2025年9月4日発売の週刊ヤングジャンプ40号に掲載されたキングダムネタバレ848話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、紀元前229年の年明けを迎え、趙国の武安では李牧のもとに司馬尚を含む主要武将が集結し、趙のオールスターによる最強布陣が完成しました。
一方、秦国の咸陽では政が王翦、楊端和、信、王賁、蒙恬、録嗚未らを招集して軍議を開き、此度の趙攻略戦が最も広域に亘る戦いとなることを告げました。
政は李牧には宜安・番吾で連敗を喫し、王騎、麃公、桓騎が李牧の前に倒れたという事実を再認識させながらも、今の秦軍が歴代最強であると宣言し、李牧を討ち趙を滅ぼせと命じたのです。
今回の最大のポイントとしては、趙王遷が李牧への民衆の熱狂を目の当たりにして王としての不安を抱き、李牧に屈辱的な命令を下すも最終的には王都軍五万を預けるという矛盾した決断を下したこと、そして郭開派閥の姚賈が李牧陣営に潜伏し続けることで、史実での李牧処刑へとつながる謀略の種が撒かれたことではないでしょうか。
それでは今回は、「キングダム848話ネタバレ確定!王の姿!趙王遷の揺れる心と李牧への疑念!」と題してお届けしていきます。
キングダム848話ネタバレ確定!
キングダム848話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム848話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム848話ネタバレ確定!郭開派閥の思惑と姚賈の暗躍
物語は趙国王都邯鄲にある郭開の別邸での密談から始まります。
郭開に従う文官たちが集まり、秦との戦いについて複雑な思いを語り合っていました。
彼らは李牧に活躍されて権勢が強まることを恐れる一方で、軍が敗れて秦軍が邯鄲に押し寄せることはもっと困ると考えていたのです。
秦が韓を滅ぼしたことで、秦が本気であることは明らかであり、もし李牧が勝利して朝廷に腰を据えれば自分たちが排除されることは避けられません。
この膠着状態を打破する方策は出ず、文官たちは何か手立てはないかと頭を悩ませていました。
そこに姚賈という人物が登場します。
彼は郭開に仕えつつ、李牧陣営にも顔が利くと言われる謎の多い存在です。
文官の一人が姚賈に李牧の弱みについて尋ねると、姚賈は郭開の命を受けて李牧陣営に潜入しているものの、李牧の警戒は厳しく腹心のような深い所までは辿り着けていないと答えました。
姚賈はさらに、前王悼襄王の時は王と李牧の関係が明確に反発し合っていたためつけ込む隙があったが、現大王である幽穆王との関係は良好ではないにせよ反発し合っているわけでもないため、切り崩しは難しいと分析したのです。
郭開は姚賈の言葉に疑念を抱き、姚賈がまだ自分の犬なのかと問いかけました。
姚賈は「天地が裂けようとも私は死ぬまで郭開様の”犬”です」と忠誠を誓い、さらには命を投げ捨てて李牧の首をかき切ってくることも辞さないと述べます。
郭開は姚賈の応答に疑いを晴らし、引き続き李牧陣営に潜んで弱みを握るよう命じました。
この郭開の焦りと姚賈の暗躍は、史実で趙が謀略によって滅びる際の重要な要素であり、この回はその種が撒かれたと見なされています。
キングダム848話ネタバレ確定!趙王遷の目撃した民衆の熱狂
一方、趙王遷である幽穆王は、配下の者たちと酒池肉林の宴を楽しんでいました。
そこに李牧が邯鄲に到着するという報が届きます。
遷は形式的な挨拶に来る李牧を上から見てやろうと思いつき、久方ぶりに王宮外へ出ることにしました。
遷は黄貴橋から李牧が東門から入ってくる様子を見下ろす位置につきます。
そこで遷が目の当たりにしたのは、李牧への凄まじい民衆の熱狂でした。
民衆は李牧の名を叫び、李牧こそが趙の救いであると讃えていたのです。
この光景に遷は圧倒され、自身の頭に疑念がよぎります。
李牧こそがこの国の真の中心なのではないか、という不安が遷の心に芽生えたのです。
さらに遷の不安を掻き立てる出来事が起こります。
李牧を見に来ていた文官たちが、李牧こそが趙の救いであり朝廷のことも含めて李牧様だけが頼りだと話していました。
そして一人の文官が口にします。
「いっそ李牧様が王になられれば国は本当に安泰となるのだが」
この言葉を聞いた遷は激怒しました。
もう一人の文官が滅多なことを言うなと諫めましたが、遷は発言した文官だけでなく、諫めた者も含めて全員を城壁から落とすよう従者に命じたのです。
この粛清の様子を姚賈が目撃していました。
遷の心には李牧への疑念と恐怖、そして王としての自信のなさが入り混じった複雑な感情が渦巻いていたのです。
キングダム848話ネタバレ確定!李牧と趙王遷の緊迫した対峙
李牧は郭開らに見守られながら、趙王遷との謁見に臨みました。
李牧は形式通り出陣の挨拶を行い、謁見を終えて去ろうとします。
しかしその時、遷が李牧を呼び止めました。
遷は李牧に問いかけます。
「お前俺のことちゃんと王だと思っているよな?俺が王でお前は臣だと」
李牧がもちろんですと返すと、遷は突然屈辱的な命令を下しました。
「だったら今そこで裸になれ」「王命だ 脱げ李牧」
周囲の文官たちが驚愕する中、李牧は冷静にこの命令を拒否します。
李牧は遷に対し、しっかりしてほしいと諫め、ここは余興を興じる大王の宮殿ではないと告げたのです。
郭開に従う文官の一人が無礼だと声を上げましたが、遷は周りに黙っておれと制しました。
遷は李牧に対し、父王の時といい何故いつも王に楯突くのか、もう少し器用に立ち回れないのかと問いかけます。
李牧は楯突いているつもりはなく、ただ国のために王のためにと務めているつもりだと答えました。
遷が後者は違うだろうと反論すると、李牧は王を諫めるのは王のためであり、ただへつらうだけの佞臣こそ国家と王にとって害虫以下の害であると説いたのです。
李牧の言葉を聞いた遷は、父王が李牧を心底嫌がっていた気持ちがよく分かると笑みを浮かべました。
キングダム848話ネタバレ確定!趙王遷の核心的な告白
そして遷は李牧に向かって重要な言葉を口にします。
「・・・普通のことが簡単ではない 人間もいることを知れよ李牧」
遷は自分が生前の父王とほとんど会っておらず、王の姿を見て育っていないことを明かしました。
李牧はこの言葉に一瞬ハッとした表情を浮かべます。
しかし李牧は、前王の姿を見ずとも王の姿を学ぶことはいくらでもでき、大王さえ宜しければ秦軍を撃退した後に自分が教えることができると申し出ました。
遷はごめんだと笑みを浮かべ、李牧が自分の至高の快楽を取り上げると断ります。
それでも李牧は、戦が終わった暁にはそこも含めてお話しさせていただきたいと粘りました。
遷は敵はまた強大なのだろうと尋ね、フッと笑みを零します。
キングダム848話ネタバレ確定!趙王遷の予想外の決断
その時、遷は予想外の決断を下しました。
遷はもうよいと告げ、どうやらまだ酒が残っているようだと言いながら、李牧の言う通り余興が過ぎたと王命を撤回したのです。
そして遷は郭開に対し、李牧にさらに王都軍五万を預けるよう命じました。
これは前王が動かさなかった軍勢であり、郭開にとっては完全に想定外の事態でした。
郭開を始めとする者たちは騒然とします。
遷は李牧に告げました。
「行け李牧!お前との話はお預けだ。秦軍の悪鬼共を殲滅し再び邯鄲に凱旋せよ」
李牧はこの命令を拱手を以って受け入れたのです。
この遷の決断は、彼が郭開のような佞臣よりも、正面から意見をぶつける李牧に一定の信頼を寄せたようにも見えます。
しかし同時に、李牧が勝利すればするほど民衆の支持を集め、遷の疑念がさらに深まるという皮肉な状況を生み出しました。
謁見に参列していた姚賈の視線は、この予想外の展開を見せた遷へと注がれていました。
キングダム848話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム848話ネタバレ確定!王の姿!趙王遷の揺れる心と李牧への疑念!」についてお伝えしました。
第848話では、大規模な戦闘ではなく趙国の王都邯鄲における政治的な緊張と、李牧の置かれた危うい立場に焦点が当てられました。
郭開の別邸では、文官たちが李牧の権勢拡大を恐れつつも秦の侵攻も恐れるという複雑な思いを抱えており、三重スパイとも評される姚賈が郭開の命を受けて李牧陣営に潜伏し続けることが決まります。
趙王遷は久方ぶりに王宮外へ出て、李牧が邯鄲に入城する様子を黄貴橋から見下ろしました。
そこで遷が目撃したのは、李牧への凄まじい民衆の熱狂であり、文官が李牧様が王になられれば国は本当に安泰となるという発言をしたことで、遷の心に深い疑念が芽生えます。
遷は李牧を見に来ていた文官たちを発言を諫めた者も含めて城壁から落とすという粛清を行い、その様子を姚賈が目撃していました。
李牧との謁見では、遷は李牧に裸になれという屈辱的な命令を下しましたが、李牧は冷静にこれを諫めます。
遷は自分が生前の父王とほとんど会っておらず王の姿を見て育っていないことを明かし、普通のことが簡単ではない人間もいることを知れと李牧に告げました。
李牧が王の姿を学ぶことを申し出ても遷は断りましたが、最終的には王命を撤回し、李牧にさらに王都軍五万を預けるという予想外の決断を下したのです。
この遷の決断は、彼が郭開のような佞臣よりも正面から意見をぶつける李牧に信頼を寄せたようにも見えますが、同時に李牧の勝利が遷の疑念をさらに深めるという皮肉な状況を生み出しました。
第848話のタイトル「王の姿」は、王として育てられなかった趙王遷の苦悩と、李牧が求める理想の王の姿との対比を表しています。
史実では李牧が秦軍に倒されるのではなく、趙王朝内部の謀略によって処刑されるという結末を迎えることから、この回で描かれた郭開の焦りと姚賈の暗躍、そして趙王遷の李牧への疑念は、その悲劇的な結末へとつながる種が撒かれたと見なされており、戦場の外側にある内なる敵が李牧を追い詰める可能性が強く示唆されています。
それでは今回は「キングダム848話ネタバレ確定!王の姿!趙王遷の揺れる心と李牧への疑念!」と題してお届けしました。





