21巻2話目となる第84話ですが、エルヴィンとアルミンをめぐる、リヴァイとエレン&ミカサは、どうなるのでしょうか?
まさかのアッカーマン対決が実現となる展開となりました!
さらにハンジが加入し、ハンジはもちろんエルヴィンを助けるという判断を!
アルミンとエルヴィンのどちらかを助けるという展開の決着は、いったいどうなるのでしょうか?
84話も最後まで見逃せない展開となっています!
それでは内容を見て行きましょう!
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◆別マガ9月号!諫山先生の一問一答!

A、砂糖などは貴重品なので、兵長といえどストレートで飲みます。
リヴァイは紅茶をストレートで愛飲しているようです。
それも、兵長っぽいですよね!(^^)
ちなみに、別マガ今月号の表紙は、睨み合うエレンとリヴァイでした!

むちゃくちゃ迫力のある表紙となっています!
付録には、20巻表紙のレジャーシートが付いています!
現在の夏休み中にも、利用できそうです!(*^^*)
◆第84話「白夜」の感想!

エルヴィンとアルミンを巡る争いは、残された調査兵団メンバーの、それぞれの気持ちをぶつけ合う熱い展開となりました!
まず、印象の残ったのはミカサのシーンです。

キレたミカサを見たのは久しぶりですし、ミカサがあれだけ気持ちを吐き出すシーンも、珍しいのではないでしょうか?
これは、エレンを止めきれなかったリヴァイの説得でも感じられましたが、リヴァイはあくまで「調査兵団団長を見捨てるのか」「エルヴィンの力無しに、巨人には勝てない」と正論でエレンを説き伏せようとしました。
そのように言われたエレンはリヴァイ兵長も私情でエルヴィン団長を選んでいるのではと、納得出来ません。
そう言われたリヴァイは、それでもエルヴィンが人類に必要だから選んでいるのだと言い切ります。
つまり、正論では、エレンを止めることは出来なかったのです。
ここからリヴァイがエレンを殴り、ミカサはキレて力ずくでリヴァイを押し倒します。
そこへハンジが駆けつけ止めますが、やはりハンジも正論でミカサを説得しようとします。
そんなミカサを最終的に止めたのは、調査兵団の行く末や壁内の希望云々の説得ではなく、大事な人を失ったハンジの独白でした。
「私にも生き返らせたい人がいる」という、ハンジ個人の本音が感じられる言葉でした。
ここでのモブリットのシーンは泣けました(泣)

このように、ミカサの気持ちを察し、上官としてではなく一個人として話しかけるハンジを見て、カリスマ性に富んだエルヴィンとはまた違った次期調査兵団団長像が見られたと思いました。
素晴らしい、名シーンでした!
そして、ギリギリまでエルヴィンに巨人化注射を使用しようとしたリヴァイが、変更してアルミンに使用させたキッカケは、引導を渡したエルヴィンにお礼を言われていた場面でした。

「ありがとう リヴァイ」という言葉から、これまで悪魔のような作戦を実行し、地獄の思いをしているエルヴィンが、引導を渡した自分に感謝をしてくれたとリヴァイは思い、エルヴィンを救うこと止め、夢を持ち語るアルミンに使用することを決断した、と思われます。
このような決断をしたリヴァイの判断基準も、やはり「個人的感情」であり「私情」でしょう。
調査兵団という人類の未来、希望を託されている彼らですが、やはり人間であり、公に心臓を捧げている者達だからこそ、最終的に尊ぶ事は「気持ち」なのだなと感じた84話でした。
リヴァイとハンジ、二人の言動からはこれまで多くの死を乗り越えて来ながらも、いや乗り越えてきたからこそ本当に大事なものは「気持ち」だと認識していることが分かりましたよね。
そして、今回のタイトルは「白夜」でした。
白夜とは、真夜中になっても太陽が沈まない現象を意味し、南極や北極に近い地方で、夏に起きます。
84話ではエルヴィンが死亡し、アルミンが助かりました。
調査兵団の、これまでの太陽がエルヴィンであり、これからはアルミンになるという事を「白夜」というタイトルから感じられますね。
まさに調査兵団の「太陽は沈まない」のでしょう!
素晴らしいタイトルです!
ちなみに、今回のリヴァイに殴られたエレンの歯が取れた場面は、第19話にて、リヴァイに蹴られて歯が取れた場面を思い出されました、
そして、殴られた後に屋根の端に吹っ飛ばされたエレンの姿勢が、アニメ5話のエレンの姿勢と同じように見えるのは、何か意味があるのでしょうか?

意味が無いのかもしれませんが、韻を踏むような場面をチョコチョコと入れる「進撃の巨人」には、本当に楽しませてくれますよね!
それでは、今回の考察を始めたいと思います!
◆第84話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第84話のポイントはこのようになっています。
前話に続き、盛りだくさんとなっています!
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!

生き残った新兵の名前が、フロックであることが判明しました。
「名も無き兵士」から生き残り、名のある兵士となりましたね!(笑)
意味は「思わぬ幸運」「まぐれ」だと「生き残れなかった兵士」さんからコメントにていただきました!
生き残れなかった兵士さん!
ありがとうございます!
フロックは、再登場してから大活躍しています!
これで彼の役割は一区切り付いたように思いますが、これからもレギュラーとし活躍するのでしょうか?
あと役割があるとしたら、ヒッチにマルロの勇敢な最後を報告することかと思いますが…
フロックには、まだ要注目かもですね!
そして、今回気になったのは、リヴァイの弱まった力です。

リヴァイが死亡フラグが立った真相は?では、ケニーの死によって、リヴァイのリミッター解除が解けているのではないかと考察しました。
獣の巨人を仕留めるリヴァイからは、全くリミッター解除が解けていることを感じられませんでしたが、76話辺りから続く息切れと、今回明らかになった「弱まったリヴァイの力」からは、何かの伏線なのではないかと勘ぐってしまいます。
ただの疲労かもしれませんが、この後のリヴァイには要注目ですね!
第78話「光臨」にて、ハンジを守って死亡したのではないかと予想されていたモブリットですが、今回ハンジの回想シーンにて詳細が明らかになりました。

井戸に避難させたとは予想出来ませんでしたが、ハンジに尽くし逝ったモブリットは、最後までカッコ良かったですね!
全くモブではない、モブリット・バーナーの最後でした!
そして、エルヴィンに注射を打とうとする際に、第72話「奪還作戦の夜」でのリヴァイが扉越しにアルミンの話を聞いていた場面を思い出していました。

第72話で、この会話をリヴァイが聞いていると言う事実が、どのような意味を持つのかと思わましたが、ここでアルミンに注射を打つという要素になるという意味だったようです!
素晴らしい伏線となっていました!
そして意識を失い、眠っているエルヴィンが寝言を言う場面が登場しました。

これは、教師である父に生徒であるエルヴィンが授業中した質問であり、その後のエルヴィンの生きる道を決定付ける言葉でしょう。
この言葉は、「先生、記録にいっさい無いっていうのに、どうやって調べたんですか?」でしょうか?
このような重要なセリフを、こんな場面で寝言として言わせる諫山先生の演出が、憎らしいです!(*^^*)
そして、予想はしていましたがアルミンの巨人化展開が起きましたね!

11巻巻末ウソ予告にて巨人化していることから、アルミンの巨人化はないのではと一部では予想されていましたが、アルミンの巨人化展開が起きました!

となると今後、ミカサの腹筋巨人化、ヒストリアの翼付き巨人化が起きる可能性が、あるかもですね!(笑)
アルミンはベルトルトを捕食して巨人化能力者となりましたが、気になるのは「容姿」と「記憶の継承」です。
容姿は「超大型巨人」になるのか、「記憶」は、ベルトルトの記憶を継承しているのかです。
まず、容姿についてですが、ここで参考に出来るデーターとしては、やはりユミルのマルセル捕食@知性巨人化ですね。

ユミルはマルセルを捕食しても、無知性巨人時の容姿のままでした。
もちろんマルセルの巨人が容姿に特徴の無い「フツウノキョジン」だったのかもしれないので確定は出来ませんが、捕食した巨人の容姿の特徴を継承しない可能性が高いと思われます。
さらに気になるのは、「アルミンがベルトルトの記憶の継承をしているのか」ですね。
これはかなり気になります!
捕食した者の記憶を継承するのでは、と考えられるようになったのは、エレンがグリシャの記憶、フリーダの記憶をフラッシュバックで思い出す場面がしばしば起きているからです。
とくにグリシャの記憶を思い出し、キース教官とグリシャが知り合いだったと判明していることからも、エレンはグリシャの記憶はかなり覚えています。
しかし、それは壁ドン後の記憶だけであり、それ以前の記憶は思い出していません。
フリーダの記憶を思い出した理由は謎ですが、グリシャの記憶を思い出したのは62話でロッド・レイスとヒストリアによって背中を触れられた影響からでしょう。
この事から、アルミンがベルトルトの記憶を継承して覚えており、思い出すことはかなり厳しいのではないかと考えられます。
思い出すとしても、かなり先の展開になるのではないかと考えられます。
そして、今回とうとうエルヴィン死亡という展開となりました!

管理人アースは、グリシャの地下室まではたどり着くのでは、と予想していましたが…夢を叶えられず死亡となりました。
今後指揮を取るのはハンジとなるのでしょうが、モブリットも失っているハンジはかなり厳しい状況で重い責任を負うことになります。
今回のエルヴィンとアルミンを表すであろうタイトル「白夜」からも、アルミンの存在が大きくなるのだろうと予想されます。
もしかしたら、ハンジの補佐としてのモブリットの役割が、部分的にしろアルミンに移行するかもしれませんね。
これからのアルミンとハンジの活躍を、期待してしまいますね!
ただ、これからも今までのハンジの通り、突っ走って欲しいです!
では、83話時点で予想していた84話展開予想を、自己検証して行きます!
◆84話展開予想を、自己検証!

84話は、このように展開予想をしていました!
83話のコメントで多かったのですが、リヴァイのマリア側で展開したであろう、巨人との戦闘シーンが全く描かれておらず、ガスとブレードをどのようにして補い、シガンシナ区まで辿り着いたのかが分かっていません。
84話冒頭では、リヴァイがシガンシナ区まで辿り着いた過程が、回想シーンによって明らかになるでしょう。
81話の続きでリヴァイは、ジークを追いかけようと、向かってくる巨人を次々と倒しますが、最後のブレードがとうとうボロボロになり、替刃が尽きてしまいます。
そこで生き残りを探している新兵と会い、ブレードを譲り受けます。

さらに、もし生きているなら、ジークを追いかけている自分のところへ連れて来てくれと、僅かな希望を付け加えます。
これは、83話で到着した新兵が「やっと追いついた」という言葉と、それを受けたリヴァイの表情から予想しました。



新兵がエルヴィンを連れてきた時のリヴァイの表情が、「新兵が連れて来ているということは、その背にいるのはエルヴィンか? ダメ元で頼んだが、本当に生きているとは!」という表情に見えたのです。

その後ろには、ブレードを抜いたミカサが涙目で対峙しています。

リヴァイ
「ミカサ、お前はそれが、どういう意味なのか分かっているのか?」
ミカサ
「…」
リヴァイ
「アルミンを助けたい気持ちは分かる…俺も同じだ。」
「だが兵団、人類の未来を考えれば、団長であるエルヴィンを選ぶことが正しい選択だ。」
「それでもお前は、アルミンを助ける方を選ぶのか?」
「その為に俺に刃を向けるのか?」
「それが、お前の選択か?」
ミカサはリヴァイの言葉を黙って聞き、そのまま、動きません。
しかし、呼吸は荒く、尋常ではない汗をかいています。
二人を黙って見ているエレン。
そして、意識のないエルヴィン、アルミン、ベルトルト
そこに、ハンジ、ジャン達が合流します。
リヴァイにブレードを向けているミカサに気付き、驚くハンジ達。
しかし、瀕死のエルヴィンと、焦げミン、さらに四肢をもがれ、意識を失っているベルトルトを見て、察します。
ジャン
「それは、アルミンか?」
ジャンの質問に、固い表情で頷くエレン
ハンジ
「巨人化注射をどちらに使用するかで刃傷沙汰っていうのは、知ったら助かった方も喜ばないんじゃないかな?」
「だいたい、どちらか一人というならエルヴィンに注射を使用するのが正常な判断だろう?」
その言葉を聞いたエレンとミカサは、ビクッと震えます。
しばし、訪れる沈黙…
その時、意識を失っていたエルヴィンが、「ゲホゲホッ」っと咳をし、意識が戻ります。
ハンジ
「エルヴィン!」
「ゼェゼェ」と喘ぎながらも、話しだすエルヴィン。
エルヴィン
「注射はアルレルトに使え、リヴァイ…」
驚き、そして何かを察したような表情のリヴァイ
リヴァイ
「その指示は聞けぇねな エルヴィン…この注射の使用する判断は、俺に任されたはずだ」
少し、震えるような声で答えるリヴァイ
しかし、その後の答えも察しているかのようでもあります。
エルヴィン
「新兵達を地獄に送った時点で俺は… あの作戦に心臓を捧げた」
「さらにここで、アルレルトの命を絶ってまで生き残ったら、今も見ている心臓を捧げて散っていった部下たちに申し訳がない…」
「私の最後の命令だ 聞いてくれリヴァイ」
かなり苦しそうに話すエルヴィンは、ここで黙ります。
聞いているリヴァイの表情も苦しそうです。
しかし、諦めたように項垂れ、答えるリヴァイ
リヴァイ
「わかった…お前の判断を信じよう、エルヴィン」
その言葉を聞いて、安心した表情のエルヴィン
しかし、その後に続いた言葉は、奇策家エルヴィンらしく、驚かされるものでした。
エルヴィン
「では、直ちにアルレルトに注射を打ち、ベルトルトを捕食させろ」
「そして、グリシャ・イェガーの地下室へ向かうんだ。」
「もしかしたらそこには…今の私が助かる方法があるかもしれない」
「これが私の…今作戦 最後の賭けだ…」
そのまま血の気を失い、真っ青になった顔で意識を失うエルヴィン。
指示通りに、アルミンとベルトルトの元へ向かうリヴァイ、エレン達。
場面は、レイス家の巨人化継承の儀式のように拘束されたベルトルトと、そのすぐ横に寝かされたアルミンがいる場所に移ります。
屋根から地面に降ろされ、広いスペースにベルトルトとアルミン、その横には巨人化注射を持ったリヴァイがいます。
周りを警戒する、エレン、ミカサ、ジャン、ハンジ達。
リヴァイが巨人化注射を取り出し、アルミンの肩に刺し、84話は終わります。
このように、84話は予想します!
予想ここまで!!
■検証結果その1
⇒アルミン巨人化という展開は当たっていましたね!
ただ、エルヴィンがリヴァイを諭すのではなく、リヴァイ自身の判断で思い直すという展開は外れました。
◆「シガンシナ区決戦編」残りの展開を予想!

今年の正月に公開した記事管理人アースからの新年のご挨拶!で予想したように、83話で「このまま獣の巨人はいったん退却」という展開になるでしょう。
そして、予想通り地下室に行く展開になると思います。
シガンシナ区決戦編の展開を検証!では、シガンシナ区決戦編は「85話から88話で終わる」と予想しています。
これを踏まえ予想すると、次回84話でアルミン巨人化、そのあとプラスアルファの展開があり、85話で地下室到着、中身の判明という展開になるかなと思います。
86話では、壁内への撤退、エピソードといった感じでしょうか?
本当にシガンシナ区決戦編も佳境に入って来ましたね!
残り数話であろう、シガンシナ区決戦編の展開が楽しみです!\(^o^)/
予想ここまで!!
■検証結果その2
⇒ジーク戦士長が撤退したのかは、確認出来ませんでした。
ただ、流れから行くと、85話で地下室へという予想は当たりそうですね!
今回の予想は60点くらいでしょうか?
ハンジ達合流、アルミン巨人化という展開が当てられたのは、嬉しいです!
85話の予想も、当てたいですね!
【注目!】
→ 85話あらすじ!
→ ジーク戦士長の正体と役割や今後の展開を考察!
→ 進撃の巨人2016年考察まとめ!
→ リヴァイが死んだとの噂は弱くなったからか検証!
→ 公式ガイドブック「Answers」ネタバレ考察内容まとめ!
→ 84話ネタバレ考察!エルヴィンのうわ言を考察!
→ 84話ネタバレ考察!アルミン巨人の容姿と記憶の継承があるのかを検証!
→ 進撃の巨人ネタバレ21巻最新刊あらすじ感想と考察まとめ!
→ 83話ネタバレ考察!ユミルの手紙を考察!
→ 83話ネタバレ考察!ミカサの頭痛を検証!
→ 進撃の巨人ネタバレシガンシナ区決戦編の展開を検証!







