713話「決戦前夜」。
宜安城攻略戦に臨む前の前哨戦である赤麗城戦。
本戦に戦力を温存するため、壁軍単軍で攻略する事となりました。
まさに壁軍の赤麗城攻城戦が始まるところで712話は終わりましたが、713話はどのような展開となったのか?
712話最後に羌礼が言った「何じゃ、あの城は?」の意味とは?
今回、その意味が分かります!
713話「決戦前夜」を見ていきましょう!
キングダムネタバレ考察|713話あらすじ!
白旗で決着が着く赤麗城戦
弓隊を最前へ出し、ゆっくりと城に前進する壁軍。
弓の射程に入れば赤麗城からも弓が撃たれる事になるため、盾を構えながら弓兵隊が前進します。
赤麗城に近付き、敵の弓隊の射程に入ります。
緊張感に包まれる壁軍弓隊。
しかし、敵から弓の攻撃が来ません。
ざわつき出す壁軍弓隊。
もっと引きつけ一気に弓攻撃を与えるつもりなのか、とさらなる緊張感が走ります。
それでも全く弓攻撃が来ないため、それではと逆に壁軍の弓隊が先に攻撃をするよう前進を止めます。
赤麗城へ向け、一気に弓を向ける弓隊。
しかし打とうとした瞬間、赤麗城の城門が開き始めます。
ゴゴゴゴ…と、城門が上がり開く描写。
「打って出るつもりだ」と河了貂が叫びます。
「な…」と、慌てる壁将軍。
打って出られると最前で構えている弓隊が格好の餌食になるため、すぐに騎馬隊を前に出すよう指示します。
慌てて弓隊と騎馬隊を入れ替えようと動く壁軍。
すると、開いた城門の中から3名の老人が現れます。
後ろの一人は、大きな白旗を挙げています。
そして、一番前にいる老人が壁軍に告げます。
「降伏します」
「どうかお許しを」
驚く壁将軍。
必死に前に出ようとしていた騎馬隊も、「え!?」と止まります。
そんな様子を見ながら、羌礼が言います。
「分からんのか」
「あの城は最初から空っぽじゃ」
「勝った…」「勝ったー!」と叫ぶ壁軍。
「すげえ」「これがナジャラ族の魔除けの力…」とつぶやく信。
「さすがにそうじゃないと思うけど」と小さくにツッコむ河了貂(笑)
無血開城の赤麗城に入る桓騎軍
赤麗城に残っているのは老人や数十名の病人だけで、動ける者は皆城を捨てて逃げたと老人から説明があります。
城には多くの財が残っており、城に入った桓齮兵達がすぐに略奪を始め大いに喜びます。
それを見た愛閃は「桓齮兵じゃなかったら全員ぶっ殺すのにな」と言いながら蒙恬のために清潔な寝室を探し出すため動きます(笑)
蒙恬はそれを止め、城内を調べるよう指示します。
河了貂も同意し、あまりにも上手く行き過ぎているため城に何か仕掛けがあるのでは、と怪しみます。
飛信隊と楽華隊で、城内をくまなく調べます。
しかし結果何も仕掛けはなく、桓騎軍を主体とした宜安城攻略軍はそのまま赤麗城で夜を迎えます。
咸陽の嬴政と昌平君
秦の王都咸陽にも赤麗城の無血開城の報が届きます。
文官達は「スゴい!」「何という速さだ!」と大いにわきます。
しかしあまりにも上手く行き過ぎているため、嬴政が昌平君に「どう思う?」と問います。
ここまで趙北部が無抵抗であることは予想外でしたと言いながら、桓齮軍の悪評に恐れている可能性を指摘します。
そしてもうひとつの可能性として、「宜安に力を溜め込んでいるのでは」と、全てが李牧の策である可能性を上げます。
嬴政もその予想に賛同し、「それをずっと恐れている」と同意します。
それでも昌平君は「現場の将達も頭に入れて宜安戦に臨むはず、大丈夫です」と嬴政に言葉をかけます。
難しい顔の嬴政。
場面は、夜を迎える赤麗城に移ります。
那貴と桓齮・砂鬼
夜に包まれる赤麗城。
城内で最も高い天守閣のような高台から、砂鬼が城内を見下ろしています。
桓齮は椅子に座り、グラスを片手に砂鬼の背を見ています。
いつもの甲冑を身に着けている砂鬼の背を、ジッと見つめる桓齮。
https://twitter.com/mangado15/status/1462015743197810692
いつかの刺青を思い出しているのか…
突然、何かの気配を感じる砂鬼。
剣に手をかけながら、振り向きます。
桓齮の後ろに立ち、現れる那貴。
振り向きもせず「久しぶりだな那貴」と、桓齮がつぶやきます。
「どーも」と答える那貴。
砂鬼と二人きりでいる事に、那貴は違和感を覚えます。
「何か用か」と聞く桓齮に「ええ、ちょっと話が」と答える那貴。
桓齮と砂鬼・那貴の3者会談が始まるのか、というところで場面は燕に移ります。
燕のオルド談
燕の文官達が集まり、秦の趙北部侵攻について話あっています。
そこに現れるオルド。
「しっかり盛り上がってきたのー」と、文官たちが広げている地図を見ながら言います。
突然現れたオルド将軍に驚く文官達。
最北の戦地から戻っていた事に驚く文官に、秦趙の大一番が近づいていると聞いて飛ばして戻ってきたとオルドが答えます。
のんきに答えるオルドに「このまま秦が趙北部の要である宜安を攻略したら、次は我が燕が激突することになる」とたしなめます。
それを受け、オルドが答えます。
「邯鄲が落ちた時の遷都先でもある宜安と番吾(ばんご)」
「そんな大切な宜安をそう簡単に秦に渡す訳がない」
「あの李牧が」
場は一気に静まり返ります。
そしてオルドは続け、「既に李牧は宜安に入っている」と言い切ります。
どよめく文官たち。
趙北部に間者を散らしているがそのような情報は上がっておらず、それどころか李牧が邯鄲から北部に移動したという情報すら来ていないと報告します。
そのような声を聞きながら、オルドが再び口を開きます。
「だから恐ろしいのだ」
「あの男は」
11年前に李牧が大匈奴軍を討った時も大軍を隠しそのまま馬陽で王騎を討ったと続け、「あの時も北の情報封鎖から始まっている」と説明します。
つまりは、今回も全て李牧の謀(はかりごと)で進んでいるのに間違いない、と続けます。
未だ李牧が邯鄲から出ておらず後手に回って桓齮軍を素通りさせていたと、予想していた燕の文官たちの驚愕の表情。
「あの王騎でも抗えなかった李牧の策」
「今度は誰がその餌食になるのかのォ」
オルドの説明に桓齮を見つめる那貴の描写があり、終わります。
714話につづく
キングダムネタバレ考察|713話の感想と考察
予想通りな「空の赤麗城」展開に大喜びなアースですが、ちょっと怖い展開だなぁとも感じています。
この展開ですと、赤麗城に壁軍が残る展開が無いような気がするのです。
つまり、全軍で宜安城を攻める展開になると「壁将軍が死亡する可能性も出てくるな」と。
信や蒙恬は史実として生き残るのは間違いないですが、壁は分からないので…(・_・;)
ナジャラ族の魔除けダンスを一人踊り、壁の生き残りを願おうと読み終わって決めたアースでした(笑)
さて、最後のオルド将軍の言葉はまさに真を突いていますよね。
王騎将軍の時も「北の情報封鎖」から全てが始まっていました。
あの時は楊端和が嬴政にその事実を報せ明るみに出ましたが、今回はそれすらなく昌平君や嬴政が李牧の宜安入りを知る事はできません。
まさに「桓齮退場劇場」が整った感じですよね!
次回はとうとう桓齮退場の「宜安城攻防戦」が始まります。
どのような展開となるのか?
そして気になる桓齮・砂鬼・那貴の3者会談。
アースはある意味、宜安攻防戦よりも気になる内容ですよ!
那貴はあまりにもスムーズに事が運ぶため李牧の謀(はかりごと)の可能性を指摘しに行ったのでしょうが、そこで砂鬼と二人でいることを桓齮に何か指摘するのでは、ともイメージします。
「砂鬼が最古参って、本当ですか?」とか、直球で聞いたりとか…
ここ、楽しみですし必見ですよね!\(^o^)/
本当に宜安城戦の展開よりも楽しみかも(笑)
要注目です!(*^^*)
史実での李牧登場について
史実でも登場している李牧ですが、実際に登場するのは現在の宜安攻略戦編の「肥下の戦い」からです。
趙北部を守っていた李牧が邯鄲に呼ばれ趙全軍を率いて桓齮を打ち返した戦いであり、ここから李牧は趙の大将軍として活躍することになります。
この辺りはキングダム李牧の春を徹底解説!にて解説しています。
見てみてください!
前話712話発表時点で713話の展開を予想していました。
自己検証してみます!
キングダムネタバレ考察|713話展開予想を自己検証!
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— 映画『キングダム 大将軍の帰還』公式アカウント (@kingdomthemovie) October 30, 2019
赤麗城攻めで激戦となる壁軍
赤麗城攻めを開始する壁軍。
まずは、弓隊で赤麗城兵との撃ち合いを繰り広げます。
壁上からの攻撃のより、圧倒的に不利な弓の撃ち合い。
赤麗城弓隊から雨のような弓矢が撃ち込まれ、壁軍兵が倒れていきます。
その中を盾を持った歩兵が城垣近くまで到達し、ハシゴをかけ城壁を登り始めます。
さらにいくつものハシゴがかけられ、一気に壁上に登る歩兵たち。
壁上に到着した兵が、拠点を作るため剣を抜き降りたちます!
しかし、登ってみると弓兵達はおろか兵が一人もいません。
呆気に取られる壁軍歩兵たち。
歩兵がハシゴを登っている間に、弓を撃っていた赤麗城兵たちは退却していたよう。
城には兵が、一人もいなくなっていました。
あっという間の赤麗城陥落に、壁将軍は喜ぶよりも戸惑ってしまいます。
その様子を、離れた場所で見ている飛信隊。
「どういうことだ?」と、腕を組んだ信がつぶやきます。
「最初からあの城からは戦意が感じられなかった」と羌礼。
「ああ、人の気配もかなり少なかったし最初から城を明け渡すつもりだったんだ」と羌瘣が続けます。
「しかし、いったい何のために…」
最もな疑問をつぶやく信。
それに、河了貂が答えます。
「さあ…分からないが何か裏があるのは間違いない。李牧の策だとは思うけど…」
全く意味は分からないけれど、桓騎軍・飛信隊・玉鳳隊が赤麗城に入ります。
予想ここまで!
⇛まさに予想通りな展開でしたね!
イメージ通りな展開でした。
壁軍が宜安戦をリタイア
赤麗城に入った桓騎軍・飛信隊・玉鳳隊・壁隊と趙北東部軍。
そして明日、宜安に向け出陣する事を決めます。
各隊の備蓄を置いていくため、守城隊として壁隊が赤麗城に残る事に。
「もしかしたら俺たちの備蓄を狙うために赤麗城を明け渡したのかもしれない」
「頼んだよ、壁将軍」
河了貂の言葉に、頷く壁。
壁隊1万が残り、宜安城は13万で攻めることとなり、713話は終わります。
このような展開が713話で登場するのでは、と予想します!
赤麗城到着まで桓騎軍が敵と出会わなかったのは、敵を減らす必要がなかったからだと予想します。
つまりは桓齮達が赤麗城に備蓄守護のために1万残し、13万となれば李牧としては「勝てる」と考えているからではないでしょうか?
いっぽうで斥候だけは倒し赤麗城を確認させなかったのは、城にいる兵が圧倒的に少ないと知らせないためだったのではと。
最初から空のような城だと分かってしまうとすぐに入られてしまうため、宜安到着までの日数を稼ぐために斥候を倒して秘密にする必要があったのでしょう。
713話では壁軍を赤麗城に残し、714話からとうとう宜安戦になるのではと予想しますよ!
このような展開となるのか?
まずは713話を要チェックですね!\(^o^)/
予想ここまで!
⇛こちらの予想は次回検証できそうですが、ちょっと無いような気がしています。
壁軍も含め宜安城を攻め、もしかしたら壁将軍は…(泣)
なんて嫌なイメージを持っています(;´Д`)
ただ今回の予想は大当たりだったので、80点くらいかなと思っていますよ!
次回も当てたいです!(*^^*)
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