2025年発売の週刊ヤングジャンプに掲載されたキングダムネタバレ836話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、韓王が自身をふつうの人だと告白し、降伏すれば百七十年の韓の歴史を自ら閉じることになり、かと言って秦王のように民を犠牲にする決断もできないと涙を流しました。
寧姫が何かを決意しようとした瞬間、秦軍が新鄭に到着したことを告げる鐘が鳴り響き、韓の存亡をかけた新鄭攻防戦がついに始まろうとしています。
今後の最大のポイントとしては、寧姫がどのような行動に出るのか、そして騰が待ち望む無血開城は実現するのかではないでしょうか。
それでは今回は、「キングダム836話ネタバレ確定!寧姫の決断と東龍の塔へ!騰が待つ無血開城の行方!」と題してお届けしていきます。
キングダム836話ネタバレ確定!
キングダム836話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム836話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
新鄭を包囲する秦の大軍
秦軍の襲来を告げる鐘が鳴り響き、新鄭は緊迫した空気に包まれました。
城壁の上から見渡す限り秦の大軍が新鄭を包囲しており、韓の守備兵たちはその圧倒的な数に戦々恐々としています。
強制徴兵された民兵の中には、戦争が始まることへの不安から泣き言を漏らす者もいました。韓の兵士には一般人や五歳以上の少年兵が多く含まれており、彼らの恐怖は計り知れないものがあります。
正規軍の兵士でさえも、城壁の上から秦軍の数を目の当たりにして言葉を失う状況でした。
夏侯龍の監視体制と朝廷の混乱
韓の朝廷は、徹底抗戦を主張する治安維持軍の長である夏侯龍によって支配されています。
文官たちが韓王に対し、玉座に戻るよう急かす中、夏侯龍は前線ではなく本営である朝廷にいることを選びました。
夏侯龍は、新鄭が一丸となって秦軍と戦えるよう城内を制御することが今の自分の役割であり、反逆行為が起きないか監視する必要があると主張しています。
この発言は、夏侯龍が王族や貴族の動きを常に警戒していることを示すものでした。
韓王の密かな準備と寧姫への託し
別邸で韓王は寧姫に、驚くべき事実を明かしました。
韓王は戦うべきか無血開城すべきかで深く悩みながらも、密かに無血開城のための準備をしていたのです。
王都の西壁にある王家専用の門は、今も韓王直下の配下によって強く掌握されており、夏侯龍の目が届いていないエリアだと説明しました。
さらに韓王は、王族しか入れない東龍の塔の鐘を鳴らせば城門を開く段取りも施してあると語ります。
この門を開き騰軍を入城させ、夏侯龍らが騒ぐ前に強引に降服宣言をし、騰軍に新鄭全体を統御してもらう以外に民を守る手はないと韓王は考えていました。
しかし韓王は、今の朝廷で降服を持ち出せば命を奪われる可能性が高いこと、そして本当に韓の歴史を閉じてしまうことが正しいのかという迷いの方が大きいと告白します。
韓王は**「儂には出来ぬが準備はしてある」**と、この重大な役目を娘である寧姫に託しました。
寧姫の決意と王族の役目
韓王の告白を聞いた寧姫は、自分も正解が分からないと認めながらも、ある重要な考えに至ります。
寧姫は、開戦して殺し合いが始まってから門を開いても、侵入した秦兵は戦いを止めず城内は血の海になるかもしれないと指摘しました。
そしてそこには子供達の血まで流れることになると語ります。
寧姫は**「民の命を守るのが王族の役目」**であり、それが出来るのは王族しかいないという信念を固め、自らが鐘を鳴らすことを決断しました。
韓王が文官に支えられ本殿に戻される際、寧姫は別に行く場所があると告げ、東龍の塔へ向けて走り出します。
夏侯龍の追及と寧姫の切迫
本殿に戻った夏侯龍は、寧姫の不在にすぐに気づき、声を荒げて韓王に尋問しました。
寧姫は東龍の塔へ向かう途中で、兵士の格好をした遠縁の王族である謙周と謙布に出会います。
彼女は彼らに武器を捨てて投降するよう説得しましたが、彼らは父と母を守るために戦わねばならないと応じました。
寧姫は彼らが殺される悪夢のような光景を幻視し、正直何が正しいか自分にも分からないと心の中で葛藤します。
しかし寧姫は、追手が迫る中、涙を流しながら**「とにかく…今は…”東龍の塔”へ…」**と走り続けました。
秦軍の配置と信の高揚
秦軍は新鄭の包囲を完了し、開戦を待っています。
信と飛信隊は西門に配置され、信は**「いよいよ一個目の王都だ!」**とやる気に満ちていました。
飛信隊は井闌車を持たず、貂が用意した多数の長梯子で戦う方針です。
一方、録嗚未軍は以前新鄭を訪れた経験から城壁のサイズを把握し、攻略のために巨大な井闌車を二台用意しています。
録嗚未は、偽情報に惑わされず正確な準備ができたことを誇らしげに語り、配下の兵士たちは巨大な井闌車を見て勝利を確信していました。
騰が待つ寧姫の応え
しかし騰は、開戦の号令を出さずに静かに新鄭に目を向けていました。
録嗚未らは騰の号令がないことに焦り、伝令を走らせています。
騰は、寧姫からの応えを待っていたのです。
騰は無血開城の可能性を部下の録嗚未や信にさえ伏せており、韓側に準備を悟られないようにする情報封鎖作戦をとっている可能性があります。
騰は**「私の言葉にどうかお応え下さい…どうか寧姫…」**と、寧姫の決断に希望を託していました。
キングダム836話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム836話ネタバレ確定!寧姫の決断と東龍の塔へ!騰が待つ無血開城の行方!」についてお伝えしました。
秦軍が新鄭を包囲し、韓の守備兵たちは圧倒的な数に恐怖を感じています。
韓王は密かに無血開城の準備をしており、西壁の王族専用の門と東龍の塔の鐘による開門の段取りを寧姫に明かしました。
寧姫は民の命を守るのが王族の役目だという信念を固め、自らが鐘を鳴らすことを決断します。
夏侯龍が寧姫の不在に気づき追手が迫る中、寧姫は涙を流しながら東龍の塔へ向かって走り続けました。
秦軍は開戦準備を完了していますが、騰は開戦の号令を出さず、寧姫からの応えを静かに待っています。
民を救うための寧姫の決断と、それを信じて待つ騰の思いが交錯する中、新鄭の運命は大きな転換点を迎えようとしています。
なお次号は休載となります。
それでは今回は「キングダム836話ネタバレ確定!寧姫の決断と東龍の塔へ!騰が待つ無血開城の行方!」と題してお届けしました。





