2025年9月18日発売の週刊ヤングジャンプ42号に掲載されたキングダムネタバレ850話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、趙軍が邯鄲を出発し、李牧が趙王遷を正しく導く決意を示す一方で、カイネが李牧の邯鄲での政務への不安を漏らす様子が描かれました。
秦国では新鄭前に総勢17万という圧倒的な大軍が集結し、信が飛信隊、旧韓軍、録嗚未軍を含む全軍に向けて李牧討伐と邯鄲攻略への決意を表明します。
そして最も重要な場面として、李牧がカイネを古い婚礼の式場跡に連れて行き、妻になってほしいと求婚し、カイネが感極まって李牧の胸に飛び込むという感動的な契りの場面が描かれたのです。
今回の最大のポイントとしては、李牧とカイネが正式に婚礼の儀を行い趙軍全体から祝福を受けたこと、そして秦軍の若手三大将軍である信・王賁・蒙恬が黄河のほとりで再会し、李牧討伐と六大将軍の座を賭けた決意を新たにしたことではないでしょうか。
それでは今回は、「キングダム850話ネタバレ確定!主戦力!若手三将の再会と李牧討伐への誓い」と題してお届けしていきます。
キングダム850話ネタバレ確定!
キングダム850話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム850話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム850話ネタバレ確定!李牧とカイネの婚礼と趙軍の祝福
物語は李牧とカイネが夏錘の婚礼の式場跡で正式に契りを交わした後の場面から始まります。
婚礼の儀を終えて武安に戻ってきたカイネは、顔を真っ赤に染めており、その様子は一目見ただけで何かあったと分かるほどでした。
武安で待っていた馬南慈はカイネの到着を迎えると、からかうように今までのことは全部夢だったと告げます。
この言葉を聞いたカイネは全部夢なのかと泣き出してしまいました。
しかし馬風慈が父を諫めながら、先に戻った李牧の挙動が明らかにおかしかったことからこれは夢ではないと確認させます。
馬風慈をはじめとする趙軍の将兵たちはカイネを祝福し、花びらを浴びせかけました。
カイネが今死んでもいいくらいだと感極まって漏らすと、馬風慈は雁門での過去を振り返りながら未来への約束を語ります。
馬風慈は、かつて匈奴に全てを奪われた雁門の地で李牧が赴任してきて自分たちを救ってくれたこと、カイネが誰よりも側で李牧を支え続けてきたことを述懐しました。
そして馬風慈は、今度の戦いに勝利した後には雁門中の人間を集めて改めて盛大な結婚式を開くことを約束し、そこでカイネのこれまでの苦労が報われるのだと語りかけたのです。
馬風慈は皆がカイネのことを好きだと伝え、この戦いに勝ってカイネが幸せを掴み取れるよう激励しました。
一方で、カイネに思いを寄せていた傅抵はこの祝福の輪に加わることなく、嫉妬から苛立っている様子が描かれています。
キングダム850話ネタバレ確定!黄河渡河と壮大な船団
場面は秦軍側に移り、信率いる飛信隊が北上して黄河に到着した様子が描かれます。
対岸が見えないほどの大河を前に、総勢17万の軍を渡すための大船団が用意されていました。
黄河を渡る途中、信は別の船団が玉鳳軍のものだと気づき、先に港を占拠しようと競い合ったため、黄河上は大混雑となります。
信は部下たちに玉鳳軍に負けるなと指示を飛ばし、船を飛ばすよう命じました。
港に続々と軍が上陸する中、信は川で王賁と出会い、二人は港を見下ろす崖の上で待っていた蒙恬と合流します。
こうして秦の若手三大将軍が一堂に会することとなったのです。
キングダム850話ネタバレ確定!三将の集結と李牧討伐の使命
蒙恬は二人との再会の理由について説明を始めます。
蒙恬は今回の戦いが広範囲からの総攻撃戦であり、開戦すれば最後まで会えないかもしれないと考え、この機会に二人の顔だけでなく、現在の飛信隊と玉鳳軍の姿をこの目で見ておきたかったと語りました。
蒙恬は去年の新鄭攻めで楽華軍と同様に盾となり倍以上の魏軍を止め切った玉鳳軍、そして新鄭攻略の決戦となった二つの平原の戦いで勝因となった飛信隊がどれほど成長しているのか知りたかったと述べます。
両軍の軍容を見下ろした蒙恬は、どちらも強いと評価しました。
蒙恬は心の中で、楽華軍も二人が思っている以上に強くなっていると自負していました。
続いて蒙恬は各軍の規模について説明します。
玉鳳軍が6万、楽華軍が6万、飛信隊は羌瘣軍を含めて6万、そして旧韓軍5万も飛信隊所属となっているため、飛信隊は合計11万という超大軍になったと指摘しました。
蒙恬は三人が300人将だった頃を振り返り、若武者三人が暴れ回って上層部を困惑させたことは痛快だったと懐かしみます。
しかし蒙恬は、今はもう若手の時のようなことを言っていられないと表情を引き締めました。
蒙恬は将軍になったからというだけでなく、今回は楊端和軍や閼与で復活した王翦軍という強軍も参戦していることを挙げます。
それでも蒙恬は、李牧を討つのは自分たち三人のうちの誰かだと断言しました。
蒙恬はこの中の誰かが李牧を討ってこの戦いを勝利に導くべきであり、そうしなければいけないと強い決意を語ったのです。
信はこの言葉を受けて、李牧を討った者が真っ先に六大将軍入りになると応じ、もちろん自分がそうなると宣言します。
蒙恬は三人とも主力であり、欠ければ全体が揺らぐ存在だと指摘し、武運を祈ると告げました。
蒙恬は間違っても絶対に死ぬなと念を押し、誰が李牧を討っても文句言いっこ無しだと付け加えます。
信は政が言ったように、次に三人が会うのは王都邯鄲かもしれないと語り、拳を前に出しました。
蒙恬も拳を合わせますが、王賁はこれを断ります。
信が王賁にも拳を合わせるよう促しますが、王賁は辛辣な言葉で返し、三人は大戦前にも関わらずいつものように言い争うのでした。
キングダム850話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム850話ネタバレ確定!主戦力!若手三将の再会と李牧討伐への誓い」についてお伝えしました。
第850話では、李牧とカイネが正式に婚礼の儀を行い、武安に戻ったカイネが趙軍の将兵たちから盛大な祝福を受ける様子が描かれました。
馬風慈は雁門での過去を振り返りながら、戦いに勝利した後に改めて盛大な結婚式を開くことを約束し、カイネが幸せを掴み取れるよう激励します。
一方で傅抵はこの状況に嫉妬から苛立っている様子が描かれ、今後の展開への不穏な要素となっています。
秦軍側では、信率いる飛信隊が黄河を渡河し、王賁、蒙恬との再会が実現しました。
蒙恬は三人の軍がそれぞれ超大軍に成長したことを確認し、今回の趙攻略戦において李牧を討つのは自分たち三人のうちの誰かであり、それが六大将軍への昇格につながると宣言したのです。
第850話のタイトル「主戦力」は、秦の若手三大将軍が趙攻略戦の中核を担う存在として成長したことを示しています。
李牧とカイネの婚礼という幸福な場面が描かれた一方で、史実における李牧の悲劇的な結末を知る読者にとっては、これが死亡フラグとして機能している点が印象的です。
また、信・王賁・蒙恬の三人が李牧討伐と六大将軍の座を目指すという明確な目標が示されたことで、これから始まる趙攻略戦の壮大さと、その中で繰り広げられる若手武将たちの成長物語への期待が高まる内容となりました。
趙側では李牧とカイネの個人的な幸福、秦側では若手三将の野心と決意という対照的な二つの側面が描かれた第850話は、大戦前夜の緊張感と人間ドラマの深さを印象づける回となっています。
それでは今回は「キングダム850話ネタバレ確定!主戦力!若手三将の再会と李牧討伐への誓い」と題してお届けしました。





