進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ100話考察!エレンとライナー・ヴィリーとマガトの握手を考察!

とうとう第100話が発表され、最後のエレン巨人化展開にはほとんどの読者の胸を熱くさせたのではないでしょうか?

それくらい、最後のエレンゲリオン登場展開は激しい展開となっていました。

特にその直前の、エレンとライナーの握手展開にはグッと来ましたよね!

管理人アースの目には、ちょっと涙が…(´;ω;`)

いっぽう、握手と言えば冒頭の展開でヴィリーとマガトが握手をする場面も登場していました。

この場面からこの二つの握手を比べてみると、そこには裏の意味が隠されているのではないかと考察できました!

そこから、マガトの裏の顔が!

考察してみましょう!

◆「エレンとライナー」と「ヴィリーとマガト」の握手を考察!

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「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

まず、「エレンとライナーの握手」の場面を見てみましょう。

エレンから「今の俺には分かると思う」とライナーへの理解を示しますが、ライナーは「お前の母親が巨人に食われたは俺のせいだ」と涙を流し床に伏します。

そのライナーに「分かったから立てよ」と手を差し出します。
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「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

ライナーはエレンの目を見つめ、その手を取り握手し、体を起こします。

立ち上がったライナーに「お前と同じだ」「オレは進み続ける」と言い、握手をしたままエレンは巨人化し始めます。
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「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

これにより、ファルコは命の危険にさらされることになり、エレンの巨人化を察したライナーは真っ先にファルコを守るために動いています。

さて、この場面はどのように解釈すれば良いでしょうか?

最初はライナーへの理解を示したエレンが自分を追い込み苦しんでいるライナーに手を差し伸ばし、そのエレンの手を取ったライナーとがお互いの信頼を成立させた握手の場面、だと思いました。

しかし、その直後エレンは「進み続ける」と言い、ライナー達が危険にさらされる事を顧みず巨人化します。

理解を示しながら、結果的にライナーを裏切る行為となっていますよね!

ちょっと逸れますが、エレンが「進み続ける」と言いながらライナーと握手をする場面を見て、管理人アースは97話のこの場面を思い出しました。
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立場は逆ですが、間違いなく今回はこの時の対比場面となっていますよね。

となると、ライナーの気持ちを理解しているエレンは、この場面の時のライナーを踏まえ、「やっぱりオレは…お前と同じだ」と言い巨人化したのではないでしょうか?

つまり、エレンはライナーを本当に理解し、訓練兵団時代のエレンへ示したライナーの親しみがウソではないと分かっているのでしょう。

だからその気持から、エレンはライナーへ手を差し伸ばしたのです。

しかしそれでも「進み続けるしかない」から壁を壊したライナーのように自分も「進み続けるしかない」ので、「ライナーの気持ちを裏切り」巨人化をしなければならなかったのでしょう。
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「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

まさに、あの時のライナーとエレンは同じ立場で同じ意味の行為に及んでいるのだと分かりますよね!

この時の握手は、97話の握手と同じ意味を持った場面なのでしょう!

今回のエレンとライナーの握手からは、エレンの巨人化をした気持ちがハッキリと分かりました!

では、もうひとつの「ヴィリーとマガトの握手」の場面にはどのような意味が込められているのでしょうか?
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「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

この握手をする前に、ヴィリーの「劇」がパラディ側を誘い出し攻撃させるために行われる事が明かされていました。

その作戦の為に多くの人々が死亡することが分かっていながら進める自分達二人は「悪魔」だと言い、マガトから手を差し出し握手をしています。

これには一見、マガトのヴィリーへのリスペクトや信用が見られ、それに対してのマガトへの信用を示すヴィリーが見られます。

つまりお互いへの信用を確認し合う握手の場面に見えますよね。

ただ、先程の「エレンとライナーの握手考察」を踏まえると違った見方ができます。

97話でのエレンとライナーの握手では差し出したライナーは、本当にエレンに親しみを感じていたけれど壁ドンをして裏切りました。

そして今回100話では、手を差し出したエレンは本当にライナーに本当に親しみを感じていたけれど、エレンは裏切り巨人化しました。

これを踏まえると、ヴィリーとマガトの握手では、手を差し出したマガトは本当にヴィリーを信用しリスペクトしているけれど、裏切るという意味になります。

この可能性はあるのでしょうか?

たしかにこの時の会話でもマガトはヴィリーに「このままでは あなたは死にます」と言い、実際にヴィリーは最後エレンに叩き潰されていました。
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「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

ここからもやはり「ヴィリーの事を本当に信用しているけれど、進み続けるしかないために見捨てた」マガトの意志が感じられますよね!

ということは、マガトは実際には違う目的を持ってヴィリーに仕えていたのではないでしょうか?

だいたい、巨人化能力者について専門的に詳しいマガトが、ヴィリーに「このままではあなたは死にます」と言っている時点でヴィリーが「戦槌の巨人」継承者ではないことを知っていることになりますよね?

では、マガトには真の目的が別にある?

考察してみましょう!

◆マガトの真の目的を予想!

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「進撃の巨人」第98話「よかったな」より

マガト隊長は巨人を使い戦争を繰り返しているマーレ国を憂いている軍人です。

そしてそのマーレの巨人を使った軍国主義を止め、マーレという国を守りたいと考えていると察せられます。

そんなマガトはヴィリーの命をかけた舞台に共感し協力した訳ですが、実のところ別の目的があるようにも考えられました。

おそらく彼は「軍人」という身分に大きなプライドを持っているようなので、ヴィリーではない人物に仕えている可能性が高いと思われます。

それは誰なのか?

恐らくは真の「戦槌の巨人」継承者なのではないか、と管理人アースは考えます。

では、それは誰なのか?

これは、また違う記事で考察する予定です!

マガトが仕えている真の上官が明かされるまでに、予想しておきたいですね!\(^o^)/

「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」あらすじ感想考察!
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