さんは「ジークに投球術を教えたけれど、投球は才能がなかったのでは」と予想します!
「野球選手を目指せ」と言いながらも自身は野球選手になっていないクサヴァ―さんから、「野球が好きだったけど才能がなかった」という予想は、不自然ではありませんよね!
あり得るのでは、と感じますよ!
「ジークとキャッチボールをしていた場面」から、クサヴァーさんは「自らには野球の才能がなかったけれど野球好きで、ジークに投球術を教えた」と予想できました!
クサヴァーさんから教えてもらった投球技術で、獣の巨人の戦闘力がアップしたのは間違いないですよね!
名前からもキャッチボール場面からも、ジークにとても大きな影響を与えた人物であることが窺えましたよ。
ちなみに、90話にて登場した奇行種巨人が「眼鏡の男では?」との考察をたまに見ますが、先代の獣の巨人継承者と予想している管理人アースは、無垢の巨人になる訳が無いと考えているので、これも否定しています。

クサヴァーさんは獣がジークに継承される際に、捕食されているかなと!
114話!クサヴァーさんまとめ!

14話にて、クサヴァーさんが先代の獣の巨人継承者であることが確定しました。
さらに「巨人学の研究者」でもあり、ジークとキャッチボールをしながら巨人学についても語っています。
そしてジークにグリシャとダイナを告発するよう勧めたのもクサヴァーさんであることが確定しており、ジークの命の恩人であり、さらにはその後のジークを支えた人物であることも分かっています。

さらに、もともとエルディア人であることを隠しマーレ人の妻と暮らし子どもがいた事が分かっています。

しかしクサヴァーさんがエルディア人であることが知られてしまい、妻と息子は死亡しています。
この経験から「私なんてこの世に生まれてこなければ良かった」という考えに至り、ジークが始祖奪還計画を利用した「ユミルの民消滅計画」を実行する決断理由にもなっています。

114話にてクサヴァーさんについて分かった事をまとめると、ジークの命の恩人であり、心の支えとなった人物であり、巨人学を施した人物であり、「ユミルの民消滅計画」実行決断をさせた人物ということになります。
まさにジークにとって師であり父と言える人物だろう、と察せられます。
◆クサヴァーさんの役割と今後の展開を予想!

ジークに大きな影響を与えた人物であろうクサヴァーさんは、今後物語にどのように登場してくるのでしょうか?
114話あらすじ!でも予想していますが、クサヴァーさんはジークに様々な知識を与えた人物だとも管理人アースは考えています。
そこから、エレンがミカサに語ったアッカーマン秘話やアルミンにツッコんだ「記憶継承による人格への影響話」も、ジークがクサヴァーさんに教えてもらった事なのではと考えられます。
小さな巨人さんも「この人は巨人科学者なのではないかと思いました。アッカーマンの秘密等をジークに教えたのではないかと思いました。」とコメントしてくれており、そこには「巨人科学の科学者」とも予想してくれています!
これもあるかもですよね!
そして現在のジークの行動にクサヴァーの影響が大きく作用していると分かる展開が登場し、ジークの真意や真相が明らかとなり、「現在のジークには正義がある」とも感じられる展開が見られるのではないでしょうか?
エルヴィンとの約束を守ろうとしているリヴァイのように、ジークもクサヴァーさんとの約束を守ろうとしているのかもしれませんよね!
これからのクサヴァーさんにはジークの過去話に登場し、ジークの真相が明らかになるとともに正義があるように思える展開を担う役割があるのではと考察できました!
今後のクサヴァーさんは、間違いなく要チェックですよ!\(^o^)/
さらに、ここからクサヴァーさんについての謎を考察していきます!
【追記】
114話にて、ジークがクサヴァーさんとの約束を守ろうとする回想シーンが登場しています。
「ジークに正義があるように思える展開」とまでは行きませんが、ジークにも理由があることは察せられる展開が114話にて登場しています。
◆クサヴァーの眼鏡について検証!

クサヴァーさんの眼鏡はジークが初登場時から着けている眼鏡であり、それが87話に登場した眼鏡の男とジークの関係性を表す唯一の伏線でした。
さらに今回113話最後にジークが眼鏡をかなり気にしているところから、クサヴァーさんの眼鏡には重要な役割があるように感じられます。
さらに、オムオムジャンボさんからのコメントから、やはりクサヴァーさんの眼鏡の重要さが分かりました。
これ、びっくりですよね!
クサヴァーさんの名前がフランシスコ・ザビエルから来ている事は分かっていますが、さらに「眼鏡」にも共通点があり、大きな伏線が仕掛けられていそうですよ!
オムオムジャンボさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
こうなって来ると、この眼鏡には「クサヴァーさんから継承した」だけではなく別の意味も込められていそうですよ!
例えば、ジークは獣の巨人になり戦闘している時には眼鏡をほとんどしていません。
初登場時も鎧の巨人と戦っている間は眼鏡をしていなかったため、終わって登場する際に装着したように見えます。

そしてシガンシナ区決戦時も戦闘中は眼鏡をしておらず、最後まで眼鏡はしていませんでした。

これはマーレ強襲時も同じで、獣の巨人となり戦闘時は眼鏡をしておらず、

戦闘後装着しています。

今回のリヴァイとの戦いでは眼鏡をしたまま獣の巨人となっていましたが、これまでは巨人化時には必ず眼鏡を外していました。
これには何か意味があるのか?
今後のジークの眼鏡には、要注目ですね!
◆クサヴァーは獣の巨人の継承家なのか検証!

以前から気になっていた事に、22巻86話での「マーレの戦士募集」があります。
この時のグリシャやダイナの表情から、「マーレの戦士を募集するのは、この時が初めて」のように見えます。
ということは、ジークは第1回目の戦士候補生ということになりそうですよね!
となると、これまでの「マーレの戦士」は、どのようにして継承していたのでしょうか?
マーレ人は継承できないので、エルディア人がずっと継承していたはずです。
もしかしたら戦鎚の巨人のように、代々継承家が継承していたのではないでしょうか?
ただ、この時は7つの巨人の継承家の内どこかの家の継承者がいなくなり募集したのではないか、とも考えられます。
そしてこれまでの考察から、クサヴァーさんがジークから見た「先代獣の巨人継承者」だと管理人アースは考えています。
まだ「継承者の家族」の可能性も捨てきれませんが、まず先代獣の巨人継承者でしょう。
そしてジークは、クサヴァーさんから獣の巨人を継承しています。
となると、クサヴァーさんはもともと獣の巨人継承家であり、その後に継承する血統者がいなかったのでジークが継承したということになりそうですよね!
この考察が正しければ、これまでに考察してきた「巨人の耳の形」にも繋がります。
知性巨人の正体は耳の形から巨人の出身が分かる?では、巨人によって耳の形が違う事に着目し考察してきました。

そして巨人の耳の形を徹底検証!ライベルアニは正統継承者だった?にて、戦士候補生として合格し継承したライベルアニも本来の継承家の血統だったのではと考察しています。
もしこの考察が正しければ、クサヴァーさんの獣の巨人は丸耳になりますよね!
クサヴァーさんの獣の巨人登場の描写が楽しみですよ!(*^^*)
そして、この考察が正しいのであれば、ライベルアニ、マルセル、ピーク達が継承家であるのに戦士候補生として継承することになった経緯も気になります!
明らかになるのが楽しみです!(*^^*)
【追記】
114話にて、クサヴァーがマーレ人になりすまして家族を持っていたというエピソードが登場しました。
獣の巨人の血統である可能性はまだ残っていますが、「クサヴァー家が代々継承していた」可能性は非常に低くなったと察せられます。
◆クサヴァーとクルーガーの関係を考察!

ジークとクルーガーの関係はこれまでに、ネット上でも様々な考察がされています。
当サイトでも110話考察!イェレナがクルーガーの娘からエレンとの会話を予想!にて、イェレナがクルーガーの娘であると予想し、クルーガーとジークの関係には触れていませんがイェレナを介し、クルーガーとジークには関係があるのではと予想しています。
では、今回登場した先代獣の巨人であろうクサヴァーさんと元進撃の巨人継承者であるクルーガーに、接点はあったのでしょうか?
時系列を確認するため、現在から4年前のシガンシナ区決戦時までの年表を見てみましょう!

現在は4年経っており、ジークは29才となりますね!
そしてジークの任期は1年を切っているくらいなので、17才で獣の巨人を継承した事になります。
つまり、5才で戦士候補生に応募し入ってから12年経っての継承となっています。
これは13年任期と、ほぼ重なる時間経過ですよね!
つまり、ジークが17才まで獣の巨人を継承しなかった理由に、ジークが5才の時に先代獣の巨人のクサヴァーさんが継承したばかりだったから、と考えられます。
となると、クサヴァーさんが獣の巨人を継承したのは、ジークが5才の時だと考えられますね!
この時、クルーガーはどういう状態だったでしょうか?
クルーガーはこの2年後に任期満了でグリシャに進撃の巨人を継承しているため、フクロウとして活躍していた時ですよね!

まさにこの頃だと思われます。
となると、クサヴァーさんとクルーガーは立場は違えどマーレ軍の中で活動していた事からも、けっこう重なっていた事になります。
少なくとも、獣の巨人継承者と進撃の巨人継承者としての時期も2年程度重なっているのではと思われます!
接点があったとしても、おかしくはないですよね!
クサヴァーさんとクルーガーには、接点がありそうな気がしますよ!
まだまだクサヴァーさんの物語は広がりそうです!
これからジークから語られるであろうクサヴァーさん物語は、必見ですね!\(^o^)/
◆114話考察!クルーガーに協力した医者はクサヴァーなのか?

上記の「クサヴァーとクルーガーの関係」にも絡んでくる事ですが、114話にてクサヴァーさんが「エルディア人であることを隠しマーレ人の妻と暮らし息子ももうけていた」事が判明しました。
さらにクサヴァーさんは巨人学の研究者でもある事が分かっているので、88話にてクルーガーが語っていた「協力者の医者がクサヴァーである可能性」もありますよね!
上記の考察から分かりますが、クルーガーはグリシャが12才の時にはマーレ兵になっていました。

クサヴァーの年齢が何とも分からないので言い切れませんが、この時はジークと出会う13年前くらいだと思われます。
クサヴァーがマーレ人として何年暮らしていたのかが分からないので妄想となりますが、結婚して子どもをもうけているくらいなので、そこそこの年数暮らしていたと思われます。
医者の協力者がクサヴァーという展開も無理でないように感じますよね!
あるかもしれない、くらいに頭に入れておいた方が良いかなと思われます!
◆114話考察!マガトが敬語だった理由を検証!

114話にて、戦士候補生になるために訓練をしているジーク達を見学する、マガト隊長とクサヴァーが登場しました。
そこでは、「ええ、一人選ばれます」とクサヴァーに対し敬語を使うマガト隊長が描写されていました。
これって、今までのマガト隊長からは考えられない事ですよね!
これまで、マガト隊長は戦士候補生にも絶対な存在でした。

これは隊長という立場だからでしょうか?
しかし、マガト隊長の部下であるコスロも戦士候補生であるファルコ達に対し、決して敬語は使っていませんでした。

やはり、巨人を継承した名誉マーレ人でもエルディア人であることは変わらないので、敬語で話すということは無かったですよね!
となると、クサヴァー個人にマガトを敬語で話させる力がある、ということでしょうか?
114話でも頻繁にキャッチボールをしているクサヴァーは、非常に自由に振る舞っているように見えましたが、もしかしたらクサヴァー自身に「特別待遇」をされる理由があるのかもしれませんね!
では、特別待遇をされる理由とは、何なのでしょうか?
獣の巨人継承者としても「戦闘には役に立たない」とされていたので、それほど頼りにされていたようには見えません。
となると、本業の巨人学の研究者というところにその理由があるのでしょうか?

もしかしたら、マーレ軍の中で「巨人学の研究」とは重宝され権威のある、特別待遇をされるような存在なのかもしれませんね!
そうでなければ、エルディア人である事を隠してマーレ人として暮らし、エルディア人であることをカミングアウトした後でも名誉マーレ人になるというのは、よっぽどの事でなければ認められないような気がします。
しかし巨人学の研究者という立場が特別なものであるならば、納得できるかもですよね!
となると、「巨人化学研究学会」とはマーレでどのような存在なのか…
妄想が広がりますよ!
「マガトの敬語」から「巨人科学研究学会が特別な存在」である事が考察できました!
巨人科学研究学会の登場への期待が一気にヒートアップですね!





