第100話にてヴィリーとマガトの会話の場面、そしてヴィリーが死亡したことにより99話でのキヨミ様との会話がかなり重要なのではと感じられ、マガト隊長とキヨミ様の目的がかなり混沌としてきたように感じられました。
いったいマガト隊長とキヨミ様の目的とは何なのでしょうか?
二人のポジションは?
この二人の目的を考察していくと、「マーレ編」の勢力図が、かなりハッキリとしました!
そこにジークが絡んだら?
考察してみましょう!
◆マガト隊長の立場とその目的を考察!

まず、マガト隊長の目的、その立ち位置を考察してみましょう。
マガト隊長はマーレ軍の隊長であり、戦士候補生の教官的立場となっていました。
マーレという国を憂いており、本当の意味で「マーレという国を何とかしたい」と考えている人物だと考えられます。
その能力と思慮深さをヴィリーに評価され、見出されます。
ヴィリーに手を組むように頼まれたマガトは、言葉を交わした結果ヴィリーを評価し手を組みます。
このような流れから、マガト隊長はヴィリーの懐刀になったように見えました。
実際にヴィリーの事をリスペクトし、仕えていたように感じられましたよね!
そしてヴィリーが巨人継承者ではない事を知っているようにも見えました。
となると、「自分が戦槌の巨人継承者ではない」事もヴィリーから聞いていたとも考えられ、となると二人の間にはかなりの信頼関係が築かれていた事が察せられます。
ただ、そうでありながらも「何をおいてでもヴィリーを守る」という程の関係でもないようです。
「あなたを守ることはできない」という言葉からも、そのように見えます。

となると、やはりマガト隊長の目的は「マーレという国を守る事」であり、あくまでもヴィリーという人物は「その為の方法」であったと考えられます。
もちろんヴィリーの事をリスペクトをしているのですが、「マーレ>ヴィリー」という優先順位なのは間違いないでしょう!
では予定通りにエレン達に急襲されたマガト隊長は、この後どのようにしてマーレを守るつもりなのでしょうか?
予め、戦士候補生達に相談していたようには見えません。
ここで考えられるのは、「真の戦槌の巨人継承者」です。
100話考察!エレンとライナー・ヴィリーとマガトの握手を考察!の「マガトの真の目的を予想」でも述べていますが、マガト隊長は「真の戦槌の巨人継承者」と手を組んでいるように考えられます!
つまり「戦槌の巨人&マガト隊長」というグループが考えられますよね!
マガト隊長は、戦槌の巨人継承者と繋がっており、マーレを守ろうとしているのではと考察できます!
次にキヨミ様の目的と立ち位置を考察しましょう。
◆キヨミ様の目的とその立ち位置を考察!

キヨミ様は東洋の国ヒィズル国の有力者であり、古くから続く一族の末裔なのではと考えられます。
ミカサの血統である東洋の一族と繋がる可能性を持っている人物なのではと思われます。
「東洋の一族」以外にも、このキヨミ様には、これまでにいろいろな伏線が貼られているように管理人アースには感じられます。
これまでに貼られてきた伏線から、キヨミ様の目的と立ち位置を考察してみましょう!
まず、22巻第87話にて登場している「東のマーレ敵対国」というのが、ずっと引っかかっていました。

これがキヨミ様の東洋のヒィズル国である可能性は、十分にありますよね!
そしてこのキヨミ様は98話でウドを助けており、エルディア人に対し「穢れる」というような差別意識を持っていません。

ここから、キヨミ様がエルディア人に理解を持っている事が察せられますよね!
そして、タイバー家の「祭事」に呼ばれマーレに来て会場であるエルディア人収容区まで足を運んでいながら、劇が始まる前に会場を後にしています。

これは間違いなく100話最後に登場した「エレンゲリオンの急襲」が起こる事をキヨミ様は予め知っていたことが分かりますよね!
キヨミ様に仕掛けられていたこのような伏線から考えられるキヨミ様の目的と立ち位置は、どのようなものでしょうか?
目的までは分かりませんが、間違いなくエレン達パラディ側と繋がっているのではと考えられます。
おそらくグリシャの記憶を継承したエレンは、「東のマーレ敵対国」であるヒィズル国とコンタクトと取ったのでしょう。
この時のグリシャが実際に東のマーレ敵対国と接触していた可能性はありますし、あり得る展開かなと思われます。
そしてこの東のマーレ敵対国が今回100話冒頭でヴィリーが言っていた「パラディ島勢力の協力者」とも考えられますよね!

つまり、「東のマーレ敵対国」=「パラディ島勢力協力者」=「ヒィズル国」と考えられます。
コンタクトの方法としても、沈めたとされる32隻のマーレ調査船の一隻でも拿捕していれば、可能な事でしょう。
そして、そのコンタクトに対してヒィズル国が前向きだったのではと思われるのは、キヨミ様のウドに対する対処からも感じられます。
そしてキヨミ様からヴィリーの劇の情報を得たパラディ側は、劇を急襲する作戦を練り、エレンが実行したのではないでしょうか?
そう考えれば、キヨミ様がヴィリーの劇を見ず退場したことも納得できます。
ここから、マーレに敵対する「パラディ&ヒィズル国」というグループが考えられますよね!
つまりは、現在進行中の「マーレ編」は、「戦槌の巨人&マガト隊長」VS「パラディ&ヒィズル国」という展開が起こるのではと予想できます!
ただその場合でも、ヒィズル国は前面には出ず、あくまで後方支援であり、戦うのはパラディのみではないかなと思われます。
ここで気になるのは、「ジークの立ち位置」ですよね。
いったいジークは、どのようなポジションとなるのでしょうか?
さらに考察してみましょう!
◆「戦槌の巨人&マガト隊長」VS「パラディ&ヒィズル国」にジークはどう絡むのか?

「戦槌の巨人&マガト隊長」VS「パラディ&ヒィズル国」との勢力図を予想した管理人アースですが、実際に戦うのは「戦槌の巨人&マガト隊長」VS「パラディ」でしょう。
ここに、ジークがどう絡んでくるのでしょうか?
この絡み方に「ジークの真の目的」が見えると思われます。
管理人アースは93話考察!ジークの真の目的を考察!にてジークの目的は「エルディア人の集団自決」であり、その為に全ての巨人を操る事ができる「座標」を手に入れたいのだろうと予想しました。
これは現在でも変わっていませんが、「壁の巨人の発動」が可能と考えればもしかしたら「壁の巨人の発動によるエルディア人の復権」かもしれないなとも最近では考えています。
ただ、どちらにしろエレンの中にある「始祖の巨人=座標」の奪取が目的なのだろうと思われます。
と考えれば、「戦槌の巨人&マガト隊長」VS「パラディ&ヒィズル国」ではエレンに協力しそうですよね!
管理人アースは、「マーレ編」でのジークは「パラディ側」に付くのではと予想します!
これからの「マーレ編」の動き、要注目ですね!\(^o^)/
→ 101話あらすじ!
→ 100話考察!エレンとライナー・ヴィリーとマガトの握手を考察!
→ 100話考察!ヴィリーは戦槌ではない?真の継承者を検証!





