データが重いとか、バックナンバーが読めなくて不便と聞きました。
講談社のマンガが好きなので、リアルな評判を知りたいです。
講談社が自社作品を配信する、マンガ・雑誌の電子書籍サービスのコミックデイズ。講談社ファンを中心にファンも多くいますが「データが重い」「バックナンバーが少ない」などの否定的な口コミもあるのが事実です。
こうした評判を聞いて、利用すべきかどうか迷っている人もいるでしょう。そのような人のために、この記事では、コミックデイズの悪い評判と良い評判の両方を紹介していきます。
読むことで、コミックデイズが自身に向いているサービスかどうか実感しやすくなるでしょう。
特徴 | 講談社が運営するマンガ雑誌・単行本の配信サービス |
---|---|
会員登録 | 無料 |
月額料金 | DAYSプレミアム:720円/DAYSもっとプレミアム:960円 |
全作品 | DAYSプレミアム…7誌/DAYSもっとプレミアム:20誌 |
おすすめ度 |
(先に公式サイトを見ると、サービスの雰囲気をつかみやすいかと思います)
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コミックデイズとは?
まずコミックデイズの概要をまとめると、下のようになります。
それぞれの内容について詳しく解説していきます。
講談社の漫画雑誌・単行本の配信サービス
コミックデイズは、講談社が手掛ける「漫画雑誌・単行本の配信サービス」です。講談社の雑誌・マンガで圧倒的に強いというのが特徴です(自社コンテンツなので当然ですが)。
マンガの中でも特に講談社の作品が好きという人に適しています。
週刊少年マガジン・モーニングなどの主要雑誌を読める
コミックデイズでは、下のような講談社の主要漫画雑誌を読めます。
- 週刊少年マガジン
- ヤングマガジン
- モーニング
- イブニング
マガジンについては『月刊』も読めますが、メインである『週刊』もしっかり読めます。上記以外の雑誌では、下のようなものを読めます。
- 月刊少年マガジン
- シリウス
- アフタヌーン
- なかよし
- フレンド
- デザート
- Kiss
他にも多数あり、合計で20誌となっています(DAYSもっとプレミアの場合)。講談社の主要雑誌はすべて読めると考えていいでしょう。
月額定額制・単品購入の両方が可能
コミックデイズでは、月額制の読み放題と、単行本1冊・1話単位の単品購入の両方が可能となっています。基本的に単品購入よりも定額制の読み放題で利用されることが多い状況ですが、どちらでも選択可能です。
単話での購入は、コミックスの収録話をすべて買うと、自動的に単行本も買える(追加料金なし)というシステムになっています。
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コミックデイズの悪い評判・口コミ
コミックデイズの悪い評判や口コミでは、下のような内容が見られます。
それぞれの内容が書かれているツイートを紹介させていただきます。
データが重くて通信がしにくい
コミックデイズというアプリ(サービス)。
ヤンマガやらモーニングやら読めて得だと思ったけど、おもすぎて駄目。
バッファもう少しためてほしい…— asuki@昭和 (@asuki_syobon) April 10, 2018
これはマンガ雑誌だけでなく、普通の雑誌でも読み放題のサービスで多く見られる口コミです。雑誌の内容をそのまま配信しているため、特にモバイル環境で見るとデータが大きすぎるのです。
そのため、できるだけ自宅のWi-Fiで事前にスマホ・タブレットにダウンロードしておき、出先ではオフラインで読むようにするのがいいでしょう。
なお、以前のコミックデイズはダウンロードができなかった(オフラインで読めなかった)のですが、2020年現在ではダウンロードしてオフラインで読めるようになっています。
読めるバックナンバーが少ない
単行本で読んでた本を雑誌派に切り替えようとした時に、最新話まで追いつくのが物理的にめっちゃ大変なんだけど、みんなこれどうやってるの…?例えばヤンマガだと、コミックデイズはだと4週分しかバックナンバー読めないからそれ以前のはKindleで全部買うしかない。
— べくさす??アルVPoP (@Vexus2) March 17, 2019
コミックデイズのバックナンバーは、週刊誌で4号まで、隔週・月刊誌で2号までとなっています。このため、ツイート主さんのように過去のバックナンバーを全て読もうとしてもできないというデメリットがあります。
この点については、過去作品を読むためのサービスではなく、連載にキャッチアップするためのサービスと考えるのがいいでしょう。
作家の許可なく無料公開された作品があった
先ほどコミックデイズの方からご連絡いただきまして杉本亜未「闇の瞬き」無料公開を中止していただきました。いつもは作家さんに許可いただいて無料公開するそうですがなんらかの手違いがあったそうです。驚きました…
— 杉本亜未/ブラッディチャイナタウン連載中 (@SugimotoAmiInfo) September 7, 2019
『ブラッディチャイナタウン』を連載中の漫画家・杉本亜未さん、ご本人によるツイートです。このツイートによれば、杉本さんの作品『闇の瞬き』が、杉本さんに無断で、コミックデイズ上で無料公開されていたとのこと。
もちろん、講談社の側にも悪気はなく、上のツイートのとおり何らかの手違いがあったということでしょう。もちろん漫画家さんにとっては大きな問題なので「手違いだからOK」ということはありません。
ただ、同じような問題が続発しているということはなく、出版社全体・サービス全体としては問題はないといえる状況です。そのため、この件についてはあくまで「そういう事件が起きたこともある」と受け取っていただくといいかと思います。
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コミックデイズの良い評判・口コミ
コミックデイズの良い評判や口コミでは、下のような内容が見られます。
それぞれの内容が書かれているツイートを紹介し、解説を加えさせていただきます。
講談社以外の出版社も見習ってほしい
講談社のコミックデイズみたいに、ビッグコミック系全雑誌が読めて月○円みたいなサービス始まらないかなぁ…
— ハットトリック西脇@目指せリーグ3連覇&日本一! (@h_nishiwaki) July 3, 2020
ビッグコミックは小学館が出版している雑誌です。この系統というのは同社が出版する下の5誌のことです。
- ビッグコミック
- ビッグコミックオリジナル
- スペリオール
- スピリッツ
- 月刊スピリッツ
これらが月額制で読み放題だったら、小学館ファンとしては確かに嬉しいでしょう。逆にいえばそれをすでに実現している講談社のコミックデイズはかなりレベルが高いということになります。
集英社も講談社に続けば、やがて進撃などのジャンプ系も、雑誌の読み放題で読めるときが来るかもしれません。そうなったら、電子書籍に抵抗がないファンの人であれば嬉しいですね。
Kindleより断然便利
講談社のコミックデイズ楽で安くていいので使ってる。そういうことだと思う。ちなみにkindleストアは微妙に不便、でも何が不便か自分でもよくわからん。でもまぁ、出版社横断、月額定額、ありとあらゆるプラットフォームで楽に使える、が達成されないとだめだろうなぁ、、、
— 知らんがな星人 (@in_water) April 18, 2018
Kindleを使い慣れている人だと「Kindleが不便?」と思うかもしれません。この点は漫画ならコミックデイズが便利、書籍ならKindleが便利という結論になるでしょう。
(もちろん、コミックデイズは書籍を含んでいないので、書籍でKindleが有利なのは当然ですが)
漫画の閲覧でコミックデイズの方が便利なのは自然といえます。というのは、講談社は、自社の漫画の元原稿が手元にあるためです。つまり、加工がしやすいのです。
Kindleなどの他社サービスは、講談社などの出版社から「もらったデータ」しか使えません。また、加工をしようとしても漫画の制作・編集のノウハウはありません。
そういう点では、漫画を扱って読みやすくすることについては、Webに落とし込むという課題さえクリアできれば、出版社の方が有利なのです。
そのため、ツイート主さんがコミックデイズの方が便利と感じられているのは、決して主観の問題ではなく事実であるといえます。
収録話をすべて買っていれば単行本も自動的に読める
収録話をすべて買っていただいていれば、追加支払いなしで自動的に単行本版でも読めるのがコミックDAYSの仕様です! https://t.co/QbLzheNFyv
— 「忍者と極道」公式/②巻は7月8日発売! (@nin_goku) July 7, 2020
コミックデイズは単行本だけでなく、単話でも買えます。そして、単行本に収録されている話数をすべて購入していたら、そのまま単行本も自動で読めるようになっています。
この点は「とりあえず1話~数話だけ試し読みしたい」という人にとってメリットといえるでしょう。少しずつ試していって、最終的に良ければそのまま追加料金を払わずに単行本が手に入るためです。
この仕組みは単話で読める他社サービスでもあまり見られないものであり、コミックデイズの強みといえます。
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コミックデイズのデメリット
コミックデイズのデメリットを箇条書きにすると、下のようになります。
以下、それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
漫画・記事の一部がカットされている
紙のヤンマガをやめてコミックDAYSってアプリにしようかと思うんだけど、
紙の雑誌と違いはありますか?
「バガボンド」「レベレーション(啓示)」、一部記事、グラビア、袋とじなどは配信しておりません。って、企業が配信すると絶対にこういう誰も得をしない規制が入るのがダメなんだよなぁ。
— タイトマン (@defective_man) April 14, 2018
コミックデイズでは、講談社の人気作品が一部読めません。たとえば、漫画では下のような作品が除外されています。
- バガボンド
- はじめの一歩
- レベレーション(啓示)
『バガボンド』は、現在では雑誌での連載はほとんどありません(完結するのかどうかも危うい状態です)。そのため『モーニング』で読めないことは問題ないでしょうが、単行本も読めないのが残念、と感じる人もいるかもしれません。
『はじめの一歩』については、まだ連載が続いているため、コミックデイズの週刊少年マガジンで読めないのは残念という人も多いでしょう。
その他にも除外されている作品がいくつかありますが、それらのファンの人にとっては、こうして作品が一部掲載されていないことがデメリットといえます。
(なお、他には一部の特集記事やグラビア、袋とじなどが除外されています)
公開期間が過ぎるとDL済みでも読めない
コミックデイズのアプリ版は、雑誌のダウンロードもできます。しかし、それを保存できる期間には限りがあります。
週刊誌 | 4号分 |
---|---|
隔週・月刊誌 | 2号分 |
このように、おおよそ1カ月~2カ月しか雑誌を保存できないようになっています。もし「ずっと手元に置いておきたい」と思うのであれば、完全に購入できる他社サービスを使う必要があります。
単品購入だとメリットが少ない
コミックデイズは、単行本を単品で購入することもできます。しかし、これはあまりメリットがありません。理由は下のとおりです。
- 完全に定価で売られている
- 他社のような割引・ポイント還元などもない
このように価格面でのメリットはないのです。メリットがあるとすれば紙でなく電子書籍で読みたいという強い希望がある場合です。
たとえば海外に移住する時など、日本の紙の書籍は確実に読めなくなるので、電子書籍に入れたいということもあること思います。そのように、安さではなく電子書籍というスタイルを求める場合には、単品購入もメリットがあります。
(しかし、その場合もやはり他社の電子書籍を買った方が安くなることが多いのですが)
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コミックデイズのメリット
コミックデイズのメリットをまとめると、主に下の3点となります。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
講談社の雑誌が好きなら非常にコスパがいい
コミックデイズは、他社の雑誌読み放題のサービスではついてこない、講談社の漫画雑誌も読み放題となっています。マガジン・モーニング・ヤングマガジンなどすべてを読めるため、講談社の雑誌が好きなら非常にコストパフォーマンスのいいサービスです。
すべてを読める「DAYSもっとプレミアム」というコースで、月額960円。雑誌の値段は、週刊少年マガジンなら300円なので、約3冊読んだら元を取れるということです。
そして、月額を払っているならその費用だけで、マガジンを4冊読めます。つまりマガジンを毎週読むだけでも元を取れるのです。
さらにモーニングやヤンマガまで読む人であれば、確実にお得といえるでしょう。
0時更新なので最新号を最速で読める
コミックデイズのコンテンツは毎日0時に更新されます。そのため、たとえば月曜日発売の雑誌なら紙媒体より早く、日本最速のタイミングで読めるということです。
特に最新話を一早く知りたいという人にとっては、この点も電子書籍ならではのメリットといえるでしょう。
オリジナルの無料連載もある
コミックデイズには、オリジナルの無料連載漫画もあります。上の画像のようなもので、タイトルを一部抜粋すると下のとおりです。
- 未熟なふたりでございますが
- 淫らな青ちゃんは勉強ができない
- タマロワ
- アスメシ
- ギルティ
こうした新進気鋭の作品に加えて、中には『ちはやふる』のオリジナル版のような、人気作品のゲスト出演的な掲載もあります。
こうした「ここでしか見られない人気作品の外伝」なども見られるため、それぞれの作品のファンが登録するメリットも大きいといえます。
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コミックデイズの特徴・詳細
ここでは、コミックデイズの特徴やスペックを、下の4つの項目で説明していきます。
以下、それぞれの項目の詳細です。
ジャンル一覧
コミックデイズは「講談社の作品が読めるサービス」なので、ジャンルという概念がありません。公式サイトのメニューでもジャンルやカテゴリはなく「検索」のみとなっています。
ただ、下のようなタイプに分類することはできます。
- 無料連載
- 有料連載
- オリジナル漫画
- 読み切り・新人賞
核となるのはやはり有料連載です。しかし、オリジナル漫画や新人賞などで、新しい才能を発掘するという楽しみ方もいいでしょう。
支払方法
コミックデイズで使える支払方法は下の3通りです。
- クレジットカード
- ドコモケータイ払い
- auかんたん決済
クレジットカードは主要5ブランドを使うことができます。携帯キャリア決済は、SoftBank以外の2つは使えるという状況です。
対応デバイス
コミックデイズは、下のようなすべての端末に対応しています。
Windows・Mac・Android・iOS(iPhone/iPad)
バージョンについては、例えばAndroidは5.0以上など最低限の制限はあります。しかし、一般的に使えるバージョンの端末なら大抵大丈夫と考えてください。
運営会社
コミックデイズの運営会社は講談社です。言わずとしれた日本の三大出版社の1社です。
同社の会社概要は下記のようになっています。
創業 | 1909年(明治42年)11月 |
---|---|
資本金 | 3億円 |
売上高 | 1204億円(2018年度) |
従業員数 | 932人(2019年5月現在) |
明治に創業し、100年以上の歴史を持っているというのが、特筆すべき点です。また、何よりも講談社という時点で経営破綻の確率が極めて低いという点が強みといえます。
コミックデイズ自体はまだ新しいサービスのため「絶対に終了しない」とはいえません。しかし、少なくとも「講談社自体の経営が傾くことはそうそうない」といえるでしょう(そのときは、日本の出版業界の終わりと言ってもいいほどです)。
このようにサービスの運営体制について信頼できる点でも、コミックデイズは多くのマンガ好きの人々におすすめできます。
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コミックデイズの代用で漫画集めにおすすめのサービス
漫画集めをするなら電子書籍サービス選びは慎重になるべきです。
というのも、電子書籍サービスはサービス間でこれまで購入してきた作品の移し替えができません。
好きな漫画を電子書籍で集める場合、長期的に使っていくのにふさわしいサービスを選ばなければ後悔します。
実際、私は最終的にebookjapanに乗り換えすることになりましたが、最初からebookjapanを使っておけば良かったと思っています。
- 漫画の品揃え
- 無料漫画の豊富さ
- キャンペーンの豊富さ
- アプリ・ブラウザの使いやすさ
- 背表紙本棚での漫画集めの達成感
どれをとってもebookjapanは他の電子書籍サービスと比べて頭ひとつ抜けています。
無料漫画であれば、好きなアプリやサービスを使えばいいですが、漫画集めをするならebookjapanに統一するとはかどりますよ。
詳しくは「ebookjapanの評判&口コミ」の記事で解説しています。
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