15話「函谷関の裏」。
ちょうど30巻1話目の話からであり、タイトルもそのままとなっています。
タイトルからしてヤバい展開がイメージできますよね。
「 函谷関の裏 」と言ったら秦側が取られたらアウト、秦の滅亡を意味する内側の事でしょう。
今回そこで起こった展開は、本当にギリギリで危ない展開でした。
恐るべし媧燐の策略。
さらにそれをギリギリで救った王翦のフォローは、まさに神業でしょう!
さて、そんな手に汗を握る展開となっていましたが、このような攻防が史実で実際にあったのか?
これ、むっちゃ気になりますよね!
どこまでが史実に基づいて話ができているのか?
検証してみましょう!
キングダムアニメ3期15話解説!

15話「函谷関の裏」 は史実なのか?
媧燐の策略により、完全に 函谷関の内側を楚軍に進攻された秦軍。
このような攻防が、実際に史実であったのでしょうか?
合従軍の函谷関の攻防について、趙の歴史書「趙世家」では
「悼襄王4年、龐煖は趙・楚・魏・燕の4国の精鋭部隊を率いて秦の蕞を攻めたが落とせなかった」
とあります。
秦始皇本紀では
「始皇6年、韓・魏・趙・衛・楚が合同して秦を攻撃し、寿陵を取った。秦が出兵すると五国の兵は退いた」
と記載されています。
つまり、「合従軍が秦を攻めたけれど、失敗した」という出来事しか史実では分かっていないのです。
合従軍が起こった事は事実ですが現在展開している細かい攻防は全て原作者原先生のオリジナルの内容となっています。
なので今回媧燐が取った作戦や王翦との攻防も、全て史実ではなくフィクションと言って良いでしょう。
そもそも媧燐自体が「キングダム」オリジナルキャラなので、フィクションな展開になりますよね(笑)
アニメ15話の攻防、そもそもの 函谷関のリアルな攻防戦は全て史実ではなく「キングダム」オリジナルな展開となっています。
キングダムアニメ3期15話の感想!


長く続く合従軍編の中で「函谷関」最大のピンチと言って良い場面だろう、と思われるアニメ3期15話の展開。
前々から5千の兵に裏を取らせるため進攻させていた媧燐は本当にすごいですが、それを察知して救いに現れた王翦将軍はもっとものスゴいですよね!
桓齮将軍も言っていましたが、秦国全体が王翦将軍に救われた瞬間でしょう。
中華随一の頭脳、と感じたシーンでした。
そしてとうとう次回から李牧が動きますね。
合従軍編にはいろいろな見せ場がありますが、ここから最終話までがたまらなく盛り上がると個人的には思っています。
特に、終盤に行けば行くほど名場面が登場する、というイメージで…
さあ、ここからキングダムアニメ3期最大の見せ場がやってきます。
原作の魅力通りな感動を期待して。
ここからは1話も見逃せませんよ!\(^o^)/






