鬼滅の刃ネタバレ考察

【鬼滅の刃】ネタバレ考察!「日本一慈しい鬼退治」に隠された真相とは?

12月4日(水)に発売された「鬼滅の刃」18巻ですが、初版100万部突破と大きな話題となっています。

累計も2500万部ともありますし、スゴい人気ですよね!

その18巻では初版100万部突破を記念して「日本一慈しい鬼退治」キャンペーンが展開されています。

ここで気になるのは「慈しい」というワードです。

これ、どのように読むのでしょうか?

そしてこれはどのような意味を持っているのか?

検証してみましょう!

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◆「鬼滅の刃」とはどのような作品なのか?

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「鬼滅の刃」は2016年から吾峠呼世晴さん(女性?)が「週刊少年ジャンプ」で連載されている作品です。

鬼に家族を殺された主人公の少年、竈門炭治郎が鬼にされてしまった妹を人間に戻す為に戦う姿が描かれた物語です。

「和風剣戟奇譚」と、よく表されていますね。

「悪い鬼をやっつける少年の物語」と見られがちですが、これまでに主人公が倒してきた鬼は全て「元人間」であり、それぞれにドラマを持っており、「進撃の巨人」の巨人と同じく「100%悪い鬼」という訳ではありません。

ラスボスであろう全ての鬼の元である鬼舞辻無惨が「完全に悪い鬼」という可能性はありますが、ここにも何かドラマが用意されているかもしれません。

バトルが見どころな作品でもありますが、「人間ドラマ」も面白い作品となっています。

ハッキリ言って泣けます(´;ω;`)

さらに魅力的なのが「伏線」です。

「進撃の巨人」並にWミーニングが仕込まれている作品となっているのです。

例えば「鬼滅の刃」という作品名もそうです。

そのままの意味で考えれば「鬼を滅する刀」みたいな意味となります。

しかし、この「滅」という文字を分解すると「水(さんずい)、火、一、戊(土)」に分けられます。

「鬼滅の刃」を読んでいる人であれば「水、火(日)、一(始まりの呼吸)」の意味は察せられるでしょう。

「土」も「岩の呼吸」に関係するのかな、と分かります。

もっと言うと、「水、火(日)、戌(いぬ)」と分ければ「戌」から「獣」にも変換できます。

さらに主人公「炭治郎」の「灰」も含まれていますよね。

そう考えると、単純に「鬼滅」というワードには様々な意味が込められているのが分かります。

作品タイトルに伏線を仕掛けている辺りは、まるで「進撃の巨人」みたいですよね(笑)

そしてタイトルだけではなく、作品の中には本当に様々な伏線が仕掛けられており、これがけっこうスゴいです。

ゆっくりになるでしょうが、この辺りも順番に紹介できたらな、と感じています。

まずはここで、18巻キャンペーンに登場した「日本一慈しい鬼退治」にもWミーニングが隠されているのかを考察してみましょう!

◆「慈しい鬼退治」の意味を検証!

考察前に告白しますが、パッとキャンペーン広告を見た管理人アースは「やさしい」ではなく「かなしい」と読んでいました(恥)

「日本一慈しい(やさしい)鬼退治」が正しい読み方となっています。

仕事の移動中に名古屋の栄駅で見つけたのですが、見つけた時は偶然で、けっこう驚きました。

ちなみに管理人アースは、18巻自体は12月3日にフラゲして、無一郎の特典カードをゲットしています。

ここにも「日本一慈しい(やさしい)鬼退治」と記されていました。

さて、ここにどのような意味が込められていると考察できるでしょうか?

そのまま見ると「日本一 慈悲深い主人公による鬼退治」と読めます。

主人公の炭治郎は日本一「慈しい」人物と言えますし、「鬼滅の刃」は彼の鬼退治の物語です。

そういう意味なのだろう、と察せられますよね!

しかし「日本一慈しい鬼の退治」と読んだらどうなるでしょう?

主人公炭治郎の妹、禰󠄀豆子は人間を食さない鬼です。

「日本一慈しい鬼」と言えますし、彼女を最終的に退治する物語とも読めますよね!

…むちゃ悲しいラストですが(;´Д`)

さらに現在最新話では主人公炭治郎が鬼になるかもしれない、という展開となっています。

そこから「日本一慈しい鬼である 炭治郎を退治する」物語とも読めます。

…これもむちゃ悲しいラストとなりますが!(泣)

このように、このキャンペーン見出しにも様々な読み方ができるように感じますよ!

さて、「日本一慈しい鬼退治」とはどのような意味のフレーズなのか?

最後まで作品を追いかければ分かるでしょう!

これからも作品を追いかけ見届けたいな、と感じている管理人アースでした!\(^o^)/

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【進撃の巨人ネタバレ全話まとめ】
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POSTED COMMENT

  1. ギラ より:

    アースさん
    お疲れ様です。

    ふふふ
    何を隠そう、私も鬼滅の刃は、アニメ、原作ともに、全部見て はまってます。
    進撃もそろそろフィナーレを迎えそうなので、アースさんには、鬼滅も考察して頂けたら幸いです。
    鬼滅も、進撃と共通しているのは、主人公クラスの登場人物が、容赦なく死んでいく所と、それぞれのキャラクターに必ず、背後の人生ストーリーが在るところですね。さらには、鬼にされた敵キャラにも。

    • 管理人アース より:

      おお、ギラさんもハマっているんですね!
      嬉しいです!
      これからは進撃と合わせて鬼滅もご指南よろしくお願いしますm(_ _)m

      >主人公クラスの登場人物が、容赦なく死んでいく所と
      本当にそうですよね!
      さらに巨人も鬼も元人間という設定が上手いですよね。
      鬼舞辻にもドラマがありそうで、進撃とともに本当の極悪キャラというのはいなさそうに感じます。
      伏線と回収も魅力ですし、これから追いかけていきたいですよ!\(^o^)/
      またよろしくです!

      管理人アース

  2. 馬来熊 より:

    最近アニメを見始めた作品です
    まさかアース団長もファンだったとは……!
    嬉しいです!

    こういう刀で戦うマンガってたいてい一人は二刀流キャラがいるものですが
    よく考えたら進撃の巨人は二刀流が基本という珍しい作品ですね

  3. サバ缶 より:

    いつも考察ありがとうございます!まさか団長が鬼滅にはまるとは思いませんでした(^^)
    連載当初、いつ打ち切られるかはらはらしてた一読者としては、今の状態はちょっと行き過ぎでは…と思うほどです(笑)

    鬼滅はアニメの神っぷりから、原作は画力がないとかいろいろ言われてしまいますが、食べログ的に進撃とともに表現してみますと…

    進撃
    「片田舎の天才少年が、我流でこつこつ書き留めていたレシピをたまたまプロが見つけて、これはすごい!と世に出した。洗練された都会のリストランテから見ると荒削りだが、今までなかっためちゃめちゃな旨さとインパクト。たちまち世界中のシェフやグルメ通が注目し、今や世界的となった」

    鬼滅は
    「地方の町の平凡なラーメン屋の親父が作るラーメン。麺もスープも平凡でむしろ時代遅れだが、やたらチャーシューが旨い。それも奇をてらわないお袋の味。チャーシューの旨さでラーメンも評判となり、今や行列店に。親父はなぜこんなに人が来たのかと戸惑いながら、今もまじめに夜中から仕込んでいる」
    という感じです。

    どちらも共通するのは、料理人(作者)の武骨な生真面目さです。鬼滅も、アニメで人気が出ても、物語のために人気キャラを殺し、引き延ばしせずきちんと終わると思います。
    鬼滅は素直な気持ちで皆さんに読んでほしいです(^^)/
    取り上げていただいて、ありがとうございます!

    • 管理人アース より:

      面白い例えをありがとうございます。むちゃイメージ湧きますよ(*^^*)
      アニメで人気が爆発したのは進撃とも似ていますよね。ただけっこう伏線もエグいと感じるのでハマりました。
      また書いていきたいですよ!\(^^)/

      管理人アース

  4. 井筒孝庵 より:

    鬼の話ですが、

    結構、取り扱いが難しいと観ています。

    鬼は、民俗学的な関心も強く深く、このため、最終的な決着が、民俗学的な視点からの評価に曝(さら)されやすいからです。

    ポイント: 鬼は使いやすいけど、最後の落とし処まで合わせると、知られているため違和感も発生しやすく、取り扱いは難しい。

    例えば、もののけ姫(1997)。犬が神を筆頭に幾多の獣の神々は、民俗的には「産鉄族」の氏神相当なので、ああいう構図での対立はない。

    (典型的に、エボシ御前とモロの君は喧嘩する関係じゃ全くない)

    (一目瞭然で、鋳物関係の町工場周辺では今でもお稲荷さんを祀っているでしょう)

    ・・・

    ビジュアル的には、《鬼》という漢字/象形文字は、追儺(ついな)・節分の《方相氏》が由来だろうと強く推測しています。

    URL省略。
    (Wiki、方相氏)

    方相氏はなぜか四つ目、《田》なので。(四つ目に角と心を持つもの)

    ーーーーーーーーーーーー

    • 管理人アース より:

      気滅の鬼がどこまで旧来の鬼のイメージを継承しているのかは分からないですが、進撃の巨人と重なる時がありますよ。

      管理人アース

      • 井筒孝庵 より:

        こんにちは。

        鬼滅の刃、あれこれ当たり、飛ばし読みしながらだいたい全体に目を通してみました(*^^*)

        絵柄や育成&RPGっぽい話の展開、ギャグとかが自分のテイストに合って、とても楽しく、ご紹介頂きありがとうございました、得したo(^o^)o

        ・・・

        鬼は、民俗的というより、オリジナルの異能者という感じで、違和感は全くありませんでした。

        両陣営(鬼と鬼殺隊)の対決も最終局面を迎えているようで、とても気になるところ。両陣営は結局何だったのか?辺りも興味深いところで、スター・ウォーズのフォースの光と闇のような関係を重ねてしまう。

        ・・・

        鬼や怪異の民俗は、ミステリーだと、京極夏彦(京極堂シリーズ)や高田祟史(QEDシリーズ)での取り扱いがとても体系的ですが、

        鬼とはまつろわぬ民(政治的敗者や少数派、不当な賤視を被る)ですが、抗う鬼は、鬼を仲違いさせて鬼によって討/伐たせる、というのが鬼の裏面史/表に出ない史実のよう。

        進撃世界でのパラディ島でのエルディアとマーレ、兵士と戦士の戦い、ユミル民の同士討ち等は、「悲しい鬼の裏面史」に重なり合うところが大きい、と観ています(私見)。

        ーーーーーーーーーーーー

        • 管理人アース より:

          進撃と鬼滅はけっこう重なる感じがしますよ。またその辺りも考察したいです。

          管理人アース

  5. コパン より:

    進撃の考察では一度もコメントしたことなかったのですが、ここにきて、初コメントです!タイトルの滅という文字にそんな伏線があるとは思わなかったです!なるほど、すごいです!

    ネタバレになるかもしれませんが、公式ファンブックによると、当初は鬼殺の流というタイトルで、主人公もまったく違う話だったそうです〜。
    今の炭治郎は、ザ!主人公!て感じで良いですよね。
    すいません、語彙力なく、、

    今後も期待してます〜!

    • 管理人アース より:

      進撃と鬼滅にはいろいろと共通点を感じるので、サイトでも重なっている方がいるのではと予想していましたが、やはりみえましたね!
      しかも気滅だからコメントされた、というのも嬉しいです(*^^*)
      情報ありがとうございます❗
      ファンブックは未読なのでありがたいですよ。
      となると、やはり殺から滅にワザワザ変えたということですね。伏線と考えて間違いないですね。
      これからも書ける時に書いていきますので、またよろしくです!\(^^)/

      管理人アース

  6. 井筒孝庵 より:

    訂正。

    ロングているグッドバイ(誤)→ロッド・グッドバイ(正)。

    ため息出るなぁ、余計なお世話変換(´д`|||)

    ps

    ロングテイルは、8対2の法則とかとか巾乗則、ブラック・スワン(金融用語)とかでとても重要ですが、だったら、せめて、ているでなくテイルと(´д`|||)

    ps2

    今の巷の人工知能(AI)は、昭和40年代にトランジスタ(LSIでなく)が採用されたテレビを、人工頭脳って言ってたくらいの誇大広告だと思う。← 新聞の縮刷版で確認できるし、家具みたいなテレビが人工頭脳っすo(^o^)o

    根拠: まともなAIでは、「ベイジアンネットワーク」がブラックボックスになっているけれど、そこでは因果関係の《ループ》がない「カクタス木構造」が採用されていて、(というか実装としてループを処理しきれない)

    物性物理での「ベーテ近似」を模倣しているが、ベーテ近似は便利であってもあくまで近似で、答えではないです。(一応、専門)

    鬼の話に続きます(笑

    ーーーーーーーーーーーー

  7. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    鬼滅の刃ですか、全く見落としていましたm(__)m アラートを上げて頂きありがとうございます(*^^*)

    読んでみることにします。

    日本一慈(やさ)しい鬼退治って、なんか進行中の進撃の先行きに被(かぶ)っているような気がします。

    ・・・

    私見ですが、エレンは始祖ユミルを止めようとしていて、(強制でなく自発を喚起するという形で) その一方で、エレンの目的を叶えるには、エレン(エレノサウルス)を止めなければならない・・少し複雑な二重構造があるのではないか?と観ています。

    エレン(エレノサウルス)を倒す展開であっても、それにより始祖ユミルを救済し、ユミルの民を救済する・・始祖ユミルの無念がいわば鬼であり、それを昇華させるエレン、そのためには自ら討たれる鬼の役を買って出る、それをミカサとアルミンが理解する・・日本一(進撃世界一)、慈しくも悲しい、《慈悲の物語》になるのかな、と。

    ・・・

    別トピックでの村上春樹さんは、3つの文学作品に大きな影響を受けたそうで、一つがレイモンド・チャンドラーの「ロングているグッドバイ」、一つがドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」です。

    カラマーゾフの兄弟は、ミステリー作品としては、「法廷物」の範疇で捉えることもできますが、未解決事件になっているということで、高野史緒氏が続編の「カラマーゾフの妹」を著したくらい。

    何を言いたいか?と言えば、

    カラマーゾフの兄弟を筆頭にドストエフスキーの主要な作品群では、もろもろを断罪するものとして《大審問官》が設定されていて、その大審問官に対比されるのが、イエスを思わせるメシアですが、両者は対決するのではなく、メシアは大審問官を包容し赦す、という構造を取っている・・無言のうちの、慈悲深いけどちょい役の主人公(メシア)による鬼(大審問官)退治です。

    鬼について続きます(笑

    ーーーーーーーーーーーー

  8. びしょ濡れのアニ より:

    鬼滅の刃はアニメ版でしか見た事無いけど、主人公の自分に酔ってる感じが何か苦手・・・
    (僕のヒーローアカデミアも、主人公に対して拒否反応を起こした)

    でも少し気になってて映画も見る予定
    原作、面白いのかな?
    進撃の巨人が終わったら読んでみようかな

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