巨人の正体

進撃の巨人ネタバレ73話考察まとめ!月光の巨人の正体は?

「月光の巨人の正体が判明!展開を予想!」を追加、更新しました!

「進撃の巨人」73話「はじまりの街」にてハンジの語った「月光の巨人」とはどのような巨人なのでしょうか?

本当に「新種の巨人」なのでしょうか?

検証してみましょう!

◆第73話で登場した「月光の巨人」とは!?

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「進撃の巨人」第38話「ウトガルド城」より

ハンジが語った「月光の巨人」とは第38話「ウトガルド城」で登場した「夜でも活動出来る巨人」の事を指します。

ウトガルド城で夜間でも活動する巨人に遭遇した事をコニーとヒストリアから報告を受けたハンジは、その巨人たちは「月の光」を糧にして動く新種の巨人であると考えたようです。

月の光は日光の反射であり、日中の太陽光ほど強い光ではないですが、その微量な日光でも糧にして活動できる巨人を「月光の巨人」と名付けたようです。
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「進撃の巨人」第73話「はじまりの街」より

これはあくまで仮説としてハンジが言っていますが、ハンジの言う通り38話に登場した夜でも活動出来る巨人は「新種の巨人」なのでしょうか?

他サイトで見かけた考察と、管理人アースの考察をまとめ、検証してみましょう!

◆第38話「ウトガルド城」で登場した巨人についてのまとめ!

38話で登場した夜でも活動できる巨人について分かっていることをまとめてみましょう。

  • ラカゴ村の村民であった。
  • 獣の巨人に巨人化された
  • 獣の巨人に操られていた
  • これくらいでしょうか?

    ここからハンジの仮説以外の「夜でも活動出来る理由」を探ってみましょう!

    ◆ハンジの「夜でも活動出来る巨人」についての反証!

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    「進撃の巨人」第20話「特別作戦班」より

    ハルンケアさんのコメントで38話に登場した夜でも活動できる巨人は「巨人になりたてだから」ではないかと意見をよせてくれました。

    第20話でのハンジのソニーとビーンの実験では個体差があり、ビーンは日光を遮断しても3時間は元気だったことを取り上げ、これはビーンが巨人になったのがソニーと比べて最近だったからではないかと考えての仮説とのことです。
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    「進撃の巨人」第20話「特別作戦班」より

    このハルンケアさんのコメントと似た考察は他サイトでも見かけました。

    なるほど!

    ソニーとビーンの実験結果から、巨人化した時期によって活動に必要な日光の量が変わってくると考えたのですね!

    つまり、38話に登場した夜でも活動していた巨人は獣の巨人に巨人化されたばかりだったので夜でも動けたということでしょう!

    面白い考察です!

    全て辻褄が合いますし、可能性のある仮説だと思われます!

    管理人アースは38話を読んでウトガルド城を攻撃してきた巨人達が夜でも活動できるのは獣の巨人に操られているからだと考えました。

    35話でミケを巨人に捕食させた時に巨人を簡単に操っており、38話でウトガルド城を囲んだ巨人が登場した時も獣の巨人は一緒にいました。
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    「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

    39話で大量の巨人が一斉にウトガルド城を襲って来る時も獣の巨人は壁上から叫んでおり、まさに「叫びの力」を発揮しています!
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    「進撃の巨人」第39話「兵士」より

    この「叫びの力」の影響で巨人は「夜でも動けた」と認識していたのです。

    夜にでも活動できたのは「巨人が生まれたてだったから」「叫びの力で操られていたから」という反証をここで紹介しました。

    これを踏まえ、獣の巨人に巨人化されたラカゴ村の巨人をもう一度見なおしてみましょう。

    ◆第35話からのラカゴ村の巨人の動きからの考察!

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    「進撃の巨人」第38話「ウトガルド城」より

    まず、35話でミケの活躍により、他の団員の移動時間がかなり稼げていました。
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    「進撃の巨人」35話「獣の巨人」より

    つまり、ここで獣の巨人を含め、巨人たちはかなり足止めされていることになります。

    つまりミケと獣の巨人たちの戦いの場からウトガルド城までの距離は、かなりあるはずです。

    そしてウトガルド城で巨人に囲まれている場面を見ると「いきなり」囲まれているように見えます。
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    「進撃の巨人」第38話「ウトガルド城」より

    さらに注目すべきは「月明かりが出て来て…気付いたら」というセリフです。

    この通りだとすると月明かりが無い時にも移動をしていたことになりませんか?

    ミケの戦いの場からかなり離れたウトガルド城に来るまでには、日没後も移動しなければ巨人達は来れないのではないでしょうか?

    日没後の月明かりが無い時にも移動していたために「月明かりが出て来て見えるようになり、気付いたら巨人に囲まれていた」ということになったのでしょう。

    そうなると、ハンジの微量な日光でも糧にして活動できる「月光の巨人」という仮説は成立しなくなりますね。

    38話の夜でも活動していた巨人は「月光の巨人」でも「新種の巨人」でも無かったことになります!

    一方、ハルンケアさんのコメントの「巨人になりたてだから」と管理人アースの「叫びの力で動いていた」という仮説は生きています。

    しかし、これ以上の考察は今の段階では無理だと思われます。

    ◆ハンジの「月光の巨人」の今後の展開を予想!

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    「進撃の巨人」第73話「はじまりの街」より

    今回の考察でハンジの仮説である「月光の巨人」は否定されましたが、これまでの物語の展開の中では、ハンジが立てた仮説は全て正しいという結果になっています!

    つまり、夜でも活動出来る巨人は微量の日光でも糧にして活動できる「月光の巨人」という推論が正しいという展開になっていくと思われます!

    ただ、もしハンジの仮説が間違っているという展開になったら、「巨人になりたてだから」か「獣の巨人の叫びの力によって」という今回の考察が正解になりかも知れません!

    ハンジの仮説が崩れる時は調査兵団のピンチに繋がる展開になるでしょうが、その展開が来ることを考えると楽しみでなりません!\(^o^)/!

    ◆月光の巨人の正体が判明!展開を予想!

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    「進撃の巨人」第93話「闇夜の列車」より

    ここまでは2年前の9月に考察した記事となっていますが、現在では第93話「闇夜の列車」にて、ハンジ命名の「月光の巨人」の正体が「ジークの脊髄液を投与された巨人」であることが判明しました。

    その巨人は「月が出ていれば夜でも動ける」巨人であり、ハンジの推測通り「微量な日光でも糧にして活動できる」巨人である可能性が高いですね。
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    「進撃の巨人」第73話「はじまりの街」より

    おそらくこれはジークが王家血統であるからであり、そういう意味ではラガコ村の巨人が全て駆逐された今、存在しないでしょう。

    現在最新話95話では「マーレ編」が続いており、どのような形でパラディ側とマーレ側が再戦するのかは分かっていません。

    その時に、前回のシガンシナ区決戦のようにジークが巨人を使って戦うのかも、ちょっと予想できません。

    ただ、もし次の再戦時にジークが自らの脊髄液を使って巨人を生み使用するのであれば、次は夜襲するという展開もあるかもしれませんね!

    その時、エレンやアルミンの記憶から「獣の巨人@ジークが王家血統」であり「その巨人は夜にも動ける」と予想できていれば対応できるでしょうが、もし知らなかったら…

    夜にいきなり巨人が襲ってきたら、パラディ側も対応が遅れるかもしれません。

    マーレ側との再戦は現在全く予想できませんが、こんな展開もあるかもと思い、「月光の巨人」から妄想してみました!

    パラディとマーレの再戦、早く見たいです!\(^o^)/

    【進撃の巨人ネタバレ73話確定最新画バレ!「はじまりの街」のあらすじまとめ!】