合従軍と戦う秦。
趙軍と戦う麃公軍は、総大将慶舎の戦略により大ピンチとなっていました。
ギリギリで麃公軍を救う飛信隊ですが、「長平の戦い」の生き残りである万極将軍が待ち受ける・・・
今回登場したこの「長平の戦い」とは、いったいどのような話だったのでしょうか？
さらに、生き埋めになった万極は史実に登場するのか？
順番に見て行きましょう！
キングダムアニメ3期7話解説！
長平の戦いとは
紀元前260年に起きた趙と秦の戦い。
「キングダム」にも登場する6大将軍の一人「白起」により戦勝し、投降した兵達20万を生き埋めにした、という逸話が残っている史実としてある戦いです。
もともと別の6大将軍「王齕」と廉頗の戦いとなっていましたが、趙側が廉頗を下げ趙括に総大将にした事から秦側も王齕から白起に大将を変え、圧勝した戦いとなっています。
この辺りはキングダム8巻にも少し登場していましたね。
王齕が王騎となって登場していましたが、この辺りについては王騎のプロフィール記事でも考察していますので、見てみてください。
8巻では趙の人質になっていた嬴政が迫害されていた理由のひとつとして、長平の戦いは登場していました。
そして今回は投降して生き埋めとなった20万（キングダムでは40万）の中から生き残った万極が将軍となり、信の前に立ちはだかるという展開となっていました。
たしかにこれだけのエピソードが作れるだけの史実ですよね、20万の生き埋めというのは。
ちなみに長平で生き埋めの指示を出した白起は、自害してその生涯を終えます。
最期にこのように言ったというエピソードが残っています。
「長平で20万の軍卒を生き埋めにした私は、天に対して罪を犯したのだ。死ぬべきだ」
キングダムで6大将軍に数えられる白起も、最後の最後まで罪の意識に苛まれたのでしょう。
これが史実というのは、本当に重い話だなと感じられます。
万極将軍は史実に登場するのか？
長平の戦いの生き残りである万極将軍は、実際に登場する人物なのでしょうか？
万極は史実には登場しない、キングダムオリジナルキャラとなっています。
こんなキャラが生まれないように、これからも信と嬴政には戦い続けて欲しいですよ！（泣）
キングダムアニメ3期6話の感想！
長平の戦いが史実だと分かると、重い、重い話になりますよね。
嬴政の幼少時代が登場するエピソードでもそうでしたが、長平の戦いは趙と秦の間に長く横たわる因縁として登場するたびにどうしても暗くなります。
しかし今回の信は、それらの事実を全部背負い込んで万極を討ち倒します。
もちろん自分の国を守るため味方を守るためですが、「悲劇を繰り返さないために戦う信」はそれ以上に、むっちゃカッコいいですよね！
長平の被害者である万極の痛みを背負い込んで戦う信。
今回の戦いで、またひとつ成長したように感じますよ！(*^^*)
今回は合従軍編でも見どころな盛り上がる場面で、熱くなりましたよね！
次回は、別の意味で盛り上がる展開が登場するかなと（笑）
信と河了貂の・・・な展開が楽しみです！（笑）
次回3期8話も見逃せないですよ！＼(^o^)／
次回の信と河了貂の展開は、絶対に見逃せない！（笑）
