2025年5月8日(木)発売の週刊ヤングジャンプ23号に掲載されたキングダムネタバレ835話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、夏侯龍が韓王に対して秦王が蕞で行ったような国民総決起の檻を要求しました。
新鄭では強制徴兵された民兵たちが恐怖に怯え、治安維持軍による強制的な士気高揚が行われています。
韓魏国境の洛紫では玉鳳軍五万が魏軍九万と激突し、王賁は一人の魏兵も通さないと決意を固めました。
韓趙国境の黄都では楽華軍五万が趙軍八万超と交戦し、蒙恬は趙兵を黄河へ近付けないと決意を露にしています。
今後の最大のポイントとしては、韓王が夏侯龍の要求にどう応えるのか、そして寧姫がどのような決断を下すのかではないでしょうか。
それでは今回は、「キングダム835話ネタバレ確定!韓王の告白と決断できない苦悩!秦軍ついに新鄭到着!」と題してお届けしていきます。
キングダム835話ネタバレ確定!
キングダム835話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム835話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
韓王の場違いな休憩宣言
韓の朝廷では混乱が広がる中、治安維持軍長官の夏侯龍が韓王に対し秦王のように民を鼓舞する大いなる檻を飛ばすよう要請しました。
これに対し韓王は、敵が中道にいるため新鄭に到着するまでにまだ時間があるとして、しばし考えるから**「皆 休憩に入るがよい」**と場違いな発言を残し、玉座を離れて別邸へと退席します。
この判断は場に大きな戸惑いと混乱を残しました。
夏侯龍は韓王が心労で動転していると感じ、寧姫に父王の心を鎮めて本殿に戻るよう説得してほしいと依頼しました。
寧姫と洛亜完の遭遇と王族の処刑
別邸へ向かう途中、寧姫は帰還していた洛亜完とその従者であるヨコヨコと遭遇します。
寧姫が近づくと、その傍らには斬首された王族たちの首が並べられていました。
洛亜完はこれが夏侯龍の仕業であることを明かし、斬首された者たちは最悪の展開を想定して秦への降伏の段取りを議論していたために国家反逆に当たるとされ、見せしめとして処刑されたのだと説明しました。
寧姫は王族の首があることに動揺し、張宰相が夏侯龍に強権を与えてしまった判断を批判します。
洛亜完とヨコヨコも、治安維持軍が城内で政治側とも繋がり影の仕事も請け負う陰鬱な軍であり、急に力を与えられるとロクなことをしないと指摘しました。
洛亜完の謝罪と兵士たちの思い
洛亜完は五歳以上の強制徴兵が大いなる誤りであり、開戦すれば新鄭は惨劇の城として歴史に名を刻むと述べます。
彼は自分が騰軍に敗れたために新鄭が追い詰められたとして、責任は全て自分にあると謝罪しました。
しかし寧姫は、洛亜完の謝罪を受け入れる前に、国のために命を懸けて戦ってくれたことに感謝を伝えます。
寧姫は洛亜完に、もし韓が滅んだら英呈平原や東砂平原での犠牲は全て無駄になってしまうのかを問いました。
さらに、死んでいった兵たちは国を守るために戦ったのか、それとも**「韓の民を守るために戦い死んでいったと思いますか」**と問いかけます。
洛亜完は兵たちは両方の心を以て戦ったと思うが、死の際には家族を守るための思いが重かったのではないかと答えました。
洛亜完は寧姫の言葉に同意しつつも、自分の役割は秦軍を跳ね返すための準備を全うすることだと述べ、寧姫にも自身の考える役割を全うして下さいと、彼女の決断を託すように言い残してその場を去りました。
韓王の告白とふつうの人
寧姫は別邸で韓王と対面します。
韓王は自身が王として恥ずかしいことに**「ふつうの人」**だと告白しました。
彼は王位や権力に興味がなく、ただ普通に生きて結婚し子供を育てて過ごしたかったのだと内面を吐露します。
韓王は本当はふつうの職につきふつうの女と結婚し子を作りふつうの家庭を持ち、ふつうに生きてふつうに死ぬことを望む、ごくごくふつうの人なのだと語りました。
しかし何を間違ったか最も難しい時代の韓の王家に生まれ、そして今最悪の刻に玉座についていると嘆きます。
韓王は天を恨まぬ日はないと述べ、そんな自分にお前達はどうしろと言うのかと苦しみを吐露しました。
無血開城の事実と降伏のジレンマ
韓王は寧姫が英呈平原で騰と密会し無血開城をもちかけられた事実をすでに知っていたことを明かします。
彼は一応大王だから情報源は無数に持つと述べ、騰の考えが正しいと認めました。
韓王は秦が本気で韓滅亡に動いたのなら今の自分達にそれを止めることは出来ないと断言します。
情報と策略で生き永らえてきたこの国だからこそもう見えており、遅かれ早かれ新鄭は陥落し韓が滅ぶとするならそれは兵をどこまで、民をどこまで死なせるかという問題だと語りました。
韓王は本当に民のことを思うのならば今すぐにでも降服をすべきだと考えながらも、それは韓の歴史を自ら閉じる行為だと葛藤します。
百七十年も先人達が命懸けで守り繋いできたこの国の歴史を終わらせることは、これまでの韓人達の思いや大いなる犠牲を踏みにじる行為だと述べました。
韓王はそんな度胸は自分にはないと告白します。
秦王との比較と何もできない苦悩
韓王はかと言って秦王のようにもなれぬと語りました。
かつて秦王は軍のいない蕞にて演説し一般市民を兵士化し、そして何とその半分を死なせたことを挙げます。
韓王は**「なぜそんなことが出来る!それでも人の子か!」**と叫び、自分にはとてもそんな真似はできないと吐露しました。
しかしそのおかげで秦は滅びなかったと認め、そしてそれを出来ぬ自分が王の韓は滅びると述べます。
韓王はどうにかしろと毎晩恐ろしい悪夢を見るが、自分は何も出来ず震えていると語りました。
結局自分はいつも通り口を閉ざし、新鄭が火の海となり大勢が死んで**「どうかもう降服して下さい大王様と皆から頼まれるまで 儂は何も出来ぬのだきっと」**と涙を流し、器を割って崩れ落ちました。
秦軍の到着
韓王の苦悩と涙を見た寧姫は、何かを決意したように**「ならば――」**と口にしようとします。
しかしその言葉が続く前に、秦軍が新鄭に到着したことを告げる大きな鐘の音が鳴り響き、場面は切り替わりました。
王都の守備兵の目には迫りくる秦の軍勢が映っていました。
この秦軍到着の報せにより、韓王と寧姫が下すことになる降伏か玉砕かの決断の猶予が奪われることとなりました。
キングダム835話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム835話ネタバレ確定!韓王の告白と決断できない苦悩!秦軍ついに新鄭到着!」についてお伝えしました。
韓王は夏侯龍の檻要求に対し場違いな休憩宣言をして別邸へ退席し、寧姫が説得に向かいました。
洛亜完は夏侯龍による王族処刑の事実を明かし、五歳児徴兵の誤りを認めながらも自身の役割を全うすると決意します。
韓王は自身がふつうの人であることを告白し、降伏すべきか徹底抗戦すべきか決断できない苦悩を吐露しました。
百七十年の韓の歴史を自ら閉じる度胸もなく、秦王のように民を犠牲にする決断もできないと涙を流します。
寧姫が何かを決意しようとした瞬間、秦軍が新鄭に到着したことを告げる鐘が鳴り響きました。
韓の存亡をかけた新鄭攻防戦がついに始まり、次回の展開に大きな期待が高まります。
それでは今回は「キングダム835話ネタバレ確定!韓王の告白と決断できない苦悩!秦軍ついに新鄭到着!」と題してお届けしました。





