2025年発売の週刊ヤングジャンプに掲載されたキングダムネタバレ842話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、韓の滅亡という衝撃が中華全土に伝わり、各国の反応が描かれました。
蒙恬と王賁は韓陥落の急報に驚愕しつつも、王騎将軍に報告するかのように思いを馳せます。
斉王・王建は韓王の無血開城を勇気ある決断と評価し、王族にしかわからぬ重圧への深い理解を示しました。
飛信隊が新鄭に入城すると、城内には血が流れていないにもかかわらず様々な感情が入り乱れる大きな歪みが渦巻いていました。
三日間昏睡していた寧姫は目覚めた後、自決する民を目撃し、洛亜完軍が録嗚未率いる討伐軍によって全滅したことを知らされて限界を迎えます。
全部お前のせいだという声にうなされた寧姫は、憔悴しきった姿で城壁の上に立ち、自決しようとしたところに騰が現れたのです。
今回の最大のポイントとしては、寧姫が抱える罪悪感の深さと騰が語る死後の世界観、そして騰による劇的な救出と寧姫への誓いがどのように描かれるのかではないでしょうか。
それでは今回は、「キングダム842話ネタバレ確定!業の重さ!騰の救出と寧姫への誓い!」と題してお届けしていきます。
キングダム842話ネタバレ確定!
キングダム842話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム842話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム842話ネタバレ確定!騰の訪問と寧姫の問いかけ
韓の滅亡が確定した後の新鄭において、深い後悔の念に包まれた寧姫のもとに騰が姿を現しました。
騰は虚ろな表情を浮かべる寧姫に対し、昨日目覚められた後に再びお倒れになったと聞き、心配でお屋敷に伺おうと足を運んでいたと声をかけます。
寧姫は騰の存在を認識すると、少しだけ歩きながら話をしたいと申し出ました。
二人は朝市で民の姿がちらほら見える城下を歩き始めます。
歩きながら、寧姫は騰に人は死んだらどうなると思うかという問いを投げかけました。
寧姫は、死ねばただ永劫に暗闇で何もないと言う人もいれば、死後の世界があると言う人も、生まれ変わると言う人もいるが、騰将軍はどう思うかと尋ねたのです。
キングダム842話ネタバレ確定!寧姫の自責と史に類を見ない悪女
寧姫は自らの決断が韓の歴史を終わらせたことへの深い罪悪感を吐露し始めました。
**「私は韓の王室でありながら その国の歴史を自らの手で終わらせた 史に類を見ない悪女です」**と、寧姫は自らを断じます。
騰はその言葉をすぐに否定し、寧姫は大勢の民の命を救った聖君の行動ではないかと反論しました。
寧姫は騰の言葉に乗せられて韓の多くの民の命を救ったことは理解していると答えます。
しかし一方で、救った数とは比べものにならぬ程多くのこれまでの韓の人間達の犠牲をふいにしたのだと語りました。
寧姫は、韓のために命を捨ててまで次の者達に繋いでくれた人々の血と命で紡がれた大橋を、この手で叩き壊し無に帰したことの重さを訴えます。
寧姫は現在の城内の状況についても言及し、苦しみに耐えきれず自ら命を絶つ民も出ていること、洛亜完将軍とその兵達の死も全てが自分の責任だと語りました。
キングダム842話ネタバレ確定!死者に囲まれる悪夢と呪いの声
寧姫は人が死んでその後の世界がもしあるとしたら、皆に謝罪せねばならないが、謝罪などで済むわけがなく許されるわけがないと述べました。
寧姫は倒れた時からずっと同じ夢を見ていることを打ち明けます。
さっさとこっちへ来いと怒鳴られる夢であり、数えきれないほどの死者が自分を囲んで叫び、永劫に切り刻んでやると脅す夢だと涙ながらに語りました。
寧姫は、でも仕方がないと言葉を続けます。
だって自分は韓の死者達に呪われる程のことをしてしまったのだからと、精神的に完全に追い詰められた心境を吐露したのです。
寧姫の表情は虚ろで、既に生きる気力を失いかけているように見えました。
騰は寧姫の苦しみの深さを目の当たりにし、彼女が背負った業の重さを痛感します。
キングダム842話ネタバレ確定!騰が語る光の柱と死後の世界観
騰は寧姫の苦しみを受け止め、自身が数えきれぬ程多くの死を見てきて思うことを語り始めました。
騰は、人が死んだ後どうなるのかは自分にも分からないと前置きした上で、死後の世界について持論を述べます。
そこでは過ちを犯したことなど関係なく、善人も悪人も関係なく、怒りも苦しみも無論怨念もないのだと語りました。
**「人は死ぬとただただ暖かい光となり それが集まり 天まで連なる 巨大な”光の柱”となり我らを照らす」**と、騰は静かに語ります。
騰と寧姫の目には、城下から立ち昇るこの巨大な光の柱が見えました。
騰は寧姫のここまでの憔悴ぶりを見て、背負わせてしまった業の重さを測り違えたことが一生の不覚だと告白します。
騰がさらに言葉を続けようとした時、寧姫が動き出しました。
キングダム842話ネタバレ確定!寧姫の自死未遂と騰の超人的救出
寧姫は覚悟を決めた表情で騰に感謝の言葉を伝えました。
ありがとう騰将軍、恐れが消えたと述べた寧姫は、しかしやはり彼らへ詫びねばならないと続けます。
**「騰将軍どうか韓の民をお守り下さい」**と言い残し、寧姫は城壁の端から身を投げたのです。
騰はすぐさま寧姫を助けるために城壁を足場に飛び降ります。
騰が寧姫の手を掴んだ瞬間、二人は大きな音と共に地上に叩きつけられました。
この落下と着地の描写は超人的なものであり、読者からはドラゴンボールのキャラになるや今までのトップレベルのとんでも描写と評されています。
砂煙が晴れると、騰は寧姫を腕に抱え、無傷で仁王立ちしている姿が目撃され、地上の民は驚愕しました。
騰の驚異的な身体能力が改めて示された場面となったのです。
キングダム842話ネタバレ確定!騰の誓いと寧姫への一生涯の支え
意識のない寧姫に対し、騰は語りかけ始めました。
**「寧様 あなたは今 あなたを蝕む 罪悪感と共に一度死にました」**と、騰は寧姫の行為を象徴的な死として認めます。
韓の霊達に詫びねばとおっしゃるなら十分に果たしたと続けました。
しかし何度も言うが、あなたは今いる民を救ったのだと騰は強調します。
これからはその民を導くために生きて下さいと、騰は寧姫に生きることを促しました。
そして騰は、**「必要とあらばこの騰 一生涯をかけてあなた様を支えます」**と、寧姫への誓いの言葉を告げたのです。
この騰の言葉には、秦の大将軍としての政治的意志と、寧姫の業を共に背負うという個人的な感情の両方が込められていると考察されています。
騰の誓いは、降伏国の王族を見捨てないという秦の姿勢を示すと同時に、寧姫という一人の女性を救いたいという騰の真摯な想いの表れでもありました。
キングダム842話ネタバレ確定!新鄭再建の監督役と今後の展開
騰が寧姫に、今後は新鄭再建の監督役という新たな役目を託す流れが予想されています。
寧姫は史実には登場しない架空の人物である可能性が高いため、彼女の今後の展開は歴史の縛りを受けずに大胆に描かれる可能性があると指摘されています。
一方、史実では韓滅亡後に新鄭で秦への反乱が発生しており、寧姫や元韓兵による反乱の兆しが描かれる可能性も考察されていました。
第842話の続きである第843話では、騰が信や録嗚未らを集め、韓王室の処遇に関する咸陽の決定が伝えられると予想されています。
嬴政の決断により韓王室の血脈は断絶されず、公家としての地位は守られることになったと伝えられました。
騰はこの韓王室の処遇を決して変えさせぬと宣言したのです。
キングダム842話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム842話ネタバレ確定!業の重さ!騰の救出と寧姫への誓い!」についてお伝えしました。
騰は憔悴しきった寧姫を訪れ、城下を歩きながら人が死んだらどうなるかという問いを受けました。
寧姫は自らを史に類を見ない悪女と断じ、韓のために命を捨てた先人たちの犠牲を無にしたことの罪の重さを訴えます。
寧姫は倒れた時からずっと、数えきれないほどの死者に囲まれて永劫に切り刻んでやると怒鳴られる悪夢を見続けていました。
騰は人は死ぬとただただ暖かい光となり、それが集まり天まで連なる巨大な光の柱となり我らを照らすと語ります。
騰は寧姫に背負わせてしまった業の重さを測り違えたことが一生の不覚だと告白しました。
寧姫は騰に感謝を伝えた後、韓の民を守って欲しいと言い残し城壁から身を投げます。
騰はすぐさま寧姫を救出し、超人的な身体能力で地上に着地して無傷で仁王立ちする姿を見せました。
騰は意識のない寧姫に対し、あなたは罪悪感と共に一度死に韓の霊達に詫びることを果たしたと告げます。
そして騰は、必要とあらばこの騰一生涯をかけてあなた様を支えると寧姫への誓いの言葉を告げたのです。
第842話のタイトル「業の重さ」は、無血開城という決断を下した寧姫が背負う精神的重圧と、それを共に担おうとする騰の覚悟を表しています。
寧姫は今後どのような道を歩むのか、騰との関係はどう発展するのか、そして秦の天下統一への道はどう進んでいくのか。
それでは今回は「キングダム842話ネタバレ確定!業の重さ!騰の救出と寧姫への誓い!」と題してお届けしました。
