通販が遅いとか、使える書店が少なくて不便と聞きました。
興味はあるので、本当のところを知りたいです!
電子書籍と紙の書籍の通販、リアル書店の3者が融合したハイブリッド型書店のhonto。「電子・通販・書店をすべて使う人のためのサービス」として、好評を博しています。
しかし「通販で届くのが遅い」「書店がない県が多い」など、悪い口コミやデメリットがあるのも事実です。今回はこうしたhontoの短所を中心に「口コミで言われているようなデメリットは、実際のところどうなのか」という点を解説していきます。
合わせてメリットや良い口コミなども紹介していくので、hontoがどのようなサービスか、より正確に理解できるようになるでしょう。
特徴 | 電子書籍・通販・書店が融合したサービス |
---|---|
会員登録 | 無料 |
月額料金 | 無料 |
無料作品 | 16,304作品(20年7月7日時点) |
全作品 | 約82万冊以上(2018年時点) |
おすすめ度 |
(先に公式サイトを見ると、hontoがどのようなサービスなのか、イメージをつかみやすくなるでしょう)
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honto(ホント)とは?
まず、hontoの概要をまとめると下のようになります。
それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
電子書籍・本の通販・書店が融合するサービス
hontoは、上の画像のように電子書籍・紙の本の通販・リアル書店が融合したサービスです。具体的な融合としては、下のような内容が挙げられます。
- 3者でポイントを共有できる
- 紙の本を買った後、電子書籍が50%オフになる
- リアル・通販で買った本も、本棚で管理できる
1つ目は次の段落で解説します。2つ目については「読割50」の段落でまとめています。
3つ目ですが、これはリアルや通販の本を「電子書籍で読める」ということではありません。本棚にリストとして入るので、今までに自分が買った本の全てがわかる(リアル・通販・電子書籍のすべてで)ということです。
大量に本を読んでいる人だと、3者のそれぞれで買ったものがわからなくなることが多いため、このように「履歴を共有できる」のは便利といえます。
3つのサービスで共通してポイントが貯まる・使える
hontoは電子・本の通販・書店で共通して、ポイントを貯めることと使うことができます。「hontoポイント」というもので、2種類・3種類のサービスを使うことで、このポイントの還元率が上がっていきます。
1種類 | 還元率1% |
---|---|
2種類 | 還元率2% |
3種類 | 還元率5% |
このように、3つのサービスを2つ、3つと多く使うほどポイントを貯める上でも有利になっていくのです。この点は「電子・通販・書店を3つ使うとポイント還元率5%に」の段落で詳しく解説しています。
書店は丸善・ジュンク堂・文教堂など
hontoに参加しているリアル書店は、主に丸善・ジュンク堂・文教堂の3社です。いずれも言うまでもなく大手書店なので、普段から利用している人も多いでしょう。
このように大手が揃っているためリアル書店が自分の好みに合わないということも少ないといえます。全体的に便利なサービスなので、リアル・電子書籍・通販の紙本と、あらゆる方法で読書をする人は、ぜひブック放題を試してみて下さい。
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hontoの悪い評判・口コミ
hontoの悪い評判や口コミでは、下のような内容が見られます。
それぞれの内容を投稿されているツイートを紹介させていただきます。
クーポンを併用できないのが残念
んあ~~~~hontoのクーポン併用出来ないから2つクーポン使いたかったら2回に分けないといけないのか
— 晦 (@tsugomorimisoka) July 5, 2020
hontoにもさまざまなクーポンがありますが、それらは基本的に併用できません(たまに例外もありますが)。
そのため「2つのクーポンを消化するために、2回買い物しなければならない」という内容の口コミです。これはhontoに限らずあらゆる店舗で見られるパターンなので、気持ちを理解できる人が多いでしょう。
これについてはhontoだけが不便なわけではなく「日本のほとんどの会社・店舗のサービスがそのような仕組み」といえます。
予約できないのが不便
hontoの不便なとこは予約できないとこだよー
— まつむら( ? ω ? ) (@tandbmatsu) October 29, 2015
電子書籍に予約はないため、ここでツイート主さんが書かれているのは「通販の予約」のことでしょう。リアル店舗の予約は早めに申し込めば大抵どこでも可能で、不可だったとしてもhonto側の原因ではなく、個別の店舗の問題だからです。
本の通販の予約については、ライバルであるAmazonは簡単にできるようになっています。この点では、hontoは確かに少々不利でしょう。
逆に「予約とか全然使わない」という人にとっては、特にデメリットにはならないといえます。
書店応援のために使っているが発送が遅くて不便
ああ、わかってくださる方が(涙)書店応援のためになるべくamazonよりhontoを…と思って紙も電子もhontoを利用しているのですが、不便さにくじけそうになる時もあります…騎士団長殺しの商機の逃しっぷりにもやきもきしています!!
— 瀧波ユカリ?? (@takinamiyukari) February 17, 2017
hontoでは本の通販も利用できるものの、Amazonと比べると届くのがやや遅くなります。Amazonなら最短当日に届き、翌日に届くものも多いのですが、hontoでは3~5日かかるためです。
このため、上のツイート主さんのように「書店を応援するためにhontoを使っている」という熱心なユーザーの方でも「くじけそうになる時がある」ということです。
少なくとも通販の「スピード」に関していえば、間違いなくAmazonが有利でしょう。ただ「本の通販をあまり使わない」「スピードにこだわらない」という人なら、ここで述べた点も特にデメリットにはならないかと思います。
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hontoの良い評判・口コミ
hontoの良い評判では、下のような内容が見られます。
それぞれの内容が書かれたツイートを紹介させていただきます。
40%オフなど大きいセールがある
今日からhontoでショコラコミックス(心交社)さん40%クーポンでてるので、一生懸命作品選別してる??
迷う?! pic.twitter.com/RW0n5W9mYM
— さかなごはん (@ONSQ5mYLsOW6ykn) June 30, 2020
hontoでは、特定の出版社やレーベル(シリーズ)に絞って、大型のセールが行われることがしばしばあります。そのため、特にhontoでのセールが多い出版社・レーベルが好きという人にとって、お得なサービスです。
リアル書店でもポイント3倍などのキャンペーンがある
【文具】
当店3Fレジカウンター前にて文具が新設されました!
7/26まで文具hontoポイント3倍のキャンペーンも行っておりますのでぜひこの機会にご覧ください? pic.twitter.com/qY8Gcc6XRm— ジュンク堂書店大阪本店 (@josakabungei) June 30, 2020
hontoは電子書籍や通販だけでなく、リアル書店でもしばしば大型のキャンペーンを展開しています。たとえば上のツイートでは、ジュンク堂書店の大阪本店で「文房具のポイント3倍キャンペーン」を展開しています。
リアル書店が入るので、このように「文房具もお得に買える」というのが、hontoならではの強みといえるでしょう(他の電子書籍サービスでは、文房具はまったく関係ありません)。
レアな本も入荷される
ネット通販で入荷しては数十分で瞬殺売り切れということを繰り返しているあいちトリエンナーレ2019の図録ですが、またhontoに入荷してるようです。おそらく数冊の入荷ですぐに売り切れになってしまうかもですが、まだ未購入の方はぜひ。僕も1万字のエッセイ寄せてます。https://t.co/r3lVlG92S9
— 津田大介 (@tsuda) July 4, 2020
hontoは電子書籍・通販・書店の3つのネットワークを共有しています。そのため、レアな本の調達力も高く、上の津田大介さんのツイートのように、貴重な本が手に入ることも多いのがメリットです。
津田さんは著名なジャーナリストの方ですが、そのようにレアな本を必要とする職業の方が評価しているという点で、信用できる口コミといえるでしょう。
このように、hontoには良い評判が多く見られます。これらの内容を見て興味を持ったら、ぜひ下の公式サイトもチェックしてみてください。
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hontoのデメリット
hontoのデメリットを一覧にすると、主に下の3点です。
それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。
本が届くまでに3~5日かかる
悪い評判で「くじけそうになる」と書かれていた女性も見えますが、hontoの通販は本が届くのに時間がかかります。平均で3~5日であり、Amazonと比べると2日程度遅いといえるでしょう。
Amazonなら1~3日が平均であり、ひたすらAmazonプライムに絞るなら0~1日だからです(山間部や離島、北海道などはもっとかかりますが)。
このような配達日数を考えると、通販を多用する人にとってはAmazonの方が便利といえます。
リアル書店がない県も多い(14県)
hontoは「リアル書店でもポイントを共有できる」というのが強みです。しかし、そのリアル店舗がない(honto対応の店舗がない)という県もあります。
2020年7月7日時点では、下の14県となっています(都道府はないので、全部県です)。
- 栃木
- 富山
- 石川
- 福井
- 和歌山
- 島根
- 鳥取
- 山口
- 徳島
- 高知
- 佐賀
- 長崎
- 熊本
- 宮崎
大雑把にいうと西日本と北陸に集中しています。ほとんどは西日本で、例外的に富山・石川・福井といった北陸3県が、東側にも存在しています。
このため西日本と北陸を中心に、上記の県に住んでいる人には、hontoは少々デメリットがあるといえます。
(なお、以前は山形県もなかったのですが、今は山形県には店舗があり、少しずつ状況が改善されています)
品揃えがやや悪い(Kindleの8割ほど)
hontoの本の品揃えは、Kindleのおおよそ8割程度です。まず、2018年時点でhontoとKindleの書籍の冊数は、下記のようになっていました。
honto | 約81.7万冊 |
---|---|
Kindle | 約64.4万冊 |
これだけ見ると、hontoがかなり多いように見えます。しかし、hontoは「1話単位のコミック」など、65円以下の本が約33万冊、上記のデータで含まれています。
つまり、1冊まるごとの冊数でいえば、hontoの本当のデータは「約50万冊」なのです。hontoは約50万冊、Kindleは約65万冊とすると、hontoの品揃えは大体Kindleの8割ほどになるということです。
ただ、漫画が1話単位で分割されているからこそ良いというメリットもあります。最終的には「Kindleでもhontoでも、それぞれ合う人がいる」ので、自分に合うサービスかどうかを、無料で読めるコンテンツからチェックしてみるといいでしょう。
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hontoのメリット
hontoのメリットをまとめると、下のようになります。
以下、それぞれのメリットについて、解説していきます。
電子・通販・書店を3つ使うとポイント還元率5%に
hontoでは、電子書籍・本の通販・リアル書店の3つを使うことで、ポイントの還元率が5%になります。3つを使った翌月はこの還元率5%になるということです。
たとえばクレジットカードの場合、ポイント還元率が1%だと高還元といわれます。一般のカードは0.5%だからです。
つまり、hontoで3つの購入方法を毎月使っていると、高還元カードの5倍の還元率になります。そのポイントはhontoでしか使えないわけですが、hontoならどんな本でも買えるので、本好きな人にこの縛りはデメリットとはならないでしょう。
(他の電子書籍サービスと違い、hontoは通販やリアル書店も混ざるので、手に入らない本がないのです)
紙の本と同じ電子書籍を買う時に50%オフ(読割50)
紙の本を買った後「この本は繰り返し空いた時間に読みたいので、電子書籍にも入れておきたい」と思うことがしばしばあるでしょう。hontoはそのような時、他の電子書籍サービスより断然有利です。
理由は、「読割50」というサービスで、後に買う電子書籍の方が50%オフになるためです。通常の電子書籍サービスなら、このようなサービスがないため「もう一度全額払って、電子書籍を買う」ことになります。
他の電子書籍サービスは紙の本と連携していないため当然ですが、この点が紙本と連携しているhontoの強みといえるでしょう。
アプリの機能が多彩で便利
hontoのアプリは「hontoビューアアプリ」といいます。上の画像のように、こうした多彩な機能があります。↓
- 読みながらダウンロード
- ページ一覧表示
- 文字組み(縦組み・横組みの変更)
- 自動段組み
- 縦ページめくり
- マーカー機能
まだスマホやタブレットで本を読んだことがないと「何のこっちゃ」と思うかもしれません。しかし、読み始めていろいろな読み方のシチュエーションを経験すると(電車の中・食事中など)、それぞれの機能が欲しくなる場面が多いでしょう。
上の機能はごく一部であり、hontoアプリには合計で40ほどの機能があります。あらゆるニーズに対応できるため、操作性については「誰がどのような場面で使っても便利」といえるでしょう。
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hontoの特徴・詳細
ここでは、hontoの特徴やスペックを、下のような項目でまとめていきます。
以下、それぞれのまとめです。
ジャンル一覧
hontoのジャンルは、紙の本・書店だったら当然すべてあります。個別の本については品切れでも、ジャンル自体は常に全部あるわけです。
そのため、ジャンルの説明が必要になるのは「電子書籍ストア」です。電子書籍でもほぼ全ジャンルが揃っていますが、公式サイトで「上に書かれているものから順」に紹介します。上にあるジャンルほど品揃えが豊富ということだからです。
- 小説・文学
- 経済・ビジネス
- 男性向けコミック
- 女性向けコミック
- ライトノベル
- 暮らし・実用
- 雑誌
- 文庫
他の電子書籍サービスとの一番の違いは「経済・ビジネス」が上位に来るという点です。他の電子書籍サービスでは漫画・ライトノベル・小説・雑誌がメインで、こうした実用書は「飾り程度」になることが多いものです。
そのため、特に実用書を電子書籍で読みたい人にとって、hontoは他の電子書籍サービスよりおすすめといえるでしょう。
対応デバイス
hontoの対応デバイスはスマホ・タブレット・パソコンすべてとなっています。これは他の電子書籍サービスと同じです。
それぞれのバージョンですが、OS別に下記のようになっています。
Windows | 8.1/10 |
---|---|
Mac | OS X 10.10 Yosemite |
iOS | iOS 12.0以上、iPadOS13 |
Android | 4.4以上 |
上記以上のバージョンであれば、すべて利用できます。「よほど古い端末でなければ大丈夫」と考えて下さい。
支払方法
支払方法は、hontoの中でも「電子書籍ストア・本の通販ストア」で、それぞれ異なっています。両方共通で使える支払方法は、下のとおりです。
- クレジットカード
- 図書カードNEXT
- hontoポイント・クーポン
そして、電子書籍ストアだけ使える支払方法は、下のようになります。
- spモード決済
- SoftBankまとめて支払い
- auかんたん決済
- LINE Pay
- ウェブマネー
- ビットキャッシュ
- リクルートかんたん支払い
また、本の通販ストアだけで使える方法は、下のとおりです。
- コンビニ支払い
- モバイルSuica
- Mobile Edy
- 代引き
このように、共通の3つの支払方法以外は、両者でかなり異なっているというのが特徴です。ただ、どちらも「それぞれのサービスに合った支払方法」なので、特に不便を感じることはないでしょう。
運営会社
hontoの運営会社は大日本印刷です。言うまでもなく日本を代表する印刷会社で、凸版印刷と並ぶ2強となっています。
同社の会社概要は2020年7月時点で下記のようになっています。
所在地 | 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号・DNP市谷加賀町ビル |
---|---|
資本金 | 1,144億6,476万円 |
創業年月日 | 1876(明治9)年10月9日 |
設立年月日 | 1894(明治27)年1月19日 |
資本金が1000億円以上で、創業から120年近く経っているという、圧倒的な信頼感です。売上高は1兆円超で、日本を代表する大企業の1社といえるでしょう。
その大日本印刷が運営しているサービスのため、hontoが今後サービスを終了する可能性は低いといえます。このため、買い込んだ電子書籍が無駄になるリスクも低く、安心してストックすることができます。
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hontoの代用で漫画集めにおすすめのサービス
漫画集めをするなら電子書籍サービス選びは慎重になるべきです。
というのも、電子書籍サービスはサービス間でこれまで購入してきた作品の移し替えができません。
好きな漫画を電子書籍で集める場合、長期的に使っていくのにふさわしいサービスを選ばなければ後悔します。
実際、私は最終的にebookjapanに乗り換えすることになりましたが、最初からebookjapanを使っておけば良かったと思っています。
- 漫画の品揃え
- 無料漫画の豊富さ
- キャンペーンの豊富さ
- アプリ・ブラウザの使いやすさ
- 背表紙本棚での漫画集めの達成感
どれをとってもebookjapanは他の電子書籍サービスと比べて頭ひとつ抜けています。
無料漫画であれば、好きなアプリやサービスを使えばいいですが、漫画集めをするならebookjapanに統一するとはかどりますよ。
詳しくは「ebookjapanの評判&口コミ」の記事で解説しています。
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