112話「無知」考察を続けている管理人アースですが、エレンの発言についての検証ばかりだな、と感じてきています(笑)
ただ、それくらいエレンの発言はショッキングでしたし、非常に重要な事ばかりです。
今回取り上げる「アルミンは敵に操られている発言」も、検証しなければならないでしょう!
アルミンの脳はエレンの言う通り「ベルトルトにやられちまっている」のでしょうか?
そこから見える、エレンの発言の真意は?
そこにはまさかのイェレナが!?
検証してみましょう!
◆アルミンの脳はベルトルトにやられているのか検証!

奇しくもアルミンとミカサが望んでいた「エレンと三人での話し合い」が、112話にて登場しました。
厳密に言えばガビも含め4人でしたが(笑)
ただ、そこでエレンがアルミンに向け放った言葉は、かなり痛烈な批判でした。
「まだアニの元に通っているだろ?」と確認し「その意識はアルミン自身かベルトルトか?」と指摘しながら「お前は敵に操られている」とアルミンを根底から揺さぶり、「ベルトルトの意識の影響で敵に話し合いを求める甘っちょろい奴になった」と本人では否定しきれないような攻め方をしました。
アルミンの立場からすれば、尊敬する友人であるエレンからのこの言葉は、厳しく辛い叱責ですよね!
ただ、これらのエレンの指摘は事実なのでしょうか?
これについては早い段階で、フォロワのみなさんからコメントがありました。
レイさんからは「アルミンが対話を望んでいたのはベルトルト捕食前からです。シガンシナ決戦でもエレン自身が驚いていたので、今更ベルトルト捕食に原因を求めたのは一体?」とエレンの目的に疑問を表しながら指摘してくれました。
この場面ですよね!

ちなみにこの時のアルミンを見て、理解できないエレンも描写されていました。

この場面から、「アルミンはベルトルト捕食前から敵に話し合いを求める甘っちょろい奴だった」ということが分かりますよね!
もちろんアルミンは甘っちょろくはないですが!
このベルトルトに話し合いを求めた際も「品性を捨てて」ベルトルトをハメようとしていましたし!(笑)

レイさん!
コメントをありがとうございます!
管理人アースもこの描写が気になり、当時78話考察!エレンがアルミンの交渉に懸念?という記事を作成しました。
この時の考察では「エレンとアルミンが仲違いをする伏線」と予想しましたが、ある意味当たってはいました。
ただ、仲違いをするエレンの指摘の否定材料になるとは思わなかったですが!(笑)
ここから分かる通り、ベルトルト捕食前からアルミンは「話し合いを求める姿勢」を持っており、これは「ベルトルトの影響ではない」という事を証明していますよね!
つまりエレンはウソをついていることになります。
◆エレンがウソをつく理由を検証!

112話考察!エレンのアッカーマン習性秘話を検証!にて検証しましたが、この「3人の話し合い」にてミカサに向けて説明をした内容にも一部「ウソが混じっている」ように見られました。
そして、このアルミンに向けての話も「ウソが混じっている」ように見られますよね!
ここで注目すべき点は、あくまで「ウソだけではない」というところです。
この時にエレンが言った事は、ミカサへの説明と同じで、ウソばかりではないと考えられます。
最初にエレンが言った、アルミンのアニへの恋心に関しては、ベルトルトの影響が無いとは言いきれません。
もともとアルミンはアニの事が好きだったかもしれませんが、初期の頃には日参し直接触れようとするほど好きだったという描写はありませんでした。

ここから、ベルトルトの影響でアルミンの恋心が生まれたか、加速した可能性は十分にあるでしょう!
これはウソではないと感じられます。
ただ、そこから進められた「ベルトルトの影響で敵に話し合いを求める甘っちょろい奴になった」という指摘がウソだと言うことは、先の考察で分かりました。
これは「アルミンを追い込むために計算された説明」のように感じられますよね!
それとも「エレンも本気で思って説明している」のでしょうか?
管理人アースは、「エレンも本気でそう思って説明している」のではないかと感じています。
◆エレンの言動から感じられるイェレナの策略!

あくまで当サイトの考察上で、ですが、エレンのミカサの頭痛の説明は「ウソ」の説明だと考えています。
エレンがウソの説明をした理由は、あれだけキツい言い方をした理由と同じで「ミカサを自分から離すため」だと考えられるでしょう。
これは「ミカサのため」という可能性もあります。
では「アルミンに対してのウソ」は何の為でしょうか?
「ベルトルトの脳にやられている」と言ったのは、アルミンの為なのでしょうか?
先程も言いましたが、アルミンの恋心がベルトルトの影響を受けての事ということは否定できないかもしれません。
ただ、少なくとも敵に話し合いを求める姿勢は「アルミンがもともと持っていた考え方」です。
その姿勢が間違っているのとエレンが思い否定したいだけだったら、「ベルトルトの脳にやられて、そうなった」とウソをつかなくても良いのではないでしょうか?
「お前の考え方は甘すぎるよ」と、それこそアルミンと「話し合い」をすれば良いと思われます。
ただ、たしかにエレンがアルミンの「話し合い」に象徴される「平和主義」的な考え方に疑問を持っている描写は、パラディ島の3年間でも登場していました。

アルミンの「分かり合える」という姿勢に「甘いな、コイツは」と思っているエレンの表情は度々見られました。

ただ、このような二人の考え方の違いはもともとあったのでしょうし、その差が開いていったのはむしろ、グリシャやクルーガーの記憶を吸収していっているエレンが変わっていたからでは、と感じるのは管理人アースだけでしょうか?
それを「アルミンがベルトルトの影響で脳がやられたから」とぶつけるのは、いささか違うのではと感じます。
ここからちょっと飛躍しますが、このようなエレンの思い込みには、イェレナやジークのエレンへの操作が噛んでいると管理人アースは考えます。
パラディ島の3年間で、エレンはジークの任期が迫っている事に焦りを感じており、そこにアルミンの平和主義な考え方に苛立ちを覚えていたのは間違いないはずです。
そのようなエレンの焦りを、同じ調査兵団にいたフロックが察していたのではないでしょうか?
そのエレンの焦りと苛立ちをフロックと繋がっていたイェレナが知る事は、あり得るでしょう。
その上で10ヶ月前にエレンと接触した際に、その気持ちを刺激し煽り、「アルミンが甘くなったのは、ベルトルトの影響だ」と説明し、「ミカサがエレンに執着するのは、ミカサの気持ちではなくアッカーマンの習性だ」とエレンに言ったのではないでしょうか?
そうであれば、エレンの説明がある程度事実に基づく事でありながら、ウソが混じっているのも説明が付きます。
これはピクシス司令が指摘したイェレナのやり方ですしね!

そしてイェレナとの接触の後に、エレンが個人行動を取るようになった理由にもなりますよね!
とすれば、エレンはイェレナの関与により、本気でアルミンがベルトルトの影響で甘くなったと思っており指摘した事になりそうです!
今回の考察で、ベルトルトの影響は見受けられるけれど、アルミンは甘くなってはおらず、イェレナの影響でエレンが過激になっているのではと予想できました!
ミカサの頭痛とともに、あくまで当サイト上での考察結果なので、悪しからずです!
ただ、ベルトルトの記憶の影響で甘くなったと指摘されたアルミンが、捕食前のベルトルトと話し合いをしている場面があるのは諫山先生のメッセージにも感じますよね!
エレンの説明はウソだよ、と。
この予想は当たっているんじゃないかな?と、ちょっと思っています(*^^*)
現在のエレン、ミカサ、アルミンの展開は、以前から諫山先生が言われている「仲違い展開」だろうと思われます。
「仲違い」展開であれば、「仲直り」展開もありますよね!
そうでなければ「別離展開」になっちゃいますし!
最後の最後には「仲直り展開が起これば良いな」と希望を持つ管理人アースでした!\(^o^)/
→ 112話「無知」あらすじ考察感想!
→ 112話考察!エレンのアッカーマン習性秘話を検証!
→ 112話考察!ミカサの頭痛はアッカーマンの抵抗か検証!
→ 113話あらすじ!





