2025年4月17日(木)発売の週刊ヤングジャンプ20号に掲載されたキングダムネタバレ833話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、東砂平原での激戦が描かれていました。
羌瘣が旗をマントのように羽織り隊の前に出る→士気が爆発的に上昇し、沛曇軍の第一陣を粉砕
羌瘣と羌礼が再突入→沛曇将軍の首を討ち取る大戦果
騰軍が温存していた主力を第二波として投入→眉景将軍を討ち取る
洛亜完軍→兵の半数近くを失い将校も多数討たれ、新鄭への退却を余儀なくされる
新鄭の朝廷→大敗の報を受けて張宰相が冷や汗をかき、文官たちは取り乱す
王族たち→太座伯は魏の弁陽への逃亡計画を告げ、別の王族も楚に行くと言い出す
文官たち→和睦交渉に希望を繋ごうとするが、張宰相は「秦は韓を滅ぼすために戦争を始めた」と否定
寧姫→一丸となって戦い抜くべきだと訴えるが、城内で暴動が起きているという急報が届く
今後の最大のポイントとしては、張宰相と治安維持軍がどこまで新鄭を統制できるのかではないでしょうか。
もう一つは帰還した洛亜完が寧姫派につくのか、それとも張宰相派につくのかです。
果たして、このまま韓は内部崩壊していくのか。
それでは今回は、「キングダム833話ネタバレ確定!恐怖政治と強制徴兵令!崩壊する新鄭と洛亜完の帰還」と題してお届けしていきます。
キングダム833話ネタバレ確定!
キングダム833話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム833話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム833話ネタバレ確定!寧姫を襲う悪夢
物語は寧姫の悪夢から始まります。
夢の中で新鄭は秦軍に急襲され、城門が破られて街には火の手が上がっていました。
侍女たちが避難を促す中、秦兵は「最後まで抵抗するからこうなるのだ!」と叫びながら、女子供を含む一般人や王族を容赦なく虐殺していきます。
混乱の中、寧姫は死んでいく韓の民から激しい非難の声を浴びせられました。
民衆は**「お前のせいだ、お前のせいだ」**と繰り返し責め立てます。
これは騰から提案された無血開城を寧姫が取らなかったことへの後悔が具現化したものでした。
寧姫は涙を流しながら「夢・・・何て夢・・・」と呟き、それが夢だったことに安堵します。
キングダム833話ネタバレ確定!密かに発令された第一級非常事態宣言
寧姫が目覚めた直後、侍女から緊急の連絡が入りました。
侍女は「先程 密かに朝廷が開かれ・・・」「**第一級・・・非常事態宣言が発令された**と」報告します。
寧姫は急いで朝廷へ向かうと、治安維持軍の武装兵がずらりと並び、王族や主だった者たちを取り囲んでいました。
寧姫は朝廷に兵士を土足で入れるなど前代未聞だと強く抗議します。
張宰相は「第一非常時下では 治安維持軍には特別権限が与えられます」と説明し、「その権限の及びはこの朝廷をも収めます」と述べました。
反対派の文官や王族は「汚いぞ宰相貴様」「我らが 居ぬ間 ・・・ に第一級を発令させるなど・・・」と張宰相を批判します。
文官たちはやり直しを訴えますが、張宰相は「今はそのような**不毛な刻を 費やす余裕はありませぬ**」と一蹴しました。
その直後、反対意見を述べた文官が憲兵に取り押さえられ、場の空気が一変します。
キングダム833話ネタバレ確定!夏侯龍による衝撃の強制徴兵令
張宰相に促され、治安維持軍のトップである夏侯龍が口を開きました。
夏侯龍は「城内の **五歳以上の住民全て** ・・・・・・・・・ に **”強制徴兵令”** を出し」「ここ新鄭を軍兵と **民兵** ・・ で満たし」「**総力をもって秦軍と相対すべき**かと考えます」と提案します。
寧姫は「**大反対です**」と強く述べ、「軍が敗れる相手に住民達が子供達が戦っても **無駄死にするだけだ**」と主張しました。
しかし夏侯龍は、「それは無駄死にではなく **国家への美しい献身奉仕**であり」と反論します。
キングダム833話ネタバレ確定!民を守るか国を守るか
夏侯龍は極端な国家主義的論理を展開し始めました。
夏侯龍は「**民を守るか国を守るか** これは似ているようで全くの **真逆** ・・ !」と宣言します。
夏侯龍はさらに、「**民は秦でも生まれてきますが 国はそうではありませぬ**」と述べ、「この争乱の世で百七十年続いてきた この韓を守るため、先人達がそうしてきたよう 命を散らして戦うのです」と主張しました。
寧姫は「だとしたら抗えぬ敵に対しては 全国民が・・・**全滅**するまで戦うことになりますよ」と指摘します。
夏侯龍は「万が一にも有り得ませんが もし仮に敵に抗えず全滅したとしても 滅びの道としてはそれが**”是”**であると」述べました。
寧姫は追い詰められ、「そうなる前 ・・・・・ に当然韓は**降服**します」と発言してしまいます。
キングダム833話ネタバレ確定!降伏発言と国家反逆罪の脅迫
寧姫の降伏発言に対し、夏侯龍は「**降服!?**」と皆がたじろぐほどの声量で叫びました。
夏侯龍は「今のは**聞かなかったこと**に致します」と静かに告げます。
夏侯龍は「今この非常時に”降服”の言葉を発するなど **”国家反逆罪”で獄に繋ぐ程の重罪です**」と寧姫を脅迫しました。
この発言により、寧姫は完全に言論を封じられ、朝廷内で孤立した状況に追い込まれます。
キングダム833話ネタバレ確定!治安維持軍による残虐行為
その時、治安維持軍の残虐行為についての急報が届きました。
伝令は、「暴動を押さえた治安維持軍が 各所で暴動に関わった住民の多くを**斬首**し **首をさらし、死体を焼いている**と」報告します。
朝廷内の者たちはこの報告に衝撃を受けますが、夏侯龍は「特に騒ぐことではありませぬ」と冷静に述べ、「これ以上暴徒を出さぬよう **最善の手** ・・・・ を取っただけです」と説明しました。
夏侯龍は「今 脱出という形で敵前逃亡を企てる者も 韓が敗れると吹聴する者も国家反逆 大反逆です」と宣言します。
さらに夏侯龍は、「無論それは朝廷におられる **皆々様も 例外ではありません** ・・・・・・・・・ 」と朝廷の者たちを脅迫しました。
張宰相は大王に対し「どうか大王様 **徴兵令の発令を!**」と進言します。
キングダム833話ネタバレ確定!住民代表者たちの必死の懇願
寧姫は朝廷を後にし、住民代表者たちのもとへ向かいました。
代表者たちはすでに徴兵令のことを知っており、口々にどうなっているのかと寧姫に詰め寄ります。
住民たちは「憲兵が怖くてたまらない」と訴え、6歳や8歳の孫など「子供たちを戦場に出させないでほしい」と必死に懇願しました。
しかし寧姫は、正論が全く通じず権力も持たない自分には何もできないことに直面します。
寧姫は住民たちの必死な形相を見つめながら、それが悪夢で見た亡者の群れのように感じてしまいました。
寧姫は何も答えることができず、ただ「**ごめんなさい**」と謝るばかりでした。
あまりの精神的・肉体的疲弊と絶望のあまり、寧姫はその場で膝をつき崩れ落ちてしまいます。
キングダム833話ネタバレ確定!洛亜完軍の帰還
寧姫が崩れ落ちたその時、大きな鐘の音が鳴り響きました。
伝令が飛び込んできて、「**洛亜完軍が帰還してきました**と」報告します。
東砂平原で秦軍に大敗を喫していた洛亜完将軍の軍が、ついに新鄭に戻ってきたのです。
この知らせをもって第833話は終了します。
キングダム833話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム833話ネタバレ確定!恐怖政治と強制徴兵令!崩壊する新鄭と洛亜完の帰還」についてお伝えしました。
ついに、張宰相と夏侯龍による軍事独裁体制が明らかとなりました。
寧姫は悪夢から目覚めると、自分を除いて密かに第一級非常事態宣言が発令されたことを知り、朝廷へ急ぎます。
夏侯龍は五歳以上の住民全てに強制徴兵令を出すべきだと提案し、寧姫は大反対しましたが、夏侯龍は「国家への美しい献身奉仕」だと反論しました。
夏侯龍は「民を守るか国を守るか」は真逆であり、「民は秦でも生まれてくるが国はそうではない」という極端な国家主義的論理を展開します。
寧姫が降伏に言及すると、夏侯龍は「降服!?」と叫び、「国家反逆罪で獄に繋ぐ程の重罪です」と脅迫し、寧姫の言論を完全に封じました。
治安維持軍はすでに暴動鎮圧として住民を斬首し首をさらすという残虐行為を行っており、夏侯龍は「朝廷におられる皆々様も例外ではありません」と恐怖政治を宣言します。
寧姫は住民代表者たちから子供を戦場に出させないでほしいと懇願されますが、何もできない自分に絶望し、「ごめんなさい」と謝りながらその場で崩れ落ちてしまいました。
その時、「洛亜完軍が帰還してきました」という知らせが届き、第833話は終了します。
ここで洛亜完は寧姫の無血開城派につくのか?
それとも張宰相の徹底抗戦派につくのか?
さらに寧姫は権力も持たず孤立した状況の中で、韓の民を守ることができるのか?
それでは今回は「キングダム833話ネタバレ確定!恐怖政治と強制徴兵令!崩壊する新鄭と洛亜完の帰還」と題してお届けしました。





