前回、桓騎が指揮した陣形の意味が分からず、大いに時間を費やした李牧。
その「時間稼ぎ」こそが目的だった桓騎にとって、今回ばかりは李牧が手のひらで転がされていました！
「時間稼ぎ」が成功し、“日没”が来た戦場で、桓騎軍は動き出します。
果たしてこのまま、桓騎軍が攻めきってしまうのでしょうか？
第727話へ続きます！
キングダムネタバレ考察｜727話展開予想
では、気になるところで終了した前回から727話の展開を予想してみます。
キングダム727話ネタバレ考察｜李牧の狙いはあくまで「桓騎」
桓騎がどうして｢十字陣形｣を指揮したのか。
どんな作戦があるのかが分からなかった李牧。
そのため、李牧は多くの時間を見極めの時間に割いてしまいました。
ここまでは桓騎の方が1枚上手でしたね！
ですが、李牧は慌てずに、冷静に戦場を分析します。
なぜ慌てなかったのか。
それは、李牧の狙いは｢あくまで桓騎｣だからです。
夜目の効かない趙国の兵士たちを無闇に戦わせることは愚策ですね。
なので、李牧は少数精鋭で｢桓騎のみ｣を狙って攻めるのではないでしょうか？
キングダム727話ネタバレ考察｜李牧の想定内
桓騎の思い通りに展開が進んだ前回。
李牧も流石に慌てるのかと思いきや、そこまで慌てる素振りを見せませんでした。
李牧からすると桓騎はどこまで行っても｢野盗集団｣。
桓騎が将軍になった後、普通の兵士たちを使ってこの作戦に出ることは李牧でも予想できませんでした。
ですが、この作戦も｢李牧の想定内｣。
李牧が、夜目が効く野盗に対しての対策をしていないはずがありません。
次回では、その対策によって桓騎が窮地に立たされるのではないでしょうか？
キングダム727話ネタバレ考察｜桓騎敗北？
史実では、桓騎はこの戦で｢李牧に敗北｣します。
その後、敗走して亡命した、その場で戦死したなど、諸説あります。
キングダムの物語では、史実を元にストーリーが作られていますよね！
なので、桓騎は史実通りにこの戦いで敗走を余儀なくなれると考えられるのです。
ですが、敗走したとしても桓騎のことです。
李牧や趙国に大打撃を与えてから、敗北することが予想されます！
キングダム727話ネタバレ考察｜飛信隊の動き
李牧の包囲網から逃れた飛信隊や楽華軍。
戦線を一時離れたと思われますが、これからの戦いの鍵を握るのは確実にこの｢2つの軍｣でしょう。
彼らの動きによって、桓騎は趙国軍に更なる大打撃を与えられるかが決まってくると考えています。
飛信隊と楽華軍がダメージを与えた”左翼側”ではなく、敢えて”右翼側”を攻める桓騎の背中を押すのは李信たちなのではないでしょうか？
キングダム727話ネタバレ【最新確定】
最新話であるキングダムの第727話の内容をお届けいたします。
キングダム727話ネタバレ考察｜桓騎軍の全員本領発揮
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— Ri Ichigoat ⚜️ 🇯🇵 (@Ri_Sosuke) July 19, 2022
十字型の陣形を趙軍や李牧に見せたことで、桓騎は李牧を欺けたうえに、自分の計画に必要な時間も稼ぎました。
そしてその以外にも、桓騎は意外な収穫も得られたのです。
宜安戦が開戦してから相当な時間が経ちましたが、桓騎はほぼ桓騎軍の力を使用していなかったのです。
桓騎は壁将軍が率いている中央軍や風范将軍が率いている東北軍の力をずっと使用していたため、桓騎軍の兵達の体力は温存されていました。
桓騎軍の兵士達の体力は少しも消耗しておりませんし、夜中の戦闘になれています。
これから桓騎軍は本領を発揮します。
キングダム727話ネタバレ考察｜李牧の作戦
秦国の中央軍や東北軍と戦っていた趙軍の兵士達は当然疲労を感じています。
ですが、今回の戦で憎き桓騎やその兵士達を殲滅できるチャンスなので、趙兵達の士気は下がっていませんでした。
桓騎軍が突破に集中していること李牧は当然知っています。
なので、李牧は圧倒的な兵力を使って、桓騎軍の完全包囲に力を入れたのです。
李牧が圧倒的な兵力で桓騎軍を包囲し続ける策自体は悪くありませんでした。
桓騎が残していた｢隠し玉｣さえなければ・・・。
キングダム727話ネタバレ考察｜李牧の誤算
桓騎軍の武力の象徴であるゼノウ一家が参戦。
ゼノウ一家が桓騎軍のために奮戦してくれたおかげで、趙軍の包囲網をギリギリまで突破できました。
凄まじい武力を持つゼノウ一家の存在を李牧は知っていました。
ですが、｢李牧の誤算｣となった点は、ゼノウ一家の者達がここまで戦えると思っていなかったところです。
一方、人海戦術で包囲しに来る趙軍に対し、桓騎は余計な策を出さずに、全軍ゼノウ一家の後ろについていました。
元野盗である桓騎や桓騎軍の兵士達は武人のような高潔な精神を持っていません。
なので、全員逃げることに屈辱、もしくは恥などの感情を持っていないのです。
敵から逃げることを徹底的にできるから、桓騎軍は李牧の予想を超えた見事な動きができたのでした。
キングダム727話ネタバレ考察｜怪物であるゼノウが討ち死に
ゼノウが作中に登場した回数は他の幹部より少ないです。
ですが、ゼノウは今までに参戦した戦で圧倒的な暴力を見せました。
今回の宜安戦にでもゼノウはその怪物のような力を趙軍や李牧に奮います。
誰もがゼノウは心が持たない、殺戮のために生まれた怪物というイメージを受けるのでしょう。
ゼノウ自身にとって戦場で戦うことが自身の生き甲斐で、戦場の血煙の中にいることに喜びを感じているような生物なのです。
そして目の前に立ちふさがる者がいれば、ゼノウは誰であろうと残らずにぶちのめします。
体型や見た目だけではなく、ゼノウ自身の精神も怪物にそっくりなのです。
そのようなゼノウが一体桓騎に対する忠誠心、もしくは桓騎を仲間として思っているかは誰もが疑問を抱きますよね。
第727話でゼノウは自分の行動でその答えを伝えました。
今回圧倒的な兵力を持つ趙軍との戦いで、ゼノウは桓騎や桓騎軍を見捨てずに、最後の最後まで趙軍を突破できるために頑張って戦っていたのです。
ゼノウは先に潰さないといけない怪物であること、前線にいる趙兵達は全員分かっています。
そのためゼノウに趙兵達はそれぞれの矢をゼノウに向かって放ったのです。
ゼノウは多くの矢に撃たれていましたが、それでも倒れずに、趙軍の突破していきます。
ゼノウが力尽くまで奮戦してくれたおかげで、桓騎軍は見事に趙軍の厚い包囲網から突破できることができました。
桓騎軍の突破と同時にゼノウやゼノウ一家の者達は全員力尽きます。
ゼノウ一家を失ったこと、桓騎や桓騎軍は分かっていましたが、全員悲しむ時間が無いまま、逃走していったのでした。
キングダム727話ネタバレ考察｜呆然する李牧
ゼノウ一家が凄まじい武力を持っていること李牧は分かっていました。
ですが、ゼノウ一家の力が加えたとしても桓騎軍は趙軍の包囲から突破できないと李牧は考えていたのです。
ゼノウ一家が最後の最後まで桓騎軍のために奮戦したせいで、桓騎軍は趙軍の包囲を突破し、逃走を許してしまいます。
この事実を知り、逃走している桓騎の姿を目にした李牧はさすがに呆然としたようです。
李牧や趙軍は絶対に許せないほどの凶行を犯した桓騎の首を見逃すわけにはいきません。
ゼノウ一家の見事な働きが李牧の予想を遥かに超えて、奇跡を起こしたのです。
桓騎軍はゼノウ一家の犠牲を無駄しないように必死に逃げるのでした。
第728話へ続きます！
キングダムネタバレ考察｜727話感想まとめ
今回は、｢キングダム｣第727話のあらすじをまとめて紹介しました！
今回果てしない戦果を上げたゼノウ一家は間違いなく桓騎軍の武力の象徴ですよね。
実は、桓騎や桓騎軍の者達とそこまで仲良くではないのです。
桓騎軍の者達は自らゼノウ一家と交流することは全くなく、桓騎自身もゼノウと話す頻度は多くありませんでした。
ゼノウ一家の人間は全員戦闘好きで味方でも気に入らなかったら容赦なく殺します。
桓騎軍にとってゼノウ一家は相当厄介な存在だったので、桓騎はゼノウ一家との関係を改善しようと思っていませんでした。
桓騎軍はゼノウ一家と奇妙な関係を持っていますが、桓騎がゼノウ一家とどんな出会いをしたのか、すごく気になりますよね。
なぜ、仲良く無いのにあそこまでの忠誠心があったのか。
そこにはきっと桓騎でしか成し得ない、ゼノウ一家にとって大きな出来事があったのでしょうね。
李牧が桓騎の逃走を許した今、どのような展開へ進んでいくのか楽しみですね！
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