107話「来客」にて、ジークが自身の目的を語る展開が登場しました。
その場面にて長らく謎となっていた、父グリシャと母ダイナをマーレに告発した理由が明らかとなりました!
これは衝撃な展開ですよね!
そこで登場したジークの「真のエルディア復権派」とは、どのような意味なのでしょうか?
フクロウが操り、グリシャがリーダーとなっていた「エルディア復権派」とは違いがあるのでしょうか?
ジークの「真のエルディア復権派」にフクロウは関係していたのか?
検証してみましょう!
◆ジークの「真のエルディア復権派」とは?

107話でのキヨミ様とジークの会話場面は、長らく明らかにされなかったジークの目的が語られる場面が登場しました。
そこでジークは自らを「真のエルディア復権派」と表しました。
このエルディア復権派とは、エレンとジークの父グリシャが所属し、後にリーダーとなったグループの事ですよね!

ジークは父が率いていたエルディア復権派と同じ考えである事を認めたことになります。
ではなぜジークは、同じ考えである父と母が所属しているグループを告発したのでしょうか?
ジークはエルディア復権派の作戦のため、おそらく5才くらいの時点だと思われますが、マーレの戦士候補生に入れられます。
この辺りの時期はジークの誕生時期を検証!にて検証していますので、見てみて下さい!
そこで父と母が所属するエルディア復権派がマーレ当局に目を付けられ、祖父母を含め自分も危機的状況だったために告発した、と告白しています。

やはりグリシャの祖父母と自分の安全のために、両親と復権派メンバーを告発したということだったようです!
たしかにこの告発がなかったら、グリシャとグリシャの祖父母も楽園送りだったでしょう!
これはかなり厳しい選択だったでしょうが、納得できる理由ではありますよね!
今回のジークがパラディ島に移る計画でも、なぜあそこまでマーレ側に隠そうとしていたのかも謎でしたが、告発した理由からこれもグリシャの祖父母の身の安全を確保するためだったのだろう、と察せられますね!
そしてジークはグリシャのエルディア復権派を「お遊びグループ」と称します。

ここからジークは、「真の」エルディア復権派である自分は違う事を表すように説明を続けます。
マーレの始祖奪還計画を利用しエルディア復権を成功させることが自分の手立てであり、そのためにパラディ島のエルディア人も蹂躙したと話します。
これはシガンシナ区決戦での事を語っており、たしかにジークの覚悟はグリシャをも上回っていたのかもしれませんね!
86話でなかなか立ち上がらないグリシャに、クルーガーが何度も発奮させる場面がありました。

この辺りを見ても、ジークの方が強い覚悟を持っていた事が分かります。
では、グリシャとジークの違いはこの覚悟だけなのでしょうか?
ここでグリシャとジークの作戦を見比べてみましょう!
グリシャは9つの巨人の頂点に立つ「始祖の巨人」を奪還し、王家血統であるダイナに継承させエルディア帝国を復国させようとしていました。
その一環でジークをマーレの戦士にし、始祖の巨人を奪還させようとしたのでした。

いっぽうジークはどうだったでしょうか?
ジークも自分が王家血統であることを隠し、マーレの始祖奪還計画を利用し始祖の巨人を奪うという作戦でした。
グリシャは妻ダイナに始祖の巨人を捧げるという考えでしたが、ジークは自分が巨人を継承し始祖と接触と考えていますが、基本的にマーレの始祖奪還作戦を利用するという部分では同じ作戦ですよね!
キヨミ様に話すジークも「両親は正しかった」「しかし甘かった」と語っており、考え方や方法は良かったが「甘かった」ということでしょう。
マーレ当局の捜査が足元にまで及ぶような甘さに比べ、ジークはライベルピークにもその考えを見せない「厳しさ」を持っており、たしかに両親に比べ「甘くない」と感じられますよね!
この甘くはない厳しさを以て、ジークは自分を「真のエルディア復権派」だと称していると思われます!
厳しさを持ちながらも、キチンと祖父母を巻き込まずに作戦を立て実行している辺りも、グリシャとは器が違うのかなとも感じますよ!
さて、このようにジークの目的が「真のエルディア復権」である事が分かりましたが、やはり気になるのは「両親の告発」です。
たしかにエルディア復権派にマーレ当局の捜査が及んでおり、祖父母と自分の身の安全を考え告発したのでしょうが、そんな事が7才のジークにできるでしょうか?
ここにコメントでも見かけるフクロウことクルーガーの介入が、どうしても思い浮かべられます。
ジークとフクロウの接触はあったのでしょうか?
検証してみましょう!
◆ジークとフクロウに関係はあるのか?

フクロウことエレン・クルーガーはマーレ当局に潜入していた「進撃の巨人」継承者です。
グリシャ率いるエルディア復権派に情報を送り影で操り、王家血統であるダイナもフクロウの手引きでエルディア復権派に入りました。
そこで出会ったグリシャと結婚し、誕生したのがジークとなります。
このように見ると、ジークとフクロウことクルーガーと接触があってもおかしくないと感じますよね!
この考察は、コメントでもちょこちょこと見かけられました。
では、ジークとクルーガーは接触していたのでしょうか?
管理人アースは、この展開は無いのではと考えています。
そう思う根拠は、クルーガーのセリフにあります。

このセリフから、少なくともジークをマーレの戦士にする計画には、クルーガーが絡んでいなかったことが分かります。
さらにクルーガーは、ジークがダイナが王家血統であることをマーレに話すだろう言っています。

ここから、クルーガーは決定的にジークの計画を知らない事を表していますよね!
ここから、クルーガーがジークの計画に絡んでいないであろうことが察せられます。
もちろん、グリシャにウソをついている可能性はあります。
しかし、ここでウソをつく必要性があるでしょうか?
この辺りの可能性を示唆する事実でパッと思いつくのは、マーレ当局がエルディア復権派の足元まで捜査が及んでいた事実をクルーガーがグリシャ達に隠していた可能性です。
これをグリシャ達に言えばグリシャ達は助かったかもですが、情報を漏らした人物として自分が疑われる可能性があり、さらにジークは間違いなく楽園送りとなるでしょう。
同時に隠した事により、グリシャが楽園送りとなり進撃の巨人を継承させる展開に都合が良かったため、この事は隠していたかも知れません。
しかし、ジークがダイナの血統を話すというウソを、グリシャにつく必要は無いですよね!
これらの考察から、クルーガーとジークは繋がっていなかったのではと思われます!
今回の考察で、ジークの「真のエルディア復権派の意味」とジークとクルーガーが繋がりは無かったと考察できました!
これらの考察が当たっているのか、今後のジークも要注目ですよ!\(^o^)/
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