秦の始皇帝嬴政(えいせい)の弟である成蟜(せいきょう)。
キングダムでは信がこの成蟜の反乱から嬴政を助ける展開から始まっていますが、史実ではどうなっていたのでしょうか?
というか、嬴政の弟成蟜とは、史実に登場している人物なのか?
実在の人物であるならば、どのような人物だったのか?
さらに妻瑠衣って、どんな人なの?
さらに名場面も!
史実から検証してみましょう!
成蟜(せいきょう)プロフィール

成蟜は、秦国の第31代王・嬴政(えいせい)の異母弟として登場する重要キャラクターです。
物語序盤では王座を狙う冷酷な悪役として描かれますが、物語が進むにつれて大きな成長を見せ、政の強力な協力者へと変貌を遂げます。
| 項目 | 内容 |
| 名前 | 成蟜(せいきょう) |
| 身分 | 秦国王族・王弟(王の弟)・長安君 |
| 家族 | 父:荘襄王(子楚)、異母兄:嬴政、妻:瑠衣 |
| 年齢 | 初登場時10代前半(政と1〜2歳差程度と推測) |
| 初登場 | 1巻「王弟・成蟜の反乱」編 |
| 最期 | 35巻 屯留での戦死 |
| 声優 | 宮田幸季(みやた こうき) |
| 実写映画 | 本郷奏多(ほんごう かなた) |
成蟜(せいきょう)は死亡したのか?生存状況を解説
成蟜の死亡は確定している
成蟜は原作35巻の「屯留反乱編」で戦死しており、最新刊77巻・856話時点でも生存していません。
完全に故人として扱われており、以降は回想シーンでのみ登場します。
死亡に至る経緯
始皇8年(紀元前239年)、趙軍が旧趙領である屯留を狙って侵攻してきた際、嬴政は成蟜を「秦王の代理」として屯留防衛の総指揮官に任命しました。
しかし屯留城主代行・蒲鶮(ほかく)が裏で趙と通じており、成蟜を捕らえてその名を騙り「成蟜反乱軍」をでっち上げます。
表向きには「成蟜が再び反乱を起こした」と咸陽に伝わりましたが、嬴政は成蟜を信じており、討伐軍総大将・壁には密かに”成蟜救出”の密命を与えました。
最期の戦い
幽閉された成蟜は脱出し、妻の瑠衣を救出するため蒲鶮の私兵たちと戦います。
重傷を負いながらも蒲鶮を討ち取りますが、自身も致命傷を負いました。
駆けつけた信に対し「政を頼む」と言い残し、瑠衣には自身の一派をまとめて政を支えるよう託して息を引き取りました。
死因は蒲鶮兵との戦闘による失血死(重傷)です。
成蟜(せいきょう)の性格|悪役から名君への変貌
初期の性格:傲慢で冷酷な王弟
物語初期の成蟜は、平民や臣下を「道具」と見なし、自身の血筋のみを誇る傲慢で残忍な性格でした。
「王族以外は人間ではない」という極端な選民思想を持ち、実の兄である政をも抹殺しようとしました。
王都育ちの王子らしく極めてプライドが高く、嬴政を「趙で生まれ育った成り上がりの子」と蔑み、自分こそ真の秦王にふさわしいと信じて疑いませんでした。
自ら剣を取る度胸こそありましたが、兵や民を駒として見下す冷酷さも当初は強く表れていました。
転機:敗北と赦免
反乱に敗北し、処刑されてもおかしくない立場であったにもかかわらず、政が「弟の命」を救う決断を下します。
この恩義が、後の成蟜の心情変化と屯留での自己犠牲につながる重要な転機となりました。
政に命を救われ、さらに政が「中華統一」を掲げてあらゆる国民を戦乱から解放しようとしていることを知ることで、兄への認識が大きく変わっていきます。
後期の性格:民を守る真の王族
幽閉から解放され、政の中華統一への意志に触れることで大きな変化が生じます。
「王族とは民を率い、国を守る崇高な存在である」というノブレス・オブリージュに近い思想へと昇華させました。
兄である政を王として認め、自身はその影として支える覚悟を持つようになります。
屯留防衛戦時には、政から屯留の防衛を託された際、表には出さないものの深い感慨と責任感を抱きます。
屯留で民衆に向けた演説では、自らのかつての反乱を悔い、「今度こそ民のために戦う王弟」としての覚悟を語りました。
特に妻である瑠衣への愛情は深く、彼女を救うために命を懸ける姿は多くの読者の心を打ちました。
成蟜(せいきょう)の強さと能力
個人武力について
成蟜は信や王騎級の怪物たちに比べれば明らかに見劣りしますが、王族としての武芸は一通り修めており、自ら前線に出て剣を振るう度胸は持っています。
ただし作中で本格的な一騎討ちシーンはほぼなく、個人武力の詳細な描写は少ないです。
最期の戦いでは、重傷を負い満身創痍の状態でありながら、妻を辱めようとする蒲鶮に対し、怒りの力で壁を駆け上がり一撃で斬り伏せるシーンが描かれました。
武人ではない成蟜が見せた、愛ゆえの火事場の馬鹿力とも言える名シーンです。
指揮官としての才能
初期の王都クーデターでは竭氏や肆氏の軍事力と謀略に乗っているだけで、戦略眼そのものは未熟でした。
しかし屯留防衛戦では、短期間ながら城内勢力の掌握、民心の鼓舞、限られた戦力での持久戦といった「守備戦の総指揮」をこなすなど、王族としての統率力と決断力を見せました。
何より、兵たちが「今の成蟜様は信じられる」と感じて命を預けるほどに精神的な”核”を持つようになっており、カリスマ性という意味での”強さ”は後期にはかなり高くなっています。
戦闘スタイル
最前線で大暴れするタイプではなく、「王族として先頭に立ち、兵と民の覚悟を引き出す指揮官」タイプです。
反乱時は玉座にふんぞり返る暴君的スタイルでしたが、屯留戦では自ら前線に立ち、殿軍として命を賭して兵を逃がすなど、行動そのものが大きく変化しています。
成蟜(せいきょう)の主要キャラとの関係性
嬴政(兄)との関係
**序盤:最大の宿敵**
政を「不義の子」と侮り、自分こそ真の王と主張してクーデターを起こしました。
政に対する敵意・嫉妬・劣等感が入り混じった複雑な感情を抱いていました。
**中盤以降:政を”王”として認める弟**
敗北後に命を救われたことで、政に対する見方が根底から揺らぎます。
政が呂不韋という巨大勢力と戦いながらも「中華統一」を掲げ続ける姿に、次第に敬意を抱くようになりました。
屯留の任を与えられた時点で、内心では完全に政の王道を認めており、「兄のため」「秦のため」に命を賭ける決意を固めています。
信との関係
初遭遇時は下僕上がりの無礼な若造として徹底的に見下していました。
王都奪還戦を通じて、信が政のために命を張る姿を目の当たりにし、「兄のためにここまで戦う男がいる」という事実に衝撃を受けます。
直接の共闘シーンは少ないですが、屯留反乱後には信が「成蟜は本当に反乱したのか」を疑い、救出を願う側に回るなど、互いに対する認識は大きく変化しました。
妻・瑠衣との関係
最愛の妻である瑠衣。
彼女の前では優しい表情を見せ、反乱の汚名を着せられてもなお彼女の身を案じ続けました。
幼少期、瑠衣に「あまりいい顔ではありませんね」と言われ平手打ちをした過去がありましたが、実はその出会いの瞬間から彼女を愛していたことが最期に明かされます。
昌文君との関係
政の側近として成蟜のクーデターを止めた張本人の一人です。
当初は「危険な王族」として成蟜を厳しく見ていましたが、政と同様に彼の変化を目の当たりにし、屯留任命時には一定の信頼を寄せるようになりました。
壁との関係
王弟反乱編では敵対陣営の一員として認識されていました。
屯留反乱編では「成蟜討伐軍の総大将」として成蟜の前に立ちはだかりますが、政から密かに”成蟜救出”を託されており、表向きは敵、本音では「助けるべき王族」という二重の立場で相対しました。
竭氏・呂不韋との関係
竭氏は成蟜を王位簒奪の駒として担ぎ上げた保守派重臣で、成蟜の幼さとプライドの高さにつけ込み、クーデターを誘発させた張本人です。
呂不韋は成蟜の存在を”政と王族の分断”に利用しようとした巨大権力者でした。
成蟜が屯留で命を賭けて戦ったことは、呂不韋にとっては明確な誤算となりました。
成蟜(せいきょう)の登場年表
| 巻数 | 年代 | 主な出来事 |
| 1〜5巻 | 紀元前245年 | 王弟・成蟜の反乱編。竭氏一派に担がれクーデターを起こし王都咸陽の王宮を掌握。信・政・山の民らの反攻により敗北し捕縛・幽閉される |
| 6〜30巻台 | 紀元前244〜241年 | 背景の王族として名前が挙がる程度。呂不韋と政の政争が激化する中で「潜在的な対立軸」として存在が言及される |
| 25〜34巻 | 紀元前241年 | 合従軍編。幽閉が解かれる。政が最前線の蕞へ出陣する際、留守となる王都・咸陽の守りを託され、見事にその責務を果たす |
| 34〜35巻 | 紀元前239年 | 屯留反乱編。趙軍侵攻に対し妻・瑠衣の故郷である屯留へ出陣。蒲鶮の策略により反乱の首謀者に仕立て上げられ、民と兵を守るため殿軍として戦死 |
| 36巻以降 | 紀元前238年〜 | 回想・評価の中でのみ登場。政・昌文君・公族たちが「かつての成蟜」を語る場面などで言及される |
35巻!成蟜(せいきょう)の名場面を紹介!

瑠衣を救うための決死の戦い
34巻で屯留に赴き、謀(はかりごと)により捕らえられた成蟜の妻 瑠衣。
屯留に向かった成蟜ですが、そのまま捕まり牢に入れられてしまいます。
何とか牢から出た成蟜は、妻瑠衣を助けるため敵と戦い、重症を負いながらも瑠衣を助け出します。
そのまま共に逃げますが、自らの血の跡で敵が追ってくる事を察し「味方を連れて戻ってこい」と瑠衣を先に行かせる成蟜。
その後追ってきた敵と共倒れになったところに、信を連れてきた瑠衣が戻ってきます。
最期の告白「ずっと惚れていた」
最後に嬴政の事を想い、さらに瑠衣に「ずっと惚れていた」と告白する成蟜。

死の間際、妻・瑠衣に遺した最期の言葉「俺はお前と初めて会った時…あの時からずっと お前にほれている」。
幼少期、瑠衣に「あまりいい顔ではありませんね」と言われ平手打ちをした過去がありましたが、実はその出会いの瞬間から彼女を愛していたことが明かされました。
冷徹に見えた彼が秘めていた、純粋で深い愛情が露わになった瞬間です。
惚れていた妻 瑠衣の胸の中で微笑みを浮かべたまま、息を引き取ります。

成蟜が死亡した事で忠臣達の涙を見る信は、反乱後の成蟜が大きく変わった事を察します。
信への最期の言葉
かつて「下賤な民」と見下していた信に対し、最期に送った言葉「貴様が奴の”剣”にして”盾”であることを忘れるな」。
信の成長と、兄・政にとっての重要性を認め、「貴様が倒れるようなら嬴政は(立ち行かぬ)」と、国の未来と兄を託す信頼の証となりました。
屯留での民への演説
「私はかつて反乱を起こした愚かな王弟だ。しかし今度は違う。お前たちを守るためにこの身を賭す」
かつての暴君候補が、真に”民のために戦う王族”へと変貌したことを示す象徴的シーンです。
殿軍として最期まで戦う姿
逃げる兵や民の背を守るため、自ら殿に立ち、圧倒的な敵軍を前に一歩も退かず戦います。
「兄上の作る新しい秦を、必ず見届けろ」とでも言うかのような覚悟を示し、王族としての誇りを胸に戦死する姿が描かれました。
成蟜の名場面と言えば、この35巻の死亡シーンですよね!
もう、何度見直しても目頭が熱くなります。
この35巻の成蟜死亡シーンには、成蟜の成長、成蟜の想い、瑠衣へ継がれる意志など、本当に人の心を熱くする描写がいくつも描かれています。
名場面の多いキングダムの中でも、指折りな名場面となっています。
成蟜(せいきょう)の物語上の役割
「王の器とは何か」を示す対照役
初期の成蟜は、玉座に座ること・家柄こそが王の証と信じて疑いませんでした。
そこに「民のために中華を統一する」という明確なビジョンと覚悟を持つ政が対置されます。
結果として、成蟜は”器に足らない偽王”として敗北し、政は”真の王の器”として物語の中心に立つことになります。
「人は変わりうる」という成長テーマの体現者
命を救われた恩義、政の王道への理解、屯留での経験により、成蟜自身が最終的には”王族として恥じない死に様”を選びます。
キングダム成蟜とは嬴政の弟であり、敵役ながら最終的には人として最も成長したキャラという側面も持っています。
政陣営と公族・王族層をつなぐ「橋渡し役」
かつて政の最大の敵だった成蟜が、最期には政のために死んだという事実は、公族・王族たちの意識を大きく変えました。
これにより、政が呂不韋を失脚させ「加冠の儀」を迎えるまでの政治的基盤強化に、成蟜の存在が間接的に寄与したと読み取れます。
史実の成蟜(せいきょう)とは?
史実にも実在した人物
嬴政の弟として、成蟜は史実にも登場しています。
・紀元前242年(始皇5年)韓に赴き、桓恵王から韓の地百里を接収し、その功により長安君に封ぜられる。
・紀元前239年(始皇8年)長安君成蟜が軍を率いて趙を攻撃したとき、屯留・蒲鄗の兵卒を従えて謀反した。秦がこれを攻撃すると、成蟜は屯留で死に、軍吏はみな斬り死にし、その民は臨洮に遷された。
嬴政の異母兄弟として成蟜は史実にも登場し、韓から領地を奪取し長安君に任ぜられています。
この辺りは、キングダムには反映されていない史実ですね。
その3年後に、屯留で反乱を起こします。
これがキングダム34巻、35巻での「王弟反乱編」ですね。
史実との違い:反乱の真相
史実(『史記』など)では、紀元前239年、成蟜が軍を率いて趙を攻めた際、屯留で反乱を起こしたと記されています。
反乱は鎮圧され、成蟜は屯留で死亡(自害または戦死)しました。
史実では、彼が実際に謀反を企てた側として記録されています。
キングダムでは呂不韋の策略として描かれていますが、史実では実際に成蟜が反乱を起こしたとされています。
『キングダム』では、「史実にある反乱は実は罠だった」という独自解釈が採用されています。
呂不韋が成蟜を陥れるために謀略を巡らせた結果として描かれており、これにより成蟜は「兄のために戦った忠義の弟」として、読者の涙を誘うキャラクターへと昇華されました。
ただここで成蟜が死亡する、という展開はキングダムでも史実に沿って描かれたようです。
史実では反乱に失敗した成蟜は自死したのでは、という説が有力です。
成蟜(せいきょう)の反乱は史実なのか?
1巻から始まっている最初の反乱は史実にはなく、キングダムオリジナルな話となっています。
いっぽうで34巻と35巻の屯留での成蟜反乱は、史実として登場しています。
1度目の王都クーデター(咸陽)
物語序盤、成蟜は竭氏と手を組んで反乱を起こしました。
この反乱では王宮を占拠し、8万もの軍勢を動員していましたが、嬴政と山の民の王・楊端和の同盟、そして信たち別働隊の活躍により鎮圧されました。
反乱鎮圧後、嬴政は成蟜の命を奪わず投降を促し、クーデターの終息を宣言しています。
成蟜は昌文君、副長・壁の隊と山の民の王・楊端和との同盟によって鎮圧されました。
王都・咸陽を守る敵の軍勢は8万で、対する山の民はわずか3千という圧倒的な兵力差がありましたが、楊端和の知略により竭氏に援軍として山民族が来たと使者を送り、開門させることに成功しています。
信たち別働隊は王宮内へ突入し、待ち構えていた竭氏配下の左慈の率いる軍勢と激突しました。
左慈は自らを天下最強と称する武人でしたが、信は壁の援護を得て打ち破りました。
成蟜を護衛していた巨大な猿・ランカイは、成蟜が玉座から操っており、剣の攻撃も効かない強敵でしたが、山民族のバジオウと信たちの連携攻撃により戦意喪失させています。
逃げ出した竭氏たちの前には、王騎将軍の副官・騰が立ちふさがり、成蟜は中央広場へ逃走しました。
そこで嬴政と対峙した成蟜に対し、嬴政は命を奪わず、反乱軍には投降を促してクーデターの終息を宣言しました。
2度目の屯留での反乱(史実に基づく)
成蟜は嬴政から信頼を受け、趙軍が狙う屯留の地を守るため兵を率いて向かいました。
しかし、城主代行・蒲鶮に捕らえられ、その名を使われて反乱軍を興されるという事態に陥ります。
嬴政は成蟜反乱の報を受けても疑心暗鬼のままで、真面目な壁将軍を討伐軍の大将としながらも、成蟜救出の密命を託しました。
妻・瑠衣とは?
成蟜名場面を大きく盛り上げている妻の瑠衣ですが、史実にも登場する人物なのでしょうか?
残念ながら、瑠衣は史実では確認できずキングダムオリジナルキャラだと思われます。
ただ、秦の最後の君主である子嬰が成蟜の子である、という説があります。
ここから成蟜が結婚をし子を成していた事が察せられ、もしかしたら瑠衣のような妻がいたのかもしれないなぁ…と妄想はできますね(笑)
成蟜の声優と俳優を紹介!
アニメ担当声優は宮田幸季さん!

テレビアニメ『キングダム』シリーズにおける成蟜の声優は、宮田幸季(みやた こうき)さんです。
宮田さんは多くのアニメ作品で少年〜青年役を演じる声優であり、成蟜では傲慢で神経質、ヒステリックな若き王弟から、のちに成長し覚悟を胸に戦う王族という二面性を、声の芝居で表現しています。
| 項目 | 内容 |
| 名前 | 宮田 幸季(みやた こうき) |
| 身長 | 165cm |
| 誕生日 | 1972年10月9日 |
| 年齢 | 52才(2025年時点) |
| 血液型 | B型 |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 所属 | 81プロデュース |
宮田さんは「鬼滅の刃」で、村田さんを担当されていました!(笑)
これを発見した時は、ちょっと驚きましたよ。
キングダム成蟜と鬼滅の村田…
全く一致しない二人ですよね!
この二人の声をこなす宮田さんの演技力は、間違いないだろうと感じました!
「実写映画」成蟜役は本郷奏多さん!

実写映画『キングダム』における成蟜役は、本郷奏多(ほんごう かなた)さんが演じています。
冷酷さと気高さを併せ持つ演技が高く評価されています。
| 項目 | 内容 |
| 名前 | 本郷 奏多(ほんごう かなた) |
| 身長 | 174cm |
| 誕生日 | 1990年11月15日 |
| 年齢 | 35才(2025年時点) |
| 血液型 | O型 |
| 出身地 | 宮城県仙台市 |
| 所属 | スターダストプロモーション |
本郷さんは、「進撃の巨人」実写映画ではアルミン役を演じていましたね!
成蟜とアルミンも一致しないですが、成蟜は実際嫌なやつだと感じられた演技となっていました。
いや、ホントに原作通り嫌な本郷成蟜でしたよ(笑)
アルミン役も、どちらかと言うと女子っぽい感じでアルミンっぽくなっていました(笑)
やはり本郷さんの演技力がスゴいんだろうなぁ、と感じますよ!
成蟜(せいきょう)に関するよくある質問
成蟜は最終的に生き残りますか?
いいえ、成蟜は35巻の屯留反乱編で戦死しており、最新刊77巻時点でも故人です。
以降は回想シーンでのみ登場します。
成蟜の反乱は史実ですか?
1巻の王都クーデターはキングダムオリジナルですが、34〜35巻の屯留での反乱は史実に基づいています。
ただし史実では成蟜が実際に謀反を企てたとされていますが、キングダムでは呂不韋の策略により陥れられたという解釈になっています。
成蟜の妻・瑠衣は史実に実在しますか?
瑠衣は史実では確認できず、キングダムオリジナルキャラクターと考えられます。
ただし秦の最後の君主・子嬰が成蟜の子という説があることから、成蟜に妻がいた可能性は十分にあります。
成蟜はなぜ政を憎んでいたのですか?
成蟜は純粋な王族の血筋に強い誇りを持っており、平民出身の母を持つ政を「不義の子」として見下していました。
自分こそが真の王にふさわしいという強い自負から、政への敵意と嫉妬が生まれました。
成蟜が変わったきっかけは何ですか?
反乱に敗北後、処刑されてもおかしくない立場であったにもかかわらず政が命を救ったこと、そして政が「中華統一」を掲げて民を戦乱から解放しようとする姿を知ったことが大きな転機となりました。
成蟜の最期の言葉は何ですか?
信に対して「貴様が奴の”剣”にして”盾”であることを忘れるな」と政を託し、妻・瑠衣には「俺はお前と初めて会った時…あの時からずっと お前にほれている」と愛を告白しました。
今回は嬴政の弟成蟜を紹介しました!
原作では既に死亡していますが、アニメではまだ活躍するシーンがありますよね!
アニメで見るあの名場面…
むっちゃ楽しみですよ!\(^o^)/






