中華を統一を果たすため、最後の斉を滅ぼす将軍たち。
李信、蒙恬、王賁。
「キングダム」では李信が主人公信となり、その同年代で切磋琢磨する仲間として蒙恬と王賁が登場しました。
最後に斉を滅ぼす展開で、3人が馬を並べて攻める展開をイメージすると、今から胸アツですよね!
そんなメンバーの一人王賁が率いる玉鳳隊は、実在したのでしょうか?
史実でも、王賁の中華統一の手助けをしていたのか?
ここ、気になりますよね!
ここでは、玉鳳隊メンバーをまとめ考察しています。
順番に見て行きましょう!
【キングダム】玉鳳隊メンバーまとめ紹介!
王賁(おうほん)

玉鳳隊隊長の王賁。
信と蒙恬の同年代で、切磋琢磨するライバルです。
六大将軍の一人王翦(おうせん)将軍を父に持ち王家の次期当主と期待されていますが、王翦が自分の実子ではないのではと疑っていると関常や番陽から明かされています。
その自覚があるからか「王家次期当主として秦国随一の将軍になる」と言い切っており、誰よりも王家嫡男にこだわっているきらいがあります。
そのためエリート意識が高く、当初は番陽とともに下僕出身の信を見下していました。
しかし徐々にその実力を認めており、62巻の影丘の戦いでは信に全てを託すシーンも登場しています。
もしかしたら、既に信を同格と認めているのかも。
中華屈指の槍使いで、槍の紫伯を破っています。
62巻で彩華と結婚し、子供が生まれた事が明らかとなっています。
番陽(ばんよう)
玉鳳隊の副長の老将。
王賁の教育係として、幼少期から見守っていました。
王家の嫡男の教育係だけありプライドが高く、当初飛信隊を百姓の集まりだとバカにしていました。
しかし次第に認めるようになり、王賁にとって重要な存在だと認めるようになります。
信が王賁にとって「部外者」ではないと考えるようになり、王賁の出生の秘密を信に打ち明ける決断をし、全て話します。
それは自分が死亡した後の王賁を思っての事であり、誰よりも王賁を想い、最も強い忠誠心を持っていることが分かります。
その忠誠心が最も表れた場面が、50巻に登場します。
亜光軍を助けるために尭雲(ぎょううん)軍を横撃に出る王賁。
しかしそこは用意されていた狩り場だったため、察した王賁はすぐに引き返そうとします。
ところが間に合わず、番陽が落馬してしまい敵に取り囲まれてしまいます。
それに気付いた王賁が、助けに戻ろろうとします。
「来るな賁様」「行ってくだされ」と、助けに戻る王賁に叫ぶ番陽。
さらに殺されそうになる瞬間まで「これでいい」「儂が死ねば賁様は脱出できる」と考えます。
結果は信が間に合い助かるのですが、ここからどれだけ番陽が王賁を想っているのかが分かりますよね!
助けた信に「ありがとうは?」と聞かれ「礼を言うくらいなら死んだ方がマシだ!」と答えるところまで、番陽の名シーンとなっています(笑)
関常(かんじょう)
著雍攻略戦編より、王翦軍から加入した千人将です。
くせのあるもの言いをしますが頭がキレ、非常に頼りになる武将です。
信と同じように後ろで髪を縛る短髪に、少し顎ヒゲをたくわえているスタイルですが、信からは「ひげもじゃ」と呼ばれています(笑)
王家嫡男でありながら自らの命を顧みない戦い方をする王賁に苦言を呈するなど、当初はそりが合わない感じでした。
しかし王翦から実子ではないと疑われている自覚がありながら「王家次期当主として秦国随一の将軍になる」と言い切る王賁を見て、王賁への忠誠心が芽生えたように見えます。
それが最も表れたのが、54巻の朱海平原での戦いです。
尭雲の雷獄(らいごく)にハマったしまった王賁。
関常は捨て身で王賁を救出するため、後ろから王賁を斬ろうとしている尭雲の前に立ちはだかります。
両手を広げ、まさに命がけで王賁を守ろうとする関常。
番陽とは違う種類の忠誠心かもですが、心底命がけで王賁を助けようとしているのが分かる場面となっています。
ちなみに王賁の事を「若君」と呼んでいます。
亜花錦(あかきん)
鄴攻略編後に三千人将として玉鳳隊に入隊した亜花錦。
もともと王翦軍の千人将でしたが、五千人将クラスの実力を持ちながらも性格に難があり、千人将のままとなっていました。
「悪童」と呼ばれ、宮康からは「オレ、あいつ大嫌いです」と言われたことも。
それは目上の段茶大将代理を呼び捨てにしたり、千人将ながら二千将にも命令したりしていたところに表れているでしょう。
武将としては最低限の弁えができていない、という感じですよね。
ちょっと信にも通じるところがあるようにも感じますが(笑)
しかし倉央からは「戦の終盤にいつも思うぞ。お前が健在で」と言われ、関常からは「亜光軍で死なすには一番惜しい男」と評価されています。
つまりは「使える男」なのでしょう。
「ギギギ」が口癖。
王賁に恩を売る際には「この貸しはお忘れなく」「あなたの代で私か私の子に十倍に返されよ」と言っています。
かなり癖が強い性格ですが戦の流れを俯瞰する目に長け、玉鳳隊と飛信隊が覚醒した時には「上手くすれば今日勝つぞ」と真っ先に予言していました。
さらに信が一時的に死亡した時には「信が倒れたら動けぬ。飛信隊は良くも悪くもそういう隊だ」と常に的を得ている意見を述べています。
人気投票では李牧よりも上の16位となっており、間違いなくこれからも生き残る要チェックキャラだと予想されます。
宮康(きゅうこう)
関常隊の一人で、大きな体格が特徴の武将。
関常が王翦軍から転属したため玉鳳隊に入隊しましたが、朱海平原の戦いで大活躍しました。
関常から王賁を身を挺して守るよう指示されますが、最初は乗り気ではありませんでした。
しかし13日目に王賁が大ピンチとなると、まさに命懸けで王賁を守り死亡してしまいます。
「昔から熱くなりすぎずにしぶとく生き残ると言っていたがそうもいかなくなった」
「だが いい」
「賁様は命をかけて守るに足る方だ」
「あとは頼んだぞ 兄弟」
宮康のこの最後の場面に、熱くならないキングダムファンはいないでしょう。
「熱くなりすぎずに生き残る」というスタイルは関常の部下らしい感じですし、それでも命をかけて王賁を守るようになったのも関常の部下らしいですよね。
松琢とは長い付き合いで、「兄弟」と呼んでいます。
亜花錦が嫌いらしい。
松琢(しょうたく)
関常隊の一人で、関常が王翦軍から転属したため玉鳳隊に入隊しました。
同じく王翦軍から移った宮康とは、長い付き合いとのこと。
最後に命がけで王賁を託した宮康に応えて、尭雲の雷獄から王賁を連れて脱出します。
後に宮康の仇である尭雲の十槍を確認し、熱く燃えていました。
黒金(こくきん)
右目に大きなキズを負っている騎兵。
いつも好戦的で著雍攻略戦編での36巻388話では「手応えもない。魏火龍という敵も出てきませんな」と番陽に言うと「油断するな」と注意されます。
46巻496話で魏軍と見合っている時も「魏の奴ら動かんな。久々にこっちから仕掛けるか」と言うと「止めとけ黒金」と王賁から注意されています。
いつも注意され、る損な役回りの人物となっています(笑)
毛順(もうじゅん)
53巻579話で、王賁に話しかけられた隊員。
左手二本の指を失った毛順は「戦えるのか?」と問われ、「指くらい何本落とされても槍は持てますから戦えます」とのツッコミ満載な返答をし、笑いを誘いました(笑)
その後、片目を失った呂氾と曹安には「むしろ片目を失って強くなって良かったと言っていた」とウソを言い、さらなるボケをかまします(笑)
そんな3人の会話を聞いた王賁が「さすがだな」と評価すると、「ふつうですよ」「玉鳳隊ですから」と「玉鳳隊の誇り」を示します。
後の「王賁の演説」には、「俺たちも誇りに思っています」と答えています。
呂氾、曹安と共に「これぞ玉鳳隊」という感じの兵士となっています。
呂氾(ろはん)・曹安(そうあん)
朱海平原の戦いで右目を失ってしまった呂氾。
王賁に聞かれ「その分右側に曹安にいてもらう」と、左目を失った曹安とタッグを組んで戦い補っていると答えます。
「むしろ二人とも片目を失って良かったと言っていた」と毛順に言われ「言っていない」とツッコむ場面も(笑)
この毛順と3人での会話により、王賁は「隊を覚醒させる演説」をすることになります。
呂氾と曹安は毛順も含め王賁に「玉鳳隊とは何か」を思い出させる、ザ・ベスト兵士となっています。
【キングダム】玉鳳隊は実在したのか?

史実に実在する王賁が隊長となっている玉鳳隊。
玉鳳隊も、史実に登場したのでしょうか?
たしかに王賁は実在した人物となっていますが、玉鳳隊はキングダムオリジナルの隊でしょう。
史実には「玉鳳隊」は登場していません。
しかし、王賁は史実通りに展開すれば魏・燕・代(趙)・斉を滅亡させる人物となっています。
間違いなく「玉鳳隊」の活躍が必須となるでしょう!
実在はしませんが、王賁の史実通りの活躍を支える活躍を見せるのは間違いありません。
これからの玉鳳隊は、より要注目ですよ!(^o^)




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