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キングダム839話ネタバレ確定!洛亜完が反逆行為で城外へ!寧姫の涙と騰の決断!

2025年発売の週刊ヤングジャンプに掲載されたキングダムネタバレ839話の確定をお届けします。

前回のキングダムでは、韓王室の降服宣言を受けて騰が張印と協力し、無血入城を進めていきました。

録嗚未軍や隆国・干央の軍も次々と入城を果たし、新鄭内の秦軍戦力は充実していきます。

しかし王宮内では夏侯龍が降服の報を拒絶して暴走し、西壁では洛亜完軍の兵たちが抗戦を求める中、洛亜完は沈黙を保ち続けました。

そして最後に洛亜完軍が騰軍の前に姿を現し、三度目の対峙となります。

今後の最大のポイントとしては、洛亜完が最終的にどのような決断を下すのか、そして無血開城が完全に実現するのかではないでしょうか。

それでは今回は、「キングダム839話ネタバレ確定!反逆行為!洛亜完の覚悟と忠義の決断!」と題してお届けしていきます。

キングダム839話ネタバレ確定!

キングダム839話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。

ここからは、キングダム839話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。

キングダム839話ネタバレ確定!新鄭城内の混乱と民衆の分断

秦軍が新鄭に入城し、韓が降服したことが城内全体に告げられました。

秦兵たちは民衆に対して武器を置いて家族の元に帰って良いと告げ、強制的に徴兵されていた少年兵たちは母親のもとへ帰ることを許されました。再会を果たした家族は涙を流して喜びます。

しかし一方で、降服の決定に激しく反発する声も上がりました。

衛底平原や東砂平原で息子や仲間を失った者たちは、降服を受け入れることができません。彼らは死ぬまで戦えと声を上げ、降服するくらいなら最初から戦わなければ良かったと訴えました。

倒れていった仲間たちの犠牲は何だったのかという怒りと無念が城内に広がり、諍いが起こり始めます。

そんな中、まだ西側で洛亜完将軍の軍が降服していないという報せが伝わりました。洛亜完軍はまだ戦おうとしているという情報に、一部の民衆は希望を見出します。

キングダム839話ネタバレ確定!洛亜完軍と秦軍の緊迫した対峙

新鄭の西門付近で、洛亜完が率いる軍勢が秦軍と対峙していました。

洛亜完軍の正面には騰軍の精鋭隊が、右には隆国と干央の軍が、左には録嗚未軍が布陣し、一触即発の状況です。

録嗚未は洛亜完軍の構成を観察し、前列は決死隊風情だが後ろには子供を含む民兵が多いと分析しました。録嗚未は、これは相当やりにくい状況だと騰に伝えます。

洛亜完軍の血気盛んな精鋭たちは、早く戦わせてくれと声を上げました。彼らは騰の姿が見えており、左右の挟撃を受けるだろうが全力で貫けば騰を討てると進言します。

緊張が高まる中、洛亜完が号令を発しようとしたその瞬間でした。

キングダム839話ネタバレ確定!寧姫の命がけの介入

洛亜完が号令をかけようとした瞬間、寧姫が単騎で両軍の正面に割って入りました。

寧姫は馬上から、韓は降服したため武器を置いて投降してほしいと訴えかけます。寧姫は洛亜完将軍に対し、もう戦う必要はないのだと必死に説得を試みました。

しかし洛亜完軍の兵士たちは、この降服を王家の暴走だと拒絶します。兵士たちは寧姫に対して、さっさとそこをどけと要求し、次第に言葉は荒くなっていきました。

兵士たちは、降服したのならもう王族でもない、ただの女だと罵り、踏みしだいて行くぞと脅しをかけます。

それでも寧姫は、**「どきません」**と強い覚悟を示しました。

寧姫は兵士たちの気持ちは痛いほど理解できると語りました。二度も平原で血を流したのに王都は無血開城などと、これまでの犠牲は何だったのかという思いは当然だと。

しかしこれが最善と決断した王家の決断である以上、従ってほしいと訴えます。

寧姫は洛亜完将軍に対し、もうこれ以上の流血は無理だと訴えかけました。子供を含んだ民兵も多く、戦いが始まれば必ず犠牲になると。そんなことはさせないでほしいと懇願したのです。

兵士たちは寧姫を殺してでも前に進もうとし、まさに衝突寸前の状況となりました。

キングダム839話ネタバレ確定!洛亜完の「反逆行為」という名の決断

兵士たちが寧姫を押し切って突撃しようとしたその時、洛亜完は総大将として待てと号令を下し、全兵を制止しました。

兵士たちは、なぜ止めるのですかと疑問を投げかけます。

洛亜完は、立て直すと告げました。洛亜完は冷静に状況を分析し、左に録嗚未、右に干央と隆国、そして正面に騰の精鋭がいる中で、左右の挟撃を受けながら騰を討つことは叶わないと語ります。

そのような状況で仕掛けるのは下策中の下策だと判断したのです。

兵士たちは失望し、ではここで投降するのかと問いかけました。そんなことをして平原で倒れていった仲間たちは喜ぶのかと。彼らの死は何だったのかと洛亜完に訴えます。

洛亜完は、投降はせぬと断言しました。

洛亜完は、南の蘭城に入りそこで軍を立て直し、改めて騰軍と戦うと宣言します。そして勝利し新鄭を奪還すると語りました。

しかし洛亜完は続けて、降服に納得がいかぬ者はついて来いと呼びかけます。そして重要な言葉を告げました。

**「但しこれは韓王家の命令に逆らう反逆行為だ。」**

洛亜完は、その禁を犯してまで降服に抗い、最後まで戦うという者達だけがついて来いと語ります。

その他の者は新鄭に残り、父母兄弟と共にこれからの運命に真っ向から挑み歩んでいけと告げました。

そして洛亜完は最後に、**「国は滅ぼうと韓の精神は不滅であることを決して忘れるな」**という言葉を残し、出るぞと号令をかけたのです。

キングダム839話ネタバレ確定!騰が見抜いた洛亜完の真意

騰は即座に洛亜完の真意を見抜きました。

騰は隆国に命じて南門を開け、洛亜完軍をそのまま城外へ通すことを許可します。

録嗚未は、こいつらを逃がして良いのか、また戦いが続くことになって面倒だと反発しましたが、騰は黙っておれ録嗚未と一喝しました。

隆国は内心で分析します。今の檄で洛亜完について行くのは血気盛んな将校とその配下達であり、決して多くはあるまいと。その残党軍で新鄭奪還など出来るはずがないと判断したのです。

騰は心の中で洛亜完の真意を理解していました。

洛亜完は立て直しなど考えておらず、降服の流れの障害となる反乱分子を全て城外に連れ出すのだと。新鄭で無益な流血も摩擦も起こさせぬために。そして当然それは今この場の寧姫を守るためでもあると。

騰は、洛亜完がそのことを十分理解していると感じ取りました。

いや、ひょっとしたらその先のこと、残党達と共に散る覚悟であることまで察しておられるやも知れぬと騰は推察します。

洛亜完は兵達や仲間の思いをくみ取って、命をかけた最期の決断を下したのです。

寧姫は、洛亜完が自分一人が悪名を背負うことで平和をもたらそうとしていることを悟り、ボロボロと涙を流しました。

洛亜完は「反逆行為」という悪名を自ら負うことで、新鄭の内部での流血を避け、寧姫を守るという忠義のかたちを示して城外へ去っていったのです。

キングダム839話ネタバレ確定!まとめ

これまで「キングダム839話ネタバレ確定!反逆行為!洛亜完の覚悟と忠義の決断!」についてお伝えしました。

新鄭城内では降服を巡って民衆が分断され、平原で倒れた者たちの犠牲は何だったのかという怒りと無念が渦巻いていました。

洛亜完軍と秦軍が対峙する中、寧姫が命がけで割って入り、もう戦う必要はないと訴えかけます。

しかし兵士たちは降服を拒絶し、寧姫を押し切って突撃しようとしました。

その時、洛亜完は「反逆行為」という名目で、降服に納得できない者たちを城外へ連れ出す決断を下します。

表向きは蘭城で立て直して新鄭奪還を目指すとしながらも、その真意は新鄭での無益な流血を避け、寧姫を守るための自己犠牲的な行動でした。

騰は洛亜完の男気を理解し、彼らを南門から通すことを許可します。

洛亜完は韓王家の命令に逆らう反逆者という悪名を自ら背負い、血気盛んな兵士たちを引き連れて城外へ去っていきました。

そして国は滅ぼうと韓の精神は不滅であることを決して忘れるなという言葉を残して。

寧姫は涙を流し、騰は洛亜完が残党達と共に散る覚悟まで察しているのではないかと推察しました。

洛亜完の命をかけた最期の決断により、新鄭の無血開城は一歩前進しましたが、彼とその部下たちの運命はまだ定まっていません。

洛亜完がこの先どのような最期を迎えるのか、そして韓の精神は本当に不滅となるのか。

それでは今回は「キングダム839話ネタバレ確定!反逆行為!洛亜完の覚悟と忠義の決断!」と題してお届けしました。

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