前回、韓国へ足を踏み入れた信たち。
少し諍いはあったものの、韓国将軍が快く受け入れてくれ、無事に本殿へ向かいました。
その道中、ある兵士が信に話しかけてきます。
その兵士は、素性を明かさぬまま、信に質問します。
「人の本質とは、なんだと思う？」
そんな質問をしてきた兵士の正体は、信たちが韓国へ来た理由。
「韓非子」本人だったのです！
信の返答次第で、任務の行く末が決まってしまう大一番。
はたして、信の回答や如何に・・・！
キングダム758話ネタバレ考察【最新確定】
今週のキングダムのネタバレ情報が解禁されたので、詳しくみていきましょう！
人の本質
キングダムを読み始めた頃から登場を待っていた韓非子がやっと出てきた！！ pic.twitter.com/H1hcvo6O2O
— ノリサイトー (@kanikani4195) May 14, 2023
前回の続きから、兵士に扮装した「韓非子」から、『人の本質』について問われた信。
信は、「え・・・？それは・・・」と、言葉を飲み込んでしまいます。
信が絞り出そうとした時、韓非子は「やっぱりいい」と返答を遮り、その質問を締め切りました。
「なんだヒョロ兵士！うちの将軍をおちょくってんのか！？」とガラの悪い返しをされ、険悪な表情になる韓非子。
そんな雰囲気のまま、信たちは「本殿」へ到着するのでした。
介億登場！
／
TVアニメ「キングダム 第４シリーズ」第19話より⚔️
今回の場面PickUp!はこちら❗️
＼「行くぞ介億」
昌平君の呼びかけに応じる介億の図❗️
躍動感が伝われば嬉しいです😤#キングダム pic.twitter.com/JGbW06h8wH— 旭プロダクション公式 (@AsahiProduction) August 13, 2022
「あいつはなんだったんだ」と疑問に思いながら、信たちは本殿へ歩みを進めます。
そして、これから重要な話し合いが始まるという時に、秦国の馬車から1人の人物が登場しました。
その人物とは、『介億』。
秦国軍総司令が自ら出てきて、韓非子を連れていこうとしていたのです。
それだけで、秦国にとって韓非子という男の重要性が理解できますね！
呑まれると敗れる
本殿へ入った信たちは、その巨大さ・壮大さに圧倒され、空いた口が塞がりません。
そんな信たちに、介億が喝をいれます。
『敵国との外交は、”化かし合い”。呑まれると敗れるぞ』
信は、その言葉で気合いをいれなおし、「ッシ」と短く息を吐くのでした！
“威”
本殿の中へ足を進めた信たち。
そこには、相当数の外交官でしょうか、韓国の上層部が総集結していたのです。
その圧に、再び空いた口が塞がらない信たち。
先程の気合いはなんだったのでしょうね・・・。
頭のキレる騰は、この状況を「入りは”威“できたか」と冷静に分析。
そして、前回諍いがあった「姫」と、ここまで連れてきてくれた将軍たちがいることを確認します。
皆が物怖じする状況で、怯むことなく、介億が先陣を切ったのでした！
開戦
皆が物怖じし、なかなか動き出せそうにない状況で、「大秦国第31代王嬴政様の特使として参りました。介億と申します」と先陣を切って挨拶。
「さらにこれほど多くの皆様からの温かい歓迎。この感動を余さず秦王へ持ち帰りたいと思います」と挑発していきました。
そんな介億の挑発に、口を開いたのは「韓国宰相・張氏」。
さらに、張氏から紹介されたのが、「韓国大王・王安王」だったのです。
王安王の紹介で、本格的に「韓国との外交戦争」が開戦したのでした！
交換条件
韓の国の宰相の「張」氏ということは張良の祖父かな？ #キングダム pic.twitter.com/UUE57O74Z1
— Fate雑記(士凛特化)＋あるふぁ (@takakimura01) May 24, 2023
王安王に、改めて介億たちは、膝を着いて挨拶をします。
それを機に、王安王は、「よう来たな特使介億」と労いながら話始めます。
これまで幾度となく争ってきた両国。
ですが、王安王は、これを機に関係を良い方に持っていくように話し合いをしてもいいと思っているようです。
現在、秦国は魏国と同盟を組んでおります。
ですが、その同盟も後1年の規約。
韓国は反対に、10年、20年と同盟を結んでも良いと考える者もいるようです。
韓国と同盟を組むことで、秦国は他国からの侵攻を防ぐことができ、「これこそが秦国の最善策」だと王安王は提示してきます。
その提示に、信は「何を今更」とたじろぎますが、介億は「今回は、その権限を持ち合わせていない」と反論。
ですが、宰相の張氏が「大王は韓非子を秦国へ送るかの話をしている」と言い始めたのでした。
「え？」と疑問に思う信。
それもそうですよね、今まで同盟の話をしていたのに、韓非子を秦国へ送るかの話をしていると言われても意味が分かりません。
韓国は、「韓非子を秦国へ送る代わりに、同盟を組め」と『交換条件』を提示してきたのでした。
駆け引き
介億は、冷静に「恐縮ですが、現在私にはその提案に答える権限を持っていません」と保留。
ここで、介億は「秦国と韓国の現状」の話をし始めました。
六将の1人である「桓騎」を失った秦国。
韓国は、「桓騎を殺したことを国を上げて祝った」というのです。
今の状況で、そんな国と同盟を組むとどうなるでしょう。
秦国内で、桓騎の死を悔やむ者たちから反乱を受けても仕方ありませんよね！
直球的に断る介億。
そんな介億の言葉に、張氏は「桓騎の死は、こちらの国でも喪にふせようと考えた」と話始めました。
ですが、その桓騎に殺された自軍の将軍を弔う為に祝うしか無かったと言ったのです。
信もこの言葉に苛立ちを隠せませんが、介億はあくまで冷静に、「その時、そちらの将軍の毒によって、張唐将軍を失いました」と静かに反論。
「毒も武器の1つと私は考えますが、いやはや民の心というのは御し難いものです」と付け加えます。
張氏は、介億の言葉に、「その怨恨を断ち、共に手を取り合おうと大王は言っている」と言い放ち、「私は介億殿が心配なのだ」と続けます。
同盟を組まなかったが故に、何も得ることがなく秦国へ帰還し、叱責を受けるのではないか。
張氏は、そう言って「韓非子が欲しければ同盟を組め」と強制してきます。
そろそろ我慢の限界に達しそうになる信。
そんな信を背に、介億は大胆に出ます。
「張氏宰相、そして大王様。私はあなた様方のことが心配です」
そう話始めた介億。
介億は、今回の秦国からの外交では、韓非子1人を招く為に「馬車20台分の金銀財宝」を贈り物にして、護衛に「六大将の騰将軍」を務めさせる異例中の異例と話します。
その”義”に対し、韓国は無理難題で追い返したら、韓国の「信頼」を失うだけではなく、潰された面子を取り返すために、秦国は韓国と戦わなければならないと介億は啖呵を切りました。
「脅し」と取られてもおかしくない発言。
短いやり取りですが、凄まじい『駆け引き』ですね！
韓非子が再び信たちの前に
今週のキングダム。
秦の外交官に指名された介憶を差し置いて
信に自分の秦行きの回答を要求する韓非子ｗ pic.twitter.com/08pusxC384— 将星 (@syousei_1) May 24, 2023
張氏は大王に、「韓非子本人に聞いた方が良いかと」と進言します。
韓非子に話を伺う流れになり、今回は兵士に扮装してではなく、正装で信の前へ現れます。
「ま、また会ったね。り、李信将軍」と話す韓非子。
まさかのあの兵士が、韓非子だったことに驚きを隠せない信は「お前は！」と口を滑らせてしまいます。
「こ、答えは、ま、まとまったかい？」と韓非子が「あの時の質問」を繰り返します。
「ちょっと待て」と制止しようとする信に、「重要だよ」と続行する韓非子。
「ク、クソみたいなし、秦の国に、私が行くように、説得出来るかい？」と挑発にも思える口ぶり。
「さ、さぁ。李信将軍。こ、ここで問答のつ、続きだ。人の本質は、なんだ？」
その問答で次週へ続きます！
キングダム758話ネタバレ考察｜感想まとめ
本当に、とんでもない情報量ですね！
「人の本質」という『超哲学的』な質問を投げかけてくる韓非子。
いったい信は、どう答えるのでしょうか？
答えは2択ですが、選択は多岐に渡りそうですね！
キングダム758話ネタバレ考察｜気になる部分を掘り下げ！
ここからは、今回気になった部分を少しだけ掘り下げていきたいと思います。
史実に基づけば、見えてくるものもあるかもしれませんが、純粋に読者の目線で見ていきたいと考えています。
それでは、いってみましょう！
韓非子が兵士に扮装していた理由
#kingdom757
Love this guy already, i was liking this conversation but when his identity got revealed it felt really good, feels like a really good character since his introduction pic.twitter.com/K7yEccetcn— Draken1225 (@LiXin1225) May 17, 2023
なぜ韓非子は、兵士に扮装して信に近づいたのでしょうか？
警戒されたくなかったという可能性が高いですね。
ですが、詳細は不明のまま話は進んでしまいました。
「正体を知られずに質問したかった」というのと、「そうしないと会えない可能性が高かった」という可能性の2択でしょうね。
もし、あの時、信が即答していたら、また展開は変わっていそうですね！
どこまでも挑発的な韓国
韓国は、秦国に対し、「どこまでも挑発的」ですね。
敵国というのもあるのでしょうが、それだけではないように感じます。
考えられるのは、「韓国の重要人物・韓非子」を連れていこうとしていること。
それが、挑発的な態度の根源にあると思います。
そんな韓国の庇護を退けて、信たちは、韓非子を秦国へ招くことができるのでしょうか？
韓非子も秦国をよく思ってない
最後に登場した韓非子は、「クソみたいな秦の国」と信に話しました。
このことから、韓非子自体も秦国に良い印象は持っていないことがわかります。
敵国なので、ある程度は理解できますが、特使に対して、そんな態度を取っているとなると問題がありますよね！
さて、秦国は既に「マイナススタート」。
無事に韓非子を秦国へ招くことはできるのでしょうか？
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